Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
テーマは、品質。
富士重工業(スバル)が2009年度より軽自動車の生産を中止し、ダイハツから供給を受けることになった。
これで軽自動車は実質、ダイハツVSスズキの2社争奪戦となる。

スバルが軽自動車から撤退とは、ちょっと残念。スバル360を開発して以来、スバル車の「過剰品質」とも言われる頑丈さは折り紙付き。果たしてそれがダイハツに担えるのだろうか。ダイハツの使命は大きい。(一部のダイハツファンから叱られそうだが)

赤帽仕様の「サンバー」は軽トラックのくせに高速道路をガンガン走る性能を持つ。軽トラがスーパーチャージャーを搭載している。
昔は農協限定「営農サンバー」ってやつもあった。

実家には母の車として、同じくスバルの軽自動車「プレオ」がある。これがまた運転すると、1000ccの普通乗用車並の性能を持つ。
私もまた、昔スバル車(レガシィ)に乗っていたが、とにかく頑丈で故障は皆無だった。13万キロ走って最後にエアコンが壊れた。聞いた話では、それでもタクシーの運転手さんが引き取って大事に乗ってくれたらしい。
さすがはスバル。軍用機を手がけた中島飛行機を発祥とするだけある。

唯一、スバルの赤点は、室内の造作や装備が苦手なことか。
・キーレスの電波が全然届かない。(手で開けたほうが早い)
・エアコンやステレオの操作板辺りに変なスキマがある。
・ドアを開けた時に点燈する車内照明は運転席にしか対応しない・・など。

それから、販売店。
新潟は雪国故にシェアが大きく、お膝元の群馬県の隣ということもあるのか、社風は明るかった。
残念ながら、こちらの店舗はあまり客を丁寧に扱わない。よく行く自転車屋の親父のほうが親切だった。結局私がスバルに失望した要因でもある。
先日トヨタ店に行って驚いた。やはりその社風こそ販売力に直結するものだと。入店しても誰も出てこない店で買い物したいヒトはいないだろう。

勿論、目に見えない機械的な品質は大切だ。今までのスバルにはその技術と品質を支える根強いファンがいたが、これからスバルから離れる客層も出てくるのは間違いない。
「ハイゼットのサンバーはイヤダ」とか。

スバルはソフト面にも力を入れる時期が来たのかもしれない。

スバルは実質トヨタ傘下になったので、普通自動車もトヨタ車になるのだろうか。カローラ=インプレッサとか。まあ、故障してもすぐに部品が届くからいいけど。

六つの星の行方はいかに。
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