Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
総仕上げ

文学館展示用ジオラマ最後の1点。縮尺1/80 サイズ:900×750mm ターンテーブルのある機関区風景。

いよいよ細部の仕上げに入る。

昨日は朝からTさんにトラックを出してもらい、昔描いた絵画を搬入する。鉄道が登場する絵画も展示するとのことで提供依頼があった。ちと恥ずかしいが;

その間、バラストと草地の処理を終えた本作を半日屋外に放置していたら、木工用ボンドはすっかり固まっていた。残暑が厳しい。

子供らが寝た後、作業を再開。
よく見ると機関庫に煙抜きの煙突がない。ストローを短く切ったものに手芸用のクルミボタンを載せて簡単に表現。
給水タンク脇の線路にはアッシュピットがある。石炭の燃え殻を落とす溝のこと。アッシュ=灰は蚊取り線香の灰より。つまり本物の「灰」。

小物の配置と適宜汚し塗装。ジオラマを引き立てる最終段階。
いつも書いているが、小物を置くのは最後までガマン。まだ発泡スチの地肌が見えているのに人物でも配置しようものならニッチモサッチモいかなくなる。
そして錆色やアンバーで単調な地面を引き立てるのは、黄色、赤、緑でカラフルな柵・看板類。地面に原色を使ってはならない。

機関区名は「山野井機関区」とした。お分かりのように姫路文学館の所在地。他にも看板類で遊び心を演出。


何とか形になった。半年間のジオラマ格闘にひと段落・・。

次の記事にて、特別企画?「ジオラマの旅」
ジオラマの世界への小旅行。お楽しみに!




| Rail&Hand | - | 16:20 | - | - |
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< May 2024 >>
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE