Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
はや半年

あっという間に一年の半分が終わってしまったような気がする。
息子はまもなく7か月になり、娘は来月で3歳になる。

同時に私達も歳を取る。今は時間の経つのがとにかく早い。
昨日の話ではないが、10数年前の思い出のように、楽しい記憶こそ脳裏に焼き付けておきたいと思う次第。人間、嫌な事ほどいつまでも覚えているもので…。

そのためのブログであり、些細な出来事でも記録として残すことで、読み返さなくても大体は頭の何処かに刻まれると思う。(肉と鉄道ばっかりという懸念もあるが;)

今のところ、未来に漠然とした不安はあるものの、お陰様で気楽に過ごしている。しかし人生、いざ隘路に迷い込んだとき、冷静に更新出来るのだろうか?甚だ疑問。

さておき、ブログ上の記録は喜怒哀楽のうち「喜楽」70%くらいでよいかと思う。不満だらけのブログでは本人は勿論、少数でも御覧頂いている方にも悪い。かといって無理するのも良くない。

学生時代、日記をつけていた。辛い事もあったが、あまり書きたくないので少しでも前向きになろうと、楽しいネタを探しているうちに忘れて気分が晴れたこともある。(それでも暗い人間;)

記録媒体はアナログからITになった今日だが、かつて日々の再来のような気がしなくもない。

キャパシティが狭いためか同じ事を何回も書く癖があるようです。
時々偏見もあります。「それはアカンぞ!」という内容がありましたら、どうか遠慮なくご指摘、ご注意ください。

我が家の気楽な日々にお付き合い頂いている皆様、改めて御礼申し上げます。m(_ _)m

引き続き“雑感”をよろしくお願いします。

追伸:神戸市長田区・鉄道模型のある喫茶店「Caffe TRENO」のサイトが下記のとおりオープンいたしました。(宣伝です)

http://hwsa6.gyao.ne.jp/ct1/index.html

| Rail&Hand | - | 21:19 | - | - |
伝説の6月・1993〜PART3
1993年6月。
旅の疲れも覚めやらぬ翌週18日金曜の夜。いつものように「部会」を終えた後、TさんとOさんが何やら話している。

「今からいきなり出かけるってのも、たまにはいいもんだね〜」

「じゃあ行きましょうか。明日空いてるか?1年生は強制参加や。帰って風呂入ってこい」

なんとも強引なOさん。新潟で無茶する大阪人。
という訳で23時頃、7名が集まった。Tさんのシャレードと、OさんのカリーナEDが現れる。EDもまた絶販車。Oさんはクーペタイプの車が好きだが、みんなで出かけることを考慮してやむを得ずEDを選んだとか。それにしても窮屈な車内。

行先は富山。新潟から片道250km。学生なのでもちろん深夜の国道8号をひた走る。
当時は携帯電話やナビなど無く、数台連なってドライブする時など、はぐれる可能性があった。そこで「何時頃に○○駅前で休憩」と予め打ち合わせておくのが通例だった。列車を見ながら休憩し、ドライバー以外の者を数駅間、普通列車に乗せたりして遊んだものだ。
Tさんのすぐ下の後輩がOさんで、この2人は実に息のあった走り方をする。そんな姿から“ミラクルボーイズ”等と茶化すようになった。
そういえばどちらも同じユキヒロさんだった。

「同じ名前なんですね」
「あの人と一緒にすんな!」

日付が変わった頃、北陸線の旧線トンネルを見物したりする。
「みんなで記念撮影したら1人多かったりして。手足を振って画面から消さなきゃ」
相変わらずのTさん。
いよいよ親不知、県境を越える。激しいカーブとアップダウン。トラックに伍してEDは駆け抜ける。3時半、この時期は夜明けが近いのかうっすらと波のシルエットが見えた。


目覚めると富山県高岡市だった。雨晴海岸へ行く。

7時頃だったか、氷見線の列車がやってきた。高岡色の気動車編成。キハ58・28だが、よく見ると中間2両は客車のオハ12系。客車の両端を気動車で挟んで運行している。キサハ34という珍車。何とも非力な編成。短距離の氷見線だから問題ないのだろう。
(キサハは現在廃車。氷見線は通常の気動車が運転されている)

加越能鉄道(高岡の路面電車)の終点、越ノ潟駅へ行く。ここには渡船もある。
ドライバーが休憩している間、我々は路面電車に乗車した。(写真が無い;眠くて撮影どころではなかったのか?)
脱線しそうな揺れの路面電車、貨物線との平面交差もある。と、思えば「高岡大仏」もある。剃り込み入りのヤンキーもいる。一応駅前に「地下街」もあった。ほとんど地下道に近いが、新潟市の「西堀ローサ」は“日本海側初の地下街”と謳っているが、高岡のほうが先になる?(というより比較基準が“日本海側”というほうが・・)
初めて訪れた高岡市はなかなかコアな街だった。

後の記憶は曖昧で、庄川峡温泉でひと風呂浴びてから帰った。結局日付が変わる前になってしまったと思う。EDの車内では当時流行っていた「森高千里」の曲がずっと流れており、なぜか印象に残っている。
その後、このような強行軍に愉しみを覚えるようになったのは言うまでもない。

誰しも初めての新鮮な体験は、強烈な記憶となって残る。
昔のことよく覚えてるな〜と言われることがあるが、それは五感をもって皆と笑い転げたからに他ならない。

ところが最近の出来事はさっぱりで・・・「あんな稟議書回したっけ?」

伝説の6月〜1993〜Fin.
| Rail&Hand | - | 20:45 | - | - |
伝説の6月・1993〜PART2
1993年6月。
さて、2週目(6/12、13)は新入生歓迎合宿。「合宿」だからみんなで行くの
かと思いきや、○時○○分に目的地に着く列車に乗ってくださいという、「集合列車」制度。
したがって現地集合、解散なのでルートは自由。個人尊重の鉄研ならでは。
今回は会津鉄道・湯野上温泉が宿泊場所。

私は新潟〜坂町〜米沢〜福島〜郡山〜会津若松〜小出〜長岡〜東三条〜吉田〜新潟という1周乗車券を準備した。
初めての米坂線。快速「べにばな」2号で米沢を目指す。キハ58+28の2両編成で羽越線を飛ばす。意外にも満席だった。山形新幹線開通で急行から快速に格下げされたんだったか。

米坂線に入ると途端に速度が落ちるが、残雪と新緑が見事。蒸気機関車9600が活躍した路線で、険しい山岳風景に運転のの苦労を偲ぶ。小国の手前、玉川口(現在は廃駅)から山形県。山形初上陸だ。


米沢の盆地に下り、少し時間があるので今泉で途中下車。ここは山形鉄道・長井線の連絡駅。のどかな風景に心和む。


米沢で牛肉弁当を購入して、山形新幹線「つばさ」に初乗車。福島までの約30分間。この区間だけ列車本数が極端に少ないので「つばさ」を体験。
前年開通したばかりの初のミニ新幹線。真新しい400系がやってきた。自由席に着席できるか心配したものの事なきを得た。早速弁当を開く。
福島までの区間は板谷峠。新幹線区間の4分の1程度の速度で走る。さすがの400系新幹線も急カーブの峠道には叶わない。
福島の街が近づくと、高速道路のインターのような高架を駆け上がって東北新幹線ホームに入った。不思議な気分。


福島駅にて。初めて見る真っ赤な電気機関車ED75!しかもお座敷列車「やすらぎ」を従えている。興奮しながらシャッターを切る。後ろを重連の貨物列車が通り過ぎる。もう落ち着かない・・。紅頬の十代少年が右往左往する。


緑ラインの455系や715系。初めて見る、乗る電車。
この電車たちも今日、引退した。
郡山まで東北本線、そこから磐越西線に揺られ、会津若松へ。ここから会津鉄道が集合列車。顔ぶれが揃う。
15名くらいの参加者だった。その夜は宿の大広間の宴会で皆騒いだが、あまり覚えていない。
宿の裏が線路で、列車が通ると顔を出したりした。


翌朝、湯野上温泉駅にて解散。只見線を走破する新入生組、磐越西線でまっすぐ帰る組、そのまま会津・野岩鉄道で鬼怒川温泉まで南下して、東武「スペーシア」で上京する組・・。しかもその夜、新宿からムーンライトで新潟へ帰った輩も。若いってすばらしい・・。


湯野上温泉駅は茅葺屋根。その昔、蒸気機関車の時代は、桜の咲くこの駅が同線で活躍したC11の撮影名所だったそうな。


会津鉄道の気動車先頭より。今では見られない列車が並ぶ。
50系客車、オリエントサルーン、特急「あいづ」

このあと、以前紹介した只見線の旅。あの「田子倉駅途中下車」を敢行したのだった。

この頃の写真を見ると、芸術性とか構図とか記録云々は抜きにして、純粋に「鉄道がすき」という想いでカメラを向けているようだ。(翌年くらいから鉄道写真が衰退していく)
そんな楽しかった記憶は昨日のように蘇る。

| Rail&Hand | - | 00:21 | - | - |
伝説の6月・1993〜PART1
6月ももうすぐ終わり。
今から15年前の1993年6月。新潟在住の頃。
3週連続で県外へ出かけるという、当時新入生の私にとって前代未聞の初体験
だった。体力も懐も疲れたが、後世に語られる(?)6月となった。


6月5日は、長野へ日帰りドライブ。何で鉄研で車だ?と思ったりしたが、以後それが常識となる。
早朝、Tさんのシャレード、YさんのカローラFX、Tさんのラングレーが集結した。いずれも絶版車で時代を感じる。

思えばYさんに初めて会ったのはこのときで、すでに社会人だった。それから15年を経ても、今こうして帰省する度に当時と同じく(以上に)騒いでいるというのは不思議な縁を感じる。
さて、私はTさんのシャレード(1985年式・2代目)に乗車。
エンジンをかけると“ドッカーン”何とディーゼル車だった。しかも1,000cc
後付けクーラーらしく、誰かが、

「この車は非力なディーゼルの冷改車だから“キハ02の500番代”だ」

このとき同行した同期のS君がシャレードの虜になり、彼は後にシャレード最終モデルまで乗り継ぐことになったというのは有名な話。地味なクルマが妙に有名になった。今でこそ小型車がもてはやされる時代だが、当時は軽自動車の延長みたいな扱いだった。


飯山線・越後鹿渡にて。キハ52飯山線色。(同線からはすでに撤退している)
Tさんのキハは河岸段丘のワインディングを勢いをつけて上る。

「こうしないと坂登らないの。あ、助手席の手巻きウインドゥね、力入れると折れるから」

何とも味のある方だ。(現:建築士・名古屋在住・2児の父)
新緑まぶしい季節。長岡、小千谷、川口、十日町を経由して長野を目指す。
長野市内に入り、戸隠神社付近で昼食に蕎麦を食べ、鬼無里村を経由して白馬へ。とにかく道が悪い。隣県でこうも違うのか。


大糸線・白馬駅にて。183系特急「あずさ」この電車も現在は引退している。
何も考えずに撮影したものが、結果として記録になっている。


大糸線・平岩付近にて。キハ52大糸線色。
この頃は、冬季にシュプール号が乗り入れたり、同線の列車本数は多かった。
1995年の台風による土石流でこの辺りは壊滅的な被害を受けた。
写真好きのTさんゆえに、時々撮影タイムがあった。

南小谷を経て、姫川沿いに糸魚川を目指す。長野五輪までまだ時間があるためか、国道148号の改修はあまり進んでおらず、結構な隘路だった。日本海側と信州をフォッサマグナ沿いに結ぶ「塩の道」だけあって、大型車が多い。雪除けのトンネル内で、小さなシャレードは風圧にあおられる。

日本海側・糸魚川に入り、上越市で日が暮れた。市内の和食レストランで夕食。まだ「大食漢の鉄研」という頭角が現れる前で、皆概しておとなしかった。

その翌週は新入生歓迎合宿だった。
| Rail&Hand | - | 22:30 | - | - |
続・癒しの一杯

2軒目に鉄道模型のある喫茶店、カフェ・トレーノにI君を案内する。私は二回目の訪問。
運転している先客が1名。
4列車の同時運転が可能らしいが、我々は飲酒運転?になるので、グラスを傾けながら走る列車を眺める。このほうが楽しい。平日は22時まで営業。アルコールもある。

「よろしければ会員登録していただけますか」
勿論年会費は無料だが、運転会員みたいなもの。
帰り際、マスターに地元・神姫バスの1/150ダイキャスト製ミニカーをプレゼントした。
「うわぁ〜早速ジオラマに飾ります!!」
バイトの子が我々を見送る隣で、マスターはいつまでもバスを持って嬉しそうに眺めているのが微笑ましかった。
まさに癒しの一杯。なかなか足を運びにくい場所にある店だが、割とアットホームな穴場。是非ドウゾ。

しかし、話はここから進展する…。

「で、話なんやけど」
「何?改まって」

「奥さんの身長はどのくらい?」

「なんや急に?」

「自分より背が高い人はどんな感じなんかなと思って」

「そういう人と付き合うことになったとでも言いたいんか?」

「まあそんな方向かな」

「そんな大事な話ならはよ言えよ…」

彼は再び中学校教諭を紹介され、先月から逢瀬が始まったらしい。面識はないが高校の後輩らしく、年齢は一つ下だという。
こんな所で電車眺めている場合ぢゃない。

彼は170cm、相手は175らしい。
「相手が気にしてるんかいな?」

「全然」

「だったらええやん;」

「でも、本当に大丈夫かな〜嫌われないかと思って」

「相手が嫌がらずに会ってくれてるから問題ないやんか」

随分長身の女性だ。
(私は低いのが好きだが)ゆえにバレーボール部の顧問らしい。まあ、大きい女性ほどコンプレックスを感じる場合があるので、案外相手の方が自分を気にしていたりして。

「この間は京都の美術館へ一緒に行った」

「だったらよろしいがな。ついでに梅小路も行けばよろしいがな」

「あとは自分次第なんで」

「なおさらハッキリしなさいよ;」

やっぱりそういうことだった。
話によると相手は堅実で彼に何も不足はなさそうなので、こちらから是非とも頭下げてお願いせねば。
鉄は一歩踏み出すのが苦手。私もよく分かっている。
ならば鉄には鉄を。補機(補助機関車)が要る。今、彼は峠に挑む気動車急行「みささ」(意味不明)
まずは応援するしかない。こればかりは本人達次第なので;

| Rail&Hand | - | 00:20 | - | - |
癒しの一杯

神戸で研修。
帰りにI君と新長田駅で待ち合わせる。彼は勤務先が神戸市街地。会うのは三月以来かも。アスタプラザにある沖縄料理の店「琉球ワールド」へ寄る。オリオンビールもゴーヤーも豚足も旨い。しかもリーズナブル。
実は長田区は沖縄出身の方が多い。8時からライブが始まるとか。
このあと例の鉄道模型喫茶店、カフェ・トレーノへ行くので早めに辞す。

| Rail&Hand | - | 19:58 | - | - |
事業者の現実
平成12年の介護保険制度施行以来、介護事業者の倒産・撤退件数が今年は最悪らしい。

介護報酬の引き下げと、事業者増加による人手不足が悪循環を起こしているように見える。特に訪問介護は報酬引き下げが影響し、施設は食費・居住費の全額利用者負担となった影響が大きい。さらに光熱費の高騰。これは事業の性格上、価格に転嫁できない。
国の方針が入所者を在宅に戻すことになっているので、締め付けが大きくなった。もはや介護ビジネスは儲かるものではなくなった。

人手不足の原因は、介護報酬の低さにより、従業員に十分な待遇を与えることができない点が一番大きい。昼夜休日を問わない、厳しい労働環境に見合う賃金とはいえない。待遇はどうしても医師、看護師が優先される。
そんな縁の下の力持ちとなって活躍されている方には敬意を表する。

結果として、介護を志して学校を卒業しても、待遇面の将来性に不安を抱いてすぐに転職するケースが多い。実際にそのような理由から現場を去った子を数名知っている。
皮肉な話、不景気になると求人が来る職種・・。

介護職の不足を補うために、東南アジアの方を教育して採用するという手法が始まろうとしている。ワラをもすがる思いで待っている事業者も多いとか。
しかし、言語や習慣の差はもちろん、相手は高齢者。歴史的経緯から東南アジアの方に抱く感情的問題が生じるかもしれない。認知症の人に道徳を説いても馬の耳に念仏。
そもそも日本人が嫌がる仕事を低賃金で外国人にさせるのはどうかと思う。
結局、報酬面から根本的に見直さないと解決しない問題だろう。

ちなみに医療福祉系の現場について、今のところ派遣は禁止されている。日本医師会などが強く反対しているゆえに。


最後に、
介護職に携わる過半数の方は、高齢者を支える喜びや使命感を持って働いている。その気持ちは素晴らしいが、慈善や奉仕精神が行き過ぎるとどうなるか。ベテラン職員に多いのは残業手当などを請求せず、善意だけで職務に励み、待遇面の不満は言わない。
結果としてそれが本来請求できる報酬を放棄する空気を作ってしまう。
事業者も出費が抑制できて都合が良いので何も言わない。

それでは、若手が育たない。希望を持って働くには、それなりの報酬が要る。特に若い人ほど。

この職種が安く扱われないためにも、「仕事」と「奉仕」を両立させる意識と権利を皆が均等に持つことと、事業者の勝手な甘えを断ち切らなければならないだろう。
「お金のためじゃない」
でも、その仕事があなたの生活の糧ですから。

| Rail&Hand | - | 21:59 | - | - |
雪やこんこ


冷蔵庫を開けると、タイトル名の六花亭の菓子があった。北海道土産かと思いきや、例の「コープこはい」で見つけて購入したという。

「○い恋人」を真似たようなラングドシャだが、箱はちぎり絵のデザイン。白樺の林を走るローカル線。六花亭は帯広だから広尾線のイメージか?

「一枚だけよ」と言われた娘は大事そうにチビチビ食べる。
六花亭のお菓子は何でも美味しい。しかもリーズナブル。

「電車の雪が降るクッキー食べるの」

教えなくても味をしめたのか…。


| Rail&Hand | - | 20:43 | - | - |
契約
自動車の購入契約を交わした。車種は「ポルテ」1500cc

先日、最終的な見積り交渉をしたが、

「また新しいキャンペーンを予定しておりまして、適用してみました。ほとんど値段が変わらないのでこちらのほうがお得かと思います」

先日の最終価格と比較すると、新たな値引を適用するとプラス5,000円で、

・ナビ連動バックモニター(後部カメラ)
・ルームミラー内臓のETC車載機(従来は通常品で見積り)
・荷室マット

がついてくる。後部カメラなんてこんな小型車に要らないが、通常だとカメラは5万円くらいする。ましてや5,000円で荷室マットすら買えない。
という訳で迷わずつける。結果的に純正ナビで正解だった。

自動スライドドア(標準装備)、ディスチャージヘッドランプ、さらにバックモニター装備でより高速バスらしくなった。「ECHIGO KOTSU」なんてロゴを入れたいくらい?
他のオプションは、セキュリティアラーム(ドアをこじ開けるとクラクションが鳴る)、フェンダーポール(通称ヘタクソ棒)、寒冷地仕様(B寒地仕様)といったところ。

他の小型車より割高感があるかもしれないが、外観・装備も使い勝手もよく出来た車だと思う。他車ほど売れないのか、トヨタの担当者が思いのほか頑張ってくれた。昨年も実家がここで車を購入しているので当然といえば当然だが。

来月の納車が楽しみだ。一応、私の名義ではないが。
| Rail&Hand | - | 21:06 | - | - |
趣味ユウユウ〜1/80ジオラマを作る
いつの間にかヘンなタイトルが出来た?


建物を仮設置してみるといい感じ。
ポイント部分を塗装したついでにレールの上面塗装を試験的にはがした。こうしてキラリと光る線路を見るのは快感。(変態か;)

短いホームは発泡スチロール(スタイロフォーム)の塊。アクリル絵具をドライブラシで鄙びた雰囲気を出す。
(ドライブラシ:乾燥した筆に絵具原液を少し付けて叩くようにボカす手法。凹凸面の汚れを表現するのに効果的。エアブラシのような高価なモノではなく、不要な筆一本あれば出来ます)


小川に橋を架ける。すでに線路が渡っているのに手順が逆・・。
しかし、予め決めた場所に正確にフレキシブルレールを敷くのは面倒なので、後から橋脚や橋桁をヒノキ材で継ぎ足す。固定してからの塗装は面倒。せめて先に塗っておけばよいのに;

踏切も作る。線路内側踏板はヒノキ材、ガイドレール?はNゲージ用フレキの余りより。N用は背が低いので車両が引っかかる心配がありません。
警報機のない踏切という具合ですね。


全景。ここで想定外の出来事が・・。

発泡スチロール+ティッシュ+マチエール材、というベース上に線路を敷いている。釘が使用できないので接着剤で線路を固定した。まあ大丈夫だろう。タカをくくっていた。
しかし、バラスト(砂利)を木工用ボンド水溶液で固定した際、たっぷり水分を含んだティッシュが膨らみ、平地が隆起(!)した。線路も一緒に持ち上げられ、固着後はバラストが抜け落ちてスキマが出来る事態に・・。まるで土砂災害に遭った路線のよう。
その部分のバラストを撒き直し、クランプやら重石で押さえつける羽目になった。

次回は水面と田んぼ、樹木か。

| Rail&Hand | - | 08:50 | - | - |
渾身の力作
本題の前に。
例の音楽教室の体験入学。娘は大喜びだったらしく、

「さんかくのやつたたいたの」

トライアングルのことか。

「通っている人の中には、隣町の人で、この子と同い年のお姉ちゃんを、9ヶ月の弟と一緒に連れてきているお母さんがいたわよ。よかったらママも連れて行ってやって」

妻の顔色が変わる。

「おばあちゃんの都合の悪い日は休みますんで、よろしくお願いします;」


話を戻す。

定期購読しているRM−MODELS(模型雑誌)が届いていた。
“昭和の模「景」を創る”という特集。
縮尺1/80で昭和の街並みを自作したジオラマが多数掲載されている。
その表紙を飾る作品「東龍野町界隈」
まるでドールハウスの如く限界まで作りこまれた八百屋の野菜、駄菓子屋、民家の洗濯物・・見事な昭和30年代の情景。



ん?どこかで見たことがある。Kさんという方の作品だった。(この場に時々登場するTさんの同級生)
一昨年、地元の喫茶店で一部の作品が展示されていたのを見に行った。

掲載されている古風な町屋の書店なんて、高校の帰りによく立ち寄った本屋にそっくり。(そこで怪しげな?マンガを買っていたが・・。)
それもそのはず。同じ街に住んでいるからだろう。
しかも、模型の中の「魚源」という名前の魚屋は近所に実在したりする。

ともあれ、近くにこんなに器用でセンスのある方が存在することが嬉しい。英気を養ってもらった気分。さて、自分もジオラマの続きに取り掛かるとしよう。

本屋さんで御覧ください。鉄道に関心のない方も驚くでしょう、きっと。


| Rail&Hand | - | 17:32 | - | - |
音楽教室
来月3才になる娘は、歌やリズムが好き。歌詞を覚えたり、替え歌まで唄う。

「音楽教室に行かせてやろう思うて。もちろん(月謝は)私が持ちますから」

母が提案した。知育を気にする性分ゆえに。

しかし妻にしてみれば、
「お義母さんは“私が連れて行きます”と言い張るけど、結局いつも私が行くことになるから…。行かせてやりたいけど、他の曜日は“子育て隊”(地域行事)とかあるし、昼間は1人で2人見てるのに体が持たないよ…」

今朝になって、
「どうやって断ればよいか考えてたら眠れなかったよ(;_;)」
と、泣く;暗い…。捨てがたい北国の魅力…。
さておき、
「分かった;じゃあ僕の口から、くれぐれもばあちゃんに任せると念押しするわ」

気になって少し早目に帰宅する。結局、私が口を挟む前に、
「必ずばあちゃんが連れて行く」
ことですでに決着したらしい。余程行かせたいのだろう。有り難い話だが。
体調不良を訴えたら、逆に心配されて効果があったのか?

明日は体験入学があるとか。あとは本人が意欲を見せるかだが、全て祖父母に任せることにした。

とりあえずややこしい事にならなくてよかった;

| Rail&Hand | - | 20:02 | - | - |
引換券
先月末、Tさんに鉄道模型(HO・16番ゲージ)のオークション出品を依頼したら、思いのほか高値で売れた。これはTさんの写真と解説の賜物。
よしよし、思わぬ臨時収入。これを元手に別のものを買おう。これは現金ではなく、模型引換券であって私にしか利用権がないぞ・・。というのが発端だった。さて、何にするか。オークションや中古委託ショップを毎日チェックしていた。

が、しかし・・・。
子供らを寝かしているうちに自分も寝てしまい、取引が終了した。とか、
予算オーバーなので翌日考えようとしたら売り切れたり、迷っているうちに「売約済」だったり・・。毎日打ちのめされてはヘコむ。欲しいものが買えずにかえってストレスがたまる。趣味は焦らずにと云うが、イラチの私はかえって疲れる・・。
先日など、めでたく模型を入手してTさん宅で楽しく遊ぶ、という夢まで見る始末。

「いらんもの買うな」という思し召しなのか、欲望の引き金は全てこの引換券。このままでは気休めに欲しくもない物に手を出しかねない。それに気付くだけ成長した?Tさんには悪いが引換券を潔く手放す。

「はい、これ」

「どうしたの?このお金」

「(前述のとおり)話せば長いけど、要らないから」

「え〜、好きなものに使いなよ」

「いいです」

「本当にいいの?」

「もういいよ」

「やった♪遠慮なくもらうよ。せめて1枚返すわ」

「じゃあ後悔しないうちに・・」

「ありがとう!コープの“こはい”(個人配達)で好きなもの買っていいよ」

「じゃあビール1ケース・・」

こうして欲望の引換券を手放したものの、なければ欲求は収まる・・というわけではなさそうだ。でも諦めがつくだけマシかも。
これも一種の去勢?
| Rail&Hand | - | 21:20 | - | - |
ウエストゴムの手仕事

妻です。

夏って…暑い(-"-;)。
当たり前だけど。

何か涼しい素材でラクチンパンツを作ろう!と思い、見つけたのがこちらのニ種。

ナチュラルなベージュのボーダーがかわいいコットンサッカー。
これはやはりウエストゴムでラフに…と作ってみたら…



…パジャマみたい?!Σ(T▽T;)グワーン

でも穿いてみるとこの涼しさには替えられない!!!

裾にはタブとボタンつき。



こちらは同じパターンでちょっとおめかし。
リネン100%ですが、裾にはリッチにエンブロイダリ‐刺繍。お値段はちと張り込みましたが、こんなシンプルなパターンでも可愛く仕上がりました。

リネンのサラリとした肌触りがとっても気持ち良い一枚。
| Rail&Hand | - | 12:35 | - | - |
萌えるプリンセス
インターネットのニュースを見て少し驚いた。

“ネットで大人気「眞子様萌え」! 宮内庁は困惑気味?”

秋篠宮家・眞子様。学習院女子高等科2年。現在の天皇陛下の初孫、眞子様はよくニュースに登場していたが、中等科に入学された頃から人気が爆発。眞子様を模したアニメのイラストがインターネットに発表されるようになったという。
皇室が「萌え」の対象になるとは・・時代を反映している。

清楚なプリンセスのイメージが平民ヲタクを萌えさせるのか;皇族に対する批判ではなく、一応親しみ(?)ということか、キャラクター化に宮内庁もコメントに困るらしい。
戦前なら間違いなく治安維持法に引っかかるな。

ちなみに黒田清子さん(紀宮様)が以前、「私もアニメが好きです」と公表したことで、喝采が湧き上がったという話もある。
それならば、仮に鉄道ファン皇族が存在したら、別のところで喝采が上がるだろうな。「お召し列車万歳」「御料車萌え〜」とか。


そういえば以前、伯父さんが皇室カレンダーをくれたことがある。家に飾るとちょっと優雅な気分になる。やっぱり来年は欲しかったりする。
| Rail&Hand | - | 21:48 | - | - |
栗原
またしても大地震。今度は宮城・岩手県。
昨年の新潟県中越沖地震、能登半島地震に引き続き、近頃毎年のように災害が起こる。

甚大な被害の宮城県栗原市が報道されている。ここは10年前(1998年)に訪問した土地だけに驚きは隠せない。
もちろん「鉄」で、現在は廃止された「くりはら田園鉄道」(2007.3.31廃止)最初で最後の「くりでん」だった。
就職やその後のことを色々考えながらの道のりだったのを思い出す。

仙台から盛岡方向に国道4号を北へ、ほとんど岩手県境に近い場所。仙台のすぐ隣かと思いきや、結構遠かった。東北本線の石越から、鉱山の細倉を結ぶ鉄道。閉山後、「栗原電鉄」改め、第3セクターの「くりはら田園鉄道」となり、設備と電車の老朽化から1995年にディーゼル車化された。
「ササニシキ」の産地。田んぼの中をのんびり走る、まさに過疎の鉄道だった。車内に沿線の子供の絵画が飾ってあったが、乗客はほとんどおらず、しかも「鉄」は我々だけ。恐ろしく運賃が高く、経営の厳しさを伺わせていた。現地に到着したのは夕方前で、一層寂しさを募らせた。

皮肉にも、この鉄道の廃線跡を活用した地域振興のため、同地を訪問されていた鉄道博物館の学芸員の方が今回の地震の土石流に巻き込まれて亡くなっている。

地震大国日本。忘れた頃に災害がやってくる。いつも山間部の高齢者が犠牲になるのは忍びない。
街を歩けばナイフで刺され、家に居ると硫化水素が発生して、何もしていなくても地震が起こる。どこで毎日を過ごせばよいのやら・・。

画像は終点、「細倉マインパーク前」に入線する列車。ディーゼル化された後も電化設備は放置されていた。奥の方に鉱石を搬出した頃の貨物側線が見える。「くりでん」の写真は何故かこの1枚しか見当たらない。

| Rail&Hand | - | 22:44 | - | - |
「鉄分の濃い打ち上げ会」

去る2月、3月のジャズステーションの打ち上げ会と称して、Fさん邸にて、「鉄分の濃い打ち上げ会」が敢行された。
夕方、Tさんと待ち合わせFさん宅にお邪魔した。

約8名が集まったが、内3名以外は「鉄分」を含むメンバー。鉄、非鉄金属関係なく、みんなでガヤガヤと飲む。


商工会議所青年部・実行委員長(当時)Yさんより差し入れのおニク。Yさんに会うのは3月以来。実は私と年齢が2つしか変わらないことが判明。
「霧島産豚」とあり、急行霧島とかアホなことを言いながら皆で庭でバーベキュー。
さらにFさんの職業柄、蟹や肉類など、生鮮食品が贅沢に揃う。自家製おろしタレや生姜漬等も美味しい。


今回の見所。先月竣工したFさん宅の離れに設置された模型展示棚。約3mのひな壇に、HOゲージ鉄道模型が並ぶ。本日お披露目。まるで博物館。LED照明も見事。棚の上下段の開きには、車両の元箱が納まる。もう言うことなし。あとは入りきらない車両のジレンマだけか。
手前に、廃車となった新幹線のグリーン車座席が置かれ、そこに腰掛けて模型を眺めるのが至福のひとときだとか。これだけで酒の肴になると、皆同意する。
何よりも、アイボリー調のひな壇と、木目棚、美しく整理された展示と収納こそ、センスの良さに溢れたインテリア。



他にもお宝鉄道グッズが盛りだくさん。丁寧に解説してもらいながら多数引っ張り出してもらった。

趣味人の奥深さが見にしみて伝わってきた。
その爆走(?)振りに何も言わないご家族もまた、おおらかだ。模型や行先表示板を見て興奮するオッチャンたちに、一番下の娘さんが一言、

「そんなに電車好きなん?」

そう、オッチャンらはみんな病人です。

あっという間に時間が過ぎて、離れの縁側で過ごしていたら日付けが変わっていた・・。それでも棚の前に黙って座り込む私たちだった。言葉に出さなくても以心伝心。

Fさん、楽しい時間をありがとうございました。遅くまで申し訳ありません。
でも、今日の皆さんは、自分が鉄道マニアでよかったと、改めて自身を愛せるようになったのでは?
| Rail&Hand | - | 01:52 | - | - |
地面

地面の表現。
アクリル画材のマチエール材をペインティングナイフでバターの如く塗る。乾燥後にベースを塗装。今回は「モデリングペースト・サンディ」を使用。いつも使用する「セラミックスタッコ」と同じ。乾くと漆喰状の砂目肌になる。

乾燥後、昨年格安で入手した水性スプレー塗料を吹付け。線路(茶色)→地面(黄土)の順。
生乾きのうちに草色のパウダーをふりかけて固着させる。近年編み出したオリジナル?技法。

このスプレー塗料、完全な艶消しではないので、後からアクリル絵具を要所に筆塗りするのが良さそうだ。モデリングペースト上は程よくマットになっているが、プラスチック素材の枕木部分等は艶消しクリヤを吹いてもあまり変わらなかった。

乾燥後、バラスト(線路の砂利)を撒く。
霧吹きで水を吹付→木工用ボンド水溶液をスポイトで垂らして固定。液には台所洗剤一滴も忘れずに。(浸透力を高める作用)
これは定番。

まだ塗料の臭いがするので、当分の間、ベランダで乾燥させる。
次は草木の充実というところか。

「パラパラ落ちてるよ。後で掃除してよね」

| Rail&Hand | - | 07:31 | - | - |
さよなら姐さん
今日は勤務先のKさんの送別会だった。
今週一杯で退職。43歳、小学校六年生の母。
3年前に夫を事故で亡くした。その影も感じさせない明るく前向きなキャラだった。創業からの古株で、20年に渡る実績は彼女ならでは。後輩の手前、勤務態度は決して二重丸とは言えなかったが、持ち前のキャラクターと古株の知識で抜群の存在感があった。
古くても美しい、鉄道に例えれば485系特急雷鳥のような人。

Kさん、長い間お疲れ様でした。これからの人生が充実したものとなりますよう。キンキの追っかけだけじゃいけませんぜ。
涙のあとはいかにもKさんらしい高笑いで収まった。

これで私は部署で5番目の古株になってしまった…。
Kさんが居ないと空気も変わるなぁ。

| Rail&Hand | - | 23:34 | - | - |
危険因子を許すな
秋葉原の通り魔事件。
残酷極まりない。あんなヲタ如きに人生を絶たれた方々を思うとやるせない。自分が先月歩いた場所の惨状に衝撃を受ける。

ニュースでは、容疑者の境遇や生立ちを拾いあげては原因を分析する。その是非は別として、

“ヲタクにプライドは無用”

に尽きる。
報道で知る限り、容疑者の素性は、
・アニメやゲームを好む
・人付き合いが苦手
・真面目で成績優秀だった
・自分の境遇に常に不満を持つ

この手の人物はおとなしいくせにプライドの塊で、一旦挫折を味わうと怨念の如く蓄積させる。

等とよく知っているような事を書いているが、「アニメやゲーム」を「鉄道」に置き換えてみると、思い当たる節がある…。
特に鉄道趣味は両極端な傾向があるように思われる。

・社会に出て、趣味を越えて誰とでも広く交流を図る、おおらかなで紳士的な人物。


・引きこもり、いい歳で無職、自分の考えに固執、他人とコミュニケーションが取れない、被害妄想。その割りに生真面目。要するに身勝手。

後者が問題で、危険因子の可能性があると言わざるを得ない。
幸い後者との関わりはないが、その中には中途半端に頭の良い(学校の成績だけ優秀だった)輩がおり、それが歪曲したプライドの原因となる。
これは当人の人格形成上の問題であり、雇用形態や人間関係の希薄とか社会的問題では済まされない。ゆえに今回の事件を社会情勢の責任で片付けてはならないと感じる。

このような犯罪を繰り返さないために、
“危険因子に歪曲したプライドを持たせてはならない”

今の世の中、この容疑者のような感情を抱く危険因子がゼロとは言い難い。芽が出る前に、根こそぎ摘んでおきたいが、ネット上の取り締まりは現実に困難らしい。
ただ、彼等に発射ボタンを押させないのは、同好の仲間にしか出来ない役割なのかもしれない。自分を認めてもらえること。本人と不特定多数の人を守るために。
まあ、手を差しのべてくれる友達が果たしているのかという問題もあるが…。

社長もフリーターも先生も百姓も会社員も、それぞれの立場で葛藤を抱えて生きているはず。苦しいのはお前だけじゃない。
身勝手な危険因子を許すな。

| Rail&Hand | - | 18:20 | - | - |
供給と排出


今日は振休。
娘の調子が思わしくなく、念のため受診したら、風邪の始まりかも?食欲はあるが微熱だった。

とにかく異常に機嫌が悪く、泣叫ぶ一日だった;母親でなければ手に負えぬ始末。
今度は眠気と空腹で泣叫ぶ息子。彼もまた、成長して母親への甘えを覚えた。

という訳で同時に2人に対応する妻。

授乳する背中では排泄が…。
妻曰く、
「もう笑ってしまう」
背中が湿っていた…。
まさしく供給と排出…同時進行。
| Rail&Hand | - | 19:38 | - | - |
バッグも手仕事

妻です。
最近時間がないので、手軽にできる雑貨作りにハマってます。

この布地も一目ボレ!!
でも服地に使うのはいささか奇抜?!コットンとナイロンの二重織りで、かなりしっかりした布地。

裏地もついているので、そうだ!バッグにピッタリだ!と思い付きました。

上部に広めのマチがついていて、子供をどすん、とのっけられます。
肩紐は幅広で、中にスポンジを入れ、重みを軽減するように作られたデザイン。

今までは下の子をスリングに入れ、上からたすき掛にしてバッグを持っていました。
外出先で上の子がぐずって「帰らない!」ときた日にゃ〜O(`ヘ´#)"O!!!両手に子供らを抱え、首からオムツや着替えでパンパンのバッグがぶら下がり、もはや窒息寸前…(ΘoΘ;)。

これでひとつ荷物が減るかも。

子供らが寝ている時間と、義父母が娘を動物園に連れて行ってくれた半日を利用して完成。

少しはストレスが軽くなったようです。
| Rail&Hand | - | 05:58 | - | - |
敷設


いよいよ線路を敷設する。「フレキシブルレール」という、自由に曲げられる線路をベースに固定する。いいかげんな敷設なので、曲線半径は最急で約230mm程度と思われる。

この作業、簡単そうに見えて曲者だった・・・。

ベースが発泡スチロール材なので釘は使用できない。HOゲージとしては異常な急カーブ、両面テープの仮止めだけでは線路の弾性で外へ広がっていく。強力接着剤(ウルトラ多用途S・U)に重石で押さえつけて持久戦。特に線路の接続部分が狂ってしまうので悪戦苦闘。
ちなみにこの接着剤(ウルトラ多用途S・U)は、発泡スチロールを溶かさないので便利。
これから柔らかいベース上に制作される方は、せめて路盤部分だけでもベニヤ板を切り出して、釘で確実に固定するのがよいでしょう。Nゲージとは訳が違うようです。

しかも、HOゲージの線路は太い分、硬い。カットするのも力仕事;
ジョイナー(レール接続金具)は少し細く、これまた硬くてはめにくい。

ちなみに線路はPECO製品を使用。
・フレキシブル900mm×3
・小型手動ポイント(右)×1

気付けば指先は生傷だらけ・・。
やっとのことで線路1周接続完了。すっかり日付は変わっている。

早速試運転。この急カーブを名鉄の路面電車、モ510(TOMIX製品)が難なく周回する。今までの苦労が吹っ飛ぶ。模型でもこんな気持ちになるのだから、苦労して鉄道を建設した先人の喜びは筆舌に尽くしがたいだろう。

不器用な作業で線路継目が大きく、「ガタンゴトン」と音がする。それらしくてよかろう。
どんな車両が走行可能か試してみてもよさそう。どうみてもEF64は無理だろう。

イメージとしては、低めの丘陵と樹木で情景を2分割して、片側は側線のある小駅。ここから路線延長もできそう。駅前には小さな商店とバス停。反対側は田んぼと林の中の民家。小川を設け、線路と道路を交錯させて変化をつけよう。

季節は夏。蝉時雨の待合室。商店で冷たいサイダーでも買いましょうか。
深い緑の中、1両の赤い電車が近づいてきた。線路沿いの向日葵が揺れる。

ん?何か忘れている。給電ケーブルがまだだった。何処につけよ・・。
| Rail&Hand | - | 02:14 | - | - |
下地

皆が寝静まった頃、息子の初節句のDVDを焼いている間に2日ぶりの作業。
削ったスタイロフォーム上に、ティッシュペーパーを敷き、牛乳状に薄めた木工用ボンドを刷毛でしみこませていく。
これで堅牢で軽量な地面ができる。乾燥後にアクリル画材のマチエール剤を塗る予定。

ん?ティッシュは最後の1箱か。子守に追われて買い物行く暇がないって言ってたな。使い切ったらマズイのでほどほどにしておく。
| Rail&Hand | - | 23:48 | - | - |
反抗期?
近頃、娘は眠たい時など、ひとつ違えば手がつけられないほど反抗し、号泣する。泣きゲロから垂れ流しまで・・梅雨時でいろんなものが繁殖できる(食事中の方スミマセン;)
今夜も着替えたくない一点張りで大騒ぎだった。


まるで昨年の妻の入院中と弟の誕生後の頃のような精神状態だ。

「オムツを外すことのストレスがあるみたい。“集いの広場”(乳幼児と母親が集まる市営施設)では他の友達と仲良く遊ぶのに、家ではこのワガママよ。そろそろ集団生活を求めているのかしら。私、このままじゃ倒れそう・・」

娘も来月で3歳。保育園も視野に入れる時がきたか。

「でも保育料が結構かかるね」

「高い保育料払うほど高給取りじゃないから大丈夫」

幼児期の前半は家でみるのが一番とは言うが、精神衛生上、母子ともに解放されるなら集団生活もよいかもしれない。
友達と一緒なら好き嫌いしなくなるだろうし、トイレも真似してできるかも。

家庭で子守しているお母さん方は、似たような苦労をなされているのだろうか。(帰ってきていいトコ取のお父さんは気楽だよな;)
| Rail&Hand | - | 21:32 | - | - |
酌量
昨日の朝。

「車買っても少しは手元に現金で残るかと思ってたけど余裕ないの!?」

「そうだよ」

「テレビ買えないじゃん…」

「まあ、僕の稼ぎが悪いからね」

「そんなこと言ってないでしょ。気を悪くしないで。何に使ったの?」

「四月の大宮の結婚式とか連休の帰省の新幹線代とか」

「ほら、向こう(私の実家)が受け取ってくれなかった10万は?」

「ありません」

「え〜(-_-#)それも
ないの?信じてますけど」

「はい;」

やっぱりアレが、ソレもマズかったか(-д-;)一日中気掛かりだった。

帰宅後。
「あの、相談というかお願いがあるんだけど…」

「どうしたの?そういえば宅急便届いてるよ」

「いやそんな話じゃなくて、いや多少関係あるけど…その今朝のお金の件ですけど…」

「何?」

「ごめんなさい!全部じゃないよ。少し、多少。どうしても欲しい物があって少し使いました…」

思わず床に伏せる。
“パパ〜歯医者さんして遊んでよ〜”
横槍も気にせず。

「もういいよ。無いものは言ってもしょうがないじゃん。正直に白状して偉かったね」

「はい。ごめんなさい(;_;)」

「私も布買ってるから」

私が欲する物は布より安いとは到底思われないが…。酌量の余地があるのか?執行猶予?で事なきを得た。

シュークリームは決して同情を得るために買ってきた訳ではないが、円満にデザートとなった。一番喜んだのは娘だが。


| Rail&Hand | - | 21:09 | - | - |
雇用形態
航空会社・スカイマークでパイロット2名の退職による運休が発生した。
裏を返せば乗務員の激務が予想できる。スカイマークは運賃の安さが売りで、コスト削減が徹底している。そういえばコンビニのレシートみたいな搭乗券だったのを思い出す。

看護師がいないから病院をたたむという話はあるが、ついに飛行機まで飛ばなくなった。
さすがに、
「ねえアンタ、今日の千歳便、代わりに操縦してきてよ」
という訳にはいかない。
資格あっての仕事という人達は食うに困らないように見えて、意外に厳しい環境下と見える。

かくいう私はタダのサラリーマン、第三次産業なので代替は誰でも効く。将棋の「歩」程度に扱われていると思うと時々悲しくもなる。

勤務先も人手不足でパートを募集することになった。意外にも反響は大きく、問合せがある。正職員だったら誰も来ないのに。
パートでも正職員でも「歩」を粗末にするとそのツケは必ず回ってくるはず…。組織は大きな家。家族である従業員を安心して住まわせ、食わせるのも社会的使命。

非正規雇用者が増加する反面、専門職が不足する今日、生産構造のピラミッドの底辺が広がったようにも見える。

そこで…
宝くじの当たりくじとして、パイロットや医師、看護師になるため学校へ無償通学できる特典を用意するのはどうだ。成人限定。頭の出来は別として、全国民に300円でチャンスが恵まれる。

名付けて“年末ジャンボジェットくじ”とか。アホらしい発想だけど;

でも、最後に笑うのは自分の力で食べ物を生産できる、第一次産業の人達だろう。

| Rail&Hand | - | 21:14 | - | - |
かぶ


新潟から届いた「かぶ」
早速浅漬けにすると美味い。この食べ方に限る。
| Rail&Hand | - | 05:29 | - | - |
始動


縮尺はHO(1/80〜1/87)
約900×600mm(←より少し大きいかも?)
このスペースに、小型電車の走るローカル線を計画。昨年、雑誌で紹介された記事を参考にする。森と小川、水田、1、2軒の民家と小さな駅…。
昨年着工しかけたものの、頓挫して放置されていた「車両展示台」のスタイロフォームを削り直すことから始める。

今回の原動力はTさんより精密な自作日本家屋や駅の建物の提供を受けたこと。
1/80の日本建築物は市販品が殆どなく、自作に頼るしかない。さすがに私はそんな物を作る技も時間もなく、それらを収集したTさんの視点に敬意を表する。たいていの場合、車両ばかり目が行くのだが。他にも電柱等、小物も提供頂いた。

今回はTさんに奉納する製作だが、鉄道模型は情景の中を走ってナンボ。小面積でもHOゲージはジオラマ上を走る。場所がなくて…という言い訳は出来ないよ。というのを実証してみたい。

まずはモチベーションが持続することを願うばかり。

| Rail&Hand | - | 05:29 | - | - |
試乗見積り
今日から6月。後部座席のシートベルト着用が義務化された。

同じく自動車の話題で、かねてより買い替えを検討していた自動車の見積りと試乗。トヨタの担当者が家に来た。

1,500ccの5人乗り小型普通乗用車。
以前述べたように、普段は妻が運転するので全長4m以下に抑えた。スライドドアで乗降もラク。車内は小型車と思えぬ広さで、後席で足を伸ばしてくつろげる。気になる内装もそこそこ上質感が漂う。
運転してみたら、足回りは硬く、バイパスも坂道も軽快に走る。これは新潟行高速バスとして使用できそう。

「ナビはどうされますか?」

「欲しいですけど、車が来てから社外品にしようかと思います」

「うちも只今キャンペーン中でして、ナビは3万引とさらに3万キャッシュバックです」

チラシには“3列シート車・地デジでお得キャンペーン”とある。

「え。この車は3列シートじゃありませんよ」

「特別に対象となっています」

長旅のお供にぜひとも欲しいカーナビ。今までカーナビの付いた車を保有したことがない。純正よりも他メーカーのほうがデザインも機能的にも進化していると思ったので、とりあえずナビ有無2種類の見積りをもらった。

夕方、下取りの軽自動車の査定が出たと、再び見積書を持ってきた。軽に値段は付かないと思っていたものの、思いのほか良い値で引き取ってくれるようだ。しかも、

「ナビ付けられるならこれだけ引いておきました」

先ほど私が純正ナビに渋ったのが分かったのか?これで純正品も社外品も価格は変わらなくなった。純正でもいいかな。ワンセグや地デジに対応してるし。

ちなみにこのトヨタ店。クラウンやランドクルーザーといった高級車ばかり扱っている店だが、我が家が選ぶ車が唯一の小型車。なんで1つだけ小さな車を扱っているのか謎。大型車ユーザーの家族のためか?

先ほどのチラシにも、恐竜のようなワンボックスとRV車勢の端に、ちょこんと写っていたのが面白い。
絵本の「しょうぼうじどうしゃじぷた」みたいだ。

最終的な回答はまだだが、特に急がないので、今月下旬契約で来月下旬・梅雨明け辺り納車でよいと伝えた。

「今月は田植えでお忙しいのですか?」

「いえ、もう終わりました」

多少の変更もあるので、もう一度最終見積りをもらうこととしよう。

車本体は大きな買い物なので、細かい部分にケチらなくてもよい。と大蔵省からお許しが出たのが幸い。
| Rail&Hand | - | 23:19 | - | - |
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