Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
マンドリンオーケストラ
3連休とはならず、ようやく訪れた休日。

以前紹介いただいたYさんの同級生、Sさん。
氏が所属される「姫路パルソナス・マンドリンオーケストラ」の定期演奏会にお誘い頂いた。
Sさんは弊ブログを日々楽しみにしてくださっており、そのご縁でYさんを介して直々のご招待となった。


妻と子供達に聞いたら、

「聴いてみたい!」

ということで、一家で鑑賞することに。

姫路市内にある、楽団と同名の会場へ行く前に昼食。マンドリンが南欧だからという訳ではないが、パスタに付くパンが食べ放題という店が近くにあり、腹がくちてから移動。現地でYさんと合流する。

Sさんは指揮者。ご本人登場。


ダイナミックなタクト。



普段耳にする機会が少ないマンドリン。

ピアノをしている娘は音楽に合わせて指揮の真似をし、息子は美しい音色と満腹感、しまいには眠ってしまった。

ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」からの選曲に、高校時代コーラス部だった妻は懐かしく満足していた。

耳慣れたメロディには親しみが沸くもの。


私はクラシック音楽の類を知らず、楽器類ができないので専門的なことはわからないが・・
マンドリンのポロポロという独特の音色。マンドリンやギターは持続した音を出すことができないので、小刻みに指を動かして「トレモロ」で演奏しなければならない。この演奏方法こそマンドリンの美しさだと思う。

四半世紀以上前、ワタシが初めて自分で購入したレコード(時代的にCDではない)は「青い山脈/丘を越えて」のシングル盤だった。その歌手は“藤山一郎”

なんとも渋い子供だ・・・

そのバック演奏こそ初めて耳にしたマンドリン、明治大学マンドリン部によるものだった。
特に「丘を越えて」の前奏、
♪ソ・ド・レ・ミ〜ミレ・ド・レ・ミ〜ソ〜ソ〜

明るいリズムはマンドリンならでは。今も耳に残っている。
例えば「古賀政男メロディー」など、本演奏会での観客年齢層からよいかもしれない。過去に企画されたことはあるかもしれませんが。

イタリアを起源とするマンドリンは明治時代に我が国へやってきた。
勝手な想像だが、第2次世界大戦時、音楽活動そのものは停滞となったものの、戦後我が国でマンドリンが隆盛を極めたのは、日本・ドイツ・イタリアが同盟国だったという影響があるのかもしれない。



我が家には教養の高い?午後となりました。
Sさん、Yさん、ありがとうございました。
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