※鉄道話につき、安全のため一般の方はそのまま通過願います。
通過といえば・・
「場内進行、通過進行!」
「タブレットォ〜」
「東津山 マルヨシ!」
アホなことを書いているがサルモネラ菌に脳までやられた訳ではなく、ほぼ回復した証拠。
抗生物質はよく効く。“アルミやマグネシウムを含む制酸剤につき、鉄分の摂取は時間を置くように”とある。アルミ車体はOK?
さて、困ったことに近頃オークション等で「元箱なし」「ジャンク」といったHO(16番)プラ製車両に手を出すようになった。この手の怪しいものにハマルと抜け出せなくなるというらしいが・・。
すっかりHOな人間になりつつある。
ここではその収納方法に一考。
箱のないものはエアパッキン(プチプチ)で包まれて届く。
何か箱を準備しなければならないが、久しくほったらかしだった。
以前、神戸のO君がNのキット等、自作車両の収納箱に実物車両の画像や形式名をプリントして貼っていたのを見たことがある。その字体といい、所有欲をくすぐられるもので感心したのを思い出した。
お菓子や海苔の箱では物足りず、自作する余裕もないので、
100円ショップで見つけた、紙製「B5サイズクラフト引き出しボックス」取っ手付き。
外寸29×22×6.5cmとある。内寸はもう少し小さいが、大柄な583系が3両入り、視覚的にも美しい。底面にエアキャップを敷き、車両間にも細く切ったものを詰めて緩衝材とした。アンテナやパンタを引っ掛けないように注意。A4・B4サイズがあればもっと収納できそうだが。
余談ながらこの583系「きたぐに」 実は車体にあちこち傷があるので走行本位といったところ。少しウェザリングすればマシかも?(実物も結構ボロい)
同じく100円ショップで以前見つけた、「ランジェリーボックス」
内寸実測で36×30cmでフタ付。しかしこの商品、ダイソーで見かけなくなってしまった。
エアキャップを挟んで8両詰めた例。安定しているが視覚的に美しくない。
いずれの箱も形式名などは無記名。そのうち整理しなければ。
最後に100円ではなく「元箱」の代わりに付属していた箱。
これには少し感銘を受けたので紹介する。
これは、KATOのプラ製客車に乗客を搭載し、ウェザリングを施したものをジャンク扱いで入手した際に付属していた箱。形式も記載してある。
堅牢な上質ケント紙の「銀箱」。おそらくピノチオかイモンの収納箱だろう。この中に、エアキャップと油紙に包まれて車両が入っていた。ベテランHOマニアの心意気が垣間見える。KATOの客車もここに収まれば、かしこまって見える?ティファニーの箱に収まる○ン・キホーテとでも例えようか。
ただ、前オーナーは相当なスモーカーなのか、箱のヤニ臭がパチンコ屋のようだったので天日干ししたのは言うまでもない。(車両は干していない)
HO(16番)はそのサイズから、他所で運転する際に備え、搬送の便も考慮しなければならない。
そういえばジャズステーションでは、Fさんがすべて同サイズの段ボール箱にHO車両の箱を整然と収納されていたのを思い出す。鉄はマメな方が多い。
外国型は縮尺1/87とはいえども、元のサイズがデカイので、ヨーロッパの近代型客車1両27〜30cm位あるので要注意。模型の急カーブに対応するため、1/93や1/100というショートスケールが多い。
それでも元箱は40cm近くなる。これが一般的な段ボール箱には中途半端なサイズで厄介者。ここでも外国人は日本の寸法に馴染めないようだ。
好きな鉄道模型だからこそ、展示しない時は、たとえ100円ショップでもそれなりの収納箱を与えてやりたいもの。貴方の車両が一生のうちで一番長く過ごす場所だから?