Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
DVD
Tさんよりメール便が届いた。先月お邪魔した時の忘れ物を送ってくださった。ご迷惑をおかけしました。
その中にTさんからのDVDが入っており、鉄道ビデオ三本立てが収録されていた。

いずれも蒸気機関車の時代のドキュメンタリーで、貴重な映像。
さっそく先程鑑賞した。(いずれも、現在も市販されていると思う)

「或る機関助手」
昭和40年頃?の常磐線が。カラー映像で、疾走する蒸気機関車は圧巻。保存展示のために運行される、今日の蒸気機関車とは異質の存在。激しく揺れる運転室で、熱と煙にまみれての高速運転。信号確認に声を上げる機関士、機関助手は体力勝負だ。これが日常風景だった。BGMも昭和40年代の邦画のような雰囲気。しいていえば山田洋次の作品のような。
そんな時代に一度タイムスリップしてみたい。

「くろがねの馬」
制作は昭和51年となっているが、その前年の蒸気機関車の終焉の映像が胸を打つ。そして「前引き後押し」でD51が雪の常紋峠(北海道)に挑む姿には鳥肌が立った。他にも、九州では開業直前の新幹線と並んで走る姿など、珍しいシーンも。
最後は、解体を待つ蒸気機関車が大量に並んで放置されている無残な姿が、時代の流れを象徴しているかのようだった。

「つばめを動かす人達」
何と昭和29年、東海道本線(東京−大阪)の特急「つばめ」の乗務員や車内の様子のドキュメント。勿論モノクロ映像。当時の「特急列車」は本当に特別な存在、高嶺の花で、背広や綺麗な洋服の乗客は、戦後間もない時代では裕福な層だったことが伺える。食堂車では、いわゆる「洋食」が運ばれていた。

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