Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
誕生日
妻です。

娘は今日で4歳になりました。
長いようで、あっという間の4年間。
出来ることがうんと増えました。

着替え、挨拶、顔洗い。
そしてトイレ・・・・。

娘と過ごした4年間、本当にいろいろなことがありましたが、とくにトイレトレーニングは思い出深いものがあります。

以前「初しっこ」が出来て当ブログで報告してから、ずいぶんになります。
長くなりますが娘の「トイレ物語」聞いていただけます?


言葉が早かった娘、「おしっこ出た!」とハッキリ言えたのが一歳代後半。
張り切った私はトレーニングパンツをしこたま買い込みます。
ちょうど同じ頃、一歳半の仲良しSちゃんは既に外出先の便器で用を足しており、比較対照のライバルにもんのすごく焦る私。
しかし一歳では「出た」から「出る」と申告することもなく、「おしっこ出た」「トイレ行く」と言われても「出てからじゃな〜・・・。」
となんとなくトレーニングをフェイドアウトしてしまいました。


そしてそのまま息子を妊娠、その冬に出産。
紙おむつに染み出しそうなほどおしっこをしていても、「出てない!!!」と言い張る娘。
私が耳鼻科に行った日に主人に預けると、オムツ替えに一時間、死闘のデモ隊最前線がくりひろげられていたそうです^_^;。


息子を産んで4ヶ月頃。春。娘、二歳9ヶ月、同級生の友達もボチボチオムツ卒業し出します。
妊娠も、出産も済んだ。
あとはオムツ!!!!!!
この夏だ〜〜〜!!パンツはかそう〜〜〜!!!
娘の好きそうなアンパンマン、キティちゃん、最後はプリキュア。
色々なキャラを大活用するもジャージャー漏れ。

方法も、様々な方法を調べました。
人形を使う。しまじろうを申し込む。水分を与える。あるいはごほうびのお菓子。
しかしパンツを穿いた娘を幼稚園に連れて行くと、そのまま「ジャー」。
脚を伝った尿はダイレクトに長靴にイン。
娘が歩けば長靴が歌う。チャップン、チャップン♪

ジャージャー漏れ、そして床拭きを続ける私と娘のストレスはやがてピークに達します。
娘が寝起きで吐くまで泣く、オンブする。私の背中で漏らす。
もう我慢も限界です。

祖母まで「保育園に入れようか」と言い出します。
「保育園に来たら、私らがすぐオムツはずすで!」
保育園に勤める友人に自慢されたのがきっかけ。
しかし私も、ここまで来たら意地があります。
何とかして幼稚園入園までに自分で外してみせたい!!!

娘が三歳半頃、真冬でしたが、必ず湯船でオシッコをするよになりました。
「お風呂でおしっこしたら、お風呂がよごれてしまうよ!お風呂の前におしっこしよう。」
何度言い聞かせてもお風呂の中でしてしまいます。
機嫌のいい時はオマルに座りましたが、ギリギリになって自分でパンツをはき、立って漏らしていましたドヨォォ─(lll-ω-)─ォォン…。
一体何をしてんのか。
そこまで「尿意」も感じる、着替えもできる。
しかし「便器で」できない。

今の時代のトイレトレーニングの鉄則、ご存知です?
絶対「叱らない」ことです。
漏らしても「いいよいいよ」「今度はトイレでしよう。」
言い続けてきました。一年余り。

しかしこの春、ありましたね?インフルエンザ騒動。
外出禁止。
遊び場を失った子供達は、必然的に家で遊びます。
「ばあちゃん家行く!」と娘が言います。
ガンガン漏らします。
祖母が言いました。
「もう医者行くか?」
近所に専門医が出来たのです。
すると娘の言い訳。
「四歳になったら!トイレでするの!」

ここまで私や祖母を心配させる娘のオモラシ。
私は鉄則を破りました。
「アンタは赤ちゃんか!」
「四歳になったら幼稚園行くんでしょ?そんなに漏らしてばっかりいるなら、幼稚園に弁当と一緒にオムツ持っていきなさい!」
普段叱らない私の、この一撃は効いたようです。
以来、カタチだけ便器に座るようになりました。
しかしおしっこは出ず、その後しばらくして漏らしていました。

湯船でおしっこするなら、お尻をお湯につけてさせたらどうだろう?
フイに思い立ち、洗面器にお湯をはり、その中にオシッコさせると・・・・出来た!!
今度はヒャッキンで買った小さなオマルにお湯を満タンにし、そこでさせたらやはり出来ました。

お風呂場が娘のリラックス空間なら、と考え、娘の大好きな日本地図を壁にはり、風呂場にオマルをおいてするのがしばらく習慣でした。

それからは「地図さんお引越ししようね。」「地図さんに会いに行こう。」と言い、オマルをトイレに置いておくと、抵抗なくするようになりました。

そして今日。
四歳の誕生日。
朝から料理教室。お昼も食べ、しっかり遊び、娘がパンツを触るのでトイレに連れて行きました。
オマルではなく補助便座は初めてでしたが、ちょろ、ちょろちょろちょろ・・・・。

おしっこ出たヽ(・∀・)ノ゜+.゜☆!!!
スゴイ!感動です!

「四歳になったら。」

娘の言動にはいつも感動させられます。

お乳をやめたのは一歳八ヶ月。
その時は自分から「シャヨナラ。」と言い、私の胸元をあけては小さな手を振っていました。

息子のようにチンチクリンで騙しのきく相手ではないけれど、鋭くて、口達者で甘えん坊。頑固で、こうと決めたらテコでも動かない性格。
けれど、だから、自分で決めたことは成し遂げてくれる大物です。

四年間で本当に大きくなってくれました。

生まれてくれて、おめでとう。
生まれてくれて、ありがとう。

これからも元気で大きくなってね。
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