Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
ご自身へのクリスマス
私にもサンタクロースは来てくれた。
といっても「モデルス・シマ」に注文して届いた品だが。

バックマン・HOゲージ ALCO 2-6-0 DCC SOUND

アメリカ形のサウンド付機関車。

サウンド付蒸気機関車が、KATOのプラ製16番・DD51並みの価格!
アッサリしたディテールだが、破綻ない出来。
いやはや、製造場所の人民元パワーはスゴイ。ユニクロさん共々、お隣の大国とは仲良くしなければなりませぬ。


廉価版につき、ケースは簡単なもの。

サウンドデコーダーは「TSUNAMI」で、DCC環境はもちろん、普通のパワーパックでもカンタムのようにサウンドを奏でる。
汽笛(長・短)、鐘、ブラスト音、蒸気音、コンプレッサー音、ライトON/OFFが操作可能。
但し、廉価版につきブレーキと連結音は省略。



ALCO(アメリカン・ロコモティブ社)製の同機種は、実は日本にも多数輸入されている。明治期の九州鉄道154形(後の鉄道院8550形)に当たる。

ちなみに、今も京都の梅小路や九州のSL人吉号で現役で走る8620形蒸気機関車。なんでハチロク(クルマじゃないよ)は中途半端な番号がトップナンバーなのか?
8550形の最終番号が8610で、国産次世代機は10番上で8620としたことによる。
8550はサイズ共にハチロクに通じるものがある。

ということで、ボディのロゴマークを黒く塗りつぶして、カウキャッチャーを撤去し、立派すぎるテンダーに目をつぶれば「なんちゃって日本型」になる。

6年前、DCCサウンド入門としてバックマンのアメリカ形を手にしたことがある。1/80日本型車両が増備されるにつれて、その日本離れしすぎた獰猛なスタイルが意にそぐわず、新車の原資?に手放した経緯がある。

今回の4-6-0は過去のモデルよりもリーズナブルで、しかもそのスタイルは何処かの地方鉄道で混合列車を牽いていても不自然ではない。

天プラの機関車に手を加えることには躊躇してしまうが、この2-6-0は肩の力を抜いていじくり回して遊ぶ模型だと思う。
こんな製品が溢れたら、趣味人口は広がると思うのですが?





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