Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
宿題
8月31日。今日で学校の夏休みは終わりだ。
宿題に大慌ての子供たちもいることだろう。

私を知る人は意外だと思われるかもしれない。
今だから告白するが、私は小学生のとき、夏休みの宿題を時々ごまかしたことがある。
ノート1冊埋める課題があった。ノートを間引いてページ数を少なくした。しかし、やりすぎて、「残りのページはどこへ行ったのだろう」という先生の評が赤ペンで書いて返ってきた。
子供のウソなどすぐバレる。堂々と怠けるには気が小さく、セコイ子供だった。しかし、工作や絵画などは、さっさと片付けていた。

中学生になると、大人の顔色を窺うようになり、成績に影響するという懸念から、真面目にこなした。
しかし、高校生になると、またいい加減な状態に戻って、自力で解答せず、適当に丸写しでページを稼ぐ始末だった。期日提出で良い子のふりだけしていた。やっぱりセコイ奴。
たしか高校3年の夏休みは宿題がなかった。受験等に備えて自主的に勉強しなさいということだが、朝からアニメの再放送ばかり見て、午前中から昼寝していた。

そういえば鉄道とアニメ、どちらを今後の趣味の選択肢にしようかと、当時18歳の私は思ったことがある。(などと妻に話していたら「どちらも選択しなくてよろしい!」という指摘)
結局「アニメーション的」なイラスト(いわゆる萌)が描けないという理由でアニメの入門はあっさり断念し、幼少から培った鉄道に邁進することとした。(どっちもどっちだが)もし、アニメに傾倒していたら、今とは異なる自分が存在したことだろう。あな恐ろしや;

そして当時を思い出すのは、松井秀喜選手が初登場した夏の高校野球、星陵×明徳義塾。松井への敬遠試合。
今や大リーグで活躍する、松井選手と同学年の私は、自宅で菓子を食べながら試合を観戦し、彼にエールを送った。
当時、テレビ画面で見た松井も私も、顔立ちは18歳の頃とあまり変わらないが、お互い年をとった。

学生の皆さん、夏休みの宿題は後悔のないように終わらせましょう。
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