Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
ターンテーブル
文学館展示用ジオラマ最後の1点。

昨日、Tさんに依頼していたターンテーブルと扇形機関庫を受け取ってきた。ターンテーブルとは蒸気機関車の転車台。「トーマス」なんかにも出てきますね。
上路式ターンテーブルのガーター、いわゆる「鉄橋状態の線路部分」がTさんによる自作品。これまたよく出来た力作。

ピット(掘り下げた円盤部分)をどうやって作るか・・・日本の鉄道に見られるピットの多くはスリバチ状。従ってこのガーターも斜めにカットしてある。しかし紙を円錐に巻いてもうまくいかない・・・。


昨日の昼、息抜きに家族で外出。それでも頭の中をグルグルとターンテーブルが回る・・・。
昼食のレストランは混雑。ワタシはグルグル・子供はグズグズ「おなかすいた〜」
そのとき観葉植物が目についた!

「帰りに100円ショップ寄ってよ」

ピット部分に「鉢受け」を活用することにした。

直径275mm。線路の長さはは255mmで少し大きいが、底面に向かって直径が小さくなっていることに気づく。鉢受け自体深すぎるので、上部1/3をカットして浅くした。これで線路の長さととピッタリ!

「鉢受け」のターンテーブル。


あらかじめ製作しておいたベース(ベニヤ合板+スタイロフォーム)に穴を開けて、塗装した鉢受けを押し込む。
鉢受け底面外周に枕木を接着。丸く曲げたレールを置いてそれらしくする。
もちろん回転はできないので展示用。ピットもスリバチ状になっていないが、斜めにカットされたリアルなガーターのおかげでそれらしく見える。



ついでに線路と扇形庫も固定した。
線路と扇形庫の段差はスタイロの上に敷いた厚さ5mm×2枚重ねのスチレンボードで調整。
おかげで2本のレール間に「アッシュピット」(石炭の燃え殻を落とす溝)も作ることができる。

さて、23か25日に搬入すると仮定して、作業可能日数は実質7日。
果たして間に合うのか・・?

と言いつつ、毎回締め切り際の魔術師デス。
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