Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
白癬流し
私が侵されている病をここで告白する。

爪白癬(つめはくせん)いわゆる足の爪の水虫だ。

御覧の方は引くと思うが、敢えて真実を公表する。
水虫は20年来の付き合いだ。実は母からもらった物である。ヒビ割れが化膿し、小学校の運動会の組体操で、特別に片足に靴下を履かせてもらったことがある。足は多少収まったものの、足爪に及んだのは10数年ほど前か。近頃テレビでCMしているように、爪白癬になったら内服薬で根本的な治療をしないと治らないという。さまざまな理由から内服薬を拒んできた。
私の爪はまるでペティキュアだ。題して、
「ふたりはペティキュア〜MAX白癬〜」
等とアホなことを言っている場合ではない。家族に移さぬように、我が子と妻に私のような思いをさせてはならない!(一応家ではスリッパ履いて、バスマットは専用にしてます。ウチに来る方、警戒しないで…;)

オシリがかゆいので、勤務先駅前の皮膚科を受診した。この際、爪を診てもらうことにした。
以前あった皮膚科が閉院し、そこに今年新しい医師が開業したらしい。
先生は金沢大学卒業とあり、「北」に親近感が沸く。
呼ばれて入ると、期待した割りに冷ややかな人で、こちらが緊張する…。
「よくここまでほっといたね」有無を言わさず飲み薬を処方された。尻はタムシで薬を塗ればすぐ治る。
爪は1日1回、内服薬を半年間飲まなければならない。この機会に治すことにした。
ラミシールの内服薬で、副作用は2〜3%の人に肝臓・腎臓に出るという。他に風邪に似たもの、頭痛、味覚異常が報告されるらしい。今日は服用前の血液検査。
昔、内服薬の話を聞いた時、副作用と注意事項に恐れをなして断念したが、今は特に懸念する問題はないという。薬が改善されたのか。
「じゃ、2週間後にまた来て」
素っけない先生だ…。地元かかりつけ内科のI先生とえらい違いだ。
しかし薬価は高い。3割負担なのでなおさら。ジェネリック品もあるよ、と言われたが初めてなので普通の物にした。

こうして私の闘いが始まった。

半年後には生え変わった新しい爪で、水辺を歩くことが出来るだろうか。
まさに「白癬流し」

♪きみと で〜あ〜ったきせ〜きが〜


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