Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
車輪
今月より私の上司となった方は59歳。定年前に退職し、私のところにやってきた。前の会社では人事部長だったか偉い方だったらしい。そこそこの年齢に見えるが、前の方よりもかなり若返った。
気さくな方で、我々も会話しやすい。いつも笑顔で皆と打ち解けようと努力していることがよく伝わってくる。以前とは全く異なる職種で不安もあるのだろう。「意思疎通を十分に取って皆楽しく仕事が出来るようにしたい」と最初に話していた。その理想に期待する。まあ給料までは上がらんだろうけど。
難しい顔をして黙って座っている人よりはありがたい。我々は以前とのギャップに戸惑うこともあるがそのうち慣れるだろう。要は今までどおりのコトをしていればよい。

朝は清掃がある。

「オレもするから」

おもむろに雑巾を持って手摺を拭き始めた。

「あの、部長、結構ですから・・」

「みんなやってんだからいいよ。それから、前も言ったけど肩書じゃなくて○○さんって名前で呼んでよ」

無理に止める訳にもいかないが、その下の役職者(課長)が何もせずに座っている光景はいかがなものか;

とまあ、笑顔は対人関係という歯車の潤滑剤。やはり第一印象というものが与える影響は大きい。自分も気をつけよ;
私も他人のことは言えないが、上司は飲むことが好きらしい。それもまた潤滑剤か。


今日は半日。帰宅後、少し遅くなったが実家で雛人形を片付ける。
娘が触って壊してしまった御所車のスポーク車輪を木工用ボンドで治す。
「アンタの分野やな」
母が言う。

御所車も仕事もうまく回り出すことを願う。


| Rail&Hand | - | 22:48 | - | - |
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