Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
ガラスケースがやってきた
我が家には4畳半の物置部屋がある。

子供が生まれるまでは、私の趣味スペースとして鉄道模型などを広げていた。今となってはストーブ柵、アイロン台、オマルまで・・。子供が大きくなるにつれて増える物品の数々。足の踏み場もない。
一時期、使わなくなったソファーベッドも押し込んであった。


昨年、Tさんより、業務用ガラスケースを頂けるという話があった。
できればこの部屋に置きたい。果たして入るのか?ちょっと不安だった。


年が明けて話が急展開した。


地元の国民宿舎内の企画展示用として、Tさんは自身が所有するガラスケースを、善意により市に貸し出していた。終了後、返却に際し、うち1台を私のところへ届けてもらえることになった。

その展示とは「昭和レトロ」を銘打った、縮尺1/80のミニチュア街並み。作者はKさんという方で、市職員でもある。
実はTさんの同級生。それぞれの道を歩まれているが、趣味は鉄道で同じ。
Kさんのミニチュア民家作品は過去にも紹介した記憶がある。


今日は振休。うまくスケジュールが合った。


数日前から、4畳半の荷物を一旦別室へ待避させた。ケース搬入後はまた元に戻さねばならない。そのうち、ダンボール箱に入った模型車両はケースに飾ればよい。


娘は登園、妻と息子も外出。家は空になった。今こそチャンス!

午前10:30、Kさん、手伝いの方と近所で待ち合わせ。ほどなくトラックがやってきた。早速搬入作業をはじめる。

サイズは幅120×奥行48×全高154cm

我が家は狭いので2階の窓から入れようか思案したが、分解して階段を通過。
1時間半ほどの作業。無事に搬入できた。



「なあ、コレクション見せてよ」

作業の合間、Kさんと話す。
Kさんはあの細密な自作の民家を使用して、実家に巨大ジオラマを作る夢があるという。

「まだ先になるけど、出来上がったら見に来てな。これも何かの縁、これからもよろしく頼ンますワ」

Kさんは多忙と見えて足早に去られた。



ちょうど入れ替わりで帰ってきた妻はモノを見て半ば呆れていたが、

「外の荷物、元に戻しといてね」

で終わった。(ホッ;)
偶然近所を通りかかった娘の同級生のお母さんから、今日は我が家の前は大賑わいでしたね。と言われたらしい・・。


そして夜。
荷物を元に戻しつつ、模型車両を展示してみた。

まるで模型屋みたいだ・・。
ケース内に雛段を作るのもよさそうだが、元箱を収納する場所がない。外に出した荷物を戻すことができなくなってしまう。
当面は機関車だけ並べて編成モノは箱のままとする。

・最上段にドイツのSL。
・2段目に国鉄/JRの機関車。
・以下は箱ごと陳列。

黙って眺めるだけで落ち着く空間。これは分かるヒトにしか分からない。
ちなみに、この中に展示できるジオラマは無し。
自分で作ったものは他人のところへ行ってしまうパターンが殆ど。そのほうが喜んでもらえるし、作り甲斐がある。巨大な粗大ゴミにならなくて済む。

以前、妻はデジカメストラップを量産販売?していたが、本人はというと、デジカメに元から付属しているショボいナイロン製のものを使用している。似たような現象だ。


このような立派なケースを譲ってくださったTさん、搬入にご協力頂いたKさんに厚く御礼申し上げます。



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