Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
大晦日

今年もあと数時間を残すのみとなりました。

写真は夕方、実家でオダマキを食べる前、今年最後の日没。

昼寝が足りず、眠くなった娘と横になっていたら私のほうが18:30頃から眠りに落ちてしまった。危うくそのまま年を越すところだった。昨年は、まだお座りすらできなかった子が大きくなったとしみじみ感じる。
これから飲みなおすとしよう。酔っ払う前に・・。

まずは2006年、お世話になった皆様に御礼申し上げます。しょうもない独り言とボヤキの「Zakkan」にお付き合い頂き、ありがとうございました。旧知の皆様のみならず、様々なご縁で多くの方にも出会うことができた1年でした。

あ、隣で奥さんが昨日のドールハウスを組み立てようとしている。
オーバルに線路敷く場所が無いじゃないか!別室で遊ぼう・・。

こんな一家ですが、2007年もどうぞお引き立ての程、よろしくお願い申し上げます。m(_ _)m

“年の瀬に 紅白観ずに 趣味の部屋”

皆様、よいお年を。 
| Rail&Hand | - | 19:58 | - | - |
散財

妻です。
年に一度、冬のボーナスの時期だけ、無職の私にもおこずかいがもらえます。
私や娘の服や靴、欲しい物はいっぱいあるけど、主人がいつもくだらないデンシャばかり買っているので、この時ばかりは私も散財させていただきます。負けずにくだらない趣味のモノを・・・。

ちょうどドールハウスのメーカーが、この時期感謝セールを行うので、こんな巨大なドールハウスキットが4割引で購入できました。
中を開けると窓やドアが、「組み立ててくださいヽ(・∀・)ノ゜+.゜☆!」と言わんばかりに収まっています。



手仕事魂が萌えます・・・!!
あ。違った。燃えます!!!!

最近、娘が「ミッフィーちゃん」の人形を喜ぶようになり、人形に食べ物を与えたり寝かせる真似をするようになりました。
手仕事母としては嬉しくなり、妊娠中に作ったミニチュアの椅子を引っ張り出して娘に与えました。
すると娘は大喜びで、「ちゃん!(新潟弁で『座る』の幼児語)」と言いながら自ら座り、小さな椅子をあっという間に壊しました。

私が平常心を失ったのは言うまでもありません。

娘が小さいうちは、このハウスはお披露目しまい。
大きくなって物を大切に扱えるようになったら、手作りの家具を入れて一緒に遊ぶのが夢です。
| Rail&Hand | - | 23:06 | - | - |
白い朝

朝起きて外を見ると、真っ白。この辺りは初雪だった。吹雪の中、家を出る。足元を取られながら歩く。
しかし、勤務先の街には雪がなく、いい天気。私の家は内陸部なので、気候差があるようだ。電車を降りる時、傘を持っているのは私だけ。
「今朝は雪でね〜」と言っても、「ああ、車の窓が少し白かったね」という返事。
今日は仕事納め。今年は普段より早く帰らせてもらった。今年は年末年始の当番も外れたし、3日まで休み。
寄り道しようか。でも外は寒い。この前散財して懐も寒い。さっさと帰ってビールでも飲もう。黒エビスがまだあったか。新潟から届いた松前漬もまだあったか。おかずは何だろ。あまり夕食を詮索すると叱られるので、この位にしておく。

等と思う帰り道にて。
| Rail&Hand | - | 17:02 | - | - |
雪が降る街
今年もあとわずか。私の仕事は明日まで。
北風が冷たい。この時期になると「ユニコーン」の「雪が降る街」という曲を必ず思い出す。
♪僕らの街に今年も雪が降る〜いつもと同じ白い白い〜雪が積もる〜
というサビの部分は有名。中でも私は、
♪人も景色も〜忙しそうに〜年末だから〜
という部分が好きだ。帰り道に口ずさんでしまう。
うちの近所で雪は降らないが、新潟をはじめ、北日本は雪だろう。もっとも、積雪地の人は唄っている場合ではなく、これから雪掻きに追われることになる。そう考えると、南の人の悠長な曲だ…。
「滑りに行きたいのに雪がないですね」と言う同僚がいる。かくいう私も白い山、消雪パイプが詰まって、一ヶ所だけ高い水柱が上がるのを見ると(←極端な例え)心踊るのは、南の人間の性だ。
今日で仕事納めの人が多いのか、カレンダーをたくさん袋に詰めて帰る人を見た。

今年もこちらで年越しする。来年くらいは名実ともに〜雪が降る街〜で新年を迎えたいものだ。

| Rail&Hand | - | 20:25 | - | - |
流行語大賞
いつも弊ブログを御覧頂いているTさんよりメールがあった。

>今年のZAKKAN流行語大賞が『ごみんに』決定いたしましたのでお知らせします。
>「くやい」「プァーン」を押さえて『ごみんに』に決定しました。

そういえば今日、2回目のインフルエンザ予防接種へ行った際、娘は注射の後「ごみんに」を連発していたとのこと。だから、あんたは悪くないんだよ・・。
ああ、両親の悪しき部分の生き写しだなこりゃ。

奥様、無駄遣いして「ごみんに」
| Rail&Hand | - | 21:14 | - | - |
原風景

妻の実家から野菜と一緒に「高橋まゆみ・創作人形の世界」図録が届いた。
お爺さん・お婆さんの人形達が、まるで語りかけてくるようだ。
高橋氏は長野の人らしい。その視点に納得。祖父母と一緒の家族の温かさみたいなものが静かに伝わってくる。高齢者はマスクをするという特徴を心得ている。(私の祖母も然り)農村では頭にタオルみたいな物をかぶるという特徴も。
さておき、印象的なのは、母恋しさに泣く孫をあやすため、枯れた乳を出す祖母(曾祖母にも見える)の人形には涙を覚えた。私が乳児の頃、高齢故に転んだら危ないからと、抱かせてもらえなかったという曾祖母を思い出す。

ふと思った。自分の原風景は何か。
私は今もそうだが、田舎町の出身だ。西の山に日が沈み、夕焼けが映った川面が赤く染まる。オレンジ色の空と真っ黒な山の陵線、家の灯りがポツポツ点灯する。薄暗い帰り道。古い庄屋の屋敷の前は、裸電球が灯り、妙に不気味だった。
夏なら水田の匂いがする。ピョーッと、ローカル線の汽笛が遠くから聞こえる。祖母に負われて見たような、そんな様子かもしれない。

私と出身が異なる妻は、また異なる原風景があるだろう。むこうも田舎の人なので、多少通じる所があるかもしれないが。

高橋まゆみ氏の人形達は、そんな原風景を思い出させてくれる。


| Rail&Hand | - | 21:12 | - | - |
「ごみんに」
妻です。
例えばうっかり娘に体当たりした時。オムツを替えるのが遅れた時。自然に「ごめんね」と言ってたら娘が覚えました。
「『ごめんね』はお友達イタイ、イタイした時に言うんだよ。」と教えたら、今度はあらゆる社交の場で「ごみんに」を連発するようになってしまいました。

大きいお姉ちゃんに玩具を取られて、尻餅をついた時。
「ごみんに」。
お兄ちゃんに滑り台を取られて突き飛ばされた時。
「ごみんに」。
はたまた柱に自分で頭をぶつけても「ごみんに」と謝る始末( ̄□||||。
最初は微笑ましく見ていましたが、だんだん自分達の嫌な一面を見るようで切なくなってきました。
私も主人も、割合手をかけて育ててもらったので、叱られ慣れていません。従って、不愉快を感じても相手に口ごたえができず、
「ゴメンね!どうせ私が悪かったよね!」
と逆ギレするたちなのです。
主人と喧嘩すると、謝り合いで余計にムカムカくるのです。
ある日、娘を風呂に入れた主人が、頭を洗うのを嫌がって酷く泣かれました。上がってきて、頭を洗うのを途中でやめた、と言いました。理由はこう。
「頭洗ったら『ごみんに!ごみんに〜!』って泣くんや。自分を見るようで切なくなってやめたんや。」
子は親の鏡。
似せまい、と思っても、親の普段の言動が出るようです。
改めなくてはいけません…。

| Rail&Hand | - | 18:44 | - | - |
クリスマスイブ


車のラジオからはこの時期定番の曲が流れる。松任谷由美(ユーミン)だ。この時期になると必ずといっていいほど出てくる。10代の頃はユーミンが好きでよく聴いた。しかし、この人の曲は、クリスマスは男女のためだけにあるように聴こえてしまう。そんなことはない。

私はクリスマスが好きである。全ての人が等しく楽しい気持ちになるような気がするからだ。独りで過ごしていた時もそれなりに楽しかった。たぶん。
今から十数年前、高校1年生の12月24日、富山へ独りで旅した。関西育ちの私にとって、生まれて初めて銀世界のクリスマスであった。北陸トンネル(福井県敦賀市)を抜けると、あたり一面真っ白で、目が眩んだ。そして帰りの電車の中から見えた洋菓子工場?の電飾が印象的だった。まだルミナリエ等無かった頃だ。傍から見ると分からないだろうが、この時は十二分に楽しかった。「北」への想いを抱き始めたのはこの頃なのかもしれない。

“クリスチャンでもないのに、クリスマスは優しい気持ちになるための日だね”というような歌詞の曲(槇原敬之)があったのを思い出す。
子供の頃からプレゼントを心待ちにしていた。子供が喜ぶ気持ちが未だによく分かる。子供達のためのイベントのようだが、私の場合は、オトナになってからも、自分のために何かご褒美を与える日がクリスマスだった。

家のすぐ近所のケーキ屋(巷で有名な店で遠方から来る人もいる)の前の道路は、毎年恒例の渋滞ができていた。

我が家も唐揚げと手巻き寿司と黒エビスと、そのケーキで祝うことにする。

あとは今日になって用意したプレゼントを枕元に置くだけ。実家から預ってきた物もあるので、まるでサンタが大盤振る舞いしたように見える。

さて、私も今日午後に受け取ってきたDCCコントローラーを枕元に置いて休むことにしよう。(さすがに今日に限ってはU模型店に客はいなかった)

ウチは全員にサンタクロースがきたよ、と。

| Rail&Hand | - | 21:19 | - | - |
コスプレ
妻です。

明日はクリスマス・イブ。
家族を持つまでは、キリストさんの誕生日に浮かれまくって散財したり、若い男女が絡んだりする風習が嫌いでした。
しかし子供を持って、改めてクリスマスも楽しいと思い直しました。
というより、本来クリスマスは子供たちの夢のイベントなのです。

幼少の頃、目が覚めたら枕元にお菓子のブーツが置いてあり、朝食を作る母に見せに行きました。
あの頃はサンタの存在すらわかっていない頃でした。
母がとろけそうな顔で笑ったのをよく覚えています。
「サンタ」としての喜びだったのでしょう。

さて。
去年、夜泣きに泣かされながら縫った、娘の赤いマントとパンツがちょうどいいサイズになりました。
去年大きかったのではありません。
去年「小さかった」物です。

「赤ちゃん」の「モンキーパンツ」の型紙を買ったのに、赤ちゃん真っ盛りの娘はパツパツだったのです。
その頃は二歳児用のサイズの服を着せており、将来の娘のヒマンを嘆いたものです。
しかし歩くようになると、自然に体がしまって痩せるものなのですね。
体重は増えているのに不思議です。

チビサンタにコスプレさせられた娘も嬉しそうな様子。
明日は義母、義父抜きで「親子でクリスマス」を祝ってあげるようお達しがでました。
しかし「BGMはあるのか?」「靴下は用意したのか?」と意外な点を指摘されました。
靴下?まずい。主人の白癬靴下しかないぞ。
そもそもサンタは「靴下」にプレゼントを入れることすら忘れていました。

明日、ケーキとご馳走を食べ、明後日の朝枕元にプレゼントを発見した娘はどんな顔をするでしょうか。
おそらく私達のプレゼントより、知り合いがくれた「クッキー」に一番に食いつく気がしますが・・・。

まだ「おねだり」しない年齢の娘。サンタはプレゼント選びに悩んでいます。
| Rail&Hand | - | 23:09 | - | - |
北は大きい
今日は冬至。夜が長い。時間があり、暇つぶしにニュースをあさっていたら、興味深いものがでてきた。

<以下は適宜抜粋>

>21日公表された平成18年度学校保健統計調査で、子供の「肥満化」に歯止めが掛からない現状が示された。食生活の乱れや食材の変化、運動不足など理由はいろいろ挙げられ、国も自治体も対策を講じてきたが、肥満児、肥満傾向児童は今年度も増えた。特に、なぜか東北地方で肥満傾向が強くうかがえるなど「東高西低」がくっきり。

>47都道府県のうち、15歳の肥満傾向が15%を上回ったのは北海道、青森、岩手、秋田、山形、福島、栃木、徳島の8道県で、「東高西低」ぶりが鮮明に表れた。

>秋田市の小児科医で、市教委と連携しながら小学生の体格について調べている大野忠さん(73)は「東北の肥満傾向は、やはり冬の運動不足が原因ではないか」と分析する。大野さんによると、秋田市内の子供は、冬を経た春の調査結果に比べ、秋の調査結果の方が体格がスリムになる傾向があるという。

>あきた病院(秋田県由利本荘市)小児科の白崎和也医長は「秋田では都市部より郡部で子供の肥満が多い。遺伝的な要因もあるが、学校が遠くて親が車で送迎することが多いことも運動不足の一因ではないか」と話す。


なるほど。割と信憑性のある分析だ。南の私も偉そうなことを言えない体格だ。子供の頃から運動不足と偏食、白癬(これは関係ないか・・)
たしかに北日本の冬は家に閉じこもるので運動不足になる。寒いと食って暖を取るしかない。実際、「北」の全員がウインタースポーツに興じる訳ではなく、一部の人達の趣味だ。(新潟=みんな自転車に乗るようにスキー・スノボをすると誤解されることが多い。私の経験では)

しかし、女性は大きくても(「ても」は失礼だな;)綺麗な方が多いのが特徴だ。ゆえに大小は気にならない。むしろ健康的に若く見える。
新幹線で新潟駅に降り立つとよくわかる。
そういえば、同じく新潟の「弥彦ロープウェー」のガイド嬢も伝統的に大きかった気がする。

ついでに、私のような鉄道マニアの体格は、何故か「樽」か「モヤシ」の両極端に分かれることが多いのを付け加えておく。
| Rail&Hand | - | 22:57 | - | - |
プラレール

帰宅するとこんな本があった。プラレール&トミカ。本屋で娘が「コレ!」と欲しがった?らしい。私は当然興味深く目を通す。
プラレール、私も遊んだ一人だが、近年の物は恐ろしくリアルだ。おそらく遊んだ世代が親になり、その親子をターゲットにしているのだろう。3両連結が
基本ながら、様々なバリエーションがある。「いっぱいつなごう700系のぞみ8両編成」
「東北新幹線はやて+秋田新幹線こまち連結セット」この辺りは理解できる。何せ子供が大好きな新幹線だ。

しかし以下のような商品は鉄パパの為にあると思う。先日お会いしたSさんのような。
「電気機関車EF63重連+L特急あさま」(碓氷峠を再現)
「蒸気機関車C62-1・2重連サウンド&客車オハ35セット」
「SLばんえつ物語号C57」
「広島電鉄・路面電車グリーンムーバー」
「165系急行型電車(昔の急行佐渡など)」
165系なんか私が子供の頃からある超ロングセラーだが、まだまだ売れるらしい。昔の製品は緑とオレンジの塗り分けが間違っていて(113系風に)子供心に納得いかなかったのを思い出す。それから、D51のような蒸気機関車はテンダー車が省略されており(実物は石炭と水を積むテンダー車が機関車後位に連結されている)これまた納得いかなかった。しかし今は前述のとおり、サウンド搭載のためかテンダーが連結されており、安心して子供与えられる製品だ。
世の大人は間違ったマニア教育をしてはいけない。

ともあれ、さすがはトミー。鉄道模型を手掛ける系列会社を持つだけある。
その影響か、同社の鉄道模型にも新幹線や特急列車の3両セットがある。入門セットも似たような傾向で、年少者向きみたいでちょっと残念だ。

メーカーには魅力的な演出をしてほしい。
例えば…
富山地方鉄道の電車2両編成+線路+屋敷森のある農家+立山連峰の背景画とか、
蒸気機関車+石炭貨車3両+線路+炭坑ホッパー+ボタ山とか。
長崎の路面電車+石畳軌道+教会とか…。
このような演出があれば団塊の世代の方々も、オモチャという先入観を捨てて、鉄道模型に入りやすくなるかもしれない。
また話が脱線してしまった…。
プラレールは「Pゲージ」と称され、遊んでいる大人もいるという。私はそのサウンド基盤だけ欲しい。
プラレールが誕生し、進化を続けて40年余が過ぎた。
長くなったのでトミカについては別の機会に…。

| Rail&Hand | - | 21:02 | - | - |
クッキー
昨夜はつまらぬ事で喧嘩してしまった。クリームシチューに椎茸が入っているのが嫌だと言ってしまったばかりに…。
我が家は口論ではなく、ウジウジ暗い、とにかく暗くすねまくるのが特徴だ。だから娘が「ゴミンネ」等という言葉を覚えたりする。
我が家でいうDVとは「Dark-Value(=暗い価値観)」だ。
帰り道、お詫びにクッキーの小箱を買う。

そういえば、「14歳の母」今日が最終回だ。だいぶ飛ばしてしまったが、未熟児の赤ちゃんは助かるのか。ドラマの主題からして丸く収まりそうだ。
しかし相手の男の子の家業は倒産し、莫大な借金を抱えて夜逃げしている。
だんだん倉本聰のような脚本になってきた。

| Rail&Hand | - | 19:52 | - | - |
手仕事完成

妻です。
前回予告していた、「手仕事思案中」のものが完成しましたヽ(・∀・)ノ゜+.゜☆!!

手仕事を重ねるうち、既成の型紙や本に載っているデザインでは満足できなくなってきました。
フェリシモの「ano:ne(こども服カタログ)」を片手に、パクリ実行。m9(・∀・)ゴ〜!!
ジャージー生地は切りっぱなしにしてわざと裾がめくれるように。ワッフル生地を重ねて重ね着風・・・・。気分は職人。最後はイチゴ柄のワッフル生地を襟ぐりにバイアスに縫い付けて・・・・か・ん・せ・い( *^艸^)。
さぁ!いざ試着!!…という段階になって、何と娘の頭が入らない||li _| ̄|○ il||。
以前にもコ‐プで買ったカブリモノトレ‐ナ‐が入らず、義母が激怒したこともありました。
うかつだった…。
後ろ全開のタイプを肩開きにしたから、襟ぐりが浅かった||li _| ̄|○ il||。

一度は小顔のお友達に里子にだそうかとも考えましたが、ここで出会えたのも何かの縁。万にひとつの可能性を信じて頑張ろうではないか…!!!

かくして、大規模な外科手術が執り行われました。
先ず、縫合したばかりのバイアスを切開。次に腫瘍部分の襟ぐりをロックミシンで大きく切り開く、という作業に当たります。失敗すれば命を落としかねない大手術。娘の起床時間まであと僅か。余談を許さない状況です。
緊張する手元を制しながら、ヨレヨレ襟の手仕事は完成したのでした。
途中、ミシン針がリングスナップに激突し、人身事故をも起こしかねない状況でしたが、何とか惨事はまぬがれました。

肩スナップ裏にはさりげなく飾りテ‐プを。



裾にはきのこのワッペンがアクセントを添えています。


「襟ぐり事件」がなければお気に入りの一枚なのですが。
まだまだ修行が必要です。
| Rail&Hand | - | 21:15 | - | - |
真夜中のマニア
寒波が戻ってきた。冬らしい冷え込み。
今年もあと2週間を切った。本当はすることが山積みなのだが、私の頭の中は、例の音が出る機関車の事で頭が一杯。帰り道、駅までの自転車で坂道を下りながら「キィィィーシュー(ブレーキ音)」とか言ってるので重症だ。

取説は英語。大の苦手だが、こういう時だけ無理に理解しようと努力する。

夜中に「ボォーッ」「シュッシュッシュッ…」「カランカラン…」結構な音量だ。部屋中線路を敷くとヨチヨチ怪獣に破壊されるし、掃除の邪魔だと叱られるだろうから、窓桟に1.5mほどの直線を置いている。往復させては悦に入る。肴にチビチビやるとか。鉄道マニアの真髄たる暗さだ…。

「起きるでしょ。音、小さくなんないの?」
等と注意されながら。

ネットでこのシステムについて検索して勉強?しているが、皆が寝た夜中に独り遊んでいる人が結構いるようだ。
ジオラマ作るにも今は寒く、時間もない。工作は完成すると関心が薄くなってしまうが、こちらは視聴覚に訴えるのでなかなか飽きない。当分サウンドを堪能することにしよう。
来年はDCCサウンド元年になりそうな嫌な予感…。

| Rail&Hand | - | 21:21 | - | - |
ミニトリップ


「そばを食べに行きませんか?」Tさんより誘いがあった。そば屋ではなく駅だ。えきそばか?
いやいや、北条鉄道(加西市)という廃止の危機に瀕するローカル線の活性化イベントで、途中の「法華口駅」駅前で有志の方々がそばを打つという。Tさんの知り合いの方々が主催しているという。Tさんとお友達の方とそのお子さんも参加するとのこと。
これは家族サービスに面白そうだ。(結局鉄道か;)

少し寒いが、雲ひとつない晴天。
自宅から車で約1時間、田んぼの真ん中にある法華口駅に着いたのは午前11時頃。古びた駅舎の前にテーブルと椅子が出され、待合室ではそばを打っている。先に到着していたTさんが出迎えてくれた。
「もうすぐ列車が来るよ」
折角なので終点「粟生(あお)」まで往復することにした。

2両編成のディーゼル列車がやってきた。小型のレール・バスと、ひと回り大きいディーゼル車が仲良く手をつないでやってきた。大きいほうの車両は「サンタ列車」として、絨毯敷きで装飾があり、子供達でにぎやかだ。貸切なので、一般の人は小さい方にしか乗れないとのこと。残念。
しかし、娘は「プァーン」と言って喜ぶ。Tさんと、お友達のSさん親子と一緒に乗り込む。往復約30分のミニトリップ。レールバスは、その名のとおり、バスサイズの鉄道車両。車輪2個で走っているので、乗り心地が悪い。しかし、のどかな沿線風景に溶け込みながら走る。
娘は乗客の疎らな車内で愛想をふりまき、いつもながら高齢者の人気者になる。再び法華口駅に戻ると、先ほど菓子をくれた主催者メンバー?のおばちゃんが、待ち構えていたかのように娘を出迎えてくれた。

打ちたてのそばを土産に購入する。昼時とあって、思いのほか人が多い。多くは地元の家族連れだが、私のような鉄道マニアもちらほら。

北条鉄道は国鉄の赤字路線であった北条線を、沿線の加西市が引き受ける形で誕生した。第3セクター鉄道のさきがけ。発足から20年、元々経営不振の路線ということもあり、補助金も底を尽き、廃線の危機らしい。古いこの駅も、瓦を葺き替える予算がないのか、台風の痕の如く、一部は雨漏りよけにビニールシートが掛けられている。そんな事情もあり、設備は昔のままだ。

「今は何もないこの駅にも、昔は農業倉庫があったんですね〜」
「この倉庫の形は播州型といって・・・」
「余興にこんなの作ってきました」
「おお、別府鉄道のマッチ箱客車!」
居合わせた「同業者」の人も交えて、Tさんたちと鉄道談義に花を咲かせていたら、妻から電話。娘が腹を空かせたようだ。この後昼食に出かけるTさん一行(午後からTさんの会社で模型の汽車を走らせて遊ぶのだろう?)に挨拶して駅を辞す。
すぐ近くの公園で昼食とした。
あとは誰もいない公園の滑り台で遊んでいたら、我々を乗せたレールバスがまた戻ってくるのが見えた。
| Rail&Hand | - | 21:30 | - | - |
カニ

新潟より蟹が届いた。糸魚川(能生)のベニズワイガニだ。実家に頂いたものだが、我が家もご相伴になる。

早速カニスキにする。身はいっぱい詰まって食べ応えがある。そして本体を分解すると、私の好きなカニミソもたっぷり。最後はうどんを入れて仕上げ。このダシが美味い。

冬こそカニ。嗚呼、何という贅沢か。

特に関西人はカニが好きだ。冬になると、大挙して北陸・山陰へカニを求めて押しかける。山陰や北近畿へ向かう「かにカニエクスプレス」という臨時列車もある。

思わず目を疑ったのは、商店街の歳末福引の吊り広告。

「当たる世間は蟹ばかり」

蟹を持った女性、しかも割烹着、明らかに「泉○○子」のイラストだ。
隣にはベストの男の子、「えな○○ずき」のイラストだ。
ペア150組に日帰り蟹旅行が当たるという。
ここまで真似たらTBSに怒られるぞ!?
| Rail&Hand | - | 23:31 | - | - |
白癬流し
私が侵されている病をここで告白する。

爪白癬(つめはくせん)いわゆる足の爪の水虫だ。

御覧の方は引くと思うが、敢えて真実を公表する。
水虫は20年来の付き合いだ。実は母からもらった物である。ヒビ割れが化膿し、小学校の運動会の組体操で、特別に片足に靴下を履かせてもらったことがある。足は多少収まったものの、足爪に及んだのは10数年ほど前か。近頃テレビでCMしているように、爪白癬になったら内服薬で根本的な治療をしないと治らないという。さまざまな理由から内服薬を拒んできた。
私の爪はまるでペティキュアだ。題して、
「ふたりはペティキュア〜MAX白癬〜」
等とアホなことを言っている場合ではない。家族に移さぬように、我が子と妻に私のような思いをさせてはならない!(一応家ではスリッパ履いて、バスマットは専用にしてます。ウチに来る方、警戒しないで…;)

オシリがかゆいので、勤務先駅前の皮膚科を受診した。この際、爪を診てもらうことにした。
以前あった皮膚科が閉院し、そこに今年新しい医師が開業したらしい。
先生は金沢大学卒業とあり、「北」に親近感が沸く。
呼ばれて入ると、期待した割りに冷ややかな人で、こちらが緊張する…。
「よくここまでほっといたね」有無を言わさず飲み薬を処方された。尻はタムシで薬を塗ればすぐ治る。
爪は1日1回、内服薬を半年間飲まなければならない。この機会に治すことにした。
ラミシールの内服薬で、副作用は2〜3%の人に肝臓・腎臓に出るという。他に風邪に似たもの、頭痛、味覚異常が報告されるらしい。今日は服用前の血液検査。
昔、内服薬の話を聞いた時、副作用と注意事項に恐れをなして断念したが、今は特に懸念する問題はないという。薬が改善されたのか。
「じゃ、2週間後にまた来て」
素っけない先生だ…。地元かかりつけ内科のI先生とえらい違いだ。
しかし薬価は高い。3割負担なのでなおさら。ジェネリック品もあるよ、と言われたが初めてなので普通の物にした。

こうして私の闘いが始まった。

半年後には生え変わった新しい爪で、水辺を歩くことが出来るだろうか。
まさに「白癬流し」

♪きみと で〜あ〜ったきせ〜きが〜


| Rail&Hand | - | 20:00 | - | - |
忘年会
昨夜は勤務先の忘年会だった。今回は思いのほか遅くなってしまった。皆より自宅が遠く、最寄り駅の終電が早い私は途中駅からタクシーに乗るしかなかった。しかし、30分も電車に揺られると酔いが回る回る…。西洋料理店だったので、ワインをたらふく飲んだから酔いは忘れた頃にやってくる。しかも電車内で腹が痛くなった。昔、「ちびまる子ちゃん」でやっていたように腹痛には波がある。もうすぐ終点、辛抱だ。空いた車内でドアの脇にもたれかかる。電車を降りると波が引いた。
このままタクシーに乗る。今度は気分が悪くなってきた。

自宅が近付いたその時、
「運転手さん…車止めて!」
「この袋持っときなよ」
最悪の逆流事態は避けられた。すると今度は腹痛の津波が押し寄せてきた。自業自得とは云え、上下から攻められる拷問だ…あと少し…。タクシーを飛び降りて自宅へ駆け込んだ。
トイレへジェット噴射!逆流ではなく直通特急だった。(お食事中の方、すみませんm(_ _)m

翌朝、マフラーと上着が無いと思ったら玄関に落ちていた。駆け込んだ時に投げすてたらしい。

忘年会真っ只中のシーズン、飲みすぎには気を付けましょう。

| Rail&Hand | - | 18:36 | - | - |
手仕事思案中

妻です。
主人は今日忘年会で、ブログの投稿を頼まれました。
しかしネタが無いので困ります。

とりあえず娘の冬服が欲しいので、こんなトレーナーでも縫ってみようかと思案中。
この布、裏起毛のジャージー生地ですが、160cmで300円でした。
子供服なら5着くい縫えそう。
どうりで既成品を買っても安いはずです。

きっと洗濯したら、あっと言う間に「もろもろ」がでるでしょう。
「やぁ。ママ。この子の服、もろもろが出とんね〜。安い服はアカンねぇ。」
と、義母に言われた時、目がテンになりました(・ω・;)。
「もろもろ」?????

どうやら毛玉の総称のようです。
嫁ぎ先にもその家独特の言葉があり、未だに通訳を必要としています。
| Rail&Hand | - | 22:44 | - | - |
神戸便廃止へ
先程目にした読売夕刊によると、神戸空港からの新潟便は来年7月にも廃止される見込みらしい。同じく仙台便も廃止。搭乗率が三割程度と低いのが理由。確かにいつもガラガラだ…。遠からずこんな日が来るとは予想していたが、意外に早かった。新潟便にジェット機が使用されたのは開港からわずか3ヶ月間だけだった。
さて、我が家は帰省の足に死活問題だ。まあ、大阪空港からの新潟便はANA・JAL合わせて現在8往復(多分)あるから何とかなる。かつてのJR特急雷鳥以上の頻度だ。しかし大阪空港のある伊丹は少し遠い。
神戸空港はアクセスの良さと、地方空港としては破格の造りの空港として期待していただけに残念だ。このままでは次回の搭乗が最後になりそうだ。わずか1年半足らずで新潟便は姿を消すことになる。
その頃には娘も2歳になっているので、多少の移動は大丈夫だろう。
新大阪まで新幹線で30分、バスで空港まで20分。これが最速で妥当か。姫路から直通バスも一応ある。

関空・伊丹が近くて空域が複雑、六甲下ろしを受けるという懸念もある神戸空港。そんな声をものともせず愛用してきたが、思わぬ変革の時が訪れようとしている。


| Rail&Hand | - | 19:05 | - | - |
小さな手仕事

ベビ‐服売り場で娘の服を探しても、何となく買う気になれない私。
結局布を買って来て手仕事で済ませてしまいました。
小さなスカ‐ト。
「こんな風にしたい」と思い立ったら、熱が冷めないうちに作らないとまた布の在庫が増えてしまう…。

一度始めたら「手」が止まらなくなってしまい、結局就寝時間をいつもより3時間オ‐バ‐して仕上げました。
最後のゴム通し作業になると、睡魔との戦いです。
「あ。やっと通った!」と思ったら平ゴムが捻れて通っている…||li _| ̄|○ il||。
小さなミスだけど気になります。
もはや夜中のナチュラル・ハイ状態。
「隊長!後続のゴムがついて来れません!!あ、後続のゴムが転倒しました!」
というやりとりを想像しつつ、黙々とゴムを通しました。夜中のAHO。

そして出来たのがこちら。二重ガ‐ゼにワッフル生地を重ねました。
いずれとも布でスパッツも縫いたいものです。
| Rail&Hand | - | 17:55 | - | - |
Sound


サウンド付機関車!(アメリカ・サンタフェ鉄道の蒸気機関車2-8-0、1/87スケール)電圧を上げると、「カタンカタン」コンプレッサー音が鳴り始め、「カンカンカン」鐘が鳴る。そして、「ボォォーッ」汽笛が鳴り、「シュッツシュッツシュッシュッ・・・」蒸気の音とともに走り始める。
もう昇天しそうになった。今までずっと指をくわえて見ていたサウンドが、私にも手が届く範囲の製品が出てきた。いやもう実際に聴いたら「スゴイ」の保証つき。Tさん、そのうち見せに行きますよぉ。
有意義な買い物ができて嬉しいことこの上ない。お仕事もお手伝いも頑張ってしまいます。

<ここからはマニアの皆様へ>
アナログ環境で音が出ますが、カンタムサウンドシステムではありません。機関車はバックマン製品ですが、搭載されているサウンドボードは、米国・サウンドトラック社「Tsunami」というものです。DCCだとライトON・OFF、鐘、汽笛長短、蒸気音、コンプレッサー、給水ポンプ、連結器音が任意に操作できるようです。サウンド付デコイチの半分の価格帯だということを付け加えておきます。あとはDCCコントローラーがあればなぁ。。。
| Rail&Hand | - | 21:38 | - | - |
デジカメからカレーまで
実家がデジカメを(やっと)購入したいと言い出したので、3世代で買い物に付き合うことになった。いつものイオン併設のジョーシン電器。
コンパクト型で十分とのことで、SDカード、乾電池対応を条件に物色したら、ペンタックス製品(700万画素)に決定した。私が3年前に購入したLUMIXの倍の画素数で、価格は2/3。ずいぶん進化したものだ。

さて、本題はここから。
今日は買い物ついでに皆でランチでも・・という話だった。しかし、無駄な時間と人ごみで、娘の機嫌は徐々に絶不調に。ついに泣き出した。
すると、自分から誘ってきた母が勝手なことに・・・
「や、や、どなしたん?やぁや!もうおネム?ほな、もう家に帰り」
結局ランチは中止になり、外出先でも強制送還となった。妻の機嫌も損ねてしまった。
(御覧の皆様へ:予期せぬ確執につながりかねないので、他言は無用です)

結局、先に店を出た我々の昼食はコンビニ弁当になり、しかも口にしたオカズが熱すぎて大号泣する娘。
帰宅後、疲れ果ててしょぼくれる妻が余りにも気の毒なので、機嫌を取ることに。(それが功を奏したのか?)娘が昼寝に入った後、私はお使いついでに外出できることになった。

用事を済ませ、2ヶ月ぶりにU模型店へ行く。
親父さんは元気そうだった。顔見知りのお客さん達と会話に加わる。量販店にはない温もりがある。
「アイランドExpress四国、もうすぐ出るなら押さえといて」
「“はばタン”の黄色いディーゼルカー、先月のオークションで落としてねぇ」
等という会話が飛び交う。
こういう時は小遣いが無限の単身の人が羨ましくもなる。いいなぁ。(先ほどの謙虚さはどこへやら;)
お客が増え、夕方にもなったので店を辞す。何も買っていないが、来春に予約しているのでよしとしよう。

かくいう私も去る金曜日にボーナスが出た。
私は安売りと言う理由から手を出す傾向があるが、本当に自分が心から欲しい( ゜Д゜)物に投資する気概が時には必要だ。小遣いは有意義に・・。
とりとめもない事を思いつつ帰宅したその時、いきなり「諭吉引換券」がオマケされた!優しい奥様、ありがとうございます(^^)
(しかし、何で行先がバレるのか;)

そんなこんなで夕食は、いろんな想いの詰まったカレーを食べた。
| Rail&Hand | - | 22:51 | - | - |
クリスマスツリー本命


先日、クリスマスツリーの樹木の質感がどうのこうのと述べた。が、ついに納得する物に出会えた。
ホームセンタームサシの2Fに、「アークオアシスデザイン」という、アート、趣味、工作の専門フロアがある。(ジョイフル本田の資本と聞いているが)以前から、我が家はここを重宝している。クリスマスコーナーを覗いた。

いわゆるセット物ではなく、ツリー、オーナメント、電飾が別売り形態。
気になる樹木は。枝に密度があってリアル。色も緑青ではなく焼緑に近く、針葉樹らしい質感。しかもプラスチック製ながら植木鉢みたいな物に入っている。こういう木を探していた。このヌードツリー(樹木のみ)が120cmで3,980円とくれば納得。しかもクリスマスが近いためか2割引だった。

しかし、電飾のLEDライトが高価だ。樹木の倍の値段だ。白色LEDは模型でもそうだが割高だ。予算オーバーだと妻は言う。しかし、下のフロアに電球が格安であった。
「これでも充分じゃん!」

二人とも意気揚々と帰宅した。先週購入したオーナメント徳用袋(398円。袋には「5000円分入り」とあるが・・)や自宅にある物を飾り付ける。

「自分で何か作って飾ろうかな」
「ミニチュア小物ね」
「言っとくけど電車は却下よ」
「汽車のオーナメントもたまに見かけるけど」
「かわいいのだったらね」
「これはどうだ?」(菓子のオマケ、路面電車「金魚鉢」)
「却下!」
「家とかも時々ぶらさがっているよ」
「そうね。どんなの?」
「これはどうだ?」(木造切妻2階建・酒屋)
「日本家屋じゃん・・却下!!」

等というやりとりの末、寄せ集めで入手したクリスマスツリーはめでたく玄関に飾られた。
ツリーを見る度に「キラキラ」と娘が言う。



| Rail&Hand | - | 21:05 | - | - |
「くやい」
妻です。
最近主人の帰りが遅く、私が一人で娘を風呂に入れていました。

暖かいお湯の中で裸の娘を抱いていると、ふいに出産の時のことを思い出し、急に娘がいとおしくなりました。
母の胎内はどんなだったんだろう・・・。
娘を抱き寄せ、聞いてみました。
「ね。Yちゃん。ママのお腹の中、どんなだった?」

するとおもちゃで遊んでいた娘が、
「くやい。くや〜い。」
と言いました。
「くやい。」
それは母と娘の間にしか通用しない言語ですが。
私には「暗い」と聞こえました。娘はまだ一歳四ヶ月ですが、大人の言語を理解し、それに見合った回答を即答できる能力は充分あります。
少なくとも、明るい室内で「暗い」と言ったことは一度もありません。

胸が熱くなり、もう一度娘に尋ねると、
「帽子!」「お口!」
と話を反らされてしまいました。

慌しく過ぎ去った今日の疲れが、一気に吹き飛んだ出来事です。
| Rail&Hand | - | 21:00 | - | - |
家路
私の仕事は時間通りに終わる事だけが唯一の取り柄だが、近頃早い電車に乗れない。もっとも、普段から皆より早く上がっているのだが…。
元々独り部署みたいな物なので、意地でも時間内に片付けようとする。昔より要領が良くなったかもしれない。

師走は毎年忙しいという理由もあるが、休職中の人の影響もあるのだろうか。土休日当番の頻度も増えたような…。
しかも3月で退職する人が今日判明した。

そうそう、奥様、いつも娘を風呂に入れてもらってありがとうございますm(_ _)m

まあ世間のお父さんはもっと遅くまで残業しているから文句言っちゃイカン。勿論、相応の任務をこなしているから残業なのだが。安易に私と比較するのは…。

最近は、私が起きていると娘がなかなか寝ない。「私も夜更かししたい」と言っているのか。
「一緒に横になってあげて」と言われて、布団に入ったら、なぜか私が一番に寝てしまう始末。

てなわけで本ブログも帰り道に書いていることが多い。投稿時間が早いのはそのためだ。

今夜は久しぶりの雨。自転車は不便。スッキリ晴れないと愚痴っぽくなる。
そう考えると北国の冬は尚更気分が沈むだろう。13年前、新潟・初越冬の時、私は鉛色に染まった。アラレが叩き付ける寒い夜、独り帰宅した時など。

ところで冬と音楽を分析すると、槇原敬之(大阪出身)の曲の冬は暖かく、中島みゆき(北海道出身)の冬のほうがリアルな寒さだ。同じ北海道のドリカムも体感温度は低めの設定かもしれない。

間もなく駅に着く。
| Rail&Hand | - | 19:05 | - | - |
DM
芦屋の模型店からDMキター―(°▽°)
「一年のストレスが溜ってきたなと思われましたら是非ご来店を」
すばらしい表現だ。昨年は「今年も自分にご褒美をあげる季節がやってきました」だった。毎度ながら琴線に触れる挨拶だ。
遠いのと福沢諭吉さんの引換券がないので、今は年に3回くらいしか行かない。ヨーロッパ鉄道専門店、あちらはクリスマスの本場なので飾り付けもきっと綺麗だろう。やっぱり行きたい。いや、その前に引換券を…。

昔、クリスマスの飾り付けをした汽車を独りで走らせて遊んだことがある。
何歳の時って?勿論20代。これは痛い。痛ましい…(ToT)
いつもここからの「悲しいとき〜」ってやつだ。

| Rail&Hand | - | 18:17 | - | - |
アヒルちゃん
灰谷健次郎氏がこの世を去ったのは、つい先月のこと。
有名なのは教科書にも載っていた「ろくべえまってろよ」他に「太陽の子」等も有名

何の話だったか印象的なのが、「アヒルちゃん」という女の子が登場する作品。偶然にも紹介されていた。
アヒルちゃんは体育が苦手で、そのボテっとした体型からアヒルちゃんと呼ばれる。リレー競技で、アヒルちゃんのグループは最下位だった。
体育の得意な男の子が「お前さえいなければ勝てたんだ」と責めた。
それを耳にした先生は、翌週アヒルちゃんが休んだ日、リレーを再度行う。なんとアヒルちゃんのグループには、アヒルちゃんと同じ体重の錘をぶらさげたのである。当然勝てる訳はなく、その男の子は走りながら自分の発言を反省する。という話だが…。
何だか胸が熱くなる。自分はアヒルちゃんそのものだったもんで…。

今の先生は錘の代わりに、教え子の写真を趣味のホームページに掲載する。
灰谷氏は何を思うやら。

教職についている知人は多いので、こうした不祥事が続くと複雑な思いになる。


私はアヒルのまま大人になり、もう一羽との間にヒナがいる。
白鳥…ではないだろう。

| Rail&Hand | - | 18:02 | - | - |
クリスマスツリー考
昨日ホームセンターへ行った際、展示してあるクリスマスツリーを見た娘が「ピカピカ」と喜んでいた。
「うちもクリスマスツリー欲しいね」
という話になった。衝動買いはいけないから色々調べてからにしようということに。(自分は普段しているくせに;)
近くでツリーを見ると明らかに枝が少なくショボイ。しかも幹にまで緑のビニール毛?が生えており、ハンガーを加工したような足で支えてある。これを樹木だと思えというのは…。まあ3,980円だから仕方ないが。

思い出したのは学生時代、私は鉄道研究部の学園祭模型の制作担当で、樹木をたくさん作った。予算がないので竹串にティッシュを輪ゴムで巻き、木工用ボンド原液に浸す。そこに台所用スポンジを染めてハサミで砕いたものを衣としてまぶす。杉の出来上がり。という技法を先輩から習った。
夜な夜な作業を終えて学園祭当日、「串カツが並んでいるみたい」という観客の声を耳にしてしまった。
これではイカン!実物の印象が伝わらなくてはクリエイター失格だと痛感した。

さらに遡ること二十数年前、小学校4年生の学級会。班毎にクリスマスツリーを用意することになった。ジャンケンだったかクジに負けた私と友人は、木を探してくる役になった。しかしあの三角形の針葉樹は子供の行動範囲で入手できる訳がない。そこら辺の枝ではとてもツリーに見えない。ましてや煎定された植木なども入手できず、私は見た目の印象なら自作で良いと判断した。ラップの芯を幹にして、厚紙を何段かの円錐形に切って紙のツリーのモックアップを作った。テッペンに☆。これに明日飾り付けすればよい。
「名案だ。大丈夫だってば」
あとの時間は友人機嫌よくと遊んだ。
しかし翌日、そのツリーはクラスメイトから批判の矢面に立たされることになった。
他の班は本物の木ではあるが、枯れ枝や竹。飾り付けをしたらまるで七夕か正月の餅花飾りだ。結局紙ツリーは却下され、他の班から枝を分けてもらったのだと思う。
こうして教室には七夕まがいのクリスマスツリーが並び、私には到底納得し難いものであった。これならまだ紙ツリーでも通用する。しかし気が弱いので言えなかった。
針葉樹風の三角形を模したのにどうして紙はダメなんだ、と。

そんな経緯もあるのか?たとえクリスマスツリーでも、実物を模した樹木を見ると気になってしまう。さすがにこんなにデカイ木は自作できない。
「そんなリアルなツリーはきっと高いよ。たかがクリスマスツリーにそんなに出せないよ」と大蔵省。
そりゃそうだ。私も買う気はしない。ここは安モノをいかにリアルに見せるかだ。例の足は積雪?で隠すとか。小さくてもリアルなモノを選ぶとか。
帰り道、山裾に並ぶ針葉樹を見ながら思った。串カツと紙はアカンで…。
来週あたりムサシでも覗こうか。

| Rail&Hand | - | 17:51 | - | - |
カタログギフト
勤務先の親睦団体からカタログギフトをもらった。(払った会費からもらったようなものだが)

さて、何をもらうかまだ決まっていない。12月15日までに申し込んでくださいとのこと。子供が喜ぶような物もこれといってない。

「この天気予報掛け時計いいな」
「何でそんなもの欲しいの?」
「実家にあるじゃん、いいなと思って」
「要りません!」

「ポットが入る穴の開いた和風ワゴン」
「そんなの要らないってば」

「有田焼」
「もらった食器類はこの間整理したでしょ」
「いい仕事してますね〜の人の八角盛皿」
「だから食器はやめて」

「コレクションテーブル」
「家具はこれ以上邪魔になるよ」
「インテリアとして、引き出しの中にジオラ・・」
「却下」

「何か他にないの?」
「今までもらった中で、圧力鍋が一番重宝してるわ」
「じゃあもう1個」
「あるから要らない」

「カニとかニクもあるよ」
「食べ物は要らないね〜」
等と、妻とやりとりをしながらページをめくっていると、但馬牛、神戸牛、松坂牛に続いて村上牛。む、村上?鮭の塩引き、すじこ。これも村上産。
果物のページには「大玉ながら繊細で上品な甘味の梨・新高をどうぞ」生産者代表「樋口」夫妻。そして魚沼産コシヒカリ。
銅茶器揃、鍋、洋食器類は全て日本製。アウトドア用品は「主任鹿」こと「CAPTAIN・STAG」

まさか、これは・・・申込み葉書をみると、宛先は見慣れた郵便番号「955」
新潟県三条市だった。

「柄長だね」
カタログギフト取扱会社は「螢蓮璽皀縫奪」こと「衒祖后廚世辰拭
全国展開しているようだ。今頃、私の勤務先の従業員からのハガキが、初雪の中、殺到していることだろう。
さて何をもらうか;
| Rail&Hand | - | 22:42 | - | - |
寒い夜
また日付が変わってしまった。
私も負けじと?工作したいところだが・・。時間がない・寒い・眠いという言い訳。
衣服などは役に立つが、ジオラマは完成したら大きな粗大ゴミ?になるだけでこれほど無駄なモノはない。と、わかっていながら作ってきた。

机に「こども服にリメイク」という本が置いてあった。そうか、模型も旧作をリメイクすればよいのか。

Tさんから岩○製菓の「ぬれおかき」が旨くて食べ始めたら止まらないという話を聞いた。人生に潤いをもたらすという趣味も、同様にやめられない。
| Rail&Hand | - | 01:03 | - | - |
切りっぱなし手仕事

妻です。
何も買わないつもりで出かけても、手芸店に行くと布を買ってしまいます。
先日、フェルトに似た厚地のウ‐ル混の布を見付けました。1M780円、やった。天然素材のレースも購入。
早速家に帰って包みを開きます。ん?こんな「抹茶色」だっただろうか?ハテ。きれいなライトグリーンの布を買ったつもりだったのに。レースなんかあしらおうもンなら、「オバチャンロマンチック」満点で、どうも気持ち悪い。
なんとかこの抹茶色が可愛くならないものかと試行錯誤して、出来たのがこちら。
8枚はぎの切りっぱなしのスカ‐トです。本来縫い代を中表にして縫い、裏返し、裁断面が見えないように処理するのですが、あえて切り口を表にして縫ってあるもの。幸いフェルト調なのでほつれにくい生地です。ステッチを紺にして、刺繍をちらり。刺繍は手作り感を強調して、ちょっと恥ずかしい感じですが…。こんな「オンナノコ」っぽい服が好きなんです。
新たに購入した材料は布地780円のみ。他に家にあった材料をいれてもせいぜい1000円くらいでしょうか。
先日、通販でそこそこの値段で買った服のボタンが、試着しただけで取れました。
せっかく高いお金払って買ったのに、これじゃバカバカしいです。
中国には任せておけない!下手くそだけどボタンつけくらいなら「Made in お家」のがまだ信頼できる気がします。
そう思うのは私だけですか…?

あ、誤解なきよう明記しますが、燕の刺繍はアイロン接着のワッペンです。私が手を下したのはビーズを縫い付けただけ。それって刺繍といえるのか(汗)?
| Rail&Hand | - | 16:06 | - | - |
気が付けば
師走である。昨夜、皆で布団で横になったら、気が付けば日付が変わっていた。30日の日記は幻に・・。今、書いている。

その名のとおり、12月はあわただしくやってきた。
急に冷えこんできた。これが普通なのか。週末の北日本は雪だるまマークだった。

こんな日に限って、勤務先では屋外のゴミ拾いがある。
| Rail&Hand | - | 06:06 | - | - |
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