Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
Mの店
少し遅くなった。人身事故で電車が遅れ、余計に遅くなった。
30分ほど乗り換え時間が出来た。腹が減ったので軽く「つまんで」帰ることに。
こんな日に同じことを考える人は多いのか、私が好きな「えきそば」に珍しく人が溢れている。階下の牛丼も然り。

改札外にファストフード店がある。世界最大「Mの店」


今回の発言は小さなお子さんがいる一般ご家庭を敵に回すようだが、私はこのMの店がどうしても好きになれない。
理由は後程。


それでも、暖かい室内に着席して100円でコーヒーが飲め、100円で具材の入ったパンが食べられる。
そう思えば、缶コーヒーよりありがたい。

気に入らないと言いながら久しぶりに入店してみる。

コーヒー、商品名は忘れたがチキンをサンドしたものを注文してみた。〆て200円也。


かぶりついてみる。
明らかに先日のモスとは比較にならない・・
まあ、○マザキの惣菜パンを購入すると思えば我慢できるか。しかし、パンにレタス・チキンをサンドしたものが100円で原価はいくらだ?

帰宅後、夕飯にシチューの残りとパスタを食べた。キタナイ話だが食後の「ゲップ」は何故かMの店の味がする。
いったいどんな材料を使っているのか・・

この状態で大根の煮物など食べても全く味がしないだろうと思う。


だったら食べるなよ、と言われそうだが、

昔、ハンバーガーといえばMの店しか存在しなかったので、子供の頃幾度となく行ったことがある。味はこういうものだと思っていた。
後に正当な食材を使用した「モスバーガー」の存在に衝撃を受けることになるのだが。

Mの店は私が住む田舎には存在しなかった。市街地の商店街にあるMの店。その2Fから通りを見下ろすと都会的な気分になった。

当時の物価にしては相応の価格で、今のほうが遥かに安い。デフレの象徴みたいだ。

21時にもなろうとする頃に制服の学生達がMの店でバーガーを食べている。
家に帰ってもお母さんのご飯食べようね。
まあ、私も高校生の頃は何処かに寄り道したものだが・・


Mの店の罪は「安さ」
これはリピーターを生むことになる。
みんな低価格志向に弱いので、子供の頃からこの味を食べ続けると、それが当たり前だと思い込むことになる。恐ろしいことだ。


「食の投げ売り」が「食」を破壊していないか。


何も絶対にMの店へ行くなと言っているのではない。
嗜好品でたまに食べる程度ならいいと思う。

四半世紀前、Mの店のメニューは毎日食べるための食事ではなかったように思うから尚更感じる。


以前、えらく道路が渋滞していると思ったら「Mの店」のドライブスルー待ちだったということがある。
そして、店舗の駐車場から出てきたのはBMW/Z4だったというオチも。
走りはニュルブルクリンク、味覚は原付?


等と、お惣菜推進派?の私が偉そうなことを書いていますが、たとえ温めた既製品であっても家でみんなで食べることに意義があると思うのです。「すき家」のテイクアウトでもいいからさ(チョット違うか;)


以上、○ッピーセットが好きなご家庭の反感を買うようなお話でした。
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