Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
11機の精鋭
本日は2011年11月11日。

1並びにちなんで、11両の蒸気機関車。


なんや、アンタNゲージやめたんとちゃうんか!と言われそうだが、蒸気機関車から足を洗うことだけは難しい・・。
全長わずか15cmの機体に精巧なロッドが回転する様子は、手巻き腕時計の如くなんともいえぬ魅力に溢れている。この魅力は蒸気機関車に限った話で、ついでに他車種も・・ということはなさそうだ。
その昔、Nゲージであれもこれも手を出して自分の興味は何なのか?ワケが分からなくなってしまった経験がある。
いちばん好きなものはスケールの大小を問わず蒸機だということに気づいた。Gゲージも蒸機ですし。

わざわざ手放しておいて再収集するのは困ったものだが、実はネット上にはKATOの新古品が格安で出回っており、新品を買う金もないので安くチビチビ仕入れている。(というよりもHO蒸機が買えない反動?)そんなこんなで1並びの日に11両目が届いた。
N蒸機も最近はハイグレード化傾向があるようだが、ロングセラーのC57やC58など、素晴らしいプロポーションと走行性能で文句のつけようがない。動力の関係で縮尺1/140、少し大きいという意見もあるが、機関車は存在感があるほうがよい。
一方、M社は縮尺1/150を守っていてもブサイクな腰高。他社にない形式が充実していることから10年ほど前、手にしたことがあるが、スタイルも走りもイマイチ。もう買うもんかと懲りた。

なんで今さらN蒸機かというと、今秋はNゲージ機関区風景ジオラマの竣工からちょうど10年になる。本格的なジオラマ製作第1号。
完成当時は機関車を飾り、走らせて楽しんだものだが、気が付けば無煙化どころかHO化で車両そのものがほとんどいなくなり、ジオラマは実家に片付けられてしまった。
ところが思わぬご縁から、機関区風景は近年3回にわたり公共の場に展示される機会を頂いた。舞台はあっても役者がいないのでyさんに泣きついて車両を貸していただいたこともある。
やっぱり役者は手元に揃えておきたいのが人情。

画像中央に鎮座するのはC58−363。動態保存機らしく装飾が凛々しい。「C58パレオエクスプレスセット」のバラし品。

最後に、
姫新線・本竜野駅に停車中のC58−179
1971年(昭和46年)T様撮影

40年前の写真。様変わりした同駅だが、線路をまたぐ陸橋は近年まで使用されていたので、機関車がいなければ2年ほど前の風景と大差ないことがわかる。
後方の一部の電柱は今もそのまま使用されている。そして、陸橋の柱の一部はモニュメントとしてホームに保存されている。
| Rail&Hand | - | 22:45 | - | - |
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 
<< May 2024 >>
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE