Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
倒れない稲
興味深い記事。

 “一般のイネより収量が倍近く増える稲穂が垂れない直立型の国産イネの開発に、京都大学の客員教授の徐正進(じょ・せいしん)氏(植物育種学)と東北農業研究センター(秋田県大仙市)が取り組んでいる。中国産の直立穂型の3品種ほどを選択。宮城県産品種の「ササニシキ」や「ひとめぼれ」など約10種類の日本品種を選び、さまざまなパターンで交配を行い、最も収量の高い組み合わせを研究している。
 開発中のイネは一般の垂れるタイプのイネと比べ、上の葉や穂が、下の葉をさえぎらないことなどから光合成の効率が2倍近くアップ。このため、収量も倍増することが見込まれるという。”

たしかにコシヒカリなどは重くて倒れやすい。
果たして直立不動の稲から収穫された米の味は?収穫量が増える分だけ味が落ちないか気にかかる。二毛作や二期作の土壌のようにならないのだろうか。大学の研究とは云え、減反やコメ価格の下落に相反する動きにも見える。まずは生産者を保護することがいちばんの政策ではないか。

ちなみに「ミニ野菜」の生産は価格が安定しており、作物が小さい分体力的な負担が少なくて済むという、生産者には2つのメリットがあるという話を聞いたことがある。ミニ米という訳にはいかないが・・


ところで、勤務先の親睦団体からの職員向けクリスマスプレゼントに、郵便局の「ふるさと小包」を今年も採用した。ラインナップは全て食品。
休職中の2名が期日を過ぎても未提出で「お任せします」との伝言があった。生物は不在時に迷惑がかかるので、必需品のコメ「魚沼産コシヒカリ」を採用。

「生産地に十日町市、小千谷市、魚沼市、南魚沼市ってあるけどどれにすればいいんかな?」

「どれも大体同じエリアですが」

小千谷と十日町も魚沼産を謳っているのか。どこまで魚沼なのかよくわからない。
そういえば、昔どこかの店頭で見かけた「下田産コシヒカリ」(下田村・現在は新潟県三条市に合併)袋に「魚沼のとなり!」と大書してあったな・・。
何と節操がない;そんなこと書かなくても美味しいのに。

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