Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
「並ロ」
さて、例のC62と一緒にヤケクソになって?導入したのが、縮尺1/80 アクラス・プラ製品、荷物車マニ36と2等車スロ43。

いずれも1等車オロ35形がベースで、私が好きな荷物車。天賞堂のマニ36とは窓割りが異なる。バリエーションが増えた。
そしてスロ43は、オロ35の電気暖房化改造車だという。タイトルの「並ロ」とは同車のことで、リクライニングシートを装備する特別2等車「特ロ」に対し、旧来の2等車を「並ロ」という。特別2等は座席指定で、普通2等は東海道線のグリーンのように2等切符を買えば自由席で座れるものだったらしい。1960年、2等級制で特別2等と1等はなくなり、2等→1等となった。
モデルは1960年以降の緑帯なので正しくは旧2等=1等標記となる。
私の守備範囲は、いちおう昭和45年以降としているので少し古い。まあプラでは珍しい車種ということで。しっかりと車内の枕カバーも白く色差ししてある。
ちなみにオロ35を普通車に格下げしたものがオハ53で、それをロングシート化したものがオハ41−300だという。
種車がスロ51(切妻屋根)のオハ41が姫路地区や四国で活躍していたのは有名。


ドキュメンタリー映画“或る機関助士”昭和38年のC62急行「みちのく」をイメージ。

もうひとつ、面白いのはコンデンサーを内蔵しており、停車後もしばらくライト類が点灯すること。


このとおり、線路から外してもテールランプが光る。

「アクラス」は「トラムウェイ」系列のマイナーメーカーだが、この調子で意欲的なプラ製品を出し続けて欲しい。

来年は「オハ35戦後型」を予定しているという。こちらも楽しみだ。

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