2011.11.04 Friday
さわし柿
妻です。
新潟から秋の味覚「さわし柿」が届きました。
ご覧の通り、実に甘柿特有の「ごま」がありません。
もとは渋柿です。
ンで、何故これが甘くなるかっつうと……。
これを「さわす」=焼酎に漬けるのです。
こちらの人は偉く珍しがりますが、新潟ではポピュラー。
焼酎に「漬ける」と言っても酒びたしにするのではなく、お尻にチョコッと焼酎をつけて、逆さにして樽に熟成させるだけ。
それで渋柿が見事な甘柿になるのです。
ごま入り甘柿に興味はありませんが、子供の頃から「さわし柿」は大好物の私。
夕飯前の小腹を満たすのに、母が丸ごと皮を剥いて、しかも箸にさして(笑)食べさせてくれたのを思い出します。
これを食べると秋!!!って感じ。
それから新高や幸水などの梨…。
新潟で「さわし柿」が独自の進化を遂げている点は、「ムサシ」に行くと「さわし柿用焼酎ブロック」が売られているところ(笑)。
ムサシは新潟、特に私の地元で成長したホームセンター。
さわし柿ブロックと一緒に樽に入れるだけで渋が抜けます。
おそるべし!!
さわし柿文化!!!
スッキリとした甘みがなんとも言えない絶品。
今年も送ってくれてありがとう。