Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
ヘルシーボテ


今日は当番。昼食に「カップヌードルライト」なるものを試食してみた。
「しっかりおいしい198kcal」とある。従来の約半分のカロリーでも味は大差ない。
以前食した「ペヤング超大盛やきそば」のカロリー表示は1,024kcalとあり、カップ焼きそばで「4桁表示」とは何とも新鮮だった。要するに普通サイズの麺が2玉入っているだけのことだが、こんなモノで1,000kcal摂取とは逆に損をした気分になった。他に旨い物はないのか・・。実にカップヌードルライト約5食分にあたる。

食後に考えた。「ヘルシーボテ」の定義を。語源は知人がサンドイッチチェーン店「サブウェイ」で野菜サンドのロングサイズ(全長30cmほどある)を注文したことから。
「ヘルシーボテ」という言葉はまさに矛盾の塊だ。そこから「低カロリーを表記したジャンクフードを口にする愚かさ」を考えてみた。
今日は一人で食べたから良いものを、人前で低カロリージャンクを食べること自体見苦しく思う。傍から見れば、「そこまでして食べたいか」という印象を招く。それなら最初から見栄を張らず、堂々とBIGサイズのカップラーメンを食べれば良いと思った。自身を顧みると大きなヒトの小食は格好悪いと思う。(と言うよりも腹が減る)

他にもゼロカロリーコーラという物がある。本来コーラという物は、照りつける太陽の下、恰幅の良い汗だくの男子がガブ飲みするシーン(=デブコーラ)が一番似合う。これが「ゼロカロリー」では被写体にマイナスイメージを与えかねない。
付け加えればコーラよりもチャーシュー麺をすする姿の方が似つかわしい。スープの背油か自分の汗なのか分からぬ位がなおよろしい。煙と蒸気にまみれ、砂を撒き、息を切らせて峠の登り坂を驀進する蒸気機関車のような迫力で。名称を失念したが、マクドの巨大バーガーでも可。

ジャンクフードは堂々と、そして美しく食べるに越したことはない。
| Rail&Hand | - | 20:23 | - | - |
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