Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
復活
また1両、蒸気機関車が復活するという。
群馬県伊勢崎市の公園に保存してあった蒸気機関車C61型20号機。
6月、JR東日本は3億円をかけ、2011年を目標に動態復元すると発表した。
http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/backnumber/n_jr_east__20090610_1/
すでに2号機が京都の梅小路蒸気機関車博物館で展示運転されているが、本線走行はできない。
C61は戦後生まれの機関車でD51の改造により誕生した。製造数は33両と少ない。上野〜青森の東北特急「はつかり」や九州内でブルートレインを牽引した花形機。
自動給炭装置を初めて装備した機関車でもある。この装置をストーカー“stoker”という。(“stalker”は刑法に抵触するほうの意味)
シャベルで石炭をすくって釜に投入する機関助手の負担が軽減された。

どちらかといえば地味な機関車だが、わが国最大の急行旅客機C62よりもやや細身のボイラーに大きな動輪。規格の低い路線にも入線できるように従台車を2軸としている。
きかんしゃトーマスで言えば「ヘンリー」みたいな存在だと思う。
そういえば復活するズバリ20番そのもののNゲージ模型を保有していたが、5年ほど前に手放してしまった。惜しいことをしたかも?

ともあれ、古巣の東北地方で運行してもらいたいところ。

ちなみに「C61」で検索するとなぜかミシンが出てくる。ブラザーに同名機種があるようだ。自動給糸装置があるとか。ミシンなら当たり前か。
| Rail&Hand | - | 22:49 | - | - |
+ SELECTED ENTRIES
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE