Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
四半世紀前の雑誌から
実家で正月の破魔弓などを片付けていたら、本棚に約25年前の雑誌「鉄道模型趣味」(TMS)が立っているのに気づいた。

懐かしい記事に思わず釘付けになる。特に中央の本、表紙のNゲージジオラマは有名な大野雅志氏の作品で、まだ建物の市販品が少なかった時代、日本の木造家屋をボール紙と茶封筒で多数自作した伝説の作品。少年時代の私も真似て紙で家を作った。
小学生の小遣いではそう簡単に買えないので色々知恵を絞った。それは今も同じ?
もしもこの時代、Nゲージに囲まれて暮らしていたという?20代のFさんに「つばめや」辺りで出会ったならば、羨ましく思ってヨダレを流していただろう。
ともあれ「ジオコレ」等の安価な既製品が溢れる現代は贅沢だ。


そして掲載写真にも時代を感じる。「半ズボンの少年」たちは私と同世代で、すっかりオッサンになっているだろう。彼らは今も鉄道が好きだろうか?

当時の編集長:山崎喜陽氏(故人)による「雑感」みたいなコーナー、「ミキスト」も懐かしい。
あーだこーだ書いているだけで結論らしきものがなく、何が言いたいのかよく分からないが、現在の模型雑誌には見られない独特の世界。

この時代、TMSくらいしか鉄道模型専門誌がなかった。何よりもTMSは定期刊行誌として、わが国最古の鉄道趣味誌でもある。
子供には難しい表現が多く、ルビもなかったので国語の勉強?にもなった。

そして、新製品紹介ページに見られるあの独特の言い回し。

「床下はまさに出色。あとは台車中心ピンの丸頭か」
「両社のディテール表現はかなり伯仲するに至る」
「小レイアウトに好適な小粒の選択と云えよう」

堅い文章でピリッと簡潔にまとめている。現在も刊行されているTMS。そのスタンスは後任者にも引き継がれているようだ。


最後に。1985年1月号、その広告には・・

なんと!「末近模型製作所」こと、あの“スエチカライブ”広告が掲載されており、改めて驚いた。この末近さんはTさんの同級生の方のお父さんだという。
そういえば画像の「満鉄ミカイ」はTさんの元にある。

子供の頃、穴が開くほど読みふけった雑誌の一角にスエチカライブは燦然と輝いていたのだった。


そんな弊ブログも「ミキスト」に近い。

※ミキスト=混合列車(客車と貨車を一緒に連結した列車。35年くらい前までローカル線で見られた)
| Rail&Hand | - | 16:51 | - | - |
バイキンマンの土曜日

表題は娘の描いた絵の作品名。何で土曜日なのか分からない;
「頭足人」から脱却して胴体を描くようになった。ちなみに絵に関するコトは何も教えていない。

さて、その土曜は休み。昨夜はかなり遅かったが、今朝は快晴・うららかな陽気の中、出かける。午前中、姫路科学館へ。妻と子供らは先日、私の母と一緒に行ったという。私は約4年ぶりかも。



館内はリニューアルで若干近代化?されていた。子供たちには格好の施設で学習にもなる?時間つぶしに最適。大人も楽しめる。
でもプラネタリウムは暗くて恐かったらしい。
| Rail&Hand | - | 20:35 | - | - |
ぷくぷくバネ口ポーチの手仕事

妻です。

クローゼットを整理したら、昔作ったバッグが出てきました。

自分で使うのも勇気がいるほどの失敗作…。。。(〃_ _)σ‖

だから一度も日の目を見ずに眠っていたのですが。

捨てる捨てられなかったのは、そのファブリックの可愛さゆえ。


綿麻ベースに、いろんな春の草花がプレゼントされているんです(*^_^*)。


せっかくなのでかねてより挑戦したかった、バネ口ポーチを作りました。

一つは金具付。

なのですが、付け位置が低過ぎてぶら下げると真横に...... ( ̄□ ̄;)!!

ご自宅用です。

もう一つはちょっとマシなので、後日ここちさんに納品です(*‘‐^)-☆

| Rail&Hand | - | 22:35 | - | - |
雑誌広告


また遅くなってしまった…。
帰宅するとみんなもう寝ている。

昨日述べた記事を見るついでに買ってきた雑誌・RM-MODELS。焼酎片手に開く。
ん?この広告は…

「ラジコンGゲージ」
しかも私の好きなドイツ・ハルツ鉄道の99-6001ではないか。しかもサウンド付。
特筆すべきはKATO-HOの電気機関車より安い!…といえば分かる?
同サイズの同一形式が純粋なGゲージ鉄道模型として、過去にレーマン社から製品化されていたものの「ゼロ」がひとつ多かった…。とても私に手が届く代物ではなかった。

ところがこのラジコン機関車。普通のGゲージ鉄道模型と一緒に運転できそうだ。
単線ですれ違い運転もできる。極性やDCCとか堅いこと言わなくても。

片隅の広告が本誌でいちばん興味をそそられた内容?
| Rail&Hand | - | 23:58 | - | - |
娘へ、手仕事

妻です。

「ゆずの木は子供服」みたいなイメージで活動しているのに、自分の子供には全然手が回りません。。。(〃_ _)σ‖

いつも「ジャスコ」や義母プレ「西松屋」なのですが、これがまた傷みが早い。。。(〃_ _)σ‖。


「せんえんも出してあげてるのに〜( ̄^ ̄#)!」
的な気持ちなのですが、ワンシーズン持ちません。


やはり、私の布を買う感覚で既製品を買う癖は良くない。

たまに友人と話すと、友人が着せている子供服の金銭感覚に驚きます。


秋口に買った結着ニット。
白いお花と茶色いお花が裏表両面編まれていて、可愛い!

カットソーにしました。

四歳児で120。
先を読み過ぎf^_^;?

上に重ねたベロアのチュニックは、1m800円とお買い得でした(*^_^*)!

艶っ艶で、大人顔負けドレッシ―?!


夜中12時に作業を終え、布団に入った途端、息子が夜泣き。。。(〃_ _)σ‖


いい加減にしてくれ〜(-"-;)!


避けたかったアンパンマンビデオ観賞となり、寝不足の一日です。
| Rail&Hand | - | 15:40 | - | - |
展示場所
昨年12月の「ジオラマコンテスト」作品の所在はどうなったか。
実は、湯郷温泉・旅館「竹亭」にて1年間展示されることになったらしい。
“築堤”ではありません。

http://www.chikutei.co.jp/index.cgi

旅館組合から宿泊券をもらったので、来月ここに泊まろうと思う。なかなか雰囲気のよさそうな宿だ。
妻曰く「ご飯を作らずに酔っ払って寝られる♪」主婦の苦労はごもっともです・・。

伊勢屋さん曰く、鉄道模型専門誌「RM-MODELS」175号(1月20日発売)にも入選作品群がちっちゃく掲載されているそうだ。まだ見ていませんが・・。
| Rail&Hand | - | 22:19 | - | - |
稟議
愚痴になるかもしれない。これは会社勤めには付き物。

朝、部長に呼ばれた。

「この間の設備投資の稟議の件、やっぱり決裁が終わった後でもあれこれ言っているみたいなんや。俺が報告書作るから経緯の詳細をもう一度出してくれるか」

決裁が終わり、契約書に押印した今日になって、事業主の身内から物言いがあるらしい。何じゃソレ?という感がするが…

「俺は今まで会議の席で事業の概要を細かく説明してきたつもりだけど、伝わってなかったみたいだ。本来の組織とチョット違う、ここでは逐一個別に身内に根回しが必要なんやな…。これから慎重にする勉強になったわ。俺は納得いかんけどしゃあないな…」

その規模とスムーズな決裁を考慮して起案者を部長名としたが、この補助金事業の申請と契約、指揮は実質私が行なっており少し不安にもなる。

一日がかりで改めて根拠を精査した。

「明日にでも顛末を説明するわ。ありがとう」

納得してもらえるか否かは別として、現在のボスである部長の下で軽快に動いていた自分に気付いた。

事業の決断は、時間的に相見積りが取りにくい状況だったとはいえ、部長の判断に委ねて進んでいた感がある。
事業自体は必要性に即したタイミングで決断、しかも運良く補助金が採択されたので問題なく今更後に退けない。やはり採択の時点で、実行すべきか事業主に再度伺いを立てるべきだったのか…。今更後悔しても仕方ない。
極端に言えば昨年赴任した上司の意見だけを持ち上げて、お山の大将にしつつあったような気がする。


退勤後、遠目に気にしていた課長に今日の顛末を話した。

「ここはな、見えんところで身に覚えのない噂だけ出ることがあるんや…。ある程度、腹をくくらなあかんゾ」

私もまた、いつの間にか出る杭を気にするポジションになりつつあることに気付いた。
経営者の顔色だけを伺っていては仕事はできない。しかし所詮は労働者。

そして必要な情報を上司に伝えることは我が身と上を守る術。「この先崖崩れ」の標識に気付かず、道を知らない車に黙っているなんてのは…
これからは理由付けになる物を用意しておくことが必須だろう。誠実に処理していても、それが揚げ足になってはアホらしい。

「まあ、済んだことはしゃあないわ。飯でも食いに行こか」

前述の課長が言う。当人の性格から、よからぬ噂も耳にした人だが、今更ながら、若かりし日に労働組合を立ち上げようとしたという、事業主にも囁かれた噂は根拠のない話だったことを告白される。私の倍以上在籍しているので様々な体制でいろんなことがあったようだ。
我が身を守ることは家族を守ることだという。

などと気にするヒマがあったら趣味の時間にでも費やしたいところ。そっちが私のポリシーでもある。

とかなんとか言って…遅くなってごめんなさい、奥様。m(_ _)m
昨夜、「明日早いの?」と聞いた娘にも…申し訳ない。






| Rail&Hand | - | 23:57 | - | - |
妻たちの新年会

妻です。

「男の人ばかり飲んで、ズルイ!私達も時間を忘れて飲んでみたい!」

という何気ない会話で盛り上がり、着々とミッションが進められた昨年末。

しかし皆さん二児の母。

子供の発熱や急な用事でやむを得ずキャンセルとなり、主人不在の昨夜、念願のリベンジを果たしたのでした。

料理は持ち寄り。

「乾き物や既製品でいいよ。」

と言っていたわりに、出て来る出て来る…



メロンパン
フルーツサンド
唐揚げ
揚げ餃子
アジフライ
こんにゃく煮
焼き鳥
サラダ
春巻
おにぎり…!


念の為お菓子も用意していたけれど、子供達も欲しがることなく、メロンパンやサンドイッチ片手にプリキュアごっこで大盛り上がり\(≧▽≦)丿!!


一方一歳、二歳児達と三十ウン歳達は、ペチャクチャ、モグモグ、パクパク、ゴクゴクゴク…プハ〜!


こんなにたくさん、食べ切れない!と思うような量でしたが、なんだかんだで結構無くなってたゾ?!


持ち寄りパーティって、普段自分が作らない物食べられて美味しい(*^_^*)!


子供を預けずに傍らに置いて飲める、というのも一つの安心材料。

誰かに預けていると、罪悪感からか、気になって時計ばかり見てしまいます。


皆母だね(*^_^*)!!

義母は「車は畑に置いてね」と言ってくれたのですが、いえいえ、アルコール漬けとは言えませんでした…f^_^;!


酎ハイ、手料理。

主人と二人で飲むのとちと違うな。


久し振りに学生気分に戻って楽しめた、妻たちの一夜なのでした(^_^)v。
| Rail&Hand | - | 11:54 | - | - |
定例会議と新年会

午後、Tさんと待ち合わせ。イーグレ姫路で姫信100周年記念絵画展を見た後、日が暮れた。

17:30から今年最初の文学館行事定例会議。
去る19、20日。Tさん、TKさん、K副館長、M課長の4名の上京、(株)江戸ネットK氏(“○太郎電鉄”に代表されるゲームソフト会社元会長)への協力依頼の報告から始まった。
同氏の手掛けた映画作品も含め、半端ではない貴重な蔵品を提供してもらえるらしい。
そして二月中には予算の概略を掴む必要がある。

鉄道と文学。堅苦しさを抜きにして、マニアも驚く展示を目指すための理想は高い。

副館長Kさんは、無難な仕事に甘んじる今の役所には出来ない内容を、我々に託したいという士気に溢れている。この方はまもなく定年を迎える。最後の大仕事になりそうだ。

会議のあとは居酒屋「良寛」で新年会。(越後ゆかりの僧侶の名前と関係があるのか?)
宴席では今日に至る様々なエピソードが明らかに。それにしてもKさんはよく飲む方だ。9人で焼酎一升が空になった。

気がつけば我々が最後の客。
明日は仕事。一軒で辞して帰る。

最終列車を降りると、凛とした空気。
傍らでは高速化工事も大詰め、夜を徹した作業が始まっていた。

| Rail&Hand | - | 23:58 | - | - |
真夜中手仕事

妻です。

子供を早く寝かせて、久し振りに夫婦でテレビでも見てゆっくりしよう…。
と言っていたのに、誰よりも先に主人が爆睡(; ̄_ ̄)=3!!


んごごご〜!

んがっ!

んご〜〜!!

早っ!!...... ( ̄□ ̄;)!!


時間を持て余し、ぼーっとミシンを動かしていたら、気付くとバッグが二つ…。


誰が使うんだ?(・ω・;)(;・ω・)?!


ちなみに幼稚園の指定サイズには合いません(‐o-;)。



(ρ.-)ネムイ。
| Rail&Hand | - | 00:18 | - | - |
その姿


毎日利用する地元の駅。只今新築中。
朝日に照らされ、新駅舎がその姿を現した。現代風の橋上式だが、古い街並みを意識しているのか?定規で引いたような形態。白・黒・茶の落ち着いた色彩に格子状の造作もある。
ローカル線の駅舎は、たとえ橋上駅でもコスト優先で貧弱なものになりがちだが、この建物の外観は大きく見える。

そのデザインの可否は別として、駅は街の玄関口。駅前風景とトータルな整備を願いたい。

私が好きな昔の駅舎は門司港駅。(福岡県)これは定番。
地味なところで伊予大洲駅(愛媛県)なんかも好きだ。
それから豊岡駅も国鉄時代の主要駅という雰囲気が残っていてよろしい。

近代的な駅舎でも、ネオクラシックな形態で好ましいのは米沢駅。(山形県)
地域活性化という理由で自治体の息がかかっているのは仕方ないものの、奇抜さだけを追求した駅は老朽化した際、惨めに見える。


新駅は三月に竣工予定。駅前広場寄りのホームでも階段を上るのが面倒だが…。

| Rail&Hand | - | 19:22 | - | - |
アンパンマン考
妻です。

テレビを買い換えてから、民放のBS放送が入るようになりました。

子供たちをテレビに釘付けにするもの。
それは「アンパンマン」!!!

子供と一緒に、ついボ〜〜〜っと見てしまいます。

すると、思うことがチラホラ・・・。


バイキンマンってホント、天才じゃないんか(´Д`υ)??!!

いち菌類の分際で、己の城を構え、バイキンUFOなる飛行機をも開発し得る者。
しかもこのバイキンUFO、なかなか手の込んだ細工がなされており、次々にアンパンマンを倒す武器が出てくるのです!!

アンパンマンの弱点は「顔を濡らされる」こと。

バイキンUFOからはあの手、この手でアンパンマンの顔を濡らす作戦が繰り出されます。

一方のアンパンマン、しょっちゅう顔を濡らされては「力が出ないよ〜〜〜!」と落下しています。

そのたびに誰かがパン工場に走り、顔を焼きなおす。
非常にアナログ的ではないか!!

そしてアンパンマンが「マント」という不可思議な力で飛行しているのに対し、あの菌類は自らの光化学知識で、様々な飛び道具を作り出しているんですよ??!!
毎回「バイバイキ〜ン!」と壊されているのにもかかわらず!!


う〜〜ん。

恐るべしバイキンマン。

バイキン城には書斎部屋があり、バイキンマンがそこで書籍に埋もれて必死で勉強する姿を目にしました。

一方アンパンマンが俳句を詠む、というシーンがありましたが、いまひとつセンスのない句でした。

よくあるスポーツ一点張りで、勉強の方は今一歩!というタイプなのでしょうか。


そんなこと言ってると、全国のアンパンマンファン幼児を敵にまわします。

ちなみに我が家の二歳児はバイキンマンが登場すると奇声をあげて駆け回り、大乱舞^_^;!

なるほど。
悪者のわりには、幼児のおもちゃに必ずアンパンマンと並んでプリントされているわけだ。


さて。

かくいう私は十数年前、「メロンパンナちゃんに似ている。」と言われたことがあります。


「なんと!!パンに似ているとは!!」

と愚かな私はその時自尊心を傷つけましたが、今となってはその時の栄華が懐かしいものです。

パン界のアイドル、メロンパンナちゃんに似ていたなんて。

誰か!もう一度言ってヽ(;´Д`)ノ!!!

と、思うほど落ちぶれた32歳。
| Rail&Hand | - | 22:56 | - | - |
引退
3月13日のJRダイヤ改正では、身近なところで姫新線の高速化事業が完成するという明るい話題の一方で、惜別の引退もある。

大糸線・糸魚川〜南小谷の区間で活躍するキハ52形もその一員。約45年前の製造。最後の3両がひっそりと新潟・長野県境のローカル線で活躍を続けていた。
ついでに糸魚川駅のレンガ機関庫もなくなるという。北陸本線で糸魚川に到着してあれを目にする、「ああ、やっと新潟県に入った」という実感が沸いたものだった。


2005年5月・小滝駅にて。残雪の北アルプスとキハ52。
このときは糸魚川で北陸線に乗り換えて筒石駅まで乗車した。

同じ北陸地方では、伝統の特急列車「雷鳥」号がわずか1往復になるという。他はすべて「サンダーバード」の新型車両に置き換えられてしまうらしい。私は15年以上にわたりお世話になった、あの赤とクリームの特急電車・雷鳥号だが、利用客には新しいほうが快適に決まっている。明らかにサンダーバードのほうが乗り心地が良い。
それでもマニア向けに1往復残してくれたのだろうか・・。

JRが誕生してこの春で23年。その時生まれた子供はいい大人になっているわけで、若い鉄っちゃんが国鉄時代を振り返る感覚は、蒸気機関車が引退した頃に生まれた私が抱いているものに近いのかもしれない。

| Rail&Hand | - | 22:39 | - | - |
ドアをノックするのは
小沢幹事長ならぬ「小沢健二」が13年ぶりにライブツアーを敢行するという。
シンガーソングライター・「小沢健二」 愛称は「オザケン」。90年代中盤に多くのヒット曲が生み出された。その当時20代だった方の多くはリアルタイムでご存知だろう。叔父は指揮者の小沢征爾。実は多くの文化人を輩出した良家の出身らしい。

何よりもポップな楽曲とその軽妙でのんびり構えた知的な風貌に魅力を覚えたのは私だけではない。かくいう私はオザケンファン。1998年以降、音楽活動を休止していたらしい。

「オザケン好きなの?似合わな〜い」

などと笑われたもんだが、芸術家のセンスに研ぎ澄まされた、ちょっと変わり者で穏やかながらも自分の信念をしっかり貫く彼に憧れたものだ。
学生時代、夜中の研究室で作業しながらよくオザケンを聴いた。

2ndアルバム「LIFE」(1994年)しっかり保管してあった。

オザケンの曲をカラオケで、車内で熱唱したものだ。
シングル曲の中には、同一曲でも全く異なるタイトルに変えられてリメイクされているものもある。
オザケンのマニアックな曲も知っている。

私より6歳年上のオザケン。すっかりオッサンになっているのだろうか。いやいや、今もアーティストの輝きを保っているだろう。きっと。


| Rail&Hand | - | 22:38 | - | - |
リネンワンピの手仕事

妻です。

年末のリネン福袋でワンピースを作りました。

胸に綿レースの切替えがあります。

ちょっとレトロ?

「ゆずの木さんて、私らの母親世代のデザインの服を作るよね。」
と言われたことがあります。

私の母は娘たちのお下がりの、「大島中」のジャージーを着ていたので、全くピンときませんが…。

たぶん、そういう布ばかり選ぶのは、私の癖というか好みというか…f^_^;。


元々ブラウスのパターンだったものを、単純にワンピ丈に伸ばしてみたら…


後ろ身頃、細っ(屮゜Д゜)屮!!


いやいや。

細身の皆さんなら十分の許容範囲でしょうが、私はこんな細いの嫌だ〜f^_^;。


ここちさんへ行ってらっしゃ〜い♪


よく後ろ身頃の肩に切替えがあり、ギャザ‐が寄せてあるデザイン。

あれって、ヒップにゆとりを作るために必要なデザインなんですね。


まだまだ勉強が足らんな〜(-.-;)。


元々独学で洋裁してんだから、数作ってナンボですf^_^;。

「ゆずの木」の織りタグも、一年経たずに35枚ほどなくなりました。

頑張るぞ〜。
| Rail&Hand | - | 09:29 | - | - |
15年
今日で阪神・淡路大震災から15年の歳月を迎えた。
早いものでというよりも、つい先日の出来事のように感じる。

前代未聞の大災害によって鉄道も壊滅的な被害を受けた。その記憶を辿ってみたい。

当時20歳の私は新潟市内に住んでいた。

私は生協プレイガイドでJRの端末を操作して切符を手配する、趣味を生かした?アルバイトをしていた。ここにも連日、神戸地区のJR運行状況のFAXが届いた。徐々に運転区間が神戸市街地へ延びていった。

神戸市内を通過するJR線は74日間の不通を余儀なくされた。
大阪以東から神戸経由で姫路以西へ通しの乗車券を所有する場合、途中で改札を出ないことを条件に福知山・和田山経由或いは谷川から加古川線経由の迂回が認められ、特急・急行の自由席は乗車券のみで利用できた。

また、九州方面への夜行列車が全面運休したため、京都〜和田山〜姫路経由の臨時夜行列車「なは81号」が運行された。こちらの乗車券は迂回扱いとはならなかった。この頃はまだ夜行列車の需要があったことを示しているようだ。

アルバイト先では関西へ向かう人への交通案内に苦渋した。
まだインターネットは普及しておらず、十分な情報が入ってこない。代行バスの待ち時間、所要時間、乗り場、迂回ルート・・。
特に留学生への説明に気を遣った。

ちなみに時刻表1995年2月・3月号の大阪〜姫路間は通常ダイヤが印字されているものの、グレーで網掛けが施してあり、一部運休区間があり現地で確認するように注記してあった。


帰省時、現地へ行ったのは2月に入ってからのことだった。

その際、和田山経由・迂回ルートを利用したことがある。
播但線には臨時快速列車が多数運転されていた。運行開始から間もない「スーパーはくと」の転用や、はるばる東北地方から動員されてきたディーゼル車両もあった。
和田山乗り換えの山陰線の急行「丹後」共々、デッキまで大きな荷物を抱えた人で超満員。雪の中、所要3時間以上の辛い迂回だった。あんなに混雑した和田山駅を見たのは最初で最後だろう。
新幹線も道路も含め、阪神間の大動脈が寸断されていたので無理もない。


JR神戸線は4月1日に、新幹線は4月8日に復旧を遂げた。これは全国から応援が駆けつけたJRのなせる業で、物流の要が最優先で復興した。余震と寒さの中、過酷な工事だったことは想像がつく。
特に高架橋が落下した灘〜住吉、東灘区付近では、強度を最終確認をするため、4本の線路上を電気機関車の列が同一方向に並んで走る様子が報道された。当然、通常の営業運転ではありえないことで、復興への印象的な光景だった。遠い街からテレビで伝え知った私にでも大きな励みになった。
4月1日・初日は徐行により結構遅れていたのを思い出す。
一方で阪急・阪神などは元の線路状態に戻るまで最大8月まで要している。



当たり前に電気が灯り、蛇口から水が出て、温かいご飯が食べられて、そして電車も時間通りにやってくることがどんなにありがたいことか。
そして、的確な情報が得られること。阪神・淡路大震災を契機にインターネットの普及が加速したという。私が自宅にネットを引いたのはその5年後だったが。

そんな中、南米ハイチでも大地震が発生している。この時期に当時のような映像を見ることは忍びなく、自然災害の脅威を感じずにはいられない。
そしてサンテレビの報道こそ、地元ならではの取り組みだと思ったりする。

| Rail&Hand | - | 20:30 | - | - |
寄り道

半日で仕事を終えて伊勢屋へ。
yさん製作の姫新線DVDを持参した。予想通り好評で蔵の雛人形と鉄道展示の際に上映が決定した。
スタッフの方々と話していると、囲炉裏傍に座る、どこかで見た泉谷しげる風のオッチャンがいる。カフェバー「vistari」のマスターだった。
相手も私の顔を覚えていた。
8年前、我が家のすぐ近所にある古い事務所を改装してオープンした。まだ独身の頃で、帰り道にチョット一杯、時々寄ったことがある。ところがその翌年、突然閉店。

マスター曰く、実は龍野城にほど近い本町に移転していたのだった。旧市街地で営業したかったようだ。
思わぬ再会に驚いた。マスターは伊勢屋内にも皮細工のブースを持っている。

さて、三月の展示では地元・姫新線をメインに打ちしたいとのこと。番頭のkさん曰く、

「写真も飾りたいんですよ」

「それなら知人に頼んで用意できますよ。昔のSLから国鉄時代のディーゼル機関車、今の新型車両まで」

「本当に?そんな方々とお知り合いなんですか!」

「お任せください」

「お願いします。姫新線高速化完成記念ですね」

等と豪語してしまったので、メールでお伝えするまでもなく、播但会の皆様、姫新線の写真をお持ちなら貸してください。
よろしくお願い致しますm(_ _)m

気のせいか、自分の手から醤油の香りがした夕方。
伊勢屋はとても心安らぐ空間だ。

| Rail&Hand | - | 20:23 | - | - |
いよいよ、やっと…。

妻です。

今日は娘の幼稚園の入園説明会と面接。

最初に園指定の通園バッグと上靴等を購入します。

娘は仲良しのMちゃんと走り回っていましたが、ふいに私の手荷物の方へ走って行き…?
手袋が欲しい?
寒いのかな?
…と思ったら、購入した通園バッグが触りたかったようです(*^_^*)。

早速Mちゃんとバッグを背負っていました。

余程嬉しかったのね…(*^_^*)。


面接は簡単なこどもへの質問。

「お名前は何ですか?」
「○○○○です!」

大人しい声ながらキチンと言えました。

「好きなお遊びは何かな?」

「ブロック。アノネ、昨日ね、ブロックで『ゆず丸』を作ったの。」

「ゆず丸」とは娘が名付けた船の名前f^_^;。

「嫌いな食べ物はある?」
「みかんとか、ピーマンとか…。」


ありすぎて言い切れないよね(-"-;)。


「好き嫌い」と特記されちゃいました。。。(〃_ _)σ‖


しかし、息子がお腹に出来た時、娘は一歳。
そして私が突然の病気で入院。

出産、そして二人のこどもの目の回るような子育て。

何度も、何度も金切声をあげ、娘を保育園に入れようか迷いました。


一歳の頃はよく「三歳?」と聞かれるほどおしゃべりで…。

知らないお母さんに「Yちゃん!久し振り!」と声を掛けられるほどおしゃまで愛想良しで。

私と弟と三人でいるより、友達や先生に囲まれた園生活の方が、どれほど娘にむいているか…と悩んだ時期もありました。


けれど、いざ私の手を離れて入園するとなると、嬉しくもあり寂しくもあり…。


四年も家にいると、教えることがたくさんありました。

ひらがな、トイレ、順番、挨拶…。


出来ないことがあると、まるで自分が責められているようで。

逆に「良い子ね」と褒められると、天にも昇る気持ち。


私が娘か、もう少し大きい頃、一人で自転車に乗る練習をしました。

何度も転び、側溝に落ち、泣きながら「もう自転車なんか乗らなくていい!」と思ったのに…。


ある日突然コツを覚えたら、転ばず風を切って…


どんどん遠くへ…


一人でに…


自転車は私の脚を必要としなくてもスイスイ走って……。



小さな息子を抱っこしていると、娘が小さかった頃を思い出しました。

重くて、もう早く大きくならないか。
そればかり考えていました。


四歳の今、おんぶに抱っこはまず必要ありません。


息子すら私の手を振り払って走って行きます。


母と子が一心同体だった短い期間。


悩んだけど、自分で育てて良かった…。


今、通園バッグは娘の枕元にあります。


薄暗い豆電球の下で、泥にまみれ、風にさらされる日々を静かに待っています。
| Rail&Hand | - | 22:06 | - | - |
雛と鉄道
伊勢屋より来館依頼のメール。11日午後、お邪魔した。
昨年のオータムフェスティバルで使用した米蔵の中で鉄道模型を走らせたいという予想通りの相談。
番頭のKさんによると、3月の約2週間、「龍野ひな祭り」に合わせ、蔵の中で雛人形展示と同時に鉄道模型ということらしい。
姉妹関係の「湯郷温泉てつどう模型・レトロおもちゃ館」に負けじと企画したい、とのこと。
伊勢屋にある材料でジオラマを造れないかという相談だったが、時間的に厳しい。

そこで過去に製作したジオラマ展示のほか、広い空間なのでよく目立つ大型模型・Gゲージを提案した。
2年前の「姫路ジャズステーション」の写真を見せたら快諾。Yさん作品・姫新線DVD上映も提案した。

期間中は伊勢屋スタッフに一任する形になるのでセキュリティを十分考慮するよう頼んだ。私は休日以外の立ち会いは困難だが、できる範囲で協力する予定。
この機会を文学館企画展宣伝の布石にしたいところ。


まだ計画段階で、どんな企画になるか分かりませんが、3月は伊勢屋へいらっしゃ〜い!
子供達は喜ぶでしょう。きっと♪

| Rail&Hand | - | 21:36 | - | - |
入園グッズの手仕事

妻です。

町はお正月が済んだら早くも入園グッズが並び始めました。

手芸店も例外なく、キルティングやアップリケがいっぱい\(≧▽≦)丿!!

見ているだけで楽しく…つい早くも入園グッズを手仕事。


娘を手芸店に連れて行き、「どれがいい?」と選ばせると、ウッカリアンパンマンやプリキュアを選びそうになります。

キャラ物も良いんですが、間違いなく誰かとダブるだろうな。

かと言って、親のナチュラル好みをゴリ押しするような、シンプルなリネン一色では可哀相…。

で、絵本作家あだちなみさんのオリジナルプリント、「くまのがっこう」シリーズをチョイス。

娘をさりげなく誘導し、「これが一番可愛いよね〜♪」と同意させますf^_^;。


バッグにするには薄手なので、内袋にリネンのキルティングをつけました。

こどもバッグ特有のふんわり♪感はお約束ですよね(*^_^*)!


切替えにYUWAのパッチワークプリントをつけました。

あと一つ、着替え袋もおそろいで作ろうと思います(*^_^*)。


これから入園準備にお母さんたちは忙しいですね。


頑張れ!ママ達!!

世界に一つだけの、手作りバッグを作ってあげてくださいね。
| Rail&Hand | - | 22:15 | - | - |
025
妻です。

先日、神戸を歩き疲れて子供と一緒にウトウトしていると、階下から主人の声。

「ちょっと!ちょっと電話なってるよ!ちょっと!!」


どうでもいいのですが、主人は私のことを名前で呼んでくれません。

呼ぶ時は「ちょっと」f^_^;…。


時間は10時。

着信履歴を見ると「025285××…」。


「025」で始まる番号に見覚えがあります。
何故なら新潟県内、そして新潟市内の市外局番なので。


しかし新潟市に住んで居た頃の大学の友人は全て仕事や結婚で引越し、皆バラバラ。

親しい友人なら携帯やメールでかけてくるはず。

誰だろう…。

大変気になるけれど、緊急ならまたかかって来るはず。

すると翌朝、再び同じ番号から着信。

これは何か重大な用事に違いない!


職場の友人が引越したのかもしれないし、大学の後輩かもしれない!

勇気を持ってかけなおします。


「ハイ!ありがとうございます♪ロイヤルホスト鳥野野(とやの)店でございます♪」


...... ( ̄□ ̄;)!!


ろいやるほすと!!!


間違い電話でした。。。(〃_ _)σ‖


しかしよりによって、兵庫県の新潟出身者に間違ってかけるなよO(`ヘ´#)"O!

ややこしい間違い電話でした。
| Rail&Hand | - | 07:11 | - | - |
鉄人とユザワヤ

神戸の「ユザワヤ」よりDMが届いた。

妻いわく「ぜひとも行きたいね」

私もまた「ライト模型に行きたいな」

という意見の一致で神戸市内へ。
新長田駅近くの駐車場に車を停める。中央区などよりも終日駐車料金はずっと安い。

まずは「鉄人28号」を見学。「お台場ガンダム」に対抗して昨年9月に竣工した。まもなくあの地震から15年。殊に長田区の被災は大きかった。これからの街の活性化を願うモニュメントでもある。

その後徒歩5分、昼食は鉄道模型ジオラマのある喫茶店「カフェ・トレーノ」へ。約半年振りになる。しかも一家で行くのは初めて。
元が「普通の喫茶店」ゆえに、各種あるオムライスはオススメ。
http://hwsa6.gyao.ne.jp/ct1/index.html

ところが・・空腹の極みに達した息子が怒る・泣く・暴れる;
空腹時の不機嫌は誰かにそっくり・・。
ゆっくりジオラマ見物という訳にはいかず早々に退散。

「ご迷惑をお掛けして申し訳ありません;」

「いえいえ、お子さんは元気なほうがいいですよ」

店長とバイトの女の子が言ってくれたものの、まあ〜天気のいい休日に一人で模型車両を抱えてやってきて黙々と運転するマニア・・ではなく自称“ファン”より多少マシかも・・?

子供らが隣の公園で遊んでいる間、私は駅前のピフレビルにある「ライト模型」へ。予約品(HO/DD13)のお代を支払う。入荷時でもよいとのことだったが、手持ちがある今のうちに。他の品も予約。

ライト模型は昭和23年創業の総合ホビーショップ。長田では昔から有名な店らしい。学生時代を新長田で過ごした同僚のN君、そして同区出身の奥さん共々ライト模型の存在を知っている。鉄道やプラモデルに興味はなくとも。
新長田の商店街にあった旧店舗は震災により焼失。数々の苦難を経て1999年、再開発ビル「ピフレ新長田」1Fに蘇った。
その後、予約品の前金制による大幅割引を謳う広告を通じて全国的に有名になった。2000年に1度訪問したことはあったが、偶然にもFさんが古くより付き合いがあるという話から、一昨年くらい前から私も懇意になった。

それは量販店以上の割引に専門店の色を持つショップという魅力と、たとえ道楽の品でも、新長田で消費することが街のためになると思ったりするから。
ついでに、新長田には「琉球市場」なるものがあり、沖縄の食材を揃える市場と沖縄料理の居酒屋もオススメ。(沖縄地方出身者が多い。灰谷健次郎の児童文学にも登場するように)


今度はパーク&ライドでJRに乗り換えて三宮・ユザワヤへ。
いまやユザワヤは妻の独壇場。

DMセールの影響で人垣ができていた。服地のロールをカットしてもらう場所は長蛇の列。良い品はみんな持っていかれてしまうので、ロールが売り場に戻ってくるまで我慢となるのであきらめたらしい。それでも「糸が安い」などとあれこれ物色していた。
現在、手芸用品関連はネットショップが幅を利かせているらしく、店舗販売は不利と見た。たしかに7〜8年前のユザワヤはもっと充実していた。ついでに鉄道模型部門も衰退;

さすがに疲れたのでJR駅まで戻る元気はなく、店舗のすぐ下にある地下鉄海岸線で新長田へ戻った。利用客の少ない地下鉄だが、「ユザワヤとライトを結ぶ」我が家にとっては都合の良い路線かも?

すでに日は傾いていた。
両親の都合で引きずり回される娘と息子はたまったものではないが、それでも楽しそうなので、神戸だろうと岡山だろうと関係ないようだ。

とはいえ、もっと子供向けのアミューズメントを考慮したほうが良いのかも?
| Rail&Hand | - | 22:02 | - | - |
リネンパンツの手仕事


妻です。

年末に福袋で仕入れたリネンで、早速手仕事。
けっこう厚地のリネンだから、フリーサイズのパターンは大きすぎるかな・・・と思いきや、全然┐(´ー`)┌。
むしろ、「入ってヨカッタ^_^;」。

ナチュラルファッション専門のパターンショップで、格安のパターンを仕入れたので早速使いました。
しかも送料無料!
リネン生地もいくらかあるので、興味のあるかたはドウゾ。
http://maille.info/

ウエスト部分に切り替えがあって、カワイイ!!

嬉しいついでにペチパンツまで作っちゃいました。


いい歳こいて恥ずかしいんですが、つい周りに影響されて・・・^_^;。

市販サイズの「M」が小さくなって洋裁するようになりましたが、市販パターンの「F」が入らなくならないように。

つまみ後、次第に強くなる発泡酒、注意。

以上、おデブ予報でした。
| Rail&Hand | - | 17:23 | - | - |
小寒過ぎて
事業主への検討事項の報告が無事終わった。

「オリちゃん、アンタが報告しなよ」

部長に言われてここまでこぎつけた。舌足らずだったが何とか終わった。また宿題をもらったが。

やれやれ。と云う訳で晩酌。「のっぺ」が胃に優しいつまみ。ん?空き缶がある。もう発泡酒2本空いているじゃないか。(前項画像参照のこと)

家族は皆寝て、ひとりお笑い番組を見ながらのんびり過ごす。


ところで、「姫路信用金庫創立100周年記念特別美術展」なるものに絵画2点を提供することになった。
Tさんが経営者協会に所属されており、その縁で私にも依頼がきた。さすがに今すぐ描けないので過去の物を出品することに。いちおう?日本画。

会期:1月20日(水)〜1月25日(月)10:00〜18:00(最終日は16:00まで)
会場:イーグレ姫路地下1F 姫路市民ギャラリー第3・4展示室
入場無料

ご高覧賜りたくご案内申し上げます。


それから、オータムでお世話になった伊勢屋さんよりメール。お声が掛かった。鉄道模型の行事を企画中で相談があるので、連休中に来てほしいという。どんな話か興味深い。

新年から行事の目白押しになりそうだ。
| Rail&Hand | - | 21:39 | - | - |
のっぺ

妻です。

私の故郷では、正月、冠婚葬祭、お酒を伴う祝いごとには必ず「のっぺ」という荷物を炊きます。


中身は里芋、蒲鉾、人参、こんにゃく、椎茸…。

なんともシンプルな野菜の荷物なのですが、これをご馳走にかえる秘密は帆立の「貝柱」。

しかも干し貝柱。
高級珍味です。

これと干し椎茸で出汁を取り、やつらをトロリと里芋のとろみで煮含めるのです。

なんともいえぬ絶品です。


私も毎年正月の度に新潟に帰っていたら、絶対のっぺなど作らないのでしょうが、子供が出来て五年。
毎年のっぺを作っていたら、それなりに母の味に近付いてきた…と自負しておりますf^_^;。


のっぺは郷土料理なので、各家庭によって入れるものが違います。
鮭を入れたり、鶏肉を入れたり、イクラを乗せる家もあります。

ちょうどこちらの、いかなごのくぎ煮みたいなもんですね(^O^)。

故郷にうまいものあり。


郷土料理って、やっぱり美味しい!!


息子も手掴みで食べていました。


義母が何度言っても「のっぺい汁」と言います。

のっぺ「い」でも「汁」でもないんだけど…。
ま、いっか(; ̄_ ̄)=3

| Rail&Hand | - | 18:50 | - | - |
姫路科学館

妻です。

「新しくなった姫路科学館行こか〜。」

珍しく義母からのお誘い。

義母はもと教育者なので、児童館が休みで暇だから…といって私のように買い物でしのいだりしないのだ。

暇つぶしも教育的ですf^_^;。

一階はプラネタリウム、二階は森を再現したジオラマ、三階は科学実験を体験できるフロア。

科学館は主人と結婚前に行って以来…と思っていましたが、建物や展示物に見覚えがありました。

娘が歩くか歩かないかの頃、確かベビーカーに乗せて連れて来たような…。


薄暗い、昭和の香りのする展示イメージは払拭され、明るく開放的な展示に生まれ変わっていました。

ベビーカーに乗せられたままだった娘は駆け回るようになり、
「次は?!あれ回す!」
などと科学実験コーナーに興味津々です。


月日の経つのと、子供の成長は早いものです。


いつも午前寝する息子がまだ寝ていなかったため、眠り薬に科学館で食事。


娘は「キッズプレート」なるものを注文。

なんのことはない、スパゲッティに「鉱石」のオマケがついたものf^_^;…。


そしてレストランの出口にはガチャポンがあるのですが、300円でもれなく「ホンモノ化石」が出て来る!!f^_^;のです…。

「ガチャポンする!」

…って、今スパゲティのオマケに付いて来た鉱石、見向きもせずほん投げていたじゃんかよ。


と言いつつ、何を隠そう密かな古生物ファンの私が「ホンモノ化石」に釣られて買ってしまいましたが。

残念…。


恐竜卵の化石でした。。。(〃_ _)σ‖


久し振りに有意義な時間でした。


子供たちも満たされたのか、満腹食べて、ご就寝…。


お疲れ様。
| Rail&Hand | - | 21:40 | - | - |
初夢
今日から仕事始め。思えば正月休み中は趣味のことは何もしていない・・。無理矢理時間を捻出する普段のほうが効率がよいのかも?


話は変わるがちなみに私は年男でもある。勿論24歳ではない。
そして皆さん、どんな初夢をみましたか?

今日はこのふたつがキーワード。という訳で初夢をみた。
厳密には2日の夜のものだ。

急遽病気で休んだ人の仕事が全て回ってきて「ちょっとカンベンして〜」というくだりのもの。ちょっと待て。こんな初夢はイヤダ〜!と、もがいたら目が覚めた。
どうやら宿題を放置しているからこんなことになる・・。と、云う訳で片付けた。

気を取り直して翌晩。

何故か自分がいる家の裏手のカーブする畦道が線路になっている。
よく見ると田園の中に円周を描くループ線の中に家がある。ちょうどプラレールの円の中に家があるような。こんな風景はありえない。

私は36年前・昭和49年の世界にタイムスリップしていた。

早春の夕方だった。遠くから汽笛が聞こえる。蒸気機関車だ。なんと私はデジタル一眼レフを持っている。これは写真を撮れということか。

線路際へ行った。誰かいる。何故かYさんだった。
声を掛けると、この3月末で、ここから蒸気機関車がいなくなるという。

なんでこんな平坦な土地にループ線があるのか尋ねたら、この先に峠があるので平坦なところで勢いをつけて1周しながら機関車に不具合がないか確認するのだという。しかもここは九州の宮崎県・日豊本線だという。(※日豊本線にループ線はありません)

蒸気音とともにヘッドライトが大きくなってきた。カメラを構える。
やってきたのは・・・



C61型牽引の貨物列車。しかも後部補機(後押し)に9600型・・・。
何度もシャッターを切る。

まさかデジカメで昭和49年の蒸気機関車を撮影できるなんて思わなかった。Yさんもデジカメを持っていた。思わず知人にメールをする。
(※携帯電話が使えるのは夢の中だから?機関車が「C61」なのは群馬県に保存されている実物が来年復活するというニュースが印象的だったからか?ちなみに実物は東北と九州で活躍した機関車)

また日は変わって、今度は梅がほころぶ池畔にいた。前回と同じ編成の貨物列車が来た。正面から撮影し、走り去る姿も撮る。蒸気機関車最後の日で、夕暮れの中、煙と舞い散る梅の花びらだけがいつまでも残っていた。

ここで目が覚めた。

九州ということで寝台特急「富士」も期待したが来なかった。実現していれば「1富士・2鷹・3茄子」の如くとても縁起の良い夢だったかも?寝ぼけながら思った。


これが私の初夢です。

う〜ん;十分鉄道マニアらしい内容で、出来れば実写版(?)で見たいくらい。ん?まてよ;昨年も鉄道の夢みていなかったか?餘部鉄橋の宿でカニを食べてから自転車で帰ったとか・・。

今年は蒸気機関車の列車に乗ってみたいと思ったりもした。(新潟に帰省すれば走っているし)
| Rail&Hand | - | 21:33 | - | - |
謹賀新年

あけましておめでとうございます。管理人です。
今年も「Zakkan・雑感」をよろしくお願いします。


元日は実家で朝祝の後、地元の神社へ初詣とショッピングセンターへ出かけた。後者はものすごい人だかりでウンザリ・・みんな行くアテがないんだろう。飲んでばかりの正月休み。子供と凧揚げとショッピングセンター巡りだけで終わってしまった。

おせちにも飽きた。昼食にコンビニのパンを食べると俗世に戻った気分になる。元々私はおせち料理というものが嫌いだったりする。

早いもので2010年。2000年台も2桁に突入した。
10年代とでも言えばいいのだろうか。

ともあれ、今年も変わらず気ままな日常と趣味を綴っていきたいと思います。
| Rail&Hand | - | 17:35 | - | - |
元日

妻です。

明けましておめでとうございます。

幣ブログをご覧の皆様(※)には、昨年中ひとかたならぬご愛顧をいただきました。
(※当初、身内とごく一部の友人のみでしたが、近年大増殖した様子で嬉しい限りです。)

本年もどうか皆様にとって幸多い年でありますように・・・。
重ねて変わらぬご愛顧をお願い申し上げます。


さて。
昨日、今日はここ兵庫県でも小雪の舞い散る肌寒い日。

ゆっくり掃除して車でも洗って・・・のつもりが突然の訃報が舞い込み、忙しい年末となりました。

夕方まで義母とおせちを詰め、子供を早く寝かせ、夫婦でまったりと一杯・・・。

私は久しぶりの日本酒に酔いが回ります。

年が明けて相変わらず遅い朝祝いを済ませると、義母が
「ママとパパとホームセンターでも行って、お正月の凧や羽子板やかってもらい!」
・・・と義母。

こずかいももらって、買いに行かないわけにいきません。

ホームセンターの初売りは明日から。
仕方なく混雑するショッピングモールに向かいますが・・・・


プシュッ!!!
ぷは〜!
「私も!ピーナッツ食べる!!」
ごくんごくん、ごくん、
「あ、お父さんにもピーナッツちょうだい」


!Σ( ̄Д ̄;)がーんっ!

車中でまで乾杯するな!!

さっきまでおせちつまみに日本酒飲んでなかったかドヨォォ─(lll-ω-)─ォォン…??!!!

「あ〜〜!車に揺られると酔いが回る。」

・・・って^_^;。

数年前に帰省した時の「ふるさと雷鳥」か!!

しかし、その「ふるさと雷鳥」の車中土産に、ビールとつまみをしこたま持たせたのもウチの親ですが^_^;。

ま。
お正月だからそれもいいもんです。

大混雑のショッピングモールで行列してまで鯛焼きを買い、帰りの車内では
「キャラメルの鯛焼き食べる!」
「ティッシュは?!あ〜!もうこぼす!」
「んま!まんま!」

ぼりぼりぼり。
ぷは〜〜!

って、毎回「ふるさと雷鳥」か^_^;!


正月に凧揚げなんて、正直面倒・・・。
とか思いましたが、箱を開けてみたらこどもより親が楽しんでる感も若干否めません。

家の畑では風がない、とわざわざ河川敷まで行って全力疾走!!

最近はプリキュアの凧まで売ってるんですね。

正月だからといって、凧揚げたりかるたしたりする子供も珍しくなりましたが。

なかなか伝統的な遊びに戻るのもいいもんです。

そうそう。

私の実家ではお正月のおいわいに「のっぺ」という煮物を作るのです。

主人の実家では「しきたり」に厳格で、雑煮も大根と金時人参以外入れてはいけない、非常に質素な雑煮でした。

しかし私が嫁に来て六年。
ついに朝祝いのお膳に「のっぺ」がのるように・・・。

そしてシンプルだった雑煮に、「のっぺに入れる貝柱のダシが美味しいから」という理由で近年貝柱まで登場。

これはなんとも言えない感動です。

播州と越後の文化の融合ですね。

娘はお嫁に行ったら、貝柱でダシをとった大根と人参の雑煮を作るのでしょうか。

新潟の文化を批判的に取られたように感じた時期もありましたが、十分に受け入れられている、と感じました。

こうして家族ってできていくんですね。

今年も良い一年でありますように。
皆様、どうぞ未熟な私たちを、変わらず見守っていただけますように。
お願い申し上げます。

| Rail&Hand | - | 21:27 | - | - |
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