Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
手柄山交流ステーション+姫路市立水族館
本日より姫路市立水族館がリニューアルオープンした。
先立ってオープンしていた「手柄山交流ステーション」と合わせて足を運んでみた。
手柄山交流ステーションには、あの「姫路市営モノレール」が37年の眠りから覚めて展示してある。モノレール見学は入場無料。車内に立ち入ることもできる。
この場所は、モノレール運行当時の終点・手柄山駅跡地。山の中腹に掘られたトンネル内に位置する。
水族館から見上げる四角いレンガの壁の中だ。

モノレールとの対面に感激!ホーム上にある昭和40年代の看板や時刻表もそのまま残されていた。

画像右側に今回新設された水族館新館入口がある。ちょうどこの場所はモノレールの車庫があった場所だという。
営業当時、モノレール線路が姫路駅方面に向かって飛び出していたトンネル入口部分。新たに連絡橋が設置され、従来の水族館本館につながっている。

何故か山の上にある水族館。イルカやラッコなどはいないが、昔からここの主はコイツら。


新館には非脊椎動物を中心とした里地の水生生物が多く展示してあり、息子は大好きカタツムリに興奮していた。(私はキライだが)
魚に触れあうコーナーもある。


昔と変わらぬ内容でリニューアルした水族館。そして、子供心にあの中を見てみたいと思ってから約30年、モノレールが世代を超えて姿を現したことは感慨深い。
姫路モノレールは、我が国では羽田空港に次いで2番目のモノレールだった。しかし、1966年の開業からわずか8年で運行を終了した。
撤去と公開にあたっては予算の都合と、結果として実らなかった公共事業への後ろめたさもあるのか、モノレールはトンネルの中に格納されたままだった。しかし車体の保存環境には恵まれていた。ずいぶん時間を要したが機が熟したようだ。

モノレール+水族館、セットでご家族でドウゾ。なぜか水族館という場所は癒されます。(もちろんモノレールも)
クルマは手柄山上「緑の相談所」の駐車場に停めるほうが便利でしょう。


モノレール運行当時の様子を記録したサイトがあります。当時を知らない私は大変新鮮に感じました。
http://himejimonorail.web.fc2.com/index.htm
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