Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
90s’ドラマ〜夏子の酒〜
今日は七夕。
夢をかなえたい、そんな印象に残るTVドラマがあった。(ドラマばかりですいません)

「夏子の酒」1994年1月〜3月フジテレビ系(水曜21:00)

有名な作品で、和久井映見演じる酒蔵の娘「佐伯夏子」が幻の酒米「龍錦」を栽培し、酒を作る物語。同名のコミックをドラマ化。お互いに魅かれあう役で共演の萩原聖人と和久井はその後結婚した。(その後離婚;)
ロケ地は勿論、酒どころ新潟県である。ちょうど私は新潟で生活していた頃で、喜んで見ていたのを思い出す。
夢に挑戦する夏子と、それを取り巻く人々、農村の人間模様が巧みに描写されていた。都会から帰ってきた若者達と、保守的な地域とのあつれきなどが印象的だった。
まだ若い松下由樹が悪役を担っているのが、この頃から似合っていた。(最初は夏子に意地悪をするが、本当ははいいやつだったりする)
前年に米作りからロケを始めて、気合の入ったドラマだった。すがすがしい青空と水田が似合うこれからの季節にぴったりの作品だ。

詳細はコチラ。
夏子の酒

そのロケ地となった久須美酒造は、幻の酒米「亀の尾」で醸造を行っているというところから「夏子の酒」のモデルとなった。しかし、2年前の集中豪雨で被災したらしい。どうなったのか気がかりだ。

〜ここからは新潟県民の皆さん向け(ロケ地マニア)〜

その久須美酒造は新潟県三島郡和島村(現:長岡市)にある。
熊谷幸子の「風と雲と私」が流れるオープニングで、和久井映見が農道を自転車で走っている後ろを電車が追い越していく場面があるが、これはJR越後線で、同じ和島村、桐原駅付近の国道116号と線路の間にある農道だと思われる。この辺りの越後線は本数がかなり少ないので、一発撮りだったことだろう。当時、マニアまっしぐらの私は分析して、午前中の柏崎発村上行の電車という結論を主張したことがある。(意味ないが)
さらに、夏子(和久井)がほのかに想いを寄せる荒木(石黒賢)と出かけた新潟市の遊園地が、今は無き「とやのレイクランド」だった!
他に、長岡の花火大会、弥彦ロープウェイなども出てきたように思われ、さながら新潟県観光案内みたいで面白かった。
その夏子の酒は、久須美酒造より酒米「亀の尾」を使用した「亀の翁」として限定販売されている。「夏子物語」という銘柄もあるが、こちらは亀の尾なのかは不明。

ドラマ「夏子の酒」もう一度見てみたい。どうやらビデオ化されていないようだ。録画したものを置いとけばよかった・・・。

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