2010.04.08 Thursday
5D
列車番号5Dこと、特急「はまかぜ5号」
近頃帰り道によく出会う。
この列車、大阪を18:05に発車し終着鳥取には22:32に到着する。
最近の私は帰宅時、快速(西明石から普通)5807Mに乗車することが多い。大阪17:46始発の5807Mは、西明石まで新快速と同じ外側線を駆け抜け、ホームのない須磨、垂水、舞子を通過する“チョイ早”快速。
私は途中駅からの乗車だが、大阪から帰宅する人には始発駅から楽に着席できる列車。
さて、はまかぜ5号に先行する快速5807Mだが、18:55、ついに土山で道を譲る。
轟音と共にはまかぜが通過すると、辺りにディーゼルの排ガスがたちこめる。
加古川で5807Mから新快速3495Mに乗換えて姫路に到着するのは19:19。
何と隣のホームには先ほど見送った「はまかぜ5号」がまだ停車している。姫路以東から乗り遅れても乗車可能。
はまかぜは姫路で進行方向が逆になり播但線に入るため、約10分停車する。停車時間から生まれたギミック。追い越された特急を再び見送ることができるのは面白い。
5807Mの1本前の805Tに乗車し、加古川で「はまかぜ5号」に追い越されても出来る技。
尚、5807Mは平日しか運転されないのでご注意を。
余命1年を切った現行車両「はまかぜ」。置き換え用の新型車両が新潟の工場で先月落成、お目見えしたという。
JR最古参・約40年前のディーゼル特急を見送ったあとは、今のところ最新鋭の姫新線に乗換え。
今、姫路駅は新旧ディーゼル車両が顔を合わせる場所となっている。
工事により12日から5年間見納めになる姫路城も話題だが、「はまかぜ」もお早目にドウゾ。来年3月に騒ぐ前に…。