Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
合造車
まずは・・お陰様で20日で弊ブログ「雑感」は7周年を迎えました。

これからもよろしくお願いいたします。m(_ _)m



というご褒美ではありませんが・・・
金属アレルギーの当鉄道、久しぶりに“真鍮製客車”が入線しました。

オハニ36形 普通座席・荷物合造車。

実物は、昭和30年に鋼体化客車の仲間として車体を新製して登場。
当初から優等列車に使用することが念頭に置かれており、スハ43系に準じた内装。同じ60系シリーズでも、予算の関係で改造名義とされたようだ。
台車も近代的なTR52を履いており、改造といっても台枠のみ木造客車のものを使用したことになる。

他の合造車が廃車・改造される中、オハニ36は最後まで活躍した。その内装が功を奏したのだろうか。
昭和50年代初頭までは播但線の普通列車にも連結されていた。荷物室に入ったことあるゾ!という先輩方も・・
末期は山陰本線で行商人の荷物置き場の便を図るため、昭和61年まで残されていた。

そのオハニ36は2両がJR東日本高崎支社と大井川鐡道で動態保存されており、唯一営業運転する座席荷物合造車。荷物室は飾りに見えるが、東日本車はイベント列車で車内販売の準備室として活用されている。
昭和30年代、特急「かもめ」の一番端に連結されていたオハニ36。C59に牽かれ、D52に押され、山陽本線を駆け抜けた名車が今も活躍することは嬉しい。

飯山線・森宮野原駅にて。(2009/5/4)
DD16-11+オハニ36-11「飯山菜の花祭り号」


同じ光景を模型で再現してみた。


モデルは「フジモデル」キット組立品。破綻なく塗装されたお買い得落札。
あろうことか、窓枠がアルミサッシ化されている!実車では存在しなかったはず。モデルの世界では堅いコト言わず、茶色い車体のアクセントになる。
標記がないので、インレタは手元にあるオハとマニを組み合わせればいいかな?
あとは「荷物」の文字・・どうしたものか。

この先当分、16番プラ製合造車は製品化されることはなさそうだから入線させて正解かも?全室荷物室の客車はよく売れるらしいのですが・・。

乗りたいですねぇ。オハニ36
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