Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
欠伸列車と新余部橋梁〜
若桜鉄道のディーゼルカー車内。風鈴が飾り付けてあり涼を誘う。

同鉄道は昭和5年に国鉄線として開業した。しかし、赤字続きゆえに昭和62年10月、JRから鳥取県などが出資する第3セクター方式の「若桜鉄道株式会社」に転換された。
郡家から若桜鉄道線に入る。いきなり乗り心地が悪くなる。貧弱な線路が続いているのが見える。

梨畑と田園の中をのんびり走る。風鈴の音と心地良い揺れで眠くなる。
この雰囲気、山形鉄道に似ていると思った。あちらの梨は「ラ・フランス」だが。
各駅には開業当初の木造駅舎が残る。経営が厳しいゆえに古い施設が残っており、結果としてファンに注目されるようになった。後述の蒸気機関車と合わせて、鉄ちゃんはお得意様のようだ。

若桜は国道29号戸倉峠鳥取県側、麓の町。山に阻まれるように線路は終わる。なんと氷ノ山を越えて八鹿までつなげる計画だったらしい。

終着・若桜駅にて。車両の扉の「さくら」マークに注目。


そして、若桜鉄道といえば・・「C12型蒸気機関車」
2007年、兵庫県多可町からやってきた。このC12−167は同線で活躍していた機関車。構内には転車台なども残る。
蒸気ならぬ圧縮空気で動くようにしてある。体験運転もできるらしい。
今回は10分で折り返すため、見学は諦める。自宅から国道29号で行くことができる距離なのでまた次回。


当然ながら同鉄道では「青春18きっぷ」は使用できない。1日乗車券(740円)なるものがあった。通常往復運賃は840円なのでお得。車内でも購入できる。それで各駅で乗降しながら撮影しているヒトがいたわけだ。
切符には「開業80周年記念」と記してあった。

それから「隼(はやぶさ)」という名前の駅がある。予想通り、バイク乗りの聖地?なのか・・。
スズキ・ハヤブサ(SUZUKI GSX-1300R・HAYABUSA1300)が駅前に停まっていた。

再び鳥取へ戻る。
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