Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
ジオラマ納品と「ゆめまち観音」鑑賞
夕方、姫路文学館にて会議。

今日は第1作のジオラマ、「釜石線宮守川橋梁」を納める。
岩手県遠野市に実在するアーチ橋で、実景をモチーフに製作。
釜石線の前身は「岩手軽便鉄道」で、宮沢賢治はこの軽便鉄道を見て「銀河鉄道の夜」などの物語をイメージしたといわれる。
このアーチ橋は賢治の没後、昭和18年に建設されたものだが、隣には軽便鉄道時代の橋脚が残る。そんな理由もあって今日、宮沢賢治を偲ぶ観光資源に活
用されている。

実景(他所より転載)


ジオラマ(縮尺1/80)鉄道車両は現在活躍しているものを置いてみた。

反対側より。

宮沢賢治が抱いた銀河鉄道のイメージを五感で紹介できれば嬉しい限り。


そして、映画「ゆめまち観音」の試写会。
ハドソンソフト前会長・工藤氏の手による、まったく新しい形の映画。
「ジオラニマ」という造語で、ジオラマと人形を組み合わせ、人形を情景の中に佇ませて物語が構築されるというもの。昔の無声映画のように「活弁」によって語られる点も大きな特徴。

公式サイトはこちら。
http://www.edo.net/bcsf/yume/intro.html
もちろんそこら辺の映画館では見られない。

映画に登場するミニチュアの精巧さと演出はもとより、時代に翻弄された登場人物たちに胸を打たれる。たかがジオラマ人形と思うなかれ、鼻の奥がツーンとなる作品。

この映画も、今秋の企画展イベントにて上映予定。

本日は羽川さんのマネジャー、Zさんも出席。初顔合わせの挨拶・名刺交換。

そして、2年ぶりにYsさんに会えた。いつの間にか青年会議所へ。勤務先では常務取締役に。多忙な日々のようだ。(今度は食事に行きたいですね)

とまあ内容の濃い会議だった。以前の不安が解消されて前進している。そんな空気が流れた。手前味噌ながら、形あるものを提示することは先方の理解を得てもらう早道になるだろう。

本日のワタシは自動車なのでアルコールは入らないが、Zさんを交えて夕食にも参加。

Dさんを自宅へ送って帰宅。相変わらずスイッチが入ると熱く語り出す。
前回の反省で飲みすぎる前に連れて帰って正解?


次回は約1ヶ月先。
ワタシの任務はジオラマ。次の製作が待っている・・
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