Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
趣味の週末
一昨日のカミングアウトについて、妻よりメールにてコメントが届いた。

「直接知らないヒトは引くと思うよ」

確かに・・このままではあまり関わりたくない人物かも;
少しは更正?したことを自分でフォローしておこうか。


さておき、久しぶりにTさんに会った。実に3月のジャズステーション以来。昨夜は一緒に飲み、本日は会社にお邪魔して1日中鉄道模型で遊んだ。
昨夜は18時頃から遅くまで飲んだ。例によって2軒目がメインとなる。Tさん行きつけのスナックへ同行。Tさんの新作イラストも拝見した。
年の離れた男同士が何時間も飲みながら何を喋るのか?と聞かれたことがある。が、それはヒミツ。いくら時間があっても話は底なしに尽きない。
胃カメラ検査上がりのTさんは酒を控えていたためか、普段より回りが早かったようだ。少しおイタが過ぎたと見え、店の子から「イエローカード」が出ていた。まあ、その辺は愉快な宴なのでボカしておくことにする。

一夜明けて、寝不足も気にせずTさんの会社へお邪魔する。

HO(16番)ゲージの鉄道模型で遊ぶ。
583系、485系、165系、キハ82系などの往年の花形列車が8〜12両編成で快走する。鉄道博物館の大ジオラマを髣髴させる。12連ともなれば全長3m以上になるので、直線の長いTさんの鉄道ならでは。
ついでに持参したDCCサウンド付のヨーロッパ型車両(DC特急TEEエーデルワイス)などの音を堪能したり盛りだくさん。

HOゲージはサイズも走行音も迫力もメガ盛。長年Nゲージに親しんできた私は、TさんやFさんの影響か、ここ数年でHOの魅力に気付いた。一応、ヨーロッパ型HOを細々とたしなんできたが、いよいよ“見慣れた電車”も守備範囲になってきた。それはプラ製量産品。Nゲージをそのまま拡大したようなもので細密でよく走る。その昔、日本型HOといえば手工芸品的なものばかりで、おいそれと庶民が入手できるものではなかった。ここ十数年でプラ製品の充実は著しく、ポピュラーな車種が出揃った。日本のHOもすっかり欧米的になった。
そして、私の息子がそのイニシャルから「HO君」と呼ばれ、マニア心をくすぐられたという要因もある。
NHKの「趣味悠々」では昨年のHOゲージ鉄道模型が好評だったのか、昨今の鉄道ブーム?に乗っかり今度はNゲージを放送している。そんな私は時代に逆行しているかのよう。

「30過ぎたらHO」

とでも提案しておこうか。
例によって、晴天の休日にオッサン2人がニヤニヤと線路に顔をへばりつけて悦に入る。


ところで、オークションにて格安ジャンク品で入手したメーカー不詳の真鍮製客車「オハユニ61」
KATOのプラ製客車とセットで出品されていた物で、初めて手にしたブラス製品。人形が乗せてあるのに魅かれて入手した。しかし台車の取付けが緩く、すぐに車輪が外れ、急カーブに弱そうだったり、やっぱりブラス物は扱いにくいという印象を抱いた。ベテランのTさんに見せて車輪を調整してもらうことにした。すると意外な答えが・・。

「これは“ニワ”のボディと台車やないか・・。プロが組んだ物やろ。シル・ヘッダーの付き方がきっちり二重になっとる。手摺と標記も綺麗や。車体裾が窪んどるのが惜しいな。たぶん落としたんやろう。これさえなかったら高いぞ。ええモノを手に入れたな。しかもオハユニは希少価値が高いから値打ちあるぞ」

あのロストパーツの「ニワ」か。
しかし走らせると、曲線上でブレーキシリンダが車軸に当たって時々ショートする。できれば台車を交換したほうがよいとのこと。やっぱり“走らぬ模型”金属アレルギー気味の私には猫に小判。今ひとつ値打ちが分からない。オハユニの連結相手になるようなSLは持ってないし。しかしTさん曰く、
「値打ち物やから大事にしとき」
意外な発見だった。

Tさん、楽しい週末をありがとうございました。
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