Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
可哀しょうねぇ

妻です。
子供は雑然とした所が好きです。
台所の引き出し、洗面所の戸棚・・・。
主人の実家の洗面所で、何度も何度も発泡入浴剤を触るので、義母が
「ママに入れてもらい。」
と言って二つ持たせてくれました。

早速今晩の入浴時に入れてみました。
さぞ喜ぶだろう、と・・・・。

最初は
「せっけん!アワアワ!!おもしろ〜〜いねぇ!」
と大喜び。
※注:「入浴剤」の概念は難しいので「石鹸」と教えてありました。
しかし、次第に入浴剤が溶けて小さくなると、娘の顔が泣き顔に・・・。

「ママ〜!ママ〜!!壊れちった!なおして〜〜!!。゜(゜´Д`゜)゜。」
最後に、きつく握り締めた娘の手の中で入浴剤が豆粒のようになると、娘はとうとう大泣きしてしまいました。

泣きじゃくる娘を何とかなだめ、湯船につかると、娘は一言。
「可哀しょうねぇ〜。」
「え?可哀想?何が?」
「せっけん!!」

これには可笑しくて噴出しつつも、娘の優しさに心打たれた一件でした。
| Rail&Hand | - | 20:05 | - | - |
申告
確定申告真っ盛りのシーズン。
現在は国税庁のホームページ上で入力が出来るので、税金が自動計算される。便利になった。
(税理士以外の人間が他人の申告書を作成、提出することは禁じられている。手伝うのは可)

よくよく見ると「特農」(申告書B)という表記がある。
「H18年中の農業所得の金額が、所得金額合計の70%を超え、その農業所得のうち、9月1日以降に得られる分が70%を超える方」
つまりほとんど専業の兼業農家ということだ。何か特別な控除があるわけではなさそうだが。分類のためだろうか。

所得税から住民税に税源移譲となったので、一時的に給与の所得税が減った感覚だが、6月の住民税切替時に、その分持っていかれるのだろう。
定率減税も来年から廃止されるので、またしても増税・・・。

ヘンな銅像建てて税金を無駄遣いするな・・。

| Rail&Hand | - | 23:12 | - | - |
忘れ物
今朝、駅で乗換えようとしたら、車内に携帯電話の忘れ物を見つけた。
駅員に届けようとするが、案内放送は聞こえど姿が見えない。やっとホーム事務所にいたと思いきや、電車が出発してしまった。偶然今朝は早い時間だったので問題なかったのだが。
自分もよく紛失しそうになるので、亡くした人は慌てているかも。
とにかく携帯電話が無いと落ち着かない。かくいう私もすっかり携帯依存症になっている。今、こうして文章を打っているように。

偶然にも黒電話の話が今朝の朝刊に載っていた。昔はドッシリと、家の中で存在感があったというような内容だった。吉報、訃報、挨拶、御礼、苦悩、怒り、秘密、色恋…。全て黒電話が引き受けたとある。
今の電話は個人に一台の時代。急な連絡、待ち合わせ、内緒の相談も個人の電話で済まされる。良くも悪くも。
いわゆる加入電話自体が減っている。公衆電話が出てくるのは、少し古い映画の世界だけ。「寅さん」は映画の中で公衆電話をよくかけるが、もしも健在だったとしたら、携帯なんか持っていないだろうと思う。セッセと売店で10円に両替しているかも。
「お兄ちゃん、あら、切れちゃった。きっと10円玉がなくなったのよ」さくら(倍賞千恵子)が言いそうだ。

| Rail&Hand | - | 18:14 | - | - |
佐世保バーガー

デパートの九州物産展で、「佐世保バーガー」が販売されていた。思わず昼食に購入した。娘には無理なので、彼女は鹿児島の「黒豚おにぎり」とする。
「佐世保バーガー」とは、佐世保市内の店で提供される「手作りで、注文に応じて作る」こだわりのハンバーガーの総称である。モスみたいな。

長崎県佐世保市には米軍基地があることから、古くから地元ハンバーガー店が誕生した。マクドナルド等の大手チェーン店が根付く前に郷土料理(いわゆるB級グルメ)として親しまれてきたという。現在も同市内には、十数店舗が営業しているらしい。日本ハンバーガー発祥の地として、6年ほど前からPR活動が始まり、有名になったという。その「佐世保バーガー」という愛称は、近年有名になって使われ始めたものらしい。
昔、佐世保へ行った時は、ご当地ハンバーガー店の存在など知らなかった。

そのバーガーだが、「ベルビーチ」という店が出展していた、ハンバーグ、目玉焼き、ベーコン、チーズ、レタス、トマト、甘めのマヨネーズソースがサンドされており、モスの1.5倍の厚さはある。旨いではないか。ありがちな変わったB級グルメではない。

ハウステンボスで、九十九島で、佐世保バーガーをかじってみたいものだ。
福山雅治(長崎県出身)の曲を聞きながら。さだまさしも可?

そういえば、福山の曲に「蜜柑色の夏休み」という曲がある。
「♪8時6分発 ジーゼル汽車に乗って 蜜柑のおばあちゃんの笑顔に会いに行こう」
という歌い出しだが、これは大村湾沿いを走り、長崎・佐世保を結ぶJR大村線の車窓風景が頭に浮かぶ。確かに歌詞の内容どおり、太陽を浴びる穏やかな湾に沿って、斜面に段々畑が存在する雰囲気。しかも非電化の大村線は「ジーゼル汽車」だ。そんな大村線で「佐世保バーガー」をかじってみたい。

等と思っていたら「これこれ〜パンパン」小さな手が伸びてきた。

| Rail&Hand | - | 19:39 | - | - |
単車男
午後、仕事帰り、年が明けて初となるU模型店へ行った。
昨年9月以来となる、O君と店で会うことに。彼は例によって神戸から原付でやってきた。
「知人の看板屋にカッティングシートで作ってもらった」というヘルメットの文字“単車男”。あのドラマのタイトル文字体であつらえてあるのに思わず吹き出す。原付は前回よりもカスタマイズされている。荷台の自作木箱にジオラマを積んでやってきた。
そのミニジオラマは、素麺の箱「揖保の糸」の上に作ったもので出色。可愛らしい。Nの下回りを利用した、自作のナロー9mm・沼尻単端なども持参。
偶然来店した中学生くらいの男の子に、お金をかけなくても楽しめる、自作ジオラマの作り方を優しく手ほどきしているあたり、彼の性格を感じる。

最近自分は手が止まっているので、ちょっとした英気をもらった。
教育テレビでも鉄道模型を放送していることだし。

薄暗くなるまで遊んでいたので、明日は家族サービスに努めねばなるまい・・。
| Rail&Hand | - | 22:04 | - | - |
譲ってください
以前、PCを処分する話をした。その話を知った(読んだ)後輩のT山君が先ほど連絡してきた。
「処分するなら譲ってください!自宅のWindowsMEのパソコンが故障しているのでハードディスク交換したら使えるようになるかもしれないと思いまして」
こちらは有難いので、できれば丸ごと引き取ってと言ったが、それは無理らしく、外した使えそうな物は欲しいという。
「ハードディスクは処分代かかりませんよね?再利用できますし。僕はパソコンの構造はよく分かりませんけど、よかった。では18切符のシーズンに取りに伺います。家に上げてとまでは言いませんから〜」
自称「もらう物は拒まないゼィ」精神の彼らしい。おそらく趣味の温泉巡りのついでに来るのだろう。
そういえば昨年会ったとき、廃版の地図やらガイドブックを「おみやげです」と勤務先(出版関係)からくすねてきた。相変わらずの所業になぜか安心した。

奈良在住。32歳独身
。趣味:温泉巡り。こんな彼が気になる?方はご一報を。ちなみに彼のリアクションは大泉洋さんみたいです。

| Rail&Hand | - | 22:02 | - | - |
送迎
興味深いコラムを見た。
保育園への自転車・徒歩送迎と自動車送迎の幼児が描く絵の比較調査。前者は沿線の動植物や店の様子を詳細に描くのに対し、後者は前方に延びる道路と信号位しか描かないという。つまり、子供の目線は自動車の速度について行かないということだ。子供は家庭の延長で保育園に送迎され、本当の外部社会を知らない事になるという。まさに車社会の縮図だ。

そういえば、以前目にした小学生の絵画を思い出した。
自分の街の絵だったか、高速道路を自動車が沢山走っている姿が画面の中心で、建物はあるが外で遊ぶ友達や歩行者は特に見られない。樹木もない。柵らしき物がある。よく見ると線路で、電車は無い。普段乗らないのだろう。この絵画を批評しているのではなく、その子が過ごす日常を垣間見た感想を抱いた。
高校生も送迎がある昨今、物騒な世の中、家庭の事情、学校の統廃合など送迎は止むを得ないだろう。実際、買い物等は車を利用しないと不便な事はよく分かっている。
問題は車社会で育った大人が公共マナーや倫理をどのように教えるかだと思う。若い先生で、子供の頃から公共交通機関を利用する機会がなかった方がこれから多くなると思う。教科書に書いてあっても、体験が無いと難しいだろう。
♪エーシ〜

もちろん送迎っ子には例外もある。リアルディテールでカマキリを描く甥(5歳)のように。


| Rail&Hand | - | 19:13 | - | - |
斎藤さん
斎藤泉さん(33)という方をご存知だろうか。彼女はカリスマ車内販売員として有名だ。
カリスマと呼ばれる理由は、彼女が乗務する山形新幹線、東京〜山形往復で30万円を売り上げたことがあるという。普通は平均8万円くらいらしい。後ろに目があるのではないかという位、お客さんの声がかかるらしい。その手腕は見事で、最初の車内1往復で、確実に乗客の様子を掴み、引き返すと飛ぶように売れるらしい。斎藤さんが美人だからという理由だけではない。
まるで実際に耳にしたような事を書いているが・・・。

「“挽きたて”のコーヒーはいかがですか」
「“車内限定”のラ・フランスゼリー」
「私が食べても美味しかったですよ」
本人には「当たり前」の内容でも、口にしないと乗客には伝わらないらしい。
そして、乗客の観察も怠らない。新聞を読んだり、パソコンを開いて難しい顔をしている人でも、次に戻ったとき穏やかな顔をしていれば、何か欲しい合図らしい。また、昼時にはお菓子の販売は控えるそうだ。子供が欲しがって昼食が入らなくなる懸念を母親に与えるらしい。「ね〜アイス買ってよ〜」というような。
そして、盆正月の帰省をずらして、家族連れが移動する(我が家はその典型)時期を見計らって、ワゴンに積む商品の種類も考慮するそうだ。時には会社に、商品パッケージの提案を行なったりもする。
お客様のニーズは何かを瞬時、的確に読み取って実行する。とても人間業とは思えない速さだ。イチローや松井が、ボールを識別してバットを振る瞬間もこのようなものらしい。

斎藤さんは短大時代に、アルバイトで山形新幹線の車内販売員を始めてから今日に至る。今も2ヶ月更新の契約らしい。そんなにスゴ腕なら正社員になればいいのにと思うのが素人で、理由は現場にいたいからだという。現在は、車内販売に乗務するかたわら、全国の企業や団体から依頼を受けて、講演活動も行なっている。上述のような考え方が、社員教育には有効なのだろう。

 
「『仕事や会社が大好き』という人が不思議。現状に満足していないからこそ、現場からどんどん声を上げて、全体のサービスの質を高められると思うのです」
乗客との一期一会。マニュアル通りの仕事しかしない後輩を見ると「もったいない」と思う。車内限定のあんパンを売るのにも、「1個200円」で終わりではなく、次に巡回したとき「お味はいかがでしたか。おみやげにすることもできますよ」と話しかければ、売り上げ増だけではなく、お客様の本当の笑顔に出合えるのに−−。

という斎藤さんの言葉が新聞取材のサイトにあった。決して仕事は楽しいものではないという、プロの言葉の重みを感じる。そう簡単に斎藤さんのようにはいかないが・・。


その斎藤さんが姫路へ講演にやって来るという話をTさんから聞いた。平日なので私は聴きに行けない。
「写真撮って来てくださいよ」
一企業の経営者に興味本位の撮影を依頼してしまったわけだが・・・。護衛やらマネジャーが付いており、休憩中にじわじわ近づいて会話できたらしい。その甲斐あって、確かに弁当の2つも買いたくなるような綺麗な人の写真だった。(結局見た目か;)Tさん、ありがとうございます。

一度でいいから、斎藤さんから米沢の「牛肉弁当」を購入してみたいものだ。
| Rail&Hand | - | 19:26 | - | - |
1周年に寄せて
今日でブログ開設1周年。しかしまあよく続いたものです。
実は学生時代、毎日ではないものの、日記をつけていました。
今は便利な物が出来、携帯電話からも入力可能。帰り道にセッセと…。そのかわり漢字が書けなくなりましたが。
文章で記録した物を読み返す事はほとんどありませんが、「あの時何があった」とかすかに思い出すことができます。例えば学生時代、何年何月に出かけた、何があったとか。それは楽しかったからという理由もありましょうが、記憶は記録の成果かもしれません。何故か社会に出て単調に過ごす日々の方が、記憶が飛んでいることが多かったりします。
つまらない事でも、記録は記憶とリンクしていると思います。
昨年2月末にボルカノのスパゲッティ食べたとか。5月連休に山形で「とりそば」食べたとか。(食べ物ばっかりか…)

ところで日記とブログの決定的な違いは、閲覧している人が存在すること。私はブログを自身の記録と位置づけていますが、誰でも見られる状態で発信している以上、嘘や悪口はマズイですし、ネガティブな発言も控えたほうがよいかと思っています。(実際はネガティブ一家なので、時々暗くなりますが…)
過去のノート日記では、暗い話題で余計に自分が暗くなったことがありました。
読み手がいる以上、気分を害する話題はNG。お陰で話題を明るく、無駄にしたくないという貪欲さが出てきたようです。
ネタと言っても、鉄道・子供・食べ物・新潟くらいしかないのですが…。
まずは愛読して頂いている皆様に、この場を借りてお礼申し上げます。
感想をくださる方とのやりとりは嬉しいですし、妻から聞いて意外な人が読んでいたのに、少し恥ずかしくも、驚く時もありました。
インターネットが普及した昨今、顔が見えないというのは不思議なもので、私の堅苦しい文面から、気難しい人間という先入観を抱いたという笑い話もあります。このとおりペンギンですのに(^。^;)

そうそう、時々登場する妻ブログもよろしくお願いしますm(_ _)m。
何時まで更新ペースが続くか分かりませんが、2年目の「雑感〜Zakkan」です〆

| Rail&Hand | - | 19:10 | - | - |
部品取り
古いパソコンを分解する。
windous98は完全動作しないと電器屋は引き取ってくれなかった。近くのリサイクル店を調べたら処分代が要るとのこと。リサイクル法の時世。
こうなれば部品取りだ。
HDDはデータ漏洩防止に外すのとハードディスクとして再利用できる事を教えてもらったので、早速外す。
ついでにメモリも外す。CDRWとFDドライブも外す。いわゆる「脳死」なので、これらはまだ動作する。何かもったいない。「富良野塾」では叱られそうだ。かと言って使うアテはないので誰かもらってくれないかとも思う。作業していたら小さな手がチョロチョロ出てきて邪魔になる。
外したメモリをノートPCに付けようとしてみたら、デスク用なのでサイズが違う。残念!せっかく増設した物なのに。
今なら1万円以上買い物で、無料でパソコン処分します。という店があった。これは有難い。商売上手いな〜。

| Rail&Hand | - | 21:37 | - | - |
雛人形

早くも実家で雛人形の準備。昨年、妻の実家から贈っていただいた雛人形で、もう1年が経った。昨年述べたように、この雛飾りは義父母が知り合いの人形卸から取り寄せた上質なもの。車に例えればレクサスLS240みたいな。

今年は大きくなった娘が、お雛様に触りまくって大変だろうという懸念があった。母曰く、「ベビーサークルでお雛様周囲を保護しようか」しかし、そんな心配よそに思いのほかオリコウだった。珍しさに緊張しているのか?
| Rail&Hand | - | 20:03 | - | - |
Zakkan開設1周年特集〜10年前の旅〜青森/レールバスを訪ねて
おかげ様で20日に弊ブログは1周年を迎えます。
そこで、今から10年前、1997年2月22日(土)・23日(日)の旅のお話。当時の記憶と写真を頼りに遡ってみたいと思います。(長文です)


(七戸駅にて:レールバス・キハ102)
青森県の野辺地〜七戸を結ぶ「南部縦貫鉄道」が廃止の危機だという。(後に1997.5〜休止を経て、2002.5廃止)
青森在住の先輩、Nさん幹事により、七戸にてOB合宿が企画された。合宿といっても、各自、南部縦貫鉄道に乗車、七戸駅前に夕方集合し、宿泊するというもの。南部縦貫の魅力は、なんと言っても、日本最古のレールバス(昭和37年製)が活躍するローカル線。レールバスは文字通り、バスに似た車体が車輪を履いた鉄道車両。

当時、土日のJR東日本管内が新幹線を含めて乗り放題で16,000円、「ウイークエンドフリーきっぷ」というものがあった。当時新潟に住んでいた私は、金曜の夜から夜行快速「ムーンライトえちご」にて上京、翌朝東京から東北新幹線で盛岡へ向かった。
盛岡に到着後、昼食とする。以前、冷麺もわんこそばも食べ尽くしたので、簡単にカフェテラスの「めしの半田屋」に立ち寄った。どこにでもあるような店だが、なぜかここは印象に残っている。ご飯の「大」は半端じゃない。

現在は青森県八戸まで延びた東北新幹線は、まだ岩手県の盛岡までしか達しておらず、ここから東北本線、青森行特急「はつかり」13号に乗車する。ここで、先輩のI(猫)さんと合流。北海道の方だが、当時は福井に赴任していた。
何とやってきたのは青とクリームの583系。季節列車の1往復で走っていた。4人が掛けの椅子は特急向けではないが、空いた車内で優雅に過ごす。今は新幹線の延伸で「はつかり」自体が廃止されてしまった。
沼宮内を過ぎた辺りから、山に差しかかる。盛岡市内に無かった雪はどんどん深くなる。昔、D51が3重連で越えたという「奥中山」峠を、雪煙を上げながら軽やかに駆ける。並行する国道4号線の車をどんどん追い越していく。
青森県に入り、八戸、三沢。多数の乗降があった。ここも今は新幹線の駅として変貌している。
防雪林が途切れて、野辺地に到着。ここが南部縦貫鉄道の始発駅。けっこうな積雪で、粉雪が舞っている。跨線橋の先の小さなホームに、赤とクリームのモッサリした形のレールバスが停まっていた。先に到着していたOBの方々にも会えた。寒さに震えながらホームに降りて近づくと、本当に小さい。鉄道というより、路線バスのようなサイズ。静かなローカル線が、全国から押し寄せた鉄道マニアで賑やかだ。この時点では営業休止の通達は出ていなかった筈だが結構な人。「もう1両やってくる」誰かが言った。ほどなく同じ形のレールバスがやってきた。

(野辺地駅にて:2両連結ではなく、時間をおいて続行。奥が七戸方、左は東北本線)

賄えきれない乗客数に合わせて、続行運転しているようだ。普段は小学生が通学に数名乗っている程度だという。レールバス、キハ101、102の2両と国鉄払い下げの気動車(キハ10)1両しか営業車を持たない鉄道である。
車内に乗り込む。バス並の車体強度ゆえに、35年の風雪に耐えた車体はボロボロで、あちこちガムテープで直してある。一応座れたが、通勤電車並みの混雑で、景色がさっぱり見えない。これで走るのか。車掌さんが乗っていて、穴を開けた切符(車内補充券)を発行する。
不安をよそに、レールバスは動き出した。原付のような「ビー」という警笛を鳴らして。名前のとおり、バスに車輪を付けたそのもので、運転士はクラッチ(手で動かすレバー)を切り、シフトレバーで変速する。2個しかない車輪と、線路状態の悪さで、ものすごい振動と騒音。会話も聞こえない。正直、早く降りたいと思った。立っている人が倒れかかってくる。

終点・七戸駅に到着。
その夜は、七戸駅近くの旅館に宿泊。十数名程度のグループが、広大な宴会場に案内された。岐阜からはるばる来られたHさんが騒ぐ宴たけなわの最中、仕事を終えてからの幹事のNさんも遅れて到着。氷点下の中、ドテラ姿でコンビニに行き、食後に弁当とケーキを与えられて平らげたり、バカ騒ぎをして夜が更けた。当時は本当に大食漢だったことがよくわかる;


翌朝、元気な方々は、始発レールバスに乗って「森田牧場前」駅まで往復。牧場や防雪林を走るレールバスの撮影に興じた方もいた。
私はスキーを兼ねて車でやってきたEさんに同乗して、野辺地までレールバスを追いかけた。
再び七戸に戻ると、前日仕事を終えて、寝台特急「はくつる」(これも既に廃止)で駆けつけてきた埼玉の先輩Mさん、新潟から一般道の雪道を13時間かけて車でやってきたT君、同乗のI君・t君・O君一行などと対面。他にもOBの方々や後輩で、Eさんの回すビデオは賑やかになる。駅には地元テレビ局クルーも取材にきていた。

(七戸駅。これが本社屋を兼ねている)

七戸からは、イオン下田ショッピングセンターへ、十和田観光電鉄バスで移動。太平洋に程近い、奥入瀬川の河口近く、当事としては恐ろしく巨大なイオンだ。そこの敷地内にある観覧車に乗ってモスバーガーを食べる等、我々の暴走は止まらない。

(中央が観覧車内の筆者:S君撮影)

それも束の間、八戸駅へ戻り、Eさんと猫さんに見送られ、15:25発「はつかり20号」に乗車。すでに日が西に傾いている。Nさんも盛岡まで見送りに来てくれることになった。八戸駅でYさんは駅弁「小唄寿司」を買えと勧めてくる。
盛岡から東北新幹線上り「MAXやまびこ」に乗り換える。Yさん、Mさん、S君、私だったと思う。
S君は卒業記念の旅?ともいえる「最長片道切符の旅」の途中で寄り道してきた。近年NHKで関口智宏による旅を放送していたが、彼はこの時点で達成していたのが特筆に値する。これから茅ヶ崎の自宅に一旦帰って休むらしい。
新幹線の1階席に座った我々を、Nさんは盛岡駅ホームで、しゃがみながら走って見送ってくれた。

よほど騒ぎ(食い)疲れたのか、気がつけば大宮の手前だった。そのまま新幹線で新潟へ帰るYさん、茅ヶ崎へ帰るS君と別れ、再び私は「ムーンライトえちご」に乗る。埼京線ホームでMさんを見送った。翌日朝早くから仕事なのに、最終まで付き合ってくださり元気な方だった。そんなMさんも今は3人の子供の父親。みんな年をとった。30を過ぎて胃袋も小さくなった。

最初で最後の南部縦貫鉄道。春まだ遠い青森の旅から早10年になる。
| Rail&Hand | - | 19:52 | - | - |
こちらも一周年
神戸空港は今日で開港一周年。
最初はお祭り騒ぎだったが、この1年間企業の利用率は伸びなかったらしい。みんな市街地にある駅から新幹線を利用していたようだ。
割引運賃の開始も手伝って、私は帰省にその利便性を実感したひとりだ。
しかし、ここにきてANAが新潟便の廃止を発表した。4月から週1便になり、7月で廃止。確かに連休でも空いていた。当初2便あったが、開港3ヶ月でプロペラ機体1便に削減。それでも空席が目立ったから仕方がない。
大阪(伊丹)にはジェット機枠もあるので、もう少し神戸に降りても良いような気もする。他に神戸発は熊本便が廃止され、2便ある仙台便が1便になる。その分羽田、札幌が増便されるらしい。
県を上げて大した宣伝もなかったし、燃料高騰の昨今、撤退は自然な流れかもしれない。
ついでに空港島近くのホームセンタームサシも撤退した。空路神戸に到着して、ムサシを見た義母が開口一番、「つぶれるこって」は的を得ていた。

大阪から新潟便は2社合わせて1日9便もある。昔の北陸線特急より多くて便利だ。当然、次回(5月)から大阪空港を利用する。ANA早割、JAL先得割の予約は既に始まっており、早速申し込んだ。以前にも増して受付が早くなって焦る。
4月に先行する母子は「超割」適用期間で、更に安い。これからJALのマイレージも欲しくなる。

神戸空港との縁は意外に短かった。地元空港だけに残念だ。


| Rail&Hand | - | 18:54 | - | - |
父を探して
妻です。
娘が一人歩きを始めたのを境に、ずいぶん父親になつくようになりました。
主人は最近平日休むことが多く、目覚めて父親がいるのは娘も嬉しい様子。
ただし、出勤日には目覚めても主人がいないので
「パパ?パパ?」
と言ってしばらしく探します。

「パパはお仕事。」
と説明すると納得しますが・・・・。
「パパ。デンシャ。ガタンガタン、ぷぁん(電車に乗って行った、の意)!
パパ。お仕事。おしっこ。○んこ。ン〜〜〜〜!!」




ドヨォォ─(lll-ω-)─ォォン…。



「おしごと」→「おしっこ」→「○んこ」
となり、
娘の中ではパパはトイレで用を足していることになっています。
それでも、マァ、いいけれど。

そういえば、娘も最近便が出た後、「○んこ出た!」と教えてくれるようになりました。

春になったら、オムツ外しもそろそろ始動の兆しです。
| Rail&Hand | - | 22:00 | - | - |
バレンタイン
妻です。
世の中はバレンタイン。いえ。先日のブログにあるとおり、我が家は毎週バレンタインですが^_^;。
今年は娘と一緒に手作りしたら喜ぶと思い、キットを買って主人と義父に・・・。しかしさすが一歳児。焼けたばかりのクッキーを見るなり、
「まんま!!食べる!!」
とむさぼり食い、作業はほとんどできませんでしたε=(。・д・。)。

そしてできたのがコレ。





何じゃこりゃ・・・・。
←Σ(´□`#)─グサッ。





忘れていましたが、私はお菓子作りが大の苦手です。
だいたい我が家には「泡だて器」というものがありません。
レシピに「電動ミキサーでモッタリするまで泡立てる」というくだりを読んだとき、返品したくなりました。
結局「おハシ」で娘の昼寝中、永遠かくはん・・・・ヽ(;´Д`)ノ。
腱鞘炎になるかと思いました。


来年はもう、手作りはしまい。



ε=(。・д・。)フー

※ちなみに写真は義父にあげたもの。
メッセージ入りがオオゲサですが、孫から祖父に、という「じいちゃんゴコロ」をくすぐる作戦です。
間違っても主人にはこんなんあげてませんよ^_^;。誤解なきよう・・・・。
| Rail&Hand | - | 22:00 | - | - |
一周年

実家の一室に線路を敷いてみた。風景こそ無いが4列車が走行可能。写真は上越新幹線200系(地震で脱線した形式)と新潟色のディーゼル車。ちょうど長岡付近を彷彿させる。いい歳して顔を近付けて釘付けになる。今やってるNHKの「趣味悠々」と同じ図式。
娘は「シンカンシェン、はや〜いネ。プァーンカンカンカン」等と言う。嗚呼、親の悪影響が…。

拙HP開設から1年が経ちました。並べた物を見せびらかすだけでしたが、多くの感想とご縁を頂いたのが一番の収穫です。
あれこれ手を出して何が本筋か分からなくなってしまいました。
良いモノを作るためには常に新鮮な創造力が要ります。これから年を重ねるに連れて、趣味に興じている時間は減りそうです。

このブログも20日(だったかな)に満1歳を迎えます。
どうでもいい話を自身の記録を兼ねて書いているだけですが、引き続きよろしくお願いします。m(_ _)m
| Rail&Hand | - | 21:40 | - | - |
庄内
今日は当番。勤務先で本日12日付の読売新聞に目を通したら、山形県庄内地方の話が載っていた。関西で庄内ナンバーの車を見掛けることはほとんどないが…。山形県庄内地方は日本海側有数の稲作、漁獲を誇る。

鶴岡南高校音楽部、酒田東高校文芸部を紹介する記事だが、音楽部は合唱コンクールの常連。文芸部は昨年、俳句甲子園に初出場。ちなみに藤沢周平は鶴岡市の出身らしい。
その中で、「雪に負けぬ表現欲求」という見出しがあった。冬の日本海は牙を剥く重苦しさがある。下から吹き上げる雪をはね返すような、噴出するエネルギーが庄内地方出身の文筆家にあるらしい。
確かに庄内地方の冬は地吹雪が多い。昔、真冬の国道7号線を運転中、前が見えなくなって怖い思いをしたことがある。道路脇に防風柵があるのに納得。一昨年、突風を受けた特急電車が最上川の鉄橋で脱線した事故も記憶に新しい。

酒田市は北前船の寄港地で栄えた。豪商・本間家は領民の信頼が厚かったという。
そういえば「おしん」が奉公したのは酒田の豪商だったと思う。主人は奉公のおしんに読み書きを教育した。その後ヘソマガリのお嬢さんとも仲良くなる…。ここに庄内豪商の心の豊かさを感じる。

庄内出身の人に出会ったことがある。偶然だが、いずれの人もデザインを勉強していた。具象的表現では終らないエネルギーが要る仕事だろう。

新潟出身の妻も高校では合唱部だったという。その友人にオペラ歌手の方がいる。その歌声は、まさにエネルギーを噴出する響き。雪に閉ざされた季節から吹き出す春の息吹のような。これは雪国で培われた感性かもしれない。


力強く優しい庄内。これも「北」スピリッツだ。
庄内ナンバーのトラックを見たら道を譲りましょう。
| Rail&Hand | - | 14:39 | - | - |
梅まつり

「梅まつり」というイベントに行ってみた。自宅から約30分、御津の梅林は有名。昨年11月に宿泊した新舞子荘の近く。
山頂にある会場「世界の梅公園」まで駐車場からシャトルバスに乗る。思いのほか人が多く、しかも本数が少ないので30分ほど待つハメに。県外からも多数来ているようだ。家族連れが多いのは、各種出店や風船アートやらボウケンジャーのショーがあるからか。
バス会社の委託かと思いきや市の所有車で、山道は運転がこわかった。
そして、肝心の梅は暖冬の影響か、開花は早いようだ。


号令とともに一斉に飛んでいく風船。今日は風が冷たく、バスの混雑に懲りて早々に切り上げた。
昨年だったか、2月下旬に、この近くで菜の花を見たが、今年はもう咲き乱れていた。

春はすぐそこまで来ているようだ。
| Rail&Hand | - | 21:49 | - | - |
言えない言葉
妻です。
またも親バカネタで誠に恐縮ですが・・・・。

1歳6ヵ月の娘。
言葉の発達が早く、早くも歌を歌ったり、絵本を暗記したりして驚かされます。
しかしやはり一歳半。まだまだ発音できない単語もあるわけで・・・^_^;。

例えば。

「ヨーグルト」→「よーどこど」
大好物ですがなかなか言えません。

「カツオ節」→「かぶつ」
この辺は仕方ないか┐(´ー`)┌。

「ごちそうさま」→「ご馳走ママ」
(*っ∀・`)ノ)) プハッ!!

「もういいかい?まぁだだよ。」→「もういいかい?マ〜マだじょ。」
。・゜・(ノ∀`)σ・゜・。アヒャヒャ 。

所々に「ママ」をちりばめて間違っているところが、母親冥利に尽きる、の一言。

また、今朝は絵本のセリフを真似て、自作自演の物語を作っていました(*´ェ`*)。
原作は「うずらちゃんのかくれんぼ」。
愛子様がお好きな絵本、ということで、義母が6ヶ月頃から買い与えて慣れ親しんだ本。

「じゃんけ〜んぽ〜ん。あいこでしょ。うずらちゃんの勝ち!・・・」
という所、
「じゃんペ〜ンコ〜ン。アイコデ・・そ。ばあちゃんと、じいちゃんが・・・。」
昔話かいなドテッ (*゜ω。)ノ。
これから川で桃でも拾いそうな勢い∵ゞ(.ε.*)プッ !!

だんだん暴れん坊にはなってきていますが、言葉の発達では楽しませてもらっている毎日です。
| Rail&Hand | - | 23:06 | - | - |
チョコ
もうすぐバレンタインデー。
「バレンタイン川柳」なるものを発見した。株式会社メリーチョコレートカムパニー(女性の横顔のシルエットの会社。といえば分かるかな)が毎年実施しているらしい。サラリーマン川柳よろしく、面白いものが多い。
http://www.info-ginza.com/mary/07kekka/07kekka.html

“チョコの秘話 酔って娘に 明かす父”
“見た目より 味で勝負よ! 私とチョコ”
“故郷から ほし柿大根 チョコレート”
“本命も 義理も卒業 夫婦(めおと)チョコ”
などなど。

我が家はチョコレートが好きだ。そこで、私も一句。

“大袋 我が家は毎週 バレンタイン”
| Rail&Hand | - | 22:56 | - | - |
小康状態
何とか復帰。ロキソニンのおかげか、まっすぐ立って歩けるまで回復。しかししゃがむことはできない。(元からか?)ヘンな体勢で足元の物を取る。

「無理すんなよ」
上司に気遣ってもらった。

「さきほど○○さんより・・・」
「あ〜来なくていいから座ったまま話して」

「遅くなるようなら、お送りします」
「いいから!じっとしとけ」

なんか肩身が狭い。(みのせがない)
終業時間だ。たまにはゴミでも集めるか。
「あ〜いいですから」
鍵掛けるか。
「あ〜ダメダメ」

何だか気後れしてしまう。でも、皆さんありがとうございます。
| Rail&Hand | - | 22:26 | - | - |
休暇
結局、ギックリ腰辛さで一日休んでしまった。お陰でだいぶ楽になった。薬も効いているのか。まだまだ腰をかがめるのが辛い…。

NHK教育テレビ・毎週水曜22:00〜「趣味悠々」
今週から鉄道模型が始まりました。これは面白い〜!全8回。必見です!鉄道模型の基礎からその魅力、ジオラマの作り方まで。必見です!
お〜イクスピアリの天賞堂だ!久しぶりに行きたい。早くも興奮。

| Rail&Hand | - | 22:09 | - | - |
ギックリ
日曜の夕方から突然腰痛になった。昼寝から起きたら激痛が走った。
事務仕事とは云え、歩き回るのもひと苦労…。
「まるでお爺ちゃんだね」
昨夜は医者に行けなかったので、今日帰りに整形外科に寄った。ヘルニア以来実に4年振りだ。前回は開業したてで整形外科のみだったが、理学療法も始めたようだ。
レントゲンを撮影され診断の結果、ギックリ腰だという。
「ヘルニアではなさそうですね。ギックリ腰は間接の捻挫です。安静にして温めてください」
鎮痛剤が出た。またしてもロキソニン。
あれこれいじられて、電気治療もされたので余計に痛い…。
駅ではエレベーターに乗る始末。
ヘルニアのような慢性化はなさそうだが、これは辛い日々になりそうだ…。
皆さんも腰には気を付けて。
アチコチ悪くなって、バチが当たっているのかもしれない。最近悪い子なので…。

| Rail&Hand | - | 19:17 | - | - |
隣保
近所で不幸があり、今夜は隣保(りんぽ・村の隣組を言う)で通夜の手伝いに行った。私も一応世帯主なので参加。しかし、この2隣保からの参加は年寄りばかり。皆、昔から知ってる人だが、気が付けば年寄りになっていた。
最近はこのような付き合いに加わる家が少なくなってしまった。近くに新興住宅があるが、隣保自体が存在しないようだ。
やはり隣近所は顔見知りでないと…。

故人はまだ54歳の方で残された家族は気の毒だった。

| Rail&Hand | - | 22:51 | - | - |
おねだり
妻です。
義母が娘に「お砂場セット」を買ってくれるというので、娘を連れて買い物に付き合いました。
目的のお砂場セットを物色していると、娘が何やら持って来ました。

「コレコレコレ〜〜!!じいちゃ〜〜ん!ばあちゃ〜〜ん!!」
何か買って欲しいのだな。
いっちょまえに「おねだり」するようになったか、と見ると・・・・・。




娘の手には、コレ。





ガ━━━(´OдO`|||||;)━━━ン!!!!



決して「ママ」ではなく「じいちゃん、ばあちゃん」なのが、さすがは生きる術を心得ている(´-ω-`)。

一時の目移りで、家に帰ったら見向きもしないだろう、と思いきや・・・。
「ウィイイィィ〜〜ン!!ぶぅううううぅうう〜ん!!」
非常に楽しそうに毎日遊んでいます。
環境とは恐ろしい。先が思いやられますドヨォォ─(lll-ω-)─ォォン…。
| Rail&Hand | - | 21:08 | - | - |
節分

今日は節分。巻き寿司を丸かじりする日。今年の恵方は北北西。この風習は関西独自のものだったらしいが、5,6年前からスーパーマーケットが全国的に宣伝してから広まった。東日本出身の妻は知らなかったという。ルーツをたどれば江戸時代に大阪で始まったとか。

昨年は巻き寿司の海苔を舐めるだけだった娘も、しっかりかぶりつく。やはり遺伝情報は正確だ。
| Rail&Hand | - | 20:14 | - | - |
ノロの脅威
昨年末、ノロウイルスの脅威が報道されてから、ひと段落したと思っていたら、身近でその脅威にさらされることになった。
ご存知の方もあると思うが、自分の勤務先の特性ゆえ、多少の覚悟はしていたが・・・。

若いのにバタバタ倒れた職員がいるのを見ると、私は直接ウイルスに接触する危険度が低いとはいえコワイ。
うちには小さな子供がいるので尚更コワイ。しかも我が子は風邪気味ときている・・・。(有馬の疲れが出たのか)

ノロウイルスは空気感染はしないらしい。但し、ウイルスを含む嘔吐物や便などに接触した手は要注意。経口感染する。要はウイルスを含む物質を触れたら、調理や飲食など、経口に関する行為は避けることだ。ノロウイルス自体は自然界に存在するものだが、体内に入ると大増殖する。抵抗力の弱いお年寄りや子供は要注意。やはり手洗い・うがいは必須だ。

ではどうすればよいか。
食品では中心温度85℃以上で1分間加熱で死滅。たとえば、プリプリのカキなんか美味しそうだが、たとえ火が通っていてもこの状態は×。土手鍋で煮込みすぎて、縮んで小さくシワクチャになったようなものがその条件を満たすそうだ。

嘔吐物等に直接触れてしまった場合、ウイルスは石鹸やアルコールでは死滅しない。消毒はどうするか。「次亜塩素酸ナトリウム」の希釈液で死滅する。そんな薬品ウチにないよ〜。いえいえ、これは「ハイター」の成分です。そう、あの「まぜるな危険」ってやつです。薄めたハイターで拭く、衣類は浸す。

「心配だからウチもハイターで洗ってもらったほうがいいのかな」
と、持ちかけたら、
「色がまだらになるよ」とのこと。

ノロウイルスに注意。

| Rail&Hand | - | 21:27 | - | - |
Vista
「Windows Vista」が発売になった。昔あったトヨタのファミリーセダンの名前と同じ。自動車みたいだ。
XPから早6年も経ったのか。今の機種(Lavie)を導入してまだ3年ちょっと。結納のお返しに頂いたものなので、粗末にしてはならない。そもそもパソコンを入換えることは、あれこれデータを移植するのが億劫だ。

VistaはXPからどのくらい進化したのだろうか。スパイウェア対策が強化されているらしいが、すぐにハッカーがやってくるだろう。今のところXPに出会ったときのような感動が沸かないのだが?どんなスペックだろう。

最初に導入したのは「Windows98」最初はとにかくメモリが足りなくて困った。デジカメ導入を機に320MBまで増結した。
それもつかの間、2003年に今のXPに切り替えたのだが、XPはとにかくフリーズしない。前述の98は95の延長線上ということもあり、よく固まった。
会社に98が残されているが、確かに不安定だ。CPUの開発称号が「サンダーバード」とかいうものだが、動きは「雷鳥」並だった。(分かりにくいネタでスンマセン;)

12月、長らく実家に置いていた98の電源を久々に入れたら、モニタに何も出ない。本体は起動しているようだが、どちらに問題があるのかよく分からない。実家で聞いたら、「3年ほど使用してない」とのこと・・。
製造元マイクロソフト社は、「Windows95,98,meのサポートを止める」と言い出したし、これは困った。と云う訳でそのままになっている。

早いもので今月で、ADSL化から1年となる。ブログとHPも同様に。
| Rail&Hand | - | 21:58 | - | - |
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