Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
ポーターと客車
ともあれ、昨日の件は「非常識なヒトがいるんだね」等と同情があったらしい。だって、私は野球の「デーブ」みたいなヒト、苦手なんです・・。

そして妻は「ママ、大きな口開けて頑張ってたね」というコメントをもらえたらしい。一件落着?


さておき、姫路文学館・企画展ジオラマ。芥川龍之介「トロッコ」のモデルこと「熱海軽便鉄道」。
ようやく機関車が到着した。ポーターBタンク蒸気機関車。実車は米・ポーター社製造。明治〜昭和初期にかけて国内各地の軽便鉄道や産業鉄道で活躍したので日本の風景にもよく似合う。

模型はバックマン製品。コストのかかる模型車両だが経費で認めてもらえるとのことでありがたく導入。縮尺1/48、Oナローゲージ、例えれば掌に乗るオニギリ1個分のサイズ。ちゃんと走行する。ライトも点灯。実はNの蒸機より安い。あとは英語のレタリングを消して汚し塗装をすればそれらしくなる。

ところが牽かせる客車がない。この時代、機関車は輸入に頼っても鉄道会社は経費節減のため、粗末な木造客車を自前で準備した。機関車ほど技術は要りませんからね。ところが模型の既製品はアメリカ西部劇のような立派な客車しかない。

そこで、HOゲージ貨車の下回りを利用して客車を自作することに。
物色したところ、フライッシュマン製の貨車があった。以前500円で入手した中古品なのでOK。


資料を参考にボール紙とプラ板でボディを作る。窓抜きは面倒なので一括してくりぬいてから窓桟を接着。片側デッキとしてみた。

車両工作は苦手そのもの。拙い工作力のおかげで?頼りない形の客車になった。

ところが機関車と連結器が異なる。でも心配御無用。ヨーロッパ型模型共通の「NEM」という規格によるはめ込み式なので交換OK。対応するナックルカプラーがある。


濃い緑で塗装。窓枠にミントグリーンをアクセントにしてみた。
窓ガラスは「ちりめん」が入っていた透明の食品トレイを切り抜いて活用。

機関車に連結すると。客車のほうが大柄になってしまった・・・。今更どうしようもないが。

客車の汚し塗装と、機関車も英文字のレタリングを消してみた。

なんとか役者が揃った。あとはジオラマ上の小物。
| Rail&Hand | - | 21:35 | - | - |
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