Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
宮さま誕生
秋篠宮妃・紀子様に男の子がご誕生した。お慶び申し上げる。親王の皇位継承権は3番となり、41年ぶりの男子誕生に国民の関心は深い。

さて、一般的な話は沢山報道されているので、週刊誌的な話をする。

皇室典範を改めようかという議論にまでなった矢先、紀子様のご懐妊だった。男子がいないという理由で皇室典範を変えようというのは、いかにも現代らしい。天皇が国を治めた時代では考えられないことだろう。

この議論が始まったとき、天皇陛下が秋篠宮殿下に、もう1人子供はどうかと進言したともいわれている。
「おめさんや、もう1人坊こしょってみねぇかね?おまんちの嫁はまだわけぇすけ、どんがら?この話、皇太子が聞いたら、あら雅子でーすきらて、またカッカカッカするこって、言っちゃ駄目らよ」
(ねえ君、もう1人赤ちゃん作らない?君んちの奥さんはまだ若いから、どうだろう?この話は皇太子が聞いたら、彼は雅子さんが大好きだから、また怒り出すから言っちゃ駄目だよ。)
という具合に。(なぜか新潟弁)

気になる渦中の人は雅子様だ。皇太子妃という立場からお世継のプレッシャーがつきまとう。頭のよい人だけにその心労は計りしれない。

ここからは憶測である。
雅子様は自分に男子ができないから皇室典範が議論になるという後ろめたさがあったかもしれない。一方で愛子様が女帝になるかもしれないという希望もあったかもしれない。(ちなみに皇太子殿下は「あったかもしれないし、なかったかもしれない」という口癖で婚姻の時ごまかした。さすがにマスコミは突っ込めなかった。)

今回、秋篠宮家の吉報を祝福しつつ、雅子様はさらに心を痛めるかもしれない。男子誕生で議論が落ち着いて胸をなで下ろすと同時に、無念な想いもあるのではないか。自分は何のために皇室に入ったのか等と思うかもしれない…。

「あっきゃ〜。わざわざゲーコーカンの仕事までぶちゃって、皇太子の嫁行って、男の坊ができねかったんだて。みのせがねぇてがんに〜雅子さん。なんでそんが道選んだだろね〜」
(あらら、わざわざ外交官の仕事を捨てて、皇太子の所に嫁いで、男の子ができなかったんだよ。居場所がないだろうね、雅子さん。どうしてそんな道を選んだんだろうかね。)と言う人もいるだろう。(なぜか新潟弁。「みのせがない」用法を間違っているかもしれない)

日本人はみんな雅子様や紀子様を通して皇室に親しみを持つ。愛子様など、まさにアイドルだ。
今日は日本中祝福一色だ。誰が将来天皇になるとか、そういう視点で国民全てが皇室を見ていないと思う。
決してイギリス皇室みたいなワイドショーにならないよう、皇室を温かく見守っていくのが日本国民の役目かもしれない。(あの方々は戸籍がありません)

この度誕生された宮様が天皇に即位する日、おそらく私はこの世にいないだろう。
何だか来年の皇室カレンダーが欲しくなった。宮様の写真も付いてくるのだろうか。

ちなみに私の義姉の名前も雅子さんです。

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