Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
新潟地震
1964年(昭和39年)6月16日 13時01分 新潟県粟島沖40km、深さ34kmを震源とした地震の規模はM7.5
6月16日は新潟地震から45年目の日。

勿論私は生まれておらずその記録は史料で知る程度なのだが、1994年、ちょうど15年前の今日、私は新潟市内に住んでいた。この日は社会科関係の授業があった。
「今日は新潟地震から30年目の日です」
先生が資料や写真を提示した。
仰向けに倒壊した公団住宅、水浸しになった市街地、無残にも信濃川に落下した竣工間もない昭和大橋、炎上する石油タンク、泥水が噴き出す真新しい陸上競技場、津波で逆流した木材の山、陸橋の下敷きになりダンボール箱のように潰れた鉄道車両。(キハ17系と思われる)
「新潟」名のとおり、土砂が堆積して出来た砂丘の街なので液状化現象を起こした市街地は壊滅状態となり、甚大な被害を生んだ。
当時は化学消防車や防火設備が未発達だったため、手の施しようがなく石油タンクは1週間以上燃え続けたという。
新潟市街地を信濃川が横切る。昭和大橋をはじめ戦後に出来たばかりの橋はことごとく崩壊した。しかし、戦前の石造りアーチ橋・万代橋はM7.5に耐えた。地元・帝国石油が架橋した「帝石橋」とともに2つの橋は復興の生命線となった。
新潟から約40km離れた街に住んでいた義父母はこのとき十代だったそうだが、「かなり揺れた」という証言がある。前年のサンパチ豪雪といい、県内は災害続きだった。

「新潟地震以降、大都市機能が麻痺するような規模の地震は起こっていませんが、今発生すると大変なことになるでしょう」
と先生が言った矢先、翌95年1月に阪神淡路大震災が発生したのは記憶に新しい。


ところでに新潟の「潟」を略して、しばし「シ写」(“さんずい”に“写”)と記述することがある。これは常用漢字に存在しない略字であり、新潟県民以外が使用することは皆無に等しいようだ。いわゆる「方言的漢字」。そこそこの年齢以上の新潟県民は時々使用するようだ。そういえば妻の実家の電話台にも「新 シ写 高速バス時間」というメモがずっと昔から貼ってある。

ちなみに中国語で「潟」は湖水の溜まった場所という意味だが、略字の「ガタ」は「下痢」等の意味があるという。これではイメージが良くない・・ということで、
2008年に新潟市で開催された先進国首脳会議(サミット)を控え、新潟県議会では県外や公共の場での略字使用をやめるよう周知したという。
そんなエピソードもあるらしい。
| Rail&Hand | - | 23:38 | - | - |
娘パンツの手仕事

妻です。

今日は親子で公園遊びをぐっつらしたので、子供たちは早くも就寝。
自分も早く休めばいいのに、こんな時は嬉しくて手仕事がはかどります。

娘のためにクロプドパンツをひとつ。

以前Gパンを作ってあげたパターンですが、布替えと裾のアレンジでめっきり「女子」パンツに。
ここが手仕事の面白いところ。

自分で脱ぎ穿き出来るよう、ボタンは大きめ。ウエスト総ゴム。
コットンレースのはぎれのスカラップ、ギャザーを寄せたら裾レースに変身です。

疲れないよう、八時半作業開始、目標終了時刻九時半。
三十分オーバーで実際10時に終了。実質作業時間一時間半。
まずまずでしょうか。

この短期集中作業が、疲れずに手仕事を続けられる秘訣なんです^_^;。
| Rail&Hand | - | 21:55 | - | - |
+ SELECTED ENTRIES
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE