Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
温泉湯豆腐

勤務先の親睦団体からのクリスマスプレゼントとして、郵便局の「ふるさと小包」が設定された。全国の好きな食品が選べる。
嬉野温泉の「湯豆腐セット」をもらった。他には「喜多方ラーメン」をもらった。

嬉野温泉は佐賀県、ちょうど長崎県との県境付近の盆地にある。
この温泉水で作る湯豆腐は、温泉成分により豆腐がとろけて絶妙な食感となる。これを薬味と九州醤油で食べる。九州の醤油は甘くて口に合わないが、この湯豆腐にはピッタリ。豆腐が溶けて白濁したお汁も旨い。
豆腐と温泉水のセットになっている。この豆腐を食べると嬉野温泉の、あの宿を思い出す。


15年ほど前に初めて訪問した嬉野温泉。1995年、学生時代の九州合宿旅行だった。インターネットが普及する前で「宿泊表」で幹事が発見した宿。
2回目は1997年、S君の「最長片道切符の旅ゴール」記念。肥前山口駅でゴールを迎えた後に嬉野温泉へ行った。彼は関口智宏氏よりもずっと前に成し遂げている。以後も同じ宿に泊まって覚えられるほどになった。
1999年、2001年、2004年とオリンピックのように続くが、5年前を最後に開催されていない。
メンバーの多くは関東地方に住んでおり、みんな社会人となり、歳とともに家族が増えたひともいるので、そう簡単には行けない。

いずれの回も、夕食・朝食ともに湯豆腐が付いてきたが、名物の宣伝を始めたのは近年だろう。
我々は何でもアリということで?豆腐を持込したこともある。いつまでたっても豆腐が減らない宴会。さすがに翌朝は鍋ではなく、小皿に盛られた湯豆腐が出てきた。ちなみに料理にはそこそこ手を掛けてあり「ムツゴロウ」など、有明海の珍味も並ぶ。

嬉野温泉バスターミナル正面「一休荘旅館」
良く言えば山田洋次の映画のような、不思議な昭和の宿です。

。横導冑屋の窓の外は信号機;
◆抜簓呂あり”という謳い文句。たしかに岩風呂だが・・2人用。
4鯡邁浩瑤任蓮⇔拘曚陵甍瓩妊船吋奪箸鯆鷦┐垢譴弌他宿の外湯に入浴できるキャンペーンを毎回実施していた。一休荘の浴衣で一流老舗宿の外湯をめぐるのは・・。
の沼悗鰺蠅鵑世蕁家族全員で両替がはじまった;
ゴ柑さんには年賀状をくれる。

エピソードは尽きない。

そんな嬉野温泉に再訪できる日は・・・とりあえず次回は九州新幹線鹿児島ルート全線開業の時、となっている。2011年3月か。

そして、九州新幹線・長崎ルートの一部(武雄温泉〜諫早)も昨年着工された。同区間に嬉野温泉駅が開業するのはいつの日だろうか。(それまで一休荘が存続しているかが問題?)


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