2009.03.17 Tuesday
残念!
鉄道写真家の第一人者、真島満秀氏が急逝された。まだ63歳だというのに・・。癌に侵されていたとのこと。
真島氏の「鉄道のある日常」を描いた世界。単に電車編成そのものを写したのではない独自の作風は今までにない鉄道写真だった。
例えば真夏の朝、夜を徹して走ってきたディーゼル機関車牽引のブルートレイン「出雲」が通過するのには目もくれず、汗だくで草刈りに励む麦藁帽子のオッチャンたち…
成田エクスプレスをバックに抱擁するカップルのシルエット…等、
日本の美しい風景の中に暮らす人々のために走る鉄道を愛でた方だったように思われる。
鉄道とそれを取り巻く人間との交わりこそ、私が最も魅力を感じる瞬間であり、大袈裟な言い方をすれば生涯のテーマなのかもしれない。
人物が写り込んだ写真のみならず、時刻表の表紙や青春18きっぷのポスターなどは同氏の手によるもの。と言えばわかりやすいか。
真島氏の作風をヒントに写真を撮る方も多いという。
私は殆ど写真を撮らないが、真島氏の視点に共感する。それはミニチュアや絵画の世界にも通じる。
真島氏の写真は鉄道に関心のない人も引き寄せる独特な魅力を備えているのかも。
また一人、私達は貴重な人材を失ってしまった…。
故人のご冥福をお祈りします。
真島氏の「鉄道のある日常」を描いた世界。単に電車編成そのものを写したのではない独自の作風は今までにない鉄道写真だった。
例えば真夏の朝、夜を徹して走ってきたディーゼル機関車牽引のブルートレイン「出雲」が通過するのには目もくれず、汗だくで草刈りに励む麦藁帽子のオッチャンたち…
成田エクスプレスをバックに抱擁するカップルのシルエット…等、
日本の美しい風景の中に暮らす人々のために走る鉄道を愛でた方だったように思われる。
鉄道とそれを取り巻く人間との交わりこそ、私が最も魅力を感じる瞬間であり、大袈裟な言い方をすれば生涯のテーマなのかもしれない。
人物が写り込んだ写真のみならず、時刻表の表紙や青春18きっぷのポスターなどは同氏の手によるもの。と言えばわかりやすいか。
真島氏の作風をヒントに写真を撮る方も多いという。
私は殆ど写真を撮らないが、真島氏の視点に共感する。それはミニチュアや絵画の世界にも通じる。
真島氏の写真は鉄道に関心のない人も引き寄せる独特な魅力を備えているのかも。
また一人、私達は貴重な人材を失ってしまった…。
故人のご冥福をお祈りします。