何だかワタシも胸の下辺りがムカムカする。今一つ体調が優れない。気合いで乗り切るしかない…。今日はサッサと帰る。
たまにはヨタ話を。
コーヒーのオマケに西部警察パトカーのミニカーが付いていた。
西部警察と云えば石原裕次郎率いるあの刑事ドラマ。1979〜84放送。毎回爆発炎上するカースタントで右に出る作品はないだろう。
30代男性なら、子供の頃、玩具の車に爆竹を仕掛けて「西部警察ごっこ」をした方も多いはず。私だけか?
さて、付属のパトカーは大門団長こと渡哲也の専用車「スーパーZ」
この車はシリーズ後半に登場。NISSANフェアレディZを改装したものだが、パトカーのくせに金色のボディ…。催涙弾や煙幕の発射装置を備える。佳境になると、スーパーZのガルウイングドアが上に開き、大門団長が姿を見せる。そして凶悪犯に向けてショットガンを構える。スローアクションで命中、爆発。もはや警察官ではない…。時代劇の成敗みたいだ。
他に真っ赤なスカイラインのパトカーや放水車まであった。ちなみに赤パトカーはRS1〜3号まで存在し、1・2号は追跡用高出力車。3号は後部座席一杯に「コンピュータ」を搭載し、犯人の顔写真や逃走経路等を割り出す頭脳車という設定だった。何とも時代を感じる…。
これらの劇用車両はNISSANの全面協力で、当時人気のフェアレディやスカイライン。大人も子供も同社の車に憧れた位だった。
一話の中でカーチェイスが始まると…。
・運転するのは犯人ではなくスタントマン。
・逃走するのは古い車。
・トヨタ車。
以上の条件が揃うと見事に爆発炎上を見せてくれた。
爆発は自動車だけではない。何と広島の路面電車も犠牲になったことがある。爆弾が仕掛けられ、車庫へ避難した間一髪の所で爆発炎上だったか。
そのスポンサーとは、爆発した電車の車体広告になっていた、「もみじまんじゅう」だったらしい。
渡哲也のサングラスと、「自分は…」人称表現。
そしてあの音楽。パトカーが高速道路を行進するエンディング。
♪チャラ〜ラ〜〜チャララチャラ〜ラ〜