Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
宿題
8月31日。今日で学校の夏休みは終わりだ。
宿題に大慌ての子供たちもいることだろう。

私を知る人は意外だと思われるかもしれない。
今だから告白するが、私は小学生のとき、夏休みの宿題を時々ごまかしたことがある。
ノート1冊埋める課題があった。ノートを間引いてページ数を少なくした。しかし、やりすぎて、「残りのページはどこへ行ったのだろう」という先生の評が赤ペンで書いて返ってきた。
子供のウソなどすぐバレる。堂々と怠けるには気が小さく、セコイ子供だった。しかし、工作や絵画などは、さっさと片付けていた。

中学生になると、大人の顔色を窺うようになり、成績に影響するという懸念から、真面目にこなした。
しかし、高校生になると、またいい加減な状態に戻って、自力で解答せず、適当に丸写しでページを稼ぐ始末だった。期日提出で良い子のふりだけしていた。やっぱりセコイ奴。
たしか高校3年の夏休みは宿題がなかった。受験等に備えて自主的に勉強しなさいということだが、朝からアニメの再放送ばかり見て、午前中から昼寝していた。

そういえば鉄道とアニメ、どちらを今後の趣味の選択肢にしようかと、当時18歳の私は思ったことがある。(などと妻に話していたら「どちらも選択しなくてよろしい!」という指摘)
結局「アニメーション的」なイラスト(いわゆる萌)が描けないという理由でアニメの入門はあっさり断念し、幼少から培った鉄道に邁進することとした。(どっちもどっちだが)もし、アニメに傾倒していたら、今とは異なる自分が存在したことだろう。あな恐ろしや;

そして当時を思い出すのは、松井秀喜選手が初登場した夏の高校野球、星陵×明徳義塾。松井への敬遠試合。
今や大リーグで活躍する、松井選手と同学年の私は、自宅で菓子を食べながら試合を観戦し、彼にエールを送った。
当時、テレビ画面で見た松井も私も、顔立ちは18歳の頃とあまり変わらないが、お互い年をとった。

学生の皆さん、夏休みの宿題は後悔のないように終わらせましょう。
| Rail&Hand | - | 22:00 | - | - |
動物園
妻です。

今日は娘と義母と、姫路の美術館へ「こどものとも絵本展」を見に行ってきました。しかし娘にはまだ早かったらしく、人込みに疲れて機嫌を悪くしてしまいました。
早々に美術館を後にすると、・・・ん?姫路城のふもとに「動物園」の入口が・・・。娘の気分直しに入るとします。入場料大人200円。昭和レトロを感じるたたずまいです。NHK連続テレビ小説「てるてる家族」のロケにも使われた動物園。なぜか園内にはモノレールやゲーム機が併設されており、「パラダイス感」満点です。
しかしひとたび足を踏み入れると、ゾウにキリン、ライオン、白熊・・・。一通りの役者が揃っているではありませんか!!

実は私、ちゃんとした動物園に入ったのは初めての経験かもしれません。幼稚園年少か年中くらいの時の親子遠足で、新潟県唯一の動物園に行ったことがあります。しかし、余程印象の薄い展示内容だったらしく、「すごくでっかい錦へびがいた」ことしか思い出すことができません。かの「月岡動物園」も現在閉園されており、あそこのヒーローが誰だったのか、未だ闇の中です。錦へびじゃないことだけは確かです。

本来の「こどものとも絵本展」より、動物園のが数倍面白かった28歳の私でした。
| Rail&Hand | - | 22:54 | - | - |
秋の味覚

妻の実家より梨が届いた。早くも秋の味覚。桃の次は梨。贅沢なかぎり。

昨年、新高というハンドボールサイズの梨を頂いた。その当時の娘の頭と同じサイズで、並べて撮影したのを思い出す。

近畿では鳥取の二十世紀梨が圧倒的に多いが、個人的には今回頂いたような茶色い梨が好きだ。二十世紀梨も先日より出荷が始まった。

今秋は帰省する。むこうの父母が、孫の顔を待ち焦がれているのが伝わってくる。
先日飛行機を予約したら、ANAは、ほぼ完全にチケットレスになっていた。

まずは残っている最後の桃を味わっておく。
| Rail&Hand | - | 20:27 | - | - |
B-train


会社の帰り、乗換え時間が出来たので歩いていたら、
「スルッとKANSAI Bトレインショーティー」というポスターがあった。関西地区の私鉄電車をミニモデル化したもの。
おなじみの、阪急、京阪、南海などの他、なんと地元の山陽電車があった。
吸い込まれるように、山陽電車姫路駅の案内所に入った。
「ああ、これね。今の色と青い旧色があるよ」
駅員さんがニコニコしながら出してきた。いい大人が好きだね〜という具合に・・。見慣れた3000系という普通車である。2両入900円。
隣の売店には、他社の電車もあった。

Bトレインという玩具?は実物の電車のリアリティーはそのままに、寸詰まりにモデル化したもので、見た目は可愛いが、車輪を取り替えれば立派な鉄道模型になる設計。全国各地の電車が美しい塗装済みで商品化され、近年、子供とマニアに人気の商品。(発売元:バンダイ)
今までオモチャ臭いので敬遠していたが、山陽電車の完成模型などないし、クリーム地に赤・黒のラインが美しいので、思わず買ってしまった。

過去にも関西私鉄が駅限定で発売されたことがあるが、阪急梅田駅では発売当日の朝から行列ができて大騒ぎだったとか。

箱を開けると塗装済のハメコミ組立式。屋根の形やら前面形状などの選択部品はマニアックな内容だが、よく分からない。驚くのは姫路、阪急三宮、東二見、新開地、飾磨といった行先シールまであった。

これを模型ジオラマに置くなら、思い浮かぶのは播州の秋祭り。線路沿いの神社で、「ヨーイヤサー!」と神輿を担ぐ人たちと、それを見物する人でいっぱいの風景を演出するのも楽しそうだ。露天が並び、入江には漁船が停まる。ちょっとガラ悪そうな環境。まさに山陽電車沿線、高砂〜姫路の風物詩だ。

そんなことを思いつつ、夏はもう終わり。まだまだ残暑が厳しい。




| Rail&Hand | - | 21:55 | - | - |
冥王星
冥王星が惑星から除外された。
理科の授業の「スイキンチカモクドテンカイメイ」というのが過去のものになってしまう。
冥王星と、2003年に発見された冥王星より大きい2003UB313、小惑星セレスは、惑星とは異なる「矮(わい)惑星」と定義される。
冥王星は月より小さく、今後、似た様な惑星が増えるのをややこしく思ったのか。

冥王星といえば、「宇宙戦艦ヤマト」で敵の基地があったり、「銀河鉄道999」では、機械人間になる前の生身の人間の墓地となっていた。
子供の頃、これらのアニメを見ていた身としては(年がバレます)、太陽系の最果てにある惑星のイメージが強かった。「鉄郎、ここから先は外宇宙。宇宙法の効力はなくなるわ。自分の身は自分で守るのよ」
ちょっと残念な気がする。

そういえば久しく星を見ていない。
| Rail&Hand | - | 21:24 | - | - |
今すぐ使える新潟弁

というCD2枚を妻が友人から借りてきた。

新潟県民の皆様しか分からないが、BSN(TBS系新潟ローカル)ローカル番組「イブニング王国」で放送された「今すぐ使える新潟弁」を基にCD化したものである。

確かに、私が初めて新潟で生活を始めた間もない頃、方言の壁というものがあった。
大家さん宅のおばあちゃんに、「なーら、なじらね」「えーと、2時45分です」というやりとりをしたことがある。これは実話である。
「なじらね」は「What's up」(如何ですか)という意味である。
さすがに新潟市では目立ちにくい方言だが、高齢の方は通訳が必要だった。

しかし、結婚後、妻の実家ではまさにこのCDそのものが再生される。

内容は文面でお伝えできないが、文例があった。

あんた、ばんげ何食べる?特別食べてのがねんだば、カレーなじら。
(あなた、今晩は何を食べます?特に食べたい物がなければ、カレーライスはいかがかしら)

にどいもも人参もあるすけ、んますぐこしゃわれるがね。
(ジャガイモも人参もあるので、すぐに作れますもの)

いいて!しょうしらすけ、俺やらて、おめさん1人で裸になればいいねっけ。
(結構ですよ!恥ずかしいので、私は嫌ですよ、あなたが1人で裸になればいいじゃないですか)

みばわりすけやめれて! だすけ、やめれて!
(恥ずかしいのでやめてください! ですから、やめてください!)

※新潟で、カレーは魚の「カレイ」と同じ発音なので、「かれい煮よっか?」と言われると、魚かカレーライスか分からない。鍋にかける物は全て「煮る」と表現するようである。
※「昼飯」を「ちゅうはん」という。妻の実家特有の呼称かと思っていたが、このCDを聞く限り、新潟共通の表現らしい。
※「佐藤さん」を何故か「さっさん」と呼ぶらしい。
※「イ」と「エ」の発音が逆転する。(我が家の分析では、「エ」のほうが「イ」と同化することが多いようだ。よって、CDでは色鉛筆を「エロインピツ」と発音しているが、「イロインピツ」とする方がリアルだ。
その他例:えんどう豆→「インドウマメ」、縁談→「インダン」、インフルエンザ→「インフルインザ」、気鋭の営業マン→「キイイノイイギョウマン」、エヴァンゲリオン→「イヴァンゲリオン」

田中角栄元首相の演説を真似ればそれらしくなるのではないか。
「い〜、新潟は雪国です。太平洋(タイヒイヨウ)の前(マイ)に立ちはだかる、この谷川岳(タニガワダキ)に巨大なトンニルを掘って開発し、その土で佐渡を陸続きにすりば良いのです」

新潟県民以外の方、新潟県で生活経験のない方は、よっぱらに(飽きてしまうこと)なったと思います。

| Rail&Hand | - | 21:33 | - | - |
斉藤君とスバル
昨夜は妙に重い話でしたが、それほど大問題ではありませんので、あしからず。人それぞれ、いろんな想いがあると思います。

早稲田実業、斎藤佑樹投手は一躍時の人となった。スポーツ選手の割に、端正な顔つきだと思う。東京の子かと思ったら、群馬県太田市が実家とのこと。

群馬県太田市といえば、花屋が転じた模型店「ペアーハンズ」の所在地・・そんなマニアックな話はさておき、ここは富士重工業(スバル自動車)の本拠地である。富士重工は中島飛行機に始まり、有名なスバル360、ラビットスクーターなどを開発し、日本の高度経済成長を支えた。

昔、スバル車に乗っていたことがある。そして太田市の富士重工本社を見に行ったことがある。太田市は群馬県の東部にある。群馬・栃木は関西人には馴染みの薄い場所だ。関東の人が滋賀県の場所が理解できないように。
太田市に入った途端、スバル車だらけになった。信号待ちで前後左右をレガシィに囲まれた。レトロ顔のサンバーが立て続け3台やってきた。インプレッサがカローラのように走り回る。太田はスバルの企業城下町で、しかも車種が少ないメーカーだから同じ車ばかり走っている。ここまでスバルが多いと気持ち悪かった。
本社に着いたら、門から見える場所に、スバル360とレガシィが仲良く展示してあった。本社前に「スバル最中」の店があり、自動車を模した最中を売っている。スバリストは太田詣でをする人が結構多いという。

スバルは頑丈だと言われる。たしかに電球が切れることも、バッテリーがヘタることもなかった。椅子も普通の物なのに長時間座っても疲れなかった。水平対向エンジンという特殊なエンジン。燃費が悪いという評判だが、主に長距離使用だったこともあり、2,000ccNA車で最低11kmは走った。(ターボ車のレガシィB4に乗っている友人がいるが、これは本当に大飯喰らいらしい。燃料高騰の時世、維持は大変だと思う)実用品として、よく考えて設計・製造しているのが分かる。
その当時の影響で、現在はプレオが実家にある。母の車だが、「Dの電球が切れたで〜」「ドア(内張りが中で外れて)ガチャガチャ鳴るんやわぁ」「ドアこすってしもたわぁ(これは本人の責任)」細かいトラブルで、信用を失っている。それでも、軽自動車で4輪独立懸下、低圧過給エンジン(マイルドチャージ)の車は他にない。このエンジンが小型普通車に負けない位、良く走る。高速道路にも入れる。そういえば赤帽のトラックはサンバーだ。これこそ同社の耐久性を示しているような気がする。

スバル車、特に普通車は4輪駆動が売りなので、雪国では良く見かけるが、こちらでは販売力が小さく、数は少ない。近所の販売店もあまり積極的な営業ではない。
もう一度スバリストになりたい気もするが、自分は普段は車に乗らず、家族もいるので関心は薄い。ちなみに同社で軽自動車より大きい車は、いきなりインプレッサになってしまう。でも、トヨタ傘下に入ったので今後の動向が注目される。
斎藤君のご両親もスバル車に乗っているのだろうか。
| Rail&Hand | - | 23:16 | - | - |
握手
もう2週間ほど前の話である。
情けない話だが、子供が生まれてからというもの、私も妻もストレスになる事が多く、どうでもいいようなことでイライラしたり、口論を繰り返してきた。その度に、どうせ自分はダメな親父だと、口癖のように言ってきた。(実は、夫婦揃って閉鎖的な北国の冬のようなネガティブ人間なのです・・)

夕食時、冷静に話した。
「なんで週末は言い争いになっちゃうんだろうね・・」
「そんなつもりはないのに、つい・・」
「私も初めての子供で不安があるから、疲れてて」
「疲れているのはよく判ってるよ。やっぱり僕自身が自分に自信がないから、引っかかる言い方をするんでしょう。やっぱり職業観の問題が根底にあるんだよ」
「そうよ。いつも言うそれに尽きるわ」

その通り。これも情けない話だが、私は今の職業に満足していないのが本音なのだ。少なからず劣等感みたいな物を抱き続けている。そして、家族の将来に不安を抱き続けている。エアコンの効いた場所で、力仕事もノルマもなく定刻に終業し、正職員でボーナスも一応貰えるというのに・・胸を張ることはない。

この仕事をしてよかったと思った瞬間は?という質問には躊躇してしまう。「お中元の残りのビールをもらえた時」とか、「欲しかった鉄道模型が買えた」回答にならないような物しか思いつかない。悲しいかな、勤続8年目。実は仕事が面白いと思ったことは特になく、無感動なのだ。別に不真面目なわけではない。単に私が無気力な人間なのかもしれないが、無気力だったら趣味に力が入ったりしない。ということは、この仕事が自分に適していないのだろうか。給料出たら小遣いで、ドイツのHOゲージ買おう。等というのが糧だったりする。それでもよい。しかし正直なところ、「もうちょっと働くから給料上げてよ」というのが本音だ。人間見上げればキリがない。

何のために働くのかという質問がある。自分のスキルアップの為、この仕事が楽しいから、給料を貰う為、家族を養う為、様々な回答があると思うが、今の自分は家族を養うのが条件だ。今の職業にこだわる理由はそれ位しか思いつかない。その条件を第一に考えてみると、自分の仕事に決定的な苦痛はなく、人間関係も特に問題なく、それに見合うだけの報酬。「まあ、仕方ないか」と日々甘んじて、好きな趣味に逃避しつつ惰性で過ごしているのが、時々もどかしくなる。他のお父さん達のように、たいして頑張っていないのに・・と思うと、自分の甲斐性のなさを感じ、家族に申し訳なくなる。(その割には体調を崩したりしているが・・)同じような事を考えている人は私以外にもいることだろう。可も不可もない現状に、年齢や自分の環境を思うと腰が上がらない人は多いはず。昔のように右肩上がりにならない世の中だから余計に感じるのかもしれない。

友人が赤貧の苦労の末、行政書士を開業した。ワラにもすがる思いで相談に訪れた依頼者の在留資格がやっと認められたとき、依頼者の笑顔に、この仕事をして本当に良かったと思ったそうだ。そんな彼が少し羨ましくもある。「ああ、もうちょっと俺、人生で頑張られたかもしれないな〜」という動機があったそうだ。さらに彼は司法書士を目標として精進している。

こんなことを言っているが、依然厳しい雇用情勢を考慮すると、私の悩みは贅沢だ。仕事も家庭もちゃんとあるのだから。少子化の要因のひとつに、正社員に就けない人の増加が挙げられる。確かに出産には保険が効かないので、多少のお金は必要だ。国策で考えていかねばならない問題だと思う。

冷静に自分の根底にある物を見つめた。

「別に困ってないし、私は普通に幸せよ、ね」
「ありがとう。一方的にすねてごめんなさい・・」

妻と握手をして手を離した瞬間−

「パーパ」と、一部始終を見ていた、まだ1歳になったばかりの娘の小さな手が私の手を握ってきた。

まるで「私も応援しているから頑張ってね」と言うように・・
涙が溢れ、娘を抱きしめた。

会話はできなくても、赤ん坊でも、子供は親の一挙一動を何でも見つめている。母親を真似ただけかもしれないが、理解しているのだろう。子供に教えられるというのはまさにこういうことだ。

さすがに目からウロコが落ちる思いだった。現状が本当に嫌ならば、自分の力で打破して、技能を身につけて、本当にやりたい仕事に就けばよい。今、それができないならば、不平不満を言うだけ不毛な時間だ。そもそも自分が選んだ道なのだから。文句言う暇があれば、洗濯物の1枚でも干せば良い。
愚痴はいっこうに言っても構わぬが、自信まで喪失する必要はない。
ただ、今のまま諦めてしまいたくはない。そんな気持ちは変わらない。

この握手で、少しだけ人生が気楽になったように思う。娘はそんなことまで分かっていないのだが。

しばらく倒れて遅くなったが、かような出来事があったのだ。
| Rail&Hand | - | 21:49 | - | - |
復活!
管理者です。体調不良にて、皆様にはご迷惑とご心配をおかけいたしました。やっと復活です。(若干、尾を引いてますが)
妻の代筆を見ておりますと、ボクシングの亀田君ではありませんが、手厳しい批評のようです。まあ、自分が蒔いた種のようなものなので仕方ありませんが。そして、親父の肩身は狭いもの。これは昨日今日に始まったことじゃありません。

外は残暑厳しい。汗のかきっぱなしは身体を冷やす。これには懲りた。
今夏甲子園優勝校・早稲田実業のエース、ハンカチの王子こと斉藤投手の如く、私も青いハンカチで汗をぬぐった。しかし、暑苦しいオッサンで見苦しい。ハンカチの脂だ。

さて、病み上がりだというのに昨夜は飲み会で、これは付き合いだから仕方がない。
ニンニク田楽という物が出てきて、ジャガイモのように中は柔らかい。「旨い!」と、みんなで調子に乗って食べ過ぎたら、翌日社内で「臭〜い」とまくしたてられる始末。口臭を抑えても毛穴から臭うくらいだ。ニンニク恐るべし。

そんなヘッポコ親父の雑感。時事から趣味まで。家庭内の台風が落ち着いたところで、続けて参ります。引き続きよろしくお願いいたします。
まだまだ残暑厳しいですが、皆様もお体にはお気をつけて。
| Rail&Hand | - | 22:14 | - | - |
小さな手仕事

妻です。
病み上がりの主人は、職場関係者とアルコールを飲むという「残業」があるそうです。乾杯だけで遠慮すると言っていましたが、さてどうなることでしょう。男の人の付き合いは本当に大変ですね。

さて、娘は私の数倍服を所有しているのですが、まぁ親なのでたまには娘の服も縫ってみます。
しかし「どうせすぐ着られなくなる、祖母が買ってくれる」という思いが先行し、細かい部分で手抜きがでてきます。
まず、ウエストゴムの長さを計らなかったので、ブカブカでした。肩紐の長さも計らなかったので、お乳が丸見えでした。
そんな服を試着させずに児童館に連れて行ったので、1歳児の胸元と臀部をあらわにして娘は遊んでいました。ハイハイする度「メリーズ」のチラリズムが誘惑します。

写真は修正済みのもの。
ノースリーブが着られる夏もあと僅かです。
| Rail&Hand | - | 18:28 | - | - |
夜中のAHO

妻です。時々、自分で自分の行動が理解できません。

最近娘は手先が器用になり、ボールペンにキャップをはめたり、体温計をケースに入れたりして遊ぶようになりました。
そこで、絶好の遊び道具になったのが化粧ポーチです。口紅やファンデーションのケースをはずしたりはめたり、夢中で遊びます。しかし化粧品は誤飲の可能性があり、危険です。私は使い古した化粧品をきれいに洗浄し、娘に与えることにしました。写真下の口紅は、木の棒に赤く着色したものを差し替えてあります。クリクリ回すと木の口紅が飛び出し、リアルさ満点です。

しかし、写真上の化粧品は中で成分が固まり、小さな入口からはどうしても取り出すことができません。んな汚いモン、早く捨ててしまえばいいのに、私はこの中で凝固したカタマリをどうしても取り出したくなりました。深夜に独り工具箱を取り出し、試行錯誤するAHO・・・。

最後に私が下した選択は、ケースの切断でした。ケースから出されたカタマリを見て、「ああ・・、こんなに大きければ出てくるはずがない・・。スッキリした。」と満足したのでした。
私はこれから、残った家事を片付けなくてはなりません。人間疲れると、意味不明の行動に出るのでしょうか。

さて、次は主人情報です。
兵庫県西播地方で勢力を振るっていた夏風邪一号は、今日午後には温帯低気圧に変わり、日本海側に抜けた模様です。明日朝には晴天が戻るでしょう。職場関係者の方、大変ご迷惑をおかけしました。
| Rail&Hand | - | 22:35 | - | - |
散髪
妻です。

「や〜。ママ、髪の毛がお目めにかかりようわ。」
娘の髪が長いことを、ついに義母から指摘されました。私も前々から長い、長いとは思ったものの、自分で切るのは怖くて躊躇していました。
やはり最初はキレイに散髪屋さんで切ってもらおう、と主人と、・・・ではなく何故か義母と散髪屋さんに向かいました。

娘は前面の大きな鏡を前に緊張ぎみ。そしてドラえもんとのび太の大きなケープが巻かれた時点で、もうアウトです。刃物を持ったおっちゃんが「儀式」を始めると、娘は泣き叫び、暴れまわりました。奥さんがしまじろうのパペットを持ってきますが、彼女の目には入りません。
結局3〜4回鋏を入れただけで散髪は終了。しかも左右で長さバラバラだし・・・。これなら「ママの散髪屋さん」のがずっと安全です。散髪代タダだし・・・。次回は散髪代1500円で鋏を買おう、と心に誓いました。

さて、次は主人情報です。
兵庫県西播地方に上陸した夏風邪一号は、非常に強い勢力を保ったまま停滞し、夕方には39℃の発熱をもたらしました。
この勢力に驚いた住民は我を忘れ、119番通報をしようと申し出る者まで現れました。しかしさすがに近隣住民への迷惑を考慮し、ここはひとつ夜間救急外来で手を打つことで意見は合致しました。「肺炎」「インフルエンザ」・・・。様々な憶測が飛び交う中、出された診断は「夏風邪」。今まで服用していた類の薬が追加されました。
「安静にして、水分よく取ってくださいね。」

『だから言ったじゃん。明日近所の内科で視てもらえばよかったのに・・・。』
と、密かに心中つぶやいた私は愛が足りないのでしょうか?

結婚すると様々な驚きに出会うものです。
しかし救急車には驚きました。
まあよかったです、ただの風邪で。
| Rail&Hand | - | 23:36 | - | - |
父の威厳
妻です。熱が下がらない主人に代わり、本日も妻の投稿です。

「男なんて役に立たない!」
・・・と嘆く妻たちの声をよく耳にします。
「え〜?そんなに言うなら結婚しなきゃいいのに。」と、ぴゅあ〜まいんど保持者だった私はよく思ったものですが・・・。
さすがに結婚三年目、一児の母となった今は、彼女等の意見に賛同する気持ちが出てきました。

いざとなると、主人より義母の方が余程頼りになります。いつもは主人が入れる娘のお風呂も、今晩は義母と私の連携プレーで乗り切りました。難点は義母に取り上げてもらう際、バスタオルを巻くのが面倒なこと。
「やぁ〜。ママえぇよ、そのままで。」とは言われるものの、さすがにオールヌードは未だに恥ずかしいです。お乳までは公開可なのですが(笑)。
それでも、新潟からこちらに帰って初めての授乳は戸惑いました。せっかく襖を閉めてお乳をあげていると、「暑い」と襖がフルオープンになり、さらに「吸い付くとこ見せてもらお!」と義母と祖母が見に来ました。
そのような過程を経て、屋外での授乳に絶え得るタフな神経が築かれた、と言えましょう。

話が横道に反れましたが、入浴後、グズって泣く娘を「暑いから団扇であおげ。」と主人は義母に叱られました。さらに「汽車ポッポで遊んでばかりいて、めっ、ね。」と義母と笑っていると、娘にまで「めっ。」と叱られていました。
父親って・・・。

熱があるから寝ていろ、と優しい声をかける者は一人もいませんでした。
| Rail&Hand | - | 21:09 | - | - |
発熱
妻です。
主人がまた熱を出しました。どうやら解熱鎮痛剤で無理に熱を下げるのは、病気の根本治療にならないようです。

「家族を放っておいたバチが当たった・・・。」
「・・・。」

男性は生まれつき熱に弱く、趣味に弱く、ナントカベンションに弱い生き物のようです。
ナントカベンション熱に当たったようです。あな恐ろしや、ナントカベンション。
子を宿し、陣痛の痛みに耐えるよう選ばれた性が、女性である仕組みに納得します。
| Rail&Hand | - | 23:22 | - | - |
お土産

妻です。
9ヶ月になるSちゃんとママのKちゃんが、新潟県産の葡萄を携えて遊びに来てくれました。

実はKちゃんとは不思議なご縁。私達が現在住んでいる所は兵庫県の小さな町。決して大人口を抱える都市ではありません。まして私の新潟の実家はさらに田舎で、小学校は100人あまりの児童しかいませんでした。にもかかわらず、私と彼女のご主人は同じ小学校出身。さらに母親同士は同級生で親友です。私達は偶然にも同じホテルで挙式し、同級生になる女の子を共に授かりました。
この度、お盆の帰省でご夫妻は新潟に帰ったそうです。
ご実家は葡萄や梨を生産する大農家。お土産にピカピカに光った、宝石のような葡萄をくださいました!!Kちゃん、本当にありがとう!!

余談ですが、主人は先週、鉄道ナントカベンションに行って以来体調を崩し、昨日は発熱などなさってくださいました。
お盆休みはいつもどおり、娘と二人で市の保健センター通いです。
ナントカベンションをダシに3〜4日威張ろうと思ったらこの有様です。母って少し損です。
| Rail&Hand | - | 18:10 | - | - |
たくさんの絵本

妻です。
先日、海上保安庁に電話をかけた娘が、今度は学生時代の後輩に無言電話をかけました。すると、悪戯をされたHさん、同じく後輩のTさんからずっしりと重い宅急便が・・・。おそるおそる包みを開けると、中からたっくさんの絵本(プラスぬいぐるみ)が現れました!!

HさんとTさんが、貧乏列車に乗って新潟から遊びに来たのは二年半前のこと。まだ学生だった二人は、頬を赤らめ、小さな旅行鞄に驚きと喜びを一杯詰めて帰って行きました。

「娘さんの発達を祈って」と、誕生祝いに・・・。
Hさん、Tさん、本当にありがとうございました。今晩電話をかけましたが二人とも留守だったので、この場を借りて再び御礼申し上げます。

あれから家畜(?)が一匹増えた我が家ですが、是非是非また遊びに来てください。今度は姫路城に上りましょう。
| Rail&Hand | - | 22:09 | - | - |
過ぎゆく夏

静かなお盆である。若干風が涼しくなったような気がする。今年は自宅で過ごす。思えば家庭を持ってから、お盆にこちらにいるのは初めてだと思う。今日は実家で皆で夕食だった。

「夏の日の1993」という曲があった。1993年の大ヒット曲。それが「夏の日の2006」としてリメイクされたという。もちろん歌っているグループは違う。その1993年、19歳の頃。最初いた下宿は壁が薄く、隣の人がこの曲のCDを何回も再生して練習していたのが毎晩聴こえてきた。お陰で私も覚えてしまった。♪1993 恋をした OH 君に夢中〜
| Rail&Hand | - | 22:17 | - | - |
夏バテ?
「盆も仕事か?」近所の爺ちゃんに声を掛けられた。ビンボー暇なし。でも明日、明後日は休み。

土曜日出かけたバチが当たったのか?日頃の暑さとクーラーの当たりすぎに参ったのか。頭が痛い。ダルイ。風邪ではなさそうだが、まるで貧血みたいだ。会社で伸びてしまった。とても夏バテするような体格じゃないが・・。

家でも倒れこんで、
「さすがに怒る気になれないね」
「食欲はありますよ」
「じゃあ大丈夫かな。はよ寝れさ」
お盆は安静に過ごす。
| Rail&Hand | - | 20:53 | - | - |
昨日は

昨日の戦利品。
弊サイトに昨日の模様を掲載しました。ダラダラ書いてますが、読み飛ばしてください。

http://home1.tigers-net.com/rail_house/
| Rail&Hand | - | 23:08 | - | - |
趣味の休日

今日はTさんのお誘いで、大阪にて開催の国際鉄道模型コンベンションを一緒に見学した。Tさんお知りあいのIさん共に楽しいひとときだった。Tさん、厚かましくも飲みにまで連れて行って頂きありがとうございました。
さて、その会場の詳細は後日弊サイトにてご報告します。


| Rail&Hand | - | 23:24 | - | - |
調査結果
県民性を象徴するような興味深い調査結果を見つけた。2つの県を例に挙げると、以下のとおりだった。両県の方がご覧になっていると思うが、客観的な(つもりで)分析なので気を悪くしないでいただきたい。特に北日本の皆様。m(_ _)m


<新潟県>
共働き比率:第5位、清酒消費量:第1位、自殺率:第3位、離婚率:第47位
<兵庫県>
共働き比率:第41位、清酒消費量:第35位、自殺率:第23位、離婚率:第10位

共働きでは、ベスト10に日本海側8県が入っている。北日本の人は働き者だ。同居世帯が多いという理由も考えられる。清酒は新潟県が酒どころで、酒豪が多いことで納得がいく。確かに盆正月と冠婚葬祭は酒だ。これもベスト10に日本海側9県。残る1県は長野だった。

しかし、気になるのは自殺と離婚だ。特に、自殺ワースト5は順に、秋田・岩手・新潟・青森・富山。全て北日本である。高齢者が多いことと、経済的、地理的、気候的な要因が絡んでいるような気がする。確かに、鉛色の空、雪に閉ざされた季節は気分を沈める。これは私が新潟生活で確実に体感したことだ。
秋田の42.1人(人口10万人あたりの自殺者数)は、世界第2位のロシア(38.7人)を超える数値である。第1位はリトアニア(44.7人)で、寒冷地、経済問題などが左右しているのだろうか。

要因別のグラフを見ると、新潟(31.4)は「高齢化要因」「経済要因」「その他の要因」3要因が揃って高く、自殺を高める方向だ。一方、和歌山(11位)、高知(14位)などは「高齢化要因」「経済要因」の数値は高いが、「その他要因」が低く作用して、自殺率を抑制している。これらの県は高齢化の進む過疎地だが、温暖な太平洋に面していることを付記しておく。一方で、同じ東北の宮城県(21位)は、大都市仙台を抱えるためか、いずれの要因も低く、平均値以下となっている。

島根(6位)や宮崎(7位)は西日本であるが、3要因の比率はいずれも高く、新潟などと同じ兆候があるようだ。それぞれ北陸、中国、九州を代表するワーストとなっている。話には聞いたことがある自殺率だが、具体的な数値に表れると切なくなる。

一方、離婚率第1位は沖縄県で、南国の「倫」に関する奔放な気持ちと「どうにかなるさぁ」という楽観があるのだろうか。兵庫県も10位で、確かに周囲では家庭をやり直した人をいくらか見かける。そして大阪は2位、東京は5位で、大都市は人口が多い分、それだけ人間関係が複雑と見ることができよう。しかし、同時に共働きが少ないということは、別れた後、生活に困るのではないかと思う。そして同時に、犯罪等に巻き込まれる数値も示唆しているようだ。

ちなみに離婚率の最下位47位は新潟県。それだけ真面目な人生を望む人が多いということだろう。喜ばしい限りだ。新潟県を最下位に、島根、山形、福井、岩手、富山、秋田と続く。いずれも自殺率では順位の早い県だが、家庭を大切にする県だということがよく分かる。

こうしてみると、偏見はいけないが、出身地によって持ち前の県民性などは、ある程度把握できるかもしれない。それを友好的に利用できればよいと思う。
分かりやすく言えば、
関西人がボケても、東北人は丁寧に応対してくれるように。
テレビカメラを見つけると映りたがる関西人と、隠れる関東人のように。

やはり私としては、数字に現れる「影」を持ち合わせながらも、優しくひたむきに生きる「北」に、エールを送りたくなるのだった。
| Rail&Hand | - | 21:58 | - | - |
黒潮
勤務先に、3年ほど前に退職したOさんが突然やってきた。元の部署に何か所用だったらしい。

現在Oさんは高知県四万十市(旧:中村市)在住。専門職から転じて、現在は専門学校の教官を勤める。南国の太陽に照らされて真っ黒だった。

Oさんに会うのは2年前、今治でK夫妻の結婚式で会った以来だ。
Oさんとの出会いは7年前。6歳年上だが気さくな人だった。酒が入ると底抜けに陽気になった。というより手綱が要った。飲んだら暴走するので、常に夫人の目が光っていたのが印象的だった。子供ができてから多少マシになったということだが・・。

そんな日々も束の間、突然出向を命じられ、そこで人間関係に行き詰ったのか、結局会社を去ってしまった。
Oさんの夫人が高知県出身ということもあり、仕事上の縁もあったのか高知の専門学校で教官を勤めているようだ。そして、病気療養が必要な息子さんを考えてのことだろう。

太平洋の黒潮のように、長身のOさんがノシノシ歩いてやってきた午後だった。
| Rail&Hand | - | 21:39 | - | - |
ヒマン
本日は手抜き。以下のようなニュースを見つけてしまった。
これを読む限り、ストレス喰いは良くないようだ。暑いからといってクーラーのかけすぎも考え物だ。
デブ→暑がり→クーラー→清涼飲料水→汗→デブ・・という悪循環に陥る。
アメリカで肥満は管理職になれないと聞いたことがある。身体の自己管理もできないからという理由のようだ。まあ、向こうの肥満は半端じゃないが。

以前、スーパーで、体格のいい男の子が「お母さんアイス〜」と言った。「冷蔵庫にあるでしょ」その声に振り返ると母も負けじと大きな方だった。
やはり一家で健康管理には注意したいものだと我ながら痛感。

以下はニュースより。
肥満の要因は食べすぎと運動不足だけではない−と3カ国、20人の研究者たちが別に10項目を挙げた。

(1)睡眠不足=食欲を制御するホルモンの分泌を狂わせるから
  (2)食品、樹脂、殺虫剤などに含まれる人工の化学物質=体重を制御するホルモンの異常
  (3)エアコン=カロリー消費を少なくする
  (4)禁煙
  (5)避妊薬、ステロイド・ホルモン、糖尿病治療薬、抗うつ剤、高・低血圧治療薬などの医薬品
  (6)中年、アフリカ系女性、ヒスパニックなど年齢や人種による特性
  (7)高齢出産
  (8)遺伝
  (9)多出産傾向のある肥満体質者
  (10)肥満者同士の結婚

体重管理センターのネリー・ウィクソンさんは「消費エネルギー以上に食べれば太るという熱力学を無視してはいけない」という。

ロチェスター・ゼネラル病院のダニエル・ガルビン肥満症治療学教授は「家庭でのしつけ、うぬぼれ、肥満が多い環境、不健康な食品、ソフト・ドリンクなどの影響が大きい。食べる量を減らし運動を増やすのが改善の第一歩。やる気になれば必ずできる」と話す。

同学部のフラビア・ガスマノ教授は「忙しいことと運動量を混同している人が多い。ストレスや抑圧から逃れるために食べる習慣はやめなければならない」という。

| Rail&Hand | - | 21:03 | - | - |
ポータビリティ
“NTTドコモ、KDDI、ボーダフォンの携帯電話大手3社は7日、携帯電話会社を変えても、それまでの電話番号を使える「番号ポータビリティー制度」の導入日を10月24日にする方針を固めた。”

というニュースが入ってきた。数年前から話題にのぼっていたが、ついに実現する。携帯電話の番号はすでに飽和状態で、近年は「080」になった。携帯の番号が11ケタになってからわずか7年だ。これほどまで普及する国は珍しい。

10ケタの当時は、NTTドコモ以外はアンテナが少なく、僻地では使用できなかった。未だにドコモがナンバーワンなのはそこにある。みんなN701やらD902等と、電車の形式みたいに呼び合って新機種に憧れる。

その昔、携帯ショップに「ドコモください」と入ったら、セルラー(現AU)、J−フォン(現ボーダーフォン)、ツーカー(これも現AU系)、アステル(懐かしい!)取扱い店だった。当時は各社がシェア拡大を狙っており、アンチドコモという図式だった。「ドコモさんはありませんが、本日ご契約なら、お好きな新機種を無料でいかがですか」という甘い文句に引っかかって、今日までセルラー改めAUユーザーである。結果としてドコモより通話料金が安いのはありがたい。(現在家族2人で月8,000円程度。メールしかしない理由もあろうが)

当時、セルラーといえば、まだまだ3番手の会社で「セルラー?ドコモの絵文字入んないよね」といった具合だった。それが今、仲間由紀恵のCMでおなじみの「着うた」や「次世代携帯」「学割」などが大ヒット。(しかし、AUの企業カラー、くすんだオレンジ色は下品で何とかならんのかと思う)
各社ともに、無料通話繰越などのサービス競争が始まった。ポータビリティを控えて、これから携帯電話会社間の値下げとコスト競争が激化するだろう。新規加入者にタダで電話を配るようなことはないだろう。
ドコモの「シティオ」や「ドニーチョ契約」など、通話料金を絶えず気にしていた時代が懐かしい。



| Rail&Hand | - | 21:48 | - | - |
残念な手仕事

妻です。
スカ‐トを縫いました。ご覧のとおり非常に美しい柄のインド綿で、こちらも元々カ‐テンでした(6/3久々の手仕事参照)。
この柄を生かすべく、適当な型紙を手芸店で探しました。しかし選択を誤ったようです。ウエストゴムなので、若干の年寄り臭さは否めません。義母の普段着と印象が重なります…。もう一点、「ロングスカ‐ト」という名称の型紙と迷ったのですが、そちらの方には小さく「ミセス」と記載されていました。したがって、僅差で「レディ」と書かれた、こちらのウエストゴムタイプが採用されたわけです。
インド綿の布地は量産されておらず、一期一会です。ストックされた美しい布地を見ながら、何を縫おうかずっと楽しみにしていたのですが、出来上がったのはババ臭いスカ‐トでした。
| Rail&Hand | - | 12:07 | - | - |
七夕


すでに8月だが、七夕。旧暦ということで。短冊に、妻が娘に筆ペンを持たせたらそこら辺が真っ黒になってしまった。
野菜に楊枝の足を差して、動物に見立てるものがある。オクラに足が生えたものを、祖母は「エリマキトカゲ」と言っていた。違うような気がする;

七夕の歌に「きんぎんすなご」という歌詞がある。
金箔や銀箔等を散りばめた状態、あるいはその粉末を「砂子」という。それが星屑のように見えるから「きんぎんすなご」だ。
砂子は、日本画の技法のひとつで。筒の下に網を付けた「砂子筒」の中に箔片を入れて、筆でかき回すと粉末が落ちる。源氏物語絵巻などのキラキラを思い浮かべてもらえばよい。
そういえば会社の女の子が「何のことでしょうか?」と言っていたが、あまり知られていないようだ。

それにしても今日は溶けてしまうような暑さだった。
| Rail&Hand | - | 19:57 | - | - |
あの夏の花火

今日は地元の花火大会。長岡花火やPL花火には到底及ばぬショボイものだが、田舎の花火は風情がある。実家の2階から小さく見える。やはり夏こそ花火。
娘は甚平を着せてもらっていたが、昼間に遊びすぎて早々に眠くなってしまったようだ。
近所の家や河原では、屋外でバーベキューをしながら花火観覧の声が聞こえてきた。
| Rail&Hand | - | 21:10 | - | - |
亀田
亀田と言っても「亀田のあられ・おせんべい」ではない。ボクシングの亀田興毅である。2日の試合で、弱冠19歳にして世界チャンピオンの座を獲得した。父親がトレーナーとなり、独自の猛特訓を積んできた。その風変わりな言動で亀田3兄弟として近年有名になった。次男はプロデビュー、三男もオリンピックを目指しているという。
格闘技に関心のない私もテレビで観た。「KOで倒す!」と豪語していた割には、判定勝ちだった。最初ダウンしていたのにちょっと疑問が残る判定にさまざまな声があるようだが、王座獲得となった。

さておき、亀田一家には賛否両論がある。その強さは認められる。普通の人間には到底できない業だ。しかし問題は、その言動だ。ボクサーとしての闘争心が大きいと言えばそれまでだが、強ければ何をしてもいい訳ではない。これでは国会議員だから横領をしても良い、タレントだから淫行をはたらいても良い、鉄道マニアだから切符を偽造しても良いことになってしまう。

問題は、その態度が見た者に不快感を与えるかということ。プロ野球の新庄も色々披露するが、決して観客を不快にしている訳ではない。もしも、イチローが予定時刻に遅れ、ハンバーガーを食べながら登場して相手チーム監督を威嚇したら、万人が「粋なパフォーマンス」と取るだろうか。
子供の頃、興毅はいじめられっ子だったと紹介されていた。痛みや、思いやる心が充分わかっているはずだ。現に弟たちを励まし、気遣っているように。
同じチャンピオンの「浪花のジョー」こと辰吉丈一郎。元々非行少年だった彼は、今は礼節をわきまえるスポーツマンだ。

トレーナーである亀田親父にも言えることで、息子と一緒にテレビカメラに毒気づいていては、指導者として、親としての品格が問われると思う。「ゼロから登ってきたんやで!」という意気込みは分かるが。もしも亀田親父が近所のオッサンだったらあまり関わりたくないのが本音だ・・。

興毅は、父にベルトを捧げて涙した。確かに親子、兄弟の絆はすばらしい。今後は世界チャンピオンという肩書きがある以上、大きな注目を浴びることになる。3兄弟の名前は興毅、大毅、和毅。3人で「大和を興す」日本を背負う意味合いで名づけられたらしい。日本のボクシングを興す布石となるなら、ベルトは一家のだけの物ではないだろう。
試合後、思い上がる様子もなく「もっと強くなる」と前向きな姿勢の興毅だったが、チャンピオンとは何かという意識がこれからの亀田親子に与えられた課題かもしれない。
このままだとスポーツマンシップは高野連の謳い文句だけになってしまうだろう。

以上、スポーツとは無縁の者のたわごとでした。
| Rail&Hand | - | 20:46 | - | - |
久々の手仕事

妻です。
最近また手仕事の虫が騒ぎ出しました。
左が新作(私のブラウスですが)、右が同じ型紙で三年ほど前に縫ったものです。どちらも元々、独身時代にアジアン雑貨店で見つけたインド綿のカーテンでした。当時インド綿の持つ美しい柄と風合いに魅せられ、作るあてもなく衝動買いしたものです。結婚の時、「布」と書かれたダンボール箱に入って、私と共にお嫁入りしました。

ところで、私には高校の家庭科以来の洋裁技術しかありませんが、それでも右のブラウスは三年愛用しています。主人などは気の毒なことに、週末の「よそ行き」になる度、私が縫った服を引っ張り出してきます。独身時代にあげたものなので、もはや何年前の代物か思い出せません。それでも、洗濯にもくたびれず、こうして何年も愛用しているのですが・・・。

この度の「手仕事」のきっかけは、○オンで2900円で購入したTシャツが、わずか二回の洗濯でくたびれたこと。
娘が「ぱぃ〜!」と引っ張ると、私の非常に見苦しい胸元があらわになり、公害問題になりかねません。決して上等な服地(元はカーテンですので;)、縫製技術などないのですが、真面目に基本どおりの縫い方で縫ったものは数年持つのに。

「昔の服は長持ちした」という声をよく聞きます。確かに母が着ている農作業着も、幼少時代の私と共に、アルバムの中で見かけたりします。日本経済が元気だった時代、真面目な日本人が真面目に作ったものだったのでしょう。
デフレの現在、安価な中国製が手軽に手に入りますが・・・。せっかくお金を出すなら長く愛用したいものです。
| Rail&Hand | - | 21:05 | - | - |
夕暮れ


帰り道。一面がセピア色になった夕暮れだった。なぜか不思議な気分になる。蒸し暑かった一日の終わり、どこかで夕立があったのか、涼風が吹き抜けた。

「夕」という漢字のイメージの一部。それは新潟の日本海に沈む「夕日」であり、童謡「赤とんぼ」で山の稜線が浮かぶ「夕焼け」でもある。
| Rail&Hand | - | 22:16 | - | - |
原油高
今日から8月。
ガソリン小売価格が1日、全国で一斉に値上り。近所のスタンドではレギュラー145円になっていた。軽油が昔のハイオク価格になっている。私は電車通勤だからまだマシだが、毎日自動車に乗る人はたまったもんじゃない。

「湾岸危機の90年12月につけた最高値142円以来、15年ぶりの高値になるのは確実」とニュースにあった。10年位前が最安値で、デフレの影響もあったのか、85円という底値も埼玉あたりで見た。結局、前回の高値の時から平均的な水準に戻るまで、5年位の期間を要しており、今回も最低5年以上見越した方が良いということか。
元売各社は、原価の上昇とは云えど、儲けているんだろう・・。

日本のガソリンは高いと昔からいわれる。確かにアメリカよりは高い。しかし、ヨーロッパでは元々、円換算で180円位するものらしい。

これで、やっぱり帰省は無理に車に乗らなくても良いと思った。(無理してETC付けずに正解)この機会に公共交通機関がもっと見直されても良いかもしれない。
| Rail&Hand | - | 22:30 | - | - |
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