Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
夏の日の1993


という歌があった。1993年に大ヒットした名曲。

その1993年夏の写真が出てきた。
1993年8月1日を以って、新潟交通・電車線、月潟〜燕の区間が廃止された。(全線廃止はその6年後の1999年4月)

写真は廃止直前の、六分−新飯田(ろくぶ・にいだ)間の中之口川沿いを走る電車。撮影場所は西蒲原郡中之口村(現:新潟市西蒲区。ここも「区」)
電車には先輩達と一緒に製作したヘッドマークが掲げてある。

まさかこの川の対岸の少し西に帰省する日が来ようとは、このとき夢にも思わなかったわけで。

| Rail&Hand | - | 20:37 | - | - |
土用のウ
今日は土用の丑。

鰻を食べる日。

元々暑い夏を乗り切るために、精がつくものを食べましょうということだが、要は「ウ」がつく食べ物を口にすればよいらしい。

昨年に引き続き、私の実家から鰻をもらえるかも、妻はほのかに期待していたらしいが、

「梅干しだった」

とのこと。
“中国産はコワイ。国産は本物か信じがたい”ため梅干しになったらしい。

という訳で、今年の丑の日は梅干しと餃子、マーボー芋だった。


| Rail&Hand | - | 20:30 | - | - |
玉野の電車

昨日、Tさんより冊子を頂いた「玉野市電の軌跡」
先週、四国・高松へ行った際に入手したとのこと。

瀬戸内海に面した岡山県玉野市。「宇高連絡船」の宇野港がある場所と言ったほうがわかりやすい。ここには、35年前まで鉄道があった。国鉄宇野駅を始発とする、わずか4.5kmのミニ鉄道。最初は「備南電鉄」という私鉄で開通したが、赤字により玉野市が営業を引き受けた。(昭和47年廃止)

ここで活躍した3両の電車は数奇な運命を辿った。昭和26年製造。
昭和24年、山形県で「蔵王高速電鉄」という鉄道が計画されていた。その名前からして壮大だ。しかし山形から上山温泉まで工事が始まったところで会社が倒産。3両の電車はその注文流れ品だという。電車の写真を見る限り、あまり「高速」には見えないが、蒸気機関車の時代、地方の人達にとって、電車は「高速」の象徴だったと推測できる。平成の世になって、北陸や東北の人達が新幹線や高速道路を熱望するように。

3両の電車は、ちょうど開通前の備南電鉄(後の玉野市営鉄道)が買い取った。当初の北国での内定から一転して温暖な瀬戸内海での活躍。しかし、赤字経営が続き、昭和39年、コスト削減のため、動力をディーゼル車に変更した。
リストラとなった電車は、対岸の四国、高松琴平電鉄(琴電)に引き取られ、1両は事故廃車となったものの、2両は今も活躍中…。

この経緯は、十数年前に「鉄道廃線跡を歩く」(JTB刊)で初めて知り、強烈な印象を受けて記憶の片隅に残っていた。

今回頂いた冊子によると・・平成16年、廃車を控えた最後の1両、760号はその花道として、琴電にやってきた当初の色、クリーム・茶色のツートン色に戻された。それを見た玉野の人達が呼びかけあって、保存の話が持ちあがった。昨年9月、760号は再び海を渡り、故郷・玉野市に引き取られ、保存されたとのこと。

波瀾万丈の人生。まるで絵本のような話。解体を逃れ、安住の地を得た今、電車は何を思っているのだろうか。ちょっと胸が熱くなる話。
その760号電車は、玉野市「すこやかセンター」という場所に保存。

岡山へ行ったら見てみたい。そういえば玉野市には「おもちゃ王国」もある。出かける理由付けになりそう・・。
| Rail&Hand | - | 18:26 | - | - |
最終調整

Tさんの会社にお邪魔して、「北条線列車転覆事故」1/80スケールジオラマの最終調整を行う。塗装した人形やアクリル絵具類を持参。
展示用にアクリルカバーまで用意してあった。

線路をハンマーで叩いて破壊、地面にドライバーを突き刺して穴を開ける。作ったものを潰すのは妙な気分。Tさんはその様子をカメラに収める。


転覆した機関車・客車、墜落した軍用機「紫電改」はTさん制作。壊れたものを作るのは難しいが、その雰囲気がよく出ている。客車の車体は紙製。







今回は本制作について、Tさんに声をかけて頂き、多くのご協力を頂いて完成にこぎつけた。やはりスポンサーが大きいとイイモノができる?

このジオラマは、8月6日〜8月31日の期間、兵庫県加西市役所1階ロビーにて「鶉野飛行場と北条鉄道展」の一部として展示される。
ご高覧賜れば幸いです。
| Rail&Hand | - | 20:04 | - | - |
まだ残ってる
約3週間振りの皮膚科受診。
すっかり綺麗になった足の爪だが、まだ白癬菌がいるらしい。左右の爪の一部を採取された結果、右側に存在した。
錠剤服用から半年。長年付き合っていただけにしつこい。この際、徹底して治療に専念する。邪悪なる白癬との闘いは続投。

昨年宣言した、
「ふたりはマニキュアMAX白癬」
改め、
「YES!白癬ファイブ」(5人もいるのか…?)


| Rail&Hand | - | 20:02 | - | - |
人形だってばよ

いよいよ来月4日から加西市役所にジオラマが展示される。

明後日、Tさんと最終調整を行う。既にジオラマ本体はTさんに託してある。

ジオラマ上に設置する1/87スケール人形、約50体。プライザーの未塗装品を面相筆で塗ったもの。近くで見るとアラが目立つが…。
時代背景を考慮して地味な服装。戦時中なので太った人形はご遠慮いただく。

| Rail&Hand | - | 18:06 | - | - |
ヨンマル
ヨンマル。
トヨタ・ランドクルーザー40のこと。今のランクルは「荒野も走るクラウン」の感が強いが、この時代のランクルは、4輪駆動車本来のコンセプトに適っている。いかにもジープ然とした四角いスタイルが好ましい。ネーミングはたしか「陸の巡洋艦」だったと思う。

帰りの電車は、いつもの鉄橋に差しかかった。ボーッと外を眺めていたそのとき、交差する道路を青い40が通りかかった。知人のYさんの車に違いない。20年以上前の名車を大切に乗っている。維持は大変だろう。

Yさんには春先以来、会っていない。お元気にされているかな。
| Rail&Hand | - | 21:10 | - | - |
内藤九段

「コレをあげよう」
上司から渡されたのは内藤國雄のサイン。
しかも日本将棋連盟の紙袋入。
どこでもらったのだろうか…。
ワタシは将棋が大の苦手。飛車・角を抜いてもらっても負ける。

その昔「内藤九段将棋」というテレビゲームがあり、同級生は13手で落としていた。小学生に負ける内藤九段って一体…というのが内藤棋士を初めて知ったキッカケかもしれない。

話は変わる。
♪歩のない将棋は負け将棋〜
という曲がある。

「王将」は弱いが最高責任者。皆に守られている。
最強は「飛車」が「金」になった時だろうか。飛車の高速性能はそのままに、「金」の機能を得る。

前衛で戦うのは「歩」
歩は何時も盾になる役ばかり。ガンダムで言えばジム。アンパンマンで言えばカビルンルン。
しかし「歩」なくしては将棋は進まない。歩は縁の下の平社員かパート社員。まさに歩となる従業員がいないと会社は成立しない。王将は責任重大だ。

そんな「歩」にも秘められた力がある。

それは「と金」

弱い歩でも、金の力を得ることができる。

但し「と金」になるには、敵陣に乗り込んで裏返しになって初めて成立する。(「歩」の裏に「と」と書いてある)
歩が敵陣まで生き残るには相応の努力が必要。
いきなり敵陣に置いても「と金」にはなれないルール。前にしか進めないので、取られるのを待つだけの盾。

よく出来ている。将棋は人生に似ている。

「歩」のワタシはせめて「と金」目指したい。
と金すら難しい世の中だが。

対局変われば、本物の金になりたい等と高望みしたり…。

| Rail&Hand | - | 19:05 | - | - |
一週間
外は蝉時雨が聞こえるようになった。学校は夏休みに入ったのか、朝、家を出るとラジオ体操帰りの子供達とすれ違う。梅雨明けは間近。

新潟県中越沖地震から1週間。長く連絡のなかった柏崎出身、東京在住の同級生から「実家は家具が倒れたけど、怪我はなかった」という返事が届き、安堵する。
原発の被災に関して、発表が遅かったり隠したり、東京電力の対応は信憑性が低い。さっさとIAEAにチェックしてもらいたいところ。ウチでも県や国の機関の立入検査で、ヤブヘビになるような事は言いたくないのが本音だが、放射線を扱う施設では社会的問題だ。
それよりも風評被害が気の毒。5月に行った寺泊など、閑古鳥が鳴いているようだ。
復興のためには、やはり新潟で消費することが重要だろう。お盆はお土産でしっかり協力することにする。

| Rail&Hand | - | 21:12 | - | - |
ひまわり祭り

自宅から車で30分くらいの場所(佐用町)で、ひまわりが咲いている。休耕田を利用した町興しみたいなものだが壮観だ。今週から2週間は「ひまわり祭り」観光バスもやってくるほど、名所になった。
入場料(運営協力費)として100円払う代わりに、ひまわりの種をくれた。
ひまわりは夏の風物詩。私は大好きだ。
そこで思い出すのは、20年位前の遊佐未森の曲で、その名もズバリ「ひまわり」
“どこまでも続く ひまわり畑 列車は走ってゆく ドアを開けたまま”
という歌詞で始まる。勿論冷房などない旧型客車の旅が浮かぶ。


それにしても蒸し暑い。ひまわりは早々に、物産コーナーと休憩所のテントへ移動。
佐用のご当地メニュー「ホルモン焼きうどん」の屋台も出ていた。本来、焼肉のタレの薄いようなものをつけながら食べるものだが、さすがに最初から絡めてあった。妻はホルモン系が嫌いなので食べない。旨いのに。
| Rail&Hand | - | 20:11 | - | - |
おそろい手仕事

妻です。
こちらはは娘のワンピース。

これは私のキャミソールです。

布地は「ユザワヤ」の通販で取り寄せたもので、手触りも上質。なんだやら「まるっこい」模様のついたラベンダー色の生地でとっても可愛いヽ(・∀・)ノ゜+.゜☆!!一目ぼれしてつい買ってしまった一枚です(*´ェ`*)。

私のはブリブリブリ〜〜〜(///∇//)なフリルがついていて、いつもジョーゼットのブラウスや、カットソーのインに着ています。
なので、ひそか〜〜〜なペアルックが楽しめます^_^;。

外出先で「あ!!お揃い??」と気付いてもらえるととっても嬉しい手仕事なのです(*⊃ω⊂*)。
| Rail&Hand | - | 20:55 | - | - |
ジオラマ・マガジン

新聞の広告を見て驚いた。ついに鉄道ジオラマも週刊シリーズ化。
「昭和の鉄道模型をつくる」(講談社)
全50巻で1/150スケール、600×450mmサイズでローカル線が走る昭和の街並みが完成するらしい。
何処かで見たことある商品があると思いきや、鉄道模型のTOMYが協力している。
週刊ドールハウスの時も同じ結論に達したが、これでは皆と同じモノしか完成しない。
たとえ既製品を並べても、各人が表現したい風景は2つとない。
その昔、発泡スチロールに山や川が成型されたベースを手にしたことがある。線路を敷き、色を塗って草木を植樹するだけで良いのだが、与えられた構図しか再現できないので、愛着を持つことができなかった苦い経験がある。
どんな風景にするか、あーでもない・こうでもないと妄想し、時には実景を観察し、発泡スチロールの削りカスで部屋を汚して叱られる。挫折しそうになったら、完成予想図を目立つ場所に貼ってモチベーションを高める。これがジオラマ制作の醍醐味かもしれない。

書店で現物を見た。第1巻は電車付。
全50巻で74,280円。これが高いか安いかは別として、最初の10巻で線路一周と引込線、駅が揃う。(こういう物は途中から出版社直販扱いになることが多い)
10巻だけ揃えてオリジナルの風景を…という手もあるが、それなら同じ部品を模型屋で買えばよい。その方が安い。

この本の1/5のコストで「僕だって風景を作ったり出来るんだぞ」等と思った(消防自動車ジプタ風に)

ともあれ、鉄道模型の門扉がマニア以外に広く開かれたのは言うまでもない。鉄道模型本来の楽しみ「地面」からの切り口での入門。少し大人っぽい。

| Rail&Hand | - | 19:04 | - | - |
献血

勤務先に献血車が年1回ほどやってくる。
毎年協力しているのだが、

「10回目ですね。記念品を渡します」

立派な化粧箱。まるで結婚式の引出物だ。
開けるとクリスタルの杯だった。これでトマトジュースでも飲んでくださいということか?
健康に献血できることがありがたい。
鉄分の濃いマニアの血液でよろしければどうぞ。


| Rail&Hand | - | 20:19 | - | - |
安否
連絡が取れなかった柏崎赴任の友人、Y君一家は、何と富山へ転勤した直後だった。間一髪・・。
Y君は以前、十日町市にいたので3年前も中越地震に遭遇している。しかも学生時代(1995年)は神戸市須磨区に実家があった。そして今回の中越沖地震。気の毒だが、まるで災害に追われているようにも思われる。

妻の友人からは「道が割れて、家が倒れている。今やっと明かりのある所まで逃げてきました。命があってよかった。」という返信がきたという。簡潔な言葉の中に不安と恐怖が伝わってくる。無事でよかった・・。
あとは、同級生の実家が気がかりだが・・。
そして仕事柄、現地に入って徹夜の先輩もいる。

せめて雨は降らないでほしい。


昼過ぎ、所用で出かけた銀行で、駅前の自転車預り所の奥さんに会った。
「ご実家は大丈夫ですか?」

昨年の話。いつものように自転車を置いて帰ろうとしたら、奥さんが米袋を抱えていた。
「ウチはお米を新潟の農家の方から買っているんですよ」
「そうですか。私の帰省先は新潟です」
という話になって以来、よく声をかけてくれる。私が新潟出身だと思われているようだが、それも良しなので特に訂正はしていない。

その農家は柏崎の「長崎」という所らしい。後で地図を見たら、国道8号と116号が分岐する辺り。JR越後線、西中通駅の近く。古い記憶では、その長崎付近の8号線沿いにJOMOのスタンドがあったような。
奥さんは今回の地震を大変気にかけていた。

新潟から数百キロ離れた土地で、蚊帳の外にいる自分だが、励まされているような思いになる。
| Rail&Hand | - | 22:02 | - | - |
一夜明けて
出勤すると会う人から口々に新潟の安否を心配していただいた。

柏崎の友人は、依然メールの返事がない。それどころではないのだろうか。

夏の災害なので、避難生活は衛生面が気掛かりだ。特に子供や高齢者。
それから、我慢強い県民性。
地震規模と時勢は異なるが、阪神淡路大震災の時、関西人ゆえに要求はある程度口に出したという話を聞いたことがある。3年前の中越地震では高齢者を中心に何でも我慢する方が多く、そのまま体調を崩すケースがあったという。遠慮せずに要望は口に出してもらいたい。

家ではニコニコしながら陰で嫁の不満を言う姑さんが新潟には少なからずいるので気になる。


| Rail&Hand | - | 18:38 | - | - |
地震
午前10時13分。新潟県中越地方で震度6強の地震が発生した。
一報を知ったのは、10時半頃の友人からのメール。今日は子供の靴を買いに「赤ちゃん○ン○」へ来ていた。

妻が実家に電話したら、三条は無事だという。「3年前の中越地震以上に揺れた」とのこと。それでも後から聞いたら、燕市の親戚宅は垣根が倒れ、壁にヒビが入ったらしい。

帰宅してテレビをつけると、その惨状に目を疑った。またしても新潟か・・。唇を噛み締めた。
柏崎市とその周辺が特に甚大な被害だという。柏崎には友人がいる。妻の友人もいる。安否が気になる。必要外の連絡は控えねばならないが・・。

柏崎は思い出に包まれた街。帰省、旅行に、車窓から眺める日本海が楽しみだった。その昔、妻と一緒に行った青海川駅も土砂に覆われてしまった。(15年前に流行ったドラマ「高校教師」のロケ地)
友人と時々行った、つけ麺の美味かったラーメン屋や駅前の鉄道風喫茶店の安否は・・。


20時現在、死者7名、負傷者700名以上。
亡くなられた方のご冥福を祈り、負傷された方の1日も早い治癒を願う。被災地に1日も早く平穏な暮らしが戻ることを願って止まない。

西宮の親戚が安否を気にかけてくれたという。12年前に被災しているので、他人事には思われなかったらしい。
遠くから歯がゆい気分でニュースを見る。
| Rail&Hand | - | 21:09 | - | - |
誕生日

娘は2歳の誕生日を迎えた。台風一過の青空となった午後、誕生会。
昨年とうって変わって本人はケーキの味を覚えたのか、むさぼり食う。饒舌に喋る。

祖父母より自転車のプレゼント。まだ早いんじゃないのか・・?
当分実家の室内に置いて乗って遊ぶようとに、とのことだが。
「いいじゃん。あげたいんだから」妻は言う。

最近の幼児用自転車には、大人が操舵する棒が尻尾のようについており、補助ブレーキも装備している。昔は転びながら練習したものだが時代の流れを感じる。

誕生会の後、調子よく昼寝をしたら夕方になってしまった。

生まれたのは未明で、翌朝は今日のように雨上がりの夏空で、病院から近所のスーパーへ歩いたら汗がにじんだ・・等と横になりながら思い出した。

余談だが、2年前の7月14日に新潟へ直行した際に乗車した上越新幹線は、偶然にも白地に緑色の「元祖200系」だった。開業以来の原型車両だったが、ついに最後の編成が昨年引退してしまった。そんなこともあり、緑色の200系新幹線を見ると、娘の誕生前夜を思い出してしまう。

| Rail&Hand | - | 21:00 | - | - |
塗装開始

風雨が強くなってきた。台風は未明から明け方にかけて近畿に接近するようだが・・。

そんな夜、例の北条線事故のジオラマ用人形の塗装を開始。のんびりしていたら間に合わなくなる。今月末にTさんと最終打ち合わせを行い、加西市役所展示は8月6日から。前日の搬入等はTさんにお任せする。
ちなみにジオラマ本体は既にTさんに託しており、格好のTさん車両撮影台になっている模様。
プライザーの未塗装品ストックの中から使えそうなものを選ぶ。楽しそうな?ポーズのものばかりで「脱線した客車から命からがらに逃げ出す乗客」に適したものを探すのが難しい。それから食糧難の戦時中なので、太った人形はNG。まずは肌色を塗装することにする。
| Rail&Hand | - | 22:57 | - | - |
7・13
3年前の今日、妻の実家の街と周辺(新潟県央地域)で、大雨による大水害が発生した。お年寄りを中心に、逃げ遅れた15名の方が犠牲になった。
家屋が水没し、多くの方が避難を余儀なくされた。
妻や親族の知人には、被災された方もいるとのこと。
もう3年の歳月が流れたが、今も橋梁、堤防の復旧工事が続く。
被災した方にとっては、時間が経っても心の傷は癒えないと察する。

この年は地震・台風が重なり、災害の当たり年だった。

再び7月13日。まだ7月だというのに台風が接近している。注意しなければ・・。
| Rail&Hand | - | 20:54 | - | - |
ダンボール入り
最近よくニュースに挙がる中国産食品・製品の安全性。

中国産缶詰に大腸菌。ウナギに抗菌剤。キノコ水煮に二酸化硫黄。
アメリカでは中国製玩具の中身に鉛、目玉部分に灯油が入っていたり、毒物入りペットフードを食べた犬猫が死んだという話も。

恐るべし中国と思っていたら、
北京の屋台で販売されていた「肉まん」何と・・・

「ダンボール入り」

だったらしい。「そんなやつおらへんでぇ〜」と言いたいが、記事によると・・・
使用済みの段ボールを劇物のカセイソーダに浸して黒っぽくした上で、粉々にしてひき肉と混ぜ、肉まんの具として約10分間煮込んで作られる。段ボールとひき肉が混ざった具は、外見上は本物と見分けが付かないという。販売業者はテレビの取材に対し「段ボールと肉の割合は6対4で、コストを下げるために行っている。自分では食べない」と証言した。

日本では偽装ひき肉が問題になったばかりだが、眠れる獅子・やはり中国は恐ろしい・・・。


ところで本日、モデルスシマから商品が届いた。またまた大特価に手を出した。梱包してあるダンボール箱に「MADE IN CHINA」と大書してある。

「また何か買ったの?」
「大特価やったから」
「それもダンボールで出来てるんじゃない?」

勿論中身はちゃんとプラと金属で出来ていた。
| Rail&Hand | - | 22:16 | - | - |
浜手の街

今日は都合で車で出勤した。丁度、高砂方面へ行ったので、帰りに山陽電鉄沿線を少し見ることに。
先週、山陽電鉄100周年の話から「山陽沿線のジオラマを作りたい」等とつぶやいた。高砂〜大塩あたりをイメージしている。想像と実景がどれくらい重なるのか。

兵庫県高砂市。その名の通り、古くは和歌に詠まれた地。播磨臨海工業地帯で、埋立地に工場が並び、古い商店街と新興住宅、工場が雑然と同居する。その新興住宅は妙に派手な家が多かったりする。(冬はイルミネーションを好む)
その海辺のゴチャゴチャした街を山陽電鉄は走り抜ける。播磨に住む私はもっとも山陽らしい風景だと思う。


播州の浜手に欠かせないのが「祭り」秋になると皆、仕事そっちのけで祭り。写真は曽根駅前にある「曽根天満宮」の鳥居。

神社の鳥居、入江に休む漁船、駅に続く狭い道と古い商店、工場や倉庫。
イメージは固まった。これで決まり!
| Rail&Hand | - | 20:42 | - | - |
定年
私の父は、今日で定年を迎えた。40年の長きに渡る勤めを無事終えた。

父は33年前、婿養子としてやってきた。女ばかりのウルサイ家に入ってさぞかし大変だったと思われる。

この日記の存在を私の実家の人間は知らないので、ここに記す。(面と向かって言えないのでここだけの話)

息子の私が言うのもなんだが、親父の背中は今頃になって気付いた。

昔からおとなしい性格の父は、祖母や母に口うるさく言われ、こちらが気の毒になる位だった。かといって、頭に血が上るようなことは皆無といっていいほどの人なので、怒る姿をほとんど見たことがない。子供の頃、親父がこんなんでいいのか?と思うくらいだった。父に叱られたことがないので「厳しい父親像」というものが私には分からない。しかも息子に何を期待して何を思っているのか未だに分からない。(昔からお互い込み入った話をしたがらない)あれこれ強制されなかったので、私は自分の道を行こうと思ったりもした。

しかし、私が社会に出てから、外で父の話を聞くにつけ、その印象は変わっていった。特に家庭を持ってから強く感じる。
「あなたのお父さんが他人を悪く言うのを聞いたことがない」
「あんたの親父は仕事も人あたりもよいから」
父の本当の顔が伝わってきた。黙していても多くの信頼を得る人物だったようだ。実際、今の私はこの年になっても父の恩恵に頼るところが大きい。至らぬ自分が恥ずかしくもなる。

それでも、時々何を考えているのかさっぱりわからないことがある。何か不機嫌なのかと思いきや、単に黙っているだけだったり。暇さえあれば読書しているが、本棚に粗品のオマケを並べたり、意味不明。つかみどころのないAB型。それでいて天然。私が小学生の時、父は一人で留守番していた。半日で帰宅する息子のためにと、目玉焼を電子レンジにかけて大爆発させた。携帯電話等なかった頃、京都の護摩焚きに行った。一家はぐれてしまった。探しても見当たらないので、多分先に帰ったのだろうと、帰宅したら、実は父は火が消える夕方までその場で立って待っていた。
そんな父は外では酒が入ると良い意味で少し饒舌になる。自宅では借りてきた猫に見えるが。

そんな父の今の楽しみは「孫」。父は多くを言葉には出さないが、娘は「祖父」が可愛がってくれているのをよく分かっており、じいちゃんが大好きだ。孫を可愛がる態度がにじみでている。と、妻が言う。

私は今の仕事で、父のように継続して定年まで勤めることはないと思う。しかし、その背中は受け継いでいこうと思い始めたこの頃である。

まず感謝。次のステージでの活躍、そして健康をお祈りします。
(あんまり飲みすぎたらアカンで)
| Rail&Hand | - | 22:09 | - | - |
ベラ

勤務先で「ベラ」をもらった。明石海峡で獲れたての。
発泡スチロールのケースの中で跳ねていたが、氷で絞めたら静かになった。

分けて持って帰るように言われ、氷でよく冷やしながら今日は急いで帰る。
そんな時に限って人身事故で電車が遅れていた。
だんだん氷が解けてきた。ん?少し袋が動いた。生きているのかな。


白身であっさり、ポン酢でいただく。新鮮なので臭みはない。
| Rail&Hand | - | 21:01 | - | - |
プレゼント

新潟の義母と義姉から娘への少し早い2歳の誕生日プレゼントが届いた。
義母からは可愛らしい服、義姉からは「マザーガーデン」の木の玩具。
本人は寝起きで機嫌が悪かったが、箱を開けると、「これすごいねー」早速遊び始める。台車が坂をジグザグに転がり落ちるもの。
下から車を入れて
「これ車庫」
車庫か??
ともあれ、このようなカラクリを見ていると、教育テレビの「ピタゴラスイッチ」を思い出す。実物のピタゴラスイッチには及ばないが。

いつもありがとうございます。m(_ _)m

ん?親は何も準備してないな。 私は尼崎で自分のモノを買って喜んでいるが…。


| Rail&Hand | - | 20:24 | - | - |
七夕

実家にて七夕会。
昨年と同様に笹飾り(竹で代用)。昨年のビデオと比較すると、まもなく2歳の娘が大きくなったことを実感する。
短冊に書かれた祖母の願い事は、昨年に引き続き「護摩木」のようだった。

暑い暑い1日だった。でもまだ梅雨は明けない。
| Rail&Hand | - | 17:27 | - | - |
ホビスタ

仕事と食事を終え、尼崎に着いたのは8時前。目指すは駅から徒歩5分位の所にあるビル。
入ってビックリ!フロア中央に1/80スケールの巨大ジオラマ。神戸港、大阪城、京都タワー、金閣もある。夜景がすばらしい。星空もある。
これはマニアならずとも息を呑む。
名古屋、富山と立山、山陰は未完成で、制作風景も公開中。制作中のニイチャン達は楽しそうだ。私も本業にしたい位。

そして巨大模型店タムタムへ。
超子供園に負けない品揃え。何よりも他社を凌駕するその安さ。通常35%引、しかも8日まで表示価格からさらに10%オフで、怒涛の祭り。
平日の夜だからか予想外に客は少なく、仕事帰りの人が多い。明日は大混雑だろう、きっと。

鉄道ダイニングバーも盛況で、いつか友人と入ろう。現在、家で飲みながら模型列車を走らせる機会は殆んどない。子供が大きくなったらしようかな?

ホビスタは10時まで営業だが、後ろ髪を引かれつつ後にする。尼崎は県内とは云え、自宅は遠い。もっと近くにあったら…。いやいや、近いととても小遣いが持たない。

駅に着くと様子が変。人身事故で電車が遅れているという。停車中の新快速に乗ったものの、なかなか前に進まない。寄り道した時間以上に遅くなりそうだ…。
車中にて。

| Rail&Hand | - | 21:32 | - | - |
明日は
いよいよ明日、尼崎に「ホビスタ」がオープンする。

そこは大型商業施設の1フロアが“鉄道ショッピングモール”。鉄道模型や鉄道関連書籍・グッズの店舗のほか、鉄道ジオラマは広さ140平方メートル。「西日本最大」だという。これは楽しみだ。鉄道マニアにはたまらない!何と今日の神戸新聞朝刊1面にも載っていた。

その中に、巨大ホビーショップ「タムタム」が関西に初出店する。品揃えと安さでマニアを魅了する。ずっと秋葉原や名古屋が羨ましかった。(本社は岐阜)さらに、店内のジオラマを走る列車を眺められるダイニングバー等。
盛りだくさん。

http://www.hobbista.jp/

明日はちょうど神戸方面へ行くし、仕事終わったら帰りに寄ってみようではないか!!
| Rail&Hand | - | 21:13 | - | - |
携帯電話
携帯電話を自宅に忘れて出勤した。
なくても支障ない仕事だが、やはり不安になる。いかに携帯電話に頼り切っているかが分かる。
今日は雨で駅から徒歩。途中、自宅に電話を忘れているか確認するため公衆電話を探すが、そこら辺に見当たらない。やっと見つけたと思いきや、耳を当てるのをためらうほど、排気ガスと風雨で真っ黒になっていた。
公衆電話の台数も確実に減った。

こうなるとピンクや赤のダイヤル式公衆電話がなつかしくなる。

帰りの電車ではブログを書いたりすることもできないので、外を眺めるのみ。
携帯電話のありがたみを噛み締め、依存症を反省。
諦めてのんびり過ごすのも悪くない。
| Rail&Hand | - | 21:01 | - | - |
ローソン進出
本日、母校にローソンがオープンしたらしい。
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=938
学内にコンビニとは隔世の感がある。場所は第1食堂と図書館の間で、あのネコロニーになっている場所だろうか。ネコも来店するかもしれない。

かつては、ちょっと買い出しに…等と雪の夜道を歩いたりしたのを思い出す。
しかも近所のコンビニはセーブオンしかないので止むを得ない気分だった。

聞くところによると一部校舎はアスベスト問題で改築とか、学生時代の面影は変わりつつあるようだ。もう5年ほどご無沙汰しているが。

ここから話が逸れる。今だから言えるが、自分が在籍したフロアで、トイレットペーパーの消費が早いという指摘があった。
皆、汚れる作業をするので雑巾代わりに愛用していた。実は持ち帰る輩もいたらしい。
夜間は施錠されるが、全員が解錠カードを持っていないので、ドアに棒を挟んだり、窓から入ったり…。廊下でゴーヤー栽培するわ、しかも室内でネコまで飼っていた。勝手に学籍番号まで与えられていた。
何ともおおらかだが、皆暗黙の了解でルールに従っていた。
教官も管理責任があるとは云え、何も言わず。それだけ学生と信頼の絆が強かった証なのかもしれない。
皆で酒を酌み交したのを思い出す。

| Rail&Hand | - | 18:36 | - | - |
100周年記念

今日は姫路駅前に10時集合。とある会社で打ち合わせがあった。自宅が「西」にあるワタシが適任ということになり、普段より遅く出勤させてもらった。

ついでに今日は山陽電鉄創立100周年の日らしい。そんな告知を見た。9:20から姫路駅で記念列車の出発式があるというので、待ち時間に改札口から見学することに。
平日なのに「鉄」もちらほら。地元テレビ局も。多数は保育園児の鼓笛隊を見に来た保護者。
9:24頃、記念マークを付けた電車が到着。車内には歴代の電車や沿線写真等が展示されているらしい。ダイヤに余裕がないのか定期列車のようだ。
クスダマが割られ、花束贈呈を経て、園児の「線路は続くよどこまでも」の演奏に送られながら9:47、電車は阪神梅田へ出発していった。

姫路〜神戸を結ぶ私鉄として走り続ける山陽電鉄。姫路駅前の山陽百貨店も関連施設。
阪神・淡路大震災では神戸市内の線路の大半が壊滅的な被害を受け、復旧が大幅に遅れた。その間、並行するJRに乗客を奪われ、今も苦しい経営が続く。現在は阪神電鉄と相互乗り入れで、大阪梅田へ直通特急を走らせているが、乗客は今一つのようだ。メリットは乗換えなしで甲子園へ行ける事?

子供の頃、父の実家へ行くのに利用したのは山陽電鉄で、いちばん身近な私鉄だった。
父の遠縁の親戚が同電鉄の運転士をしていた。
地域に密着した山陽電鉄の末永い活躍を願う。
数年先、阪神と近鉄が難波で繋がる。ということは姫路から名古屋まで物理的に一本のレールになる。直通列車は無理だろうか。姫路と名古屋の城にちなんで、キャッスルライナーとか。マニアはすぐ想像してしまう。

駅売店で見つけたのが、山陽5000系電車のミニモデル。横の長さだけ寸詰まりにした縮尺1/150で、車輪を替えれば鉄道模型として一応通用する。2台入900円。
100周年を記念して、沿線風景を机上サイズに作ってみたい等と思った。
こんなもの持って行くのは恥ずかしいので鞄の奥に押し込む。さぁ仕事仕事…。


全線100円で乗れる記念切符は10時から発売だったが、時間がないので後ろ髪を引かれる思いで後にした。

| Rail&Hand | - | 18:50 | - | - |
文月に思案中
はやいもので7月。今日はスーパーへ買い物に行くだけで1日が終わってしまった。

妻の実家からジャガイモや玉葱などをいただいた。野球のボール位の芋で、圧力鍋でゆでるだけで十分なおかずになる。素材が良いのだろう。というわけでジャガイモばかり食べている。
これからの夏野菜は酒の肴に最適。茄子、トウモロコシ、トマト・・。味噌や塩で味わう。


今夏の帰省について、
「わずか2、3日のために飛行機代使って、パパは無理していかなくていいよ」
と、妻に言われた。本人と娘は8月に入ってから3週間ほど帰省する予定。正直な話、娘と孫が居れば何の申し分もないわけで、私の休みが確定していない理由もあったが、仰せのとおりかもしれない。

いわゆる放牧期間ということになるが、少し思案。

3日ほど休みが取れるなら、久々に一人旅で新潟へ行こうか。
やはり墓参りと1日だけでも桃畑の手伝いは必須。

しかも「青春18きっぷ」はどうだ。10数年前はよく利用した。元々「乗り鉄」なので、マニアの血が騒ぐ。(体は持たないかもしれないが)
(※青春18きっぷ:JR全線の普通、快速列車が1日乗り放題の格安切符。5回分11,500円で販売=1回あたり2,300円。春・夏・冬休みの時期に発売される。特急や新幹線には一切乗れない)

時刻表をめくると所要12時間。本を読みながらのんびり、途中駅のホームで「駅そば」を久々にすすってみたい。現在は新快速が敦賀まで運行されているので便利になった。


さすがに帰りは新幹線で、東京で長めに時間を取って念願の秋葉原へ降臨。すばらしいじゃないか!
時期がうまく重なれば、東京ビッグサイトの「国際鉄道模型コンベンション」(鉄道模型のコミケみたいなもの)へ行けるかもしれない。

などと妄想は膨らむばかり・・・。
| Rail&Hand | - | 17:11 | - | - |
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