Zakkan (雑感)

趣味の雑感。
お月見会

妻です。

今日は娘と義母等とお月見会。
「(娘が)お月さんが出る前に眠くなったらアカンから。」
ということで、ダンボールに黄色い布を縫いつけ、黒いガムテープでお顔を描いたお月さんをぶら下げました。窓にはお星さまをペタペタペタ・・・。

さあ、お月見会の始まり始まり!!
数十年幼稚園教員を勤めた義母らしい趣向です。我が家はこの手の「イベント」の多い家です。娘が生まれてからお食い初め、お正月、お雛祭り、お誕生会、七夕祭り・・・。年中行事の度に家中を派手に飾りつけ、家族でご馳走を囲みます。

オープンニングは歌か唱和。今日は唱和でした。
「秋空を!見上げれば!ああ名月!!ハイ皆さんも、さんはい!!」
「秋空を〜・・・」
てな具合です。幼稚園が引越して来たような騒ぎです。

まず始めに、お茶とお団子をいただきます。
「お茶」ですが、義母がお抹茶をたててくれました。
困りました。田舎モンなので、お茶といえば麦茶かほうじ茶くらいしか飲みません。お作法がわかりません。
(まぁいいだろう。家族内のことだし、適当にゴブゴブ飲んでしまおう・・・。)
そう考えていたら、義父がゴブゴブ飲んで注意されています。
「おじいちゃん、そんな持ち方で・・・。」
ああ、どうしよう・・・。
そうこうしているうちに娘がゴソゴソ歩き出し、義母等の関心が娘に集中します。
(今だ!)と器を回さずゴブゴブ飲みました。
娘もナントカ焼きのいい器に入れられたほうじ茶を飲んでいました。

会が進むうち、案の定眠くなった娘。
エンディングに「しょじょじの狸ばやし」を踊らせよう、という大人の目論見も虚しく、宴はおひらき。残念。

一歳児の記憶がどこまで残るかわかりませんが、こんな賑やかな家庭に生まれ、娘もきっと情緒豊かな子供に成長することでしょう。
新潟のお父さんお母さん、狸ばやしは来月に持ち越しです。
「ポンポコポンのポン!!」
| Rail&Hand | - | 20:57 | - | - |
カユカユ
「あ〜カユイ!」と妻が言う。稲刈りの粉塵かと思いきや、どうやらダニ系統のようだ。
そういえば私も刺されたような場所がある。
大人以上汗かきの娘の寝汗とヨダレと食べかすで、布団が富栄養化したようだ。娘がゴロゴロ転がったら、布団上がヨダレだらけになる。
帰ったら布団乾燥機が出してあった。

学生の頃、一人暮らしで、ロクに掃除をしなかったため、似たような状況になったことがある。

小さな子供がいる家庭では少なからず発生する問題か。
| Rail&Hand | - | 21:38 | - | - |
オタク狩り
秋葉原でオタク狩り。秋葉原にアニメやゲームグッズを買いに来た少年を恐喝していた少年グループが逮捕された。
彼らは、「オタクは気が弱く、抵抗できないからやった。秋葉原のオタクは金を持っている」と供述している。
確かに腕っ節のいいヲタ(以下、オタク=ヲタと称す)は聞いたことがない。基本的にみんな平和主義者だ。ヲタは喫煙同様、百害あって一利なしだろうが、お年寄りや子供のように、弱者を狙うこのような犯罪は当然ながら許せない。
昨今のメディアで、ヲタのイメージがさらに助長された感がする。余計に犯罪者の心理を掻き立てたのかもしれない。

かくいう私も立派な鉄道ヲタとして胸を張っている。もしも首都圏に住んでいれば秋葉原へ鉄道模型を探しに出没することだろう。来月、ひとりの時間ができたら、関西版秋葉原、大阪の日本橋に模型を物色しに行きたい等と思ったりもするが、狩られないよう用心なのか?持ち合わせはないのだが・・。

話は変わるが、以前、テレビ番組「○リビアの泉」で「電車男は本当にエルメスを助けるのか」という検証をしていた。
つまり、秋葉原の路地裏で酔っ払いに絡まれる若い女性(役者)を、偶然通りかかった若者(ヲタ)が助けるかどうか、というもの。

〜実際に試してみた〜
エ「やめてください!」
酔「ちょっとくらい俺に付き合えよ〜」
エ「助けて」

そこへ通りすがりの電車男登場。
電「そ、そこのひと、や、やめたまえ」
酔「なんだ?テメーは」
電「い、嫌がってないかい・・?」
酔「お前こいつの連れか?」
電「ぼぼぼぼうりょくは☆$●※□#」

その外見と態度はどうであれ、勇気あるヲタに拍手を送ろうではないか。ヲタは概して心やさしい人が多い。このような現場に遭遇したとき、一人で堂々と止めることができるだろうか。
電車でも機関車でも、ヲタの漢(オトコ)は存在するようだ。
| Rail&Hand | - | 21:44 | - | - |
投書
弊ブログは関係者しか御覧になっていないので大丈夫だと思うが念のため。

勤務先の某職員宛にハガキが届いた。
「まだ職員間で不倫をしているのですか?いい加減止めたらどうですか」と文面が印刷してあった。驚いた。実は単なる嫌がらせではない。

以前から噂に聞いた。宛名の職員は家庭があるにも関わらず、ある独身の女性職員と関係を続けているという。(組み合わせにビックリと言うより引いた…;)
皆知らないふりをしているが、火のない所に煙は立たず。女性が多い職場なのでなおさら噂は広がる。しかも当事者は夫婦で勤めているので、表に出ると余計ややこしくなる可能性が。

首を突っ込むのがアホらしいので、私はいつも聞こえぬふりだが、「王様の耳はロバの耳」穴を掘ってブログに訴える。
「不倫=姦通罪」

これは個人の良識の問題だが、飲酒運転でおとがめがある昨今、こういう問題も困ったもんだ。仕事がやりにくくなる。
人それぞれ器用・無器用な生き方をしているなと。どちらかと言えば無器用な部類の私は思う。しかし、姦通罪はいかんいかん。
| Rail&Hand | - | 19:50 | - | - |
車検
我が家には妻名義の軽自動車ワゴンRがある。(一部の友人からは「ご飯粒カー」と称される)これが来月車検を迎える。買い物位しか使わないので距離は伸びない。
ちなみに時々私が乗っているトヨタ車(2,000cc)は実家の車で、私が所有する乗り物は自転車のみ。車で通勤していないので差し支えないのだが。

さて、どこに車検に出すか困った。一昨年出した近所のガソリンスタンドは廃業。新潟出身の車なので、こちらのスズキアリーナ店との付き合いは無い。しかも地元アリーナはリコール対応が悪かったので、あまり世話になりたくない。
所有者からは「低コストで」との注文。ユーザー車検など、自分で陸運局に行くほど暇ではない。そこで、カー用品店「オートバックス」の車検を予約することにした。
今日は休みだったので見積もりに行った。隣は大きなジャスコなので、妻と娘はそちらのトイザラスへ。同じオートバックスでも大規模店では、自前で車検をやっており、自賠責、税金以外の費用は基本料のみで代行手数料などは掛からない。
しかし、「タイヤがだいぶ劣化していますね」見ると随所にヒビ割れがある。まだ溝はあるが状態は良くない。これは普通タイヤで、冬以外は交換したことがなく、4本履き替えることにした。
軽自動車のタイヤは思いのほか安い。
しかも「ただいま決算セールで、お買い得品がございますよ」
「聞いたこと無いメーカーやね。ここのオリジナル商品?」
「いえ、韓国製です」
韓国は海苔も旨いし、黒いのでまあよかろうということで。(意味不明)
4本でYさんのランドクルーザー用タイヤ1本分の値段だ。(むこうが高すぎる)
雪国の方へ念のため言っておく。スタッドレスタイヤに関しては国産メーカー(ブリジストンや横浜など)のほうが安心という話を聞いたことがある。
真偽は定かではないが。

元々自動車には関心が深かったが、燃料高騰、家族の意向等で、すっかり興味が薄れてしまった。今年は軽自動車の登録が一番多いという。

免許取立ての頃、友人が中古のダイハツ・シャレード(現在絶版)を探しに行くというのでついていったのを思い出す。「ここはシャレードの匂いがするぞ」
ディーゼル1,000ccという、当時からすれば時代の先駆的な車だったと思われる。但し、その非力さは折り紙付きだった。坂道で真っ黒な煙幕を出しながら走った。

| Rail&Hand | - | 21:38 | - | - |
ウルトラマン神戸に
義姉が長男と一緒に映画「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」を観に行ったという話を聞いた。舞台はなんと神戸である。実はこんなエピソードがある。

本作品はウルトラマンのテレビ放映開始40周年を記念したもの。ロケ地に神戸が選ばれたのは、製作に当たった「円谷プロダクション」(東京)のスタッフの心に、阪神・淡路大震災時の光景が深い印象を残したからだった。

震災があった1995年1月17日は、円谷プロにとって「特別な日」だった。1966年に「ウルトラマン」の放映が始まって以来、次々と人気シリーズを世に送り出してきた。しかし「ウルトラマン80」(1980年)を最後に、テレビ放映が途絶えることになった。
何とかウルトラマンを復活させようと、映画化の企画を、配給会社の松竹に提案する予定になっていたのが1995年1月17日。そんな朝に震災が派生した。
映画化の提案は受け入れられ、翌年の「ウルトラマンゼアス」の公開が決まったものの、神戸など被災地の悲惨な映像は強烈な印象として円谷プロに残り、ウルトラマンと神戸は切り離せなくなったという。震災直後の1995年2月には、ウルトラヒーローが被災地の小学校などを訪問。握手会を開き、子どもたちに「いつか神戸を舞台に映画を」と約束した。

それから10年、円谷プロは「震災を乗り越えた復興のパワーを全国に伝えられる」と映画化を決定。物語は被災者の心情も考慮し、震災には触れない内容に変えた。ただ、復興を信じる力、あきらめない気持ちの大切さなど、いろんな思いを作品に込めたという。

予告をネットや新聞で見たが、映画の中では神戸空港を始め、須磨海浜水族園、六甲山牧場、布引ハーブ園、ホテル舞子ビラ、グルメ遊覧船コンチェルトなど、神戸を象徴する見慣れた施設が重要な場面で登場している。昨年、まだ建設中だった神戸空港でロケが行われた。ウルトラマンが空港の滑走路で怪獣と闘っているシーンがある。(ハヤタ隊員は空港長。六甲山牧場で働いている隊員、水族館にいる隊員もいた。名所案内みたいで嬉しくなる)

今も昔も子供たちに人気のウルトラマン。特に兵庫県の子供たちにはとびきり嬉しいプレゼントではないか。私も見てみたい。

再来週、空港へ行く。本物は出てこないが、ウルトラマン広告がたくさんあることだろう。

あの当時のウルトラマンのテーマ音楽を思い出してしまう。

♪ジャン ジャカジャカン ジャカジャカン ジャカジャカン〜ウンパパウパウパ ウンパパウパウパ 胸につけてる マークは流星〜
| Rail&Hand | - | 21:17 | - | - |
出会い

よく行くウサギ屋模型店で、O君と初対面。
(この店の店主は定年退職後、趣味が高じて模型屋を開店した。)
O君との出会いは、インターネット上。7月のことである。店主から小型ジオラマを持参したお客さんの話を聞いたのがそもそもの契機。その後、あなたが作者ですか?というネット上のやりとりからメールでの交流が始まった。

そして今日午後2時。店で待つことしばし。
彼は神戸の自宅から原付で50kmの道のりを3時間かけてやってきた。原付好きとのことで、多彩な趣味の持主だ。そして、B4サイズの小型ジオラマをバイクに搭載して(!)持参してきた。愛車はホンダsolo 随所ドレスアップしてある。美しく手入れが行き届いて、私が駅から通勤に使う自転車とはエライ違い。しかし同じバイクでも、原付乗りの人のほうが親近感がわくのは何故だろうか。750ccとか恐竜のようなバイクから「どーも」と降りて来られると尻込みしてしまう。
そのジオラマは写真のとおり、センス良く好感が持てる作品だった。家屋に照明が灯るこだわり。そのO君もまた、メール文面から想像したとおり、真面目で誠実そうな印象の人だった。

譲ったジャンク部品の御礼に頂いたのは、自作の家屋。厚紙でここまでできる。脱帽です。

帰宅後、妻に話したら、
「インターネットの健全な“出会い系”だね。それにしても良く出来たお家!」
「出会いって男同士だけど・・」
巷によくある「オフ会」とはこのような物なのだろうか。

私より8歳若い趣味の友に出会った秋の午後だった。

O君のサイトはこちら。色んな創意工夫されてます。
http://maxdio.hp.infoseek.co.jp/index.html
| Rail&Hand | - | 21:16 | - | - |
オレオレ
興味深いニュースを見つけた。
警察庁によると、交通関係を除いた刑法犯認知件数で、大阪府は全国の約10%を占めるにもかかわらず、「振り込め詐欺」の発生は例年1%程度しか確認されていないという。
 大阪の被害は、東京の10分の1未満。大阪府警によると、電話をかけてきた犯人に「あんさんは、誰だんねん」「うちの息子は『オレオレ』いう名前とちゃいます」と、逆に質問攻めにして撃退したケースが多いという。大阪人、とくにおばちゃんは、自分のイヤなことはイヤ、とはっきり主張する。話がおかしいと思ったり、疑わしい場合は躊躇することなく電話の相手に『怪しい』と意思表示できる。(以上一部抜粋)

大阪をはじめ、関西人でおなじみの「ボケ・ツッコミ」も重要なカギを握っているようだ。ふだんからボケを鍛えているので、予期せぬ電話にもとっさに対応できるようだ。
また、大阪をはじめ関西には隣近所の人に聞ける人間関係が残っている。東京ではそういった関係が希薄だから、一人で問題を抱え込んで被害に遭うケースが多いらしい。
ここで気にかかるのは真面目な「北」の皆様。驚いて引っかかる可能性はある。近所同士の人間関係は十分生きているが、皆さん正直である。
「あっきゃー、振り込めサギじゃねっかね」
「だろも、おまんちの娘だったら大変らて」
ダスケ、怪しい電話は一切気にしないでくださいね。

近畿地方限定だが、迷惑駐車防止のCM。「みんな止めてるやんか〜。なんで私だけあかんのよ」と文句を言うおばちゃん(配役)が映る。最後に「おるおる、こんな人」というナレーションが入る。人の振り見て・・で、これが意外に効果的だったという。他に違反キップを「ちょっと見してんか」と言いながらキップを食べてしまうオッチャンのバージョンもあったが、関西の各家庭では突っ込みが入ったと思われる。
「そんなやつおらへんでぇ〜チッチキチー」(byこだまひびき)
公共広告機構も、なかなかボケの領域をわきまえている。
| Rail&Hand | - | 21:19 | - | - |
はじめてあんよ

妻です。

娘が最近、ようやく上手に歩けるようになってきました。
義母が靴を買ってくれると言うので、娘と三人、姫路のアカチャンホンポに行ってきました。

アカチャンホンポで試着用の靴を履いた時点で、娘は大喜び。
「たんたん!!」
と他の見本用の靴を片手に持ち、足には「見本」の札を引きずりながら靴売り場を伝い歩きします。アカチャンホンポには、他にも見本用のオモチャがいっぱいです。他の幼児が乗っていたキティちゃんの三輪車も、押しのけて自分が乗ります。鉄腕アトムの車型カートを見つけ、自分で乗る、と言い出します。
これは大変。早く靴を買ってきて履かせなければ。早速気に入った一足を会計し、札を切ってもらって履かせました。

幼児用の靴には「ファーストシューズ」と「セカンドシューズ」があります。「ファーストシューズ」は靴に慣れることが目的のため、外歩きには適していません。今回購入したのはセカンドシューズです。以前にも義母が高級なファーストシューズを買ってくれましたが、この使い道としては
 屬燭鵑燭鵝」と言って娘が触る。
▲泪献奪テープをはがして娘が遊ぶ。
室内でごくたま〜〜に履く。
程度で既に小さくなってしまいました。しかし、歩き出した娘がこれだけ靴を喜び、違和感なく履いたということは十分値打ちのある買い物だったと私は思います。

以前は業界で最も高級感のあるアップリカのものを頂きましたが、今回はピジョン。それでも私が普段履いているスニーカーの2.5足分です(サイズは半分ですが;)。アップリカのは更に千円以上も値が張るものでした。

「アップリカ代ですね。」
「ほんまや。アップリカ代や。」
と義母と笑って帰りました。

これから秋本番。穏やかな秋晴れのもと、娘が元気に外歩きする姿が見られそうです。
| Rail&Hand | - | 20:22 | - | - |
ミニチュア人形


ひょんなことからプライザー社のカタログを入手した。同社はドイツの模型人形メーカーで、各種縮尺の人物・動物を製造している。この手の業界ではトップクラスで、優れたデッサン力と塗装技術が売り。歩行者、駅員、乳母車、農作業、洗濯干し、消防士、結婚式、葬式、サッカー、水泳・・・あらゆるポーズの人形があり、極め付けは素っ裸で着替えている者まである。ドイツ語はさっぱりわからないが、見ているだけで充分楽しい。以前、鉄道模型誌で紹介されていたが、これらの人形への色入れは、何と南の島の女性たちが内職で行っているという。ネクタイ、シャツの縞、眼鏡まで塗り分けされた指先サイズの人形はまさに工芸品だ。
わずか1cmの人物が、ミニチュアの街並みに命を吹き込む。元々私は、絵画の群像表現(ノーマン・ロックウェルとか谷内六郎)が好きなので、立体も楽しい。
同社の人形は元々鉄道模型用の物であるが、1/87スケールの物が、一時期話題になった「マン盆栽」にも使用されていた。(マン盆栽:小型の盆栽周辺にミニチュア人形を配置した癒し系?盆栽)マン盆栽を初めて見た時、あ、これプライザーだ!すぐに目が光った。

3〜6体セットで販売されており、国内流通価格は約1,000円する。わずか1cmの人形が1体あたり150〜200円とはずいぶん割高である。細密な手作業によるコストだから致し方ない。
じゃあ自分で塗ればよいという人のために、真っ白の未塗装人形が120体ほど入った物が発売されている。私はこの未塗装品を愛用しており、1体約20円で量産できる。但し、相当の忍耐力が必要で、しかも1体1cmほどの1/160スケール。過去に200体ほど塗装したことがあるが、さすがに発狂しそうになった。
私が塗装した人形を見た妻から「服装がおかしい」との指摘を受けたことがあった・・。参考にした折り込み広告は「しまむら」「アベイル」・・。肩で風切る鉄道マニアも、こういう方面にはめっぽう弱い。

なおプライザーの人形は模型専門店のみならず、「東急ハンズ」、「ユザワヤ」、ホームセンタームサシ併設の「アークオアシス」等でも取り扱っている。このほか現地価格で扱っている模型通販店が秋葉原にある。こちらは3割以上お徳。さすがアキバ。

| Rail&Hand | - | 19:52 | - | - |
ミナリ
朝夕ヒンヤリしてきたので、上着を着て通勤するようになった。
世の中クールビズが定着したとは云え、ネクタイ無しのシャツは間抜けだ。今は慣れたが、最初は何だか飲み会の帰り道の酔っぱらいみたいな気がした。特に私は体型も手伝って、余計にだらしなく見える。しかもナデ肩。私服のほうがマシかもしれない。
今朝、電車の席で「すみません」と言う前に詰めてくれた。偶然だろうが、キチンとした格好をしているからだろうか。人を身なりで判断してはいけないと言うが、だらしない格好は、自分も相応に見てしてしまうので、あながち間違ってないかもしれない。
だらしないとは、靴の踵を踏む、ボタンが取れている等、職業等とは無関係な不躾をいう。

足元を見る。という表現がある。本来は弱みにつけこむという意味で、客商売から出た言葉とされる。
司馬遼太郎「街道をゆく18・越前の諸道」で、司馬氏一行3名は福井市の高級な寿司屋に入った。しかしその格好は、山中を歩き回ったので泥だらけの運動靴と作業着。本人曰く、奈良の吉野の杉山で枝打ちをしているような格好。とてもあの司馬遼太郎氏には見えないものだった。座敷に上げられ、やってきたおかみさんがさりげなく「ウチの寿司は高いんだよ」と言ったことに対して、司馬氏は、「得体の知れぬ客が来た時、はきもので見分ける古典的風習がまだあるとすれば、我々は失格だろう」と著している。

我々は見知らぬ人同席したとき、目を合わせずに靴を見る。まさに足元を見る。その足元から色々推測することもできる。この人はガニ股だ、とか、足が臭そうだとか。

ともかく第一印象でだらしなく見えるのは考え物だ。
等と偉そうに言う、普段はだらしない自分である。
| Rail&Hand | - | 21:25 | - | - |
秋の海

海岸の親子(昨日撮影)海まで自宅から車で30分。合併で広くなったので一応市内。この高台にある国民宿舎に11月はTさん一家と宿泊予定。
それにしても瀬戸内海は近くで見るとずいぶん水が汚いのを実感。日本海に比べて、潮の香りが強いような気がする。
秋の海はもの悲しい。ウインドサーファーが数人いるだけ。

♪ヒュルリ〜ララ〜
に象徴されるような冬の荒波の方が私は好きだ。冬、糸魚川辺りで鉛色の空、荒れ狂う日本海が車窓に現れると「来たぜ」と思う(何が)そんなことを思うのは温暖な場所に住む人間の悪い癖か。住んでいる人は大変だ。

| Rail&Hand | - | 18:25 | - | - |
ジオラマ着工

今日は国体に続き、2本立て。

次回予告に描いた、岐阜の街を制作開始。休日前の夜中に黙々と作業を始める。
5mm厚・MDFパネル(木粉を樹脂で固めた板材。強固で反り少ない上に安価。作例の900×450mmで365円)を底面に50mm厚・スタイロフォーム(断熱材の一種。目の細かい発泡スチロール)を重ねる。山もおおまかに形成し、城の土台も載せる。
そしてかさ上げしたベースの周囲を1mm厚・白塩ビ板で装丁する。この接着剤は「コニシ・ペットボトル用ボンド」を愛用している。発泡スチロールとプラ材の接着に最適。ゴム系接着剤(いわゆるハナクソボンド)は発泡スチを溶かすし、木工用ボンドではプラ部分の接着が弱い。

そして路面パーツを仮置したら、心地よくフィットした。今まで泣き言を言いながらプラ版やボール紙を切っていたのがウソのようだ。
今後は同じ厚みのスチレンボード上にペンで型を取って切り抜き、周囲を埋める作業。
思ったよりスムーズに着工したように感じる?
| Rail&Hand | - | 20:35 | - | - |
国体

のじぎく兵庫国体(9月30日開幕)矩火リレーが、本日午前10時、家のすぐ前を走るというので見に行った。兵庫県の国体開催は50年振りらしい。
週末に九州で猛威をふるった台風13号だが、こちらでは影響はなく、台風一過の青空。でも風はかなり強い。
リレー中継場所に行くと、旗をくれた。何故か乳幼児は「棒」が好きである。

兵庫国体を2年程前から宣伝しているが、キャラクターは「はばタン」
なんか気持ち悪い黄色い鳥みたいなやつだ。一説によると、県鳥コウノトリが元になったらしいが。看板のみならず、バスや電車の全面にも描かれていたりする。
歌まである「♪はばタン はーばタン はばタンみんなのはばタン〜」ラジオ等でしょっちゅう流れているので、気がづいたら口ずさんでいる。

タイムリーにも、卓球の福原愛選手、甲子園で活躍した斉藤・田中投手も国体にやってくるらしい。

| Rail&Hand | - | 20:27 | - | - |
最近の手仕事

妻です。

ワンピースを縫ってみました。
私がワンピースを着ると何故か「お母さんの参観日」っぽくなって似合わないので、裾を切ってチュニック風にしてみました。主人はチュニックが理解できないそうです。スカートの下からジーパンが覗くなんて、中途半端な上にもったいないのだそうです(何が?)。

先日、「Zakkaな手仕事」で紹介したカードケースが個人的に気に入ったので、ホームページでも紹介しています。時間があれば、これからも「Zakkaな手仕事」を作っていきたいのですが・・・。最近娘の昼寝が短くなってきたので体力の限界を感じます。
http://home1.tigers-net.com/rail_house/
| Rail&Hand | - | 21:51 | - | - |
ボテプロ
昨夜は研修会で遅くなるから夕食は要らないと言ったら、「何か食べておいで」と妻が夕食代をくれた。

ならば、と久しぶりに回転寿司に行くことにした。(我が家では、他に食べる人間がいないので、食卓に寿司が並ばない)
週末とはいえ、夜9時を過ぎても店は家族連れでいっぱい。小さな子供は寝る時間だ。家庭の事情はあろうが、夜型の生活習慣が根付いた証拠で、夜更かしで朝食を食べなくなるのだろうか。食育は大切だと思いつつカウンターに座る。食育等と物申す私は若かりし日、大食感で名をはせた。
全品105円なので、何皿食べられるか挑戦してみる。1貫だけ乗った皿で枚数を稼ぐのは禁じ手とする。

まずはビントロ、鮭トロ。好物だ。そういえば大好物ヒラメのエンガワが来ない。早速3皿注文する。寿司屋では青魚をあまり食べないが、これから旬の秋刀魚を取る。(押し寿司が良い)エンガワが流れてきた。イクラ、ネギトロ、カニ味噌等、軍艦巻きも攻める。タコとか貝類はタンパクなのでパス。エンガワ旨いので、もう1皿。すでに10皿超過。すると、「お待たせしました〜」エンガワが来た。流れてきたものは別だった・・。ボディブローを喰らった。口直しにシャコ。しかしこれは逆に腹に溜まる。ならば、軽く流し込めそうなカニ味噌。いや、かえって重い。やはり脂で流しこむ鮭トロ。等と苦悩しつつ、キリのいい所20皿で限界に到達した。

20歳の頃、勝負で30皿以上食べた記録があるが、弱くなったものだ。もう自称大食いとはいえまい。ボテプロ返上である。
| Rail&Hand | - | 19:39 | - | - |
同郷
妻です。

いつも特別な用事が無い限り、市の健康センターに行って子供を遊ばせています。そこで今日、珍しく新潟出身のお母さんに出会いました。三年間のこちらでの生活で、初めての出来事です。

新潟から兵庫県に嫁いで来て、今まで様々な誤解を受けました。

/軍磴魯謄譽咾鬚弔韻襪繁鳴鮮の放送が入る。
月曜9時のいわゆる「月9」をとんでもない時間に放送する。
「だべ」「ずら」と喋る。
い覆泙呂欧盛ん。

等など・・・。以上のことを考慮して、スーパーで米菓を買う際後ろに「亀田製菓」と書かれていると、陳列棚に戻す、というおっちゃんまでいました(笑)。非常に愛国心の強い、誇り高き新潟県民のために断っておきますが、これらは全て関西人の笑いのセンスです。まともに受け取らないように・・・。

とにかく、このような仕打ちを受ける所です。関西人にとっては、新潟もなまはげも、ハバロフスクも同じなのでしょう。

ハバロフスクで日本人に出会ったような感動でした。
彼女も頑張っているのです。私も頑張ります・・・!!(何を?)
| Rail&Hand | - | 22:06 | - | - |
mixi(ミクシィ)
知人が会社等の仲間内でmixi(ミクシィ)に参加しているという話を聞いた。

mixiとは情報通信関連企業 螢潺シィが運営する、国内最大級のシェアを持つソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)。2004年2月開設以来、現在の利用者はすでに500万人を突破する。
由来は「mix (交流する) 」と「i (人) 」を組み合わせた造語で、利用者同士の交流が深まることを願って命名されたものだという。つまり、友達の友達は皆友達だ。というもの。

日記の機能もあり、ブログに似ているようだが、mixi は完全招待制。つまり既に参加している人から招待(メールアドレス)を受けないと利用登録ができないというもの。つまり、自分の素性が分かるので、よく掲示板などで喧嘩になるような事態を防ぐことになる。それでも揉め事があれば、無法者は退会させることができるようだ。
ある意味、安心な準閉鎖型コミュニティといえよう。外部からは鍵がないと開かない、ホテルのオートロックのような。

しかし、知人同士のmixiならまだしも、友達の友達は・・・と招待者が増えると、みんなにコメントするのがきっと大変だろう。
知人に利用者がいない場合、mixi会員を検索してメールを送って仲間に入れてもらえるよう依頼しまくる者もいるらしい。キーワードを(mixi乞食)ついでに、芸能人の名を語り参加する者もいて、顔が見えない分、色々問題がある。まあ、掲示板やブログも同じことが言えるのだが。

多くの人に見てもらえるならブログ。仲間を探して交流するならミクシィといったところか。mixiの検索機能で、「在住地」「趣味」「年齢」などの他、キーワードを入力すれば、色んな人が検索される。試しに「鉄道」と入れたら、とにかく出るわ出るわ・・・。

私はというと、今は弊ブログで手一杯だ。無精者の私は皆にコメントするほどマメじゃないので。
以前から、学生時代のOBうちで「メーリングリスト」があるので、それで十分かもしれないと思った。
| Rail&Hand | - | 21:50 | - | - |
半期決算
秋篠宮家の長男は、「悠仁(ひさひと)さま」皇室男子は「仁」の文字を慣例で使う。「悠」なら「ゆず」の北川悠仁と一緒だな〜等と思っていたら、本当にそうなった。悠仁さまは将来ギターでも弾くのだろうか。さすがに路上ライブは無理だが。

さて、話は変わって各種量販店では半期決算で在庫処分を行っている。趣味分野も例外ではなく、半額以下で店頭に並んでいたりする。結局安さに負けて衝動買いしてしまうことがある。(というよりした。)安さに釣られるというのは、野菜やビールならまだしも、決して正しい買い物ではないと思う。正直、手が届きにくい物が簡単に入手できるのは嬉しいが、もしも安くなかったら買わないのだから。昔からの悪い癖だ。それでも満足しているのは貧乏性か。
まあ、女性がバーゲンに大挙して押し寄せる心理と同じということにしておこう。

そうこうしていると、芦屋のヨーロッパ専門鉄道模型店から開店20周年記念、全品20〜30%OFF!というDMが届いた。フランス、ドイツの新幹線やらスイスの機関車の写真がドーンと出ている。あちこち目が眩んで浮気心が揺れるが、そんな小遣いはないのでおとなしくする。
工作を始めれば邪念は吹き飛んでしまうのだが・・。



| Rail&Hand | - | 20:54 | - | - |
コトバノフシギ
妻です。

最近娘の語彙が急激に増えました。
「歩くのと喋るのは異常に早い子がいる。」と聞きますが、娘は親ばかながら後者だと思います。どちらも平均的に一歳前後で「最初の一歩、最初の一語」が出るようですが、娘は9ヶ月で喋り始めました。(ちなみに歩行の方は先日幻の三歩が出て以来、お蔵入りとなっております・・・。)友人の妹は前者で、10ヶ月で家の前の坂道をおっさんサンダルで走ったそうです。

「ママ」「パパ」「じぃじ」「ばぁば」はお手のもの。最近の流行語大賞は「いらっしゃい」「明治屋」「よいしょ、よいしょ。」。
何より驚かされるのは、教えていない言葉を話すこと。いえ、本当は大人が何気なく語りかけている言葉を聞くともなしに聞いていて、発語能力の発達とともに再生するのでしょう。まるで、壊れていると思っていたボイスレコーダ−が、突然会話を再生するような神秘です。いつの間にか録音テープは回っていたのです。

娘はある日突然、蝉の鳴きしきる林の前で「みんみん」と言い出しました。また、アンパンマンを突然指差し、「ぱんまん。」「あん。あんぱん。」と言い出しました。確かに以前「蝉がみんみん鳴いてるね。」「アンパンマンだね。」と言った様な気がします。けれどその時娘は、ベビーカーの蚊取り器をいじっていたり、ハナクソをほじったりしていたのでとても聞いていたとは思いませんでした。
また、抽象化された猫のイラストを指差し、「にゃんにゃん」と言い出したのも突然でした。実物の猫や写真を見せて教えたことはあっても、猫のイラストが猫だと気づくのは、大人にとって神秘です。ヒゲがあってしっぽがあるなら「ワンワン」でもよさそうですが、「にゃんにゃん」と判断した決め手は何でしょう。実際、動物全てを「ワンワン」と表現する一歳児は多いものです。

現在五歳の甥っ子がカタコトの頃、ラーメン屋の前を通るとよく「だーめん」と言いました。また、郵便局の「ゆうパック」のハートマークを見て「郵便局」と言ったのにも驚かされたものです。同様に、大人は教えた記憶が無いらしいのですが、どこかで聞いていたのでしょう。

ですから「クチハワザワイノモト」。
近所の婆さんが使い込みをしただとか、進物の付き合いが悪いとか、大人の「悪い会話」を子供は聞いているのです。何時ドコで、ボイスレコーダーが再生されるかわかりません。家族の陰口などもってのほかです。

反面、首すわりや寝返りなどの運動発達が激しく目が離せなかった一年、これからの一年は言語発達に目が離せません。何時ドコで、「あのね、ママのお腹の中で私ね・・・。」と話し始めるか分かりません。

こんなに面白い「育児のオシゴト」はしばらくやめるわけにはいきません。
| Rail&Hand | - | 12:54 | - | - |
テロ
ニューヨークのテロ事件から、今日で丸5年が経過した。戦争や無差別テロはいつまでたってもなくならない。

インターネットという物も、便利なようで、ひとつのテロだと思った事件がある。何気なくネットのニュースを見ていたら、「乙武ブログ炎上」という見出しがあった。

乙武洋匡氏は、自身の障害を著した「五体不満足」の著者でもある。ジャーナリストとして活躍中。
何事かと思いきや、詳細を見ると、乙武氏が自身のブログで、秋篠宮家のご親王誕生について、「めでたいめでたいって、何がめでたいの?ひとつの命が誕生しただけなのに。それとも男だからめでたいのか」というくだりの記述をしたことが発端。
その発言の是非が2ch掲示板で話題となり、乙武氏のブログのコメント欄には、中傷、批判、擁護が殺到した。コメントは1500件を超え、氏は翌日謝罪の書き込みをしたが、コメントはさらに炎上し、3500件以上のコメントで異常事態となっている。

乙武氏は本音をサラリと口にしただけなのだろう。ハンデキャップを克服して活躍する有名人で、ほころびのない雰囲気の人だけに、かような結果になった。と、いうよりも2chの参加者がネット上で、本件を語るうちに、暴徒となって乙武氏を攻撃したような感じだ。言論の自由の恐ろしさを垣間見た。
割れ窓理論という物がある。落書きが1つあると、1週間で周辺は落書きだらけになる。今回の事件は似ているかもしれない。
匿名になることで、道徳心が欠如し、果ては攻撃まではじめる。日本人の悪いクセかもしれない。
2chは「電車男」の実話を輩出したこともあるが、その功罪は大きいようだ。

個人が開設しているような、相手の事がちょっとばかり分かるような掲示板なら参加するのだが・・。

弊ブログはコメント欄を設定していないが、無名な管理者一家のどうでもいい話ばかりなので、誰も文句は言うまい、等と思う。

でも、苦情・感想は何なりとHPのメールにてお知らせください。

| Rail&Hand | - | 21:38 | - | - |
親子で手仕事

妻です。

我が家にたて続けに上陸した夏風邪二号、三号・・・。特にこの夏最大の勢力を誇った三号は、一昨日午後には温帯低気圧に変わりました。ご心配してくださった皆様、ありがとうございました。

娘は相当体力を消耗した模様です。昨日は昼過ぎから夕方四時半まで昏々と眠り続けました。目覚めると、忘れていた食欲にも火が点き、目の前の食べ物を手掴みで口へ流し込んでいました。ンコもでました。ンコが出ると母親としては御の字です。この方に会えないと、自分までトイレで会いそびれた気がします・・・。

そんなことはさておき。
少し前の手仕事を紹介します。
上が私のブラウス、下が娘のワンピース。同じ生地で出来ていますが、私のものは三年程前に作ったものなので大分色あせてしまいました。以前にも紹介しましたが、これはインド綿でできたカーテン生地で作ったものです。
同じ型紙を友人のKちゃんに貸したら、ちくちく可愛らしい、水色のワンピースが出来上がりました。

そんなやり取りを聞いて、二人の男の子の母である姉が「いいなぁ、女の子。」と羨んでいました。確かに「可愛い服を着せる」ことは女の子を持つ母の特権でしょう。私は個人的に男の子の幼児が非常に可愛くて好きなのですが、やがて彼らがヒゲを生やし、学ランを着用し、成人式にはスーツを着(最悪の場合羽織袴だったり)・・・という姿を想像すると、やはり女の子は華があってよろしいと思うのです。(我息子であればそうなっても可愛いのでしょうが。)

せっかくのノースリーブの手仕事も、何となく肌寒い季節になってきました。店頭には分厚い秋冬物の服が並びます。
| Rail&Hand | - | 21:23 | - | - |
ようやく
お陰さまで、娘は元気になりました。心配してくださった皆様、ありがとうございました。回復して騒いでまた発熱しなきゃいいですが。

乳幼児の病気というものは、本当に冷汗ものだ。乳幼児は自分で腹が痛いとか、頭が痛いとか言えないし、ぐったりしてからでは重症なので困る。
小児科医が不足する現状は、少子化のみならず、診療の難しさが第一にあるのだろう。産婦人科医の不足も深刻だ。訴訟のリスクがつきまとうからだと言われる。自然分娩では医師の役目は少しだが(見たから言えるが本当に少しだった。殆ど助産師がこなす)、帝王切開等となるとそうはいかない。
だから、「Dr.コトー」ではないが、身体を張って人命を預かる医師にはいつも敬意を表する。

研修医制度の変更で、地方病院の医師が不足する事態に陥っている。厚生労働省は医療機関への診療報酬を下げ、患者の自己負担を増やしたりする位なら、その前に安定した医療の提供を望みたい。たとえば地方勤務医の報酬を保証するとか。研修医制度に地方勤務を組み込むとか。診療科目の偏りを防ぐとか。医学部には縁がないので詳しくは分からないが。
私が在住する街からも産科がなくなってしまった。
| Rail&Hand | - | 20:38 | - | - |
ダウン
昨日、娘が初めて発熱した。正直どうしたものか焦った。夜中にも発熱したので、今日も午前中、母と妻が小児科へ受診に連れて行った。喉も赤いので風邪ひきとのこと。1日休んで、ようやく熱は小康状態。水分も取ってくれるようになった。
子供は元々体温が高いが、熱があっても平気な顔をして遊んで、また発熱するからコワイ。

私も妻も風邪っぽかったので、家族全員ダウンしたことになる。処方された錠剤。こんなの娘は飲めないじゃないかと、見たら妻のだった。
元を正せば私が原因なので可愛そうなことをしたと思う。

今夜は何事もなく眠ってくれればよいが・・。

| Rail&Hand | - | 22:20 | - | - |
夏風邪二号・三号
妻です。

お盆過ぎに猛暑と共に去って行った夏風邪一号。我が家に平和が訪れたと思った矢先、私の喉がおかしくなり、ついに娘も鼻水を垂らし始めました。
しかし娘の機嫌は良く、朝からご飯をモリモリ食べ、きゃあきゃあ遊んで元気でした。
しかし、夕方のお昼寝の時間になっても寝付きが悪く、体が熱いので熱を測ると37.9℃。赤ちゃんにとっては微熱です。しかし、木曜日の午後は市内の内科小児科がすべて休診。バイパスを走って姫路の小児科まで飛びました。
そこは予約制をとっておらず、混雑する待ち合い室で、娘はずっと「ま〜ま!」と泣いていました。診察室に入ると娘の怒りは頂点に達します。お腹を触られ、喉を診られるとこの世の終わりのごとく怒り狂い、大量に飲み込んでいた鼻水を吐きました。送ってくれた義母と、「あれだけ泣けるのだから元気なんだね。」と笑っていました。熱は37.7℃まで下がっています。

しかし、娘を寝かせて主人と二人、遅い夕食をとっていると、娘が急に激しくぐずりだします。体が燃えるように熱く、39.6℃まで上がっていました。慌てて坐薬を入れ、しばらくすると熱は引き始めましたが、その間娘は「ま〜ま!じ〜じ!ば〜ば!」と家族全員に助けを求め続けていました。
現在1歳1ヶ月。娘にとって初めての発熱です。どうか、明日には熱が引きますように。風邪以外の難しい病気ではありませんように…。
子供を持って、つくづく感謝するのは、近くに住む義父母です。こんな時、電話一本で駆け付けてくれて、飲み物の買い物にも行ってくれました。私たち夫婦だけなら、途方にくれて救急車を呼んだかもしれません。
たまにはあら探しもされます。
「ヤァ、ママ、ここゴミ詰まっとんネェ。」と言って、ドアレ‐ルの掃除もしてくれました。いやはや、何とも恥ずかしありがたい話です。

とにもかくにも、はやく元気になぁれ。
| Rail&Hand | - | 23:26 | - | - |
宮さま誕生
秋篠宮妃・紀子様に男の子がご誕生した。お慶び申し上げる。親王の皇位継承権は3番となり、41年ぶりの男子誕生に国民の関心は深い。

さて、一般的な話は沢山報道されているので、週刊誌的な話をする。

皇室典範を改めようかという議論にまでなった矢先、紀子様のご懐妊だった。男子がいないという理由で皇室典範を変えようというのは、いかにも現代らしい。天皇が国を治めた時代では考えられないことだろう。

この議論が始まったとき、天皇陛下が秋篠宮殿下に、もう1人子供はどうかと進言したともいわれている。
「おめさんや、もう1人坊こしょってみねぇかね?おまんちの嫁はまだわけぇすけ、どんがら?この話、皇太子が聞いたら、あら雅子でーすきらて、またカッカカッカするこって、言っちゃ駄目らよ」
(ねえ君、もう1人赤ちゃん作らない?君んちの奥さんはまだ若いから、どうだろう?この話は皇太子が聞いたら、彼は雅子さんが大好きだから、また怒り出すから言っちゃ駄目だよ。)
という具合に。(なぜか新潟弁)

気になる渦中の人は雅子様だ。皇太子妃という立場からお世継のプレッシャーがつきまとう。頭のよい人だけにその心労は計りしれない。

ここからは憶測である。
雅子様は自分に男子ができないから皇室典範が議論になるという後ろめたさがあったかもしれない。一方で愛子様が女帝になるかもしれないという希望もあったかもしれない。(ちなみに皇太子殿下は「あったかもしれないし、なかったかもしれない」という口癖で婚姻の時ごまかした。さすがにマスコミは突っ込めなかった。)

今回、秋篠宮家の吉報を祝福しつつ、雅子様はさらに心を痛めるかもしれない。男子誕生で議論が落ち着いて胸をなで下ろすと同時に、無念な想いもあるのではないか。自分は何のために皇室に入ったのか等と思うかもしれない…。

「あっきゃ〜。わざわざゲーコーカンの仕事までぶちゃって、皇太子の嫁行って、男の坊ができねかったんだて。みのせがねぇてがんに〜雅子さん。なんでそんが道選んだだろね〜」
(あらら、わざわざ外交官の仕事を捨てて、皇太子の所に嫁いで、男の子ができなかったんだよ。居場所がないだろうね、雅子さん。どうしてそんな道を選んだんだろうかね。)と言う人もいるだろう。(なぜか新潟弁。「みのせがない」用法を間違っているかもしれない)

日本人はみんな雅子様や紀子様を通して皇室に親しみを持つ。愛子様など、まさにアイドルだ。
今日は日本中祝福一色だ。誰が将来天皇になるとか、そういう視点で国民全てが皇室を見ていないと思う。
決してイギリス皇室みたいなワイドショーにならないよう、皇室を温かく見守っていくのが日本国民の役目かもしれない。(あの方々は戸籍がありません)

この度誕生された宮様が天皇に即位する日、おそらく私はこの世にいないだろう。
何だか来年の皇室カレンダーが欲しくなった。宮様の写真も付いてくるのだろうか。

ちなみに私の義姉の名前も雅子さんです。

| Rail&Hand | - | 20:51 | - | - |
秋風
♪な〜つがす〜ぎ〜かぜあざみ〜 井上陽水の「少年時代」
まさに去り行く夏を象徴する歌だ。友人が思い出と共にこの曲を絶賛していたことから思い出した。
稲穂が頭を垂れ始めた黄緑色の水田、屋敷の森の緑。空にはイワシ雲。そんなイメージが沸く。

昨夜、夏休みの話になった。妻が高校の頃の話。夏休み中、高校のプールは開放されていて自由に泳げたらしい。部活の後、プールで涼んだという。
「体育も水着は何着ても自由だったよ」
「今も開放してんの?」
「多分。わからない」
「来年はみんなで東校に見に行こうか」
「だから不純なマネは止めなさい」

前にも言ったが、そんな爽やかな夏休みとは無縁の私だったが、「少年時代」は発売当初でよく聴いた。そして、口ずさみながら自転車をこいだ。発売年に産まれた子供は、現在高校生。この曲は次世代に歌い継がれるのだろうか。

暦どおり秋風が訪れた一日だった。また風邪をぶり返しそうな…

| Rail&Hand | - | 22:00 | - | - |
Zakka(雑貨)な手仕事

妻です。
姉が「これ便利だよ。」と、通販で買ったという珍しいカードケースを見せてくれました。見ると、開口部が「ジャバラ〜!!」と開き、数十枚のカードが一目瞭然です。
「いいな〜。」と思いつつ、数百円の送料が何となく惜しく、今日までカードで太った財布を持ち歩いていました。しかしレジでポイントカードを探す際、余計なカードをばら撒くことしばしば。どうしても見つからず、レシートにハンコを押してもらうことしばしば。片手で子供を抱いているのでなおのことです。

それならばいっそ作ってしまおう!!と、またまた「手仕事の虫」が騒ぎ出しました。
しかし、参考にする実物がありません。マイ財布の小銭入れ部分に「ミニジャバラ」を発見し、応用します。ちまちま見ていると、娘にお金を盗まれました。小さな型紙を山折り、谷折り・・・試行錯誤を続けること一週間。ついに・・・できた!!企画発案から始めた割には上々の出来上がりです。

これで、レジで余計な個人情報をばら撒くことも減るでしょうか。
| Rail&Hand | - | 10:43 | - | - |
ポポ


童謡のDVDで「汽車ポッポ」が流れると、何故か娘は「ポポ」と喜ぶ。マニア遺伝子なのか。バックには大井川鉄道の蒸気機関車の映像が流れ、私も喜んで見入る。

そこで思い出した。Gゲージ鉄道模型を3年ぶりに引っ張り出して、実家の1室に広げた。実際に「シュッシュッ」という音を出して走り、煙も吐く。(発煙は室内で×)ヨーロッパの軽便鉄道(※)をモデルにした物で、カラフルで可愛らしい。大人も子供も虜になる。案の定、娘は喜んで円周線路の真ん中でクルクル回る。

Gゲージは線路幅45mm、全天候型の電動模型。屋外走行するための設計なので、大型で頑丈。特にLGB社のトイトレインシリーズは、細密部品を省いた強度優先で、子供の扱いを考慮している。(それでも乳児は大人の監督が必要だが)しかし、ここでトイトレインではない、大人向けのGゲージ車両を走らせるのはためらう。

その耐久性から、Gゲージは店頭デモにも使用されている。東京・祐天寺のカレー屋では、汽車がカレーを運ぶ。四国・高松のショッピングセンターの子供服売り場では、天井を走り回っていたのを見た。
何よりも、実物に拘らない大らかなスタンスが楽しい。機関車C62の2号と3号機のココが違う・・という人には耐えられないだろう。

思わぬ子守り道具に満足。私の方が喜んでいるような気がするが・・。

※軽便鉄道(けいべんてつどう)
いわゆる国鉄(JR)等の線路より、線路幅の狭い低規格の鉄道。車両も小型で可愛らしいものが多いため、マニアの注目を集めやすい。軽便鉄道は安価に建設できるため、明治〜昭和初期にかけて地方で頻繁に敷設された。夏目漱石の「坊っちゃん」が道後温泉に行く際に乗った汽車も、軽便鉄道である、ゾナモシ。
しかし、自動車の普及と輸送力の限界等の理由で、昭和40年代までに殆どが国内から姿を消した。地方鉄道の他、鉱山・材木運搬鉄道にも軽便鉄道が重用された。
ヨーロッパでは、アルプスを走る有名な「氷河急行」も現役軽便鉄道の仲間。
国内では、西大寺鉄道、下津井電鉄(岡山県)、頚城鉄道、栃尾鉄道(新潟県)、草軽電鉄(長野県)などが有名(すべて廃止)
昨年、神戸の個人が廃止時に引き取って六甲山中に保管されていた、頚城鉄道の車両約10台が、30数年振りに地元・新潟県上越市(旧浦川原村)に寄贈されて話題になった。


| Rail&Hand | - | 21:34 | - | - |
ストレス
現代はストレスのカタマリだといわれる。

家庭を持つ人は、なんとなく共感してもらえるかもしれない。
特に、仕事で疲れて帰ってきたお父さんと、家事育児に休日のないお母さんの間に出来る溝は、どんな円満家庭でも必ず発生すると思う。

私の場合、物事がシナリオどおりに、合理的に進んでほしいと願う性格ゆえ、たとえば妻が子供に手を取られていると、家事などを無理矢理片付けようとする。結局、負担を勝手に背負ってイライラしてしまう。相手も多忙な1日をこなして疲れているので、結局もめごとにつながるということが判明した。これでは何をしても後味が悪い。
無理をしていることと、自分の時間がなくなることへの苛立ちがあるようだ。

もっと肩の力を抜いて、余裕をもっていきましょうよ。という話になった。
ストレス解消に、趣味に投資してばかりいては追いつかない。(それでも趣味は継続する)

「大丈夫。泣いたくらいで死なねてば〜」という妻の母の余裕ある育児は見習うべき点が多い。(自分の娘たちだけでなく、甥や姪の面倒も見た方で、どんな赤ん坊も不思議と泣かない。魔法の乳母だ)
| Rail&Hand | - | 23:48 | - | - |
september
9月になると、急に風が心地よくなったような気がする。

本日、人事異動で、先輩のKさんが主任に昇進した。
私より2つ年上のKさんは、頭の回転が速く、穏やかな物腰の人だ。
かつてはその甘いマスク故にファンを魅了したが、今は2児の良きパパ。
Kさんはすでに役職者並の仕事をこなしていたので、適切な人事だと思う。今後は上司と部下の間で、年上の人もまとめる責任を負う。
私は何かあればいつもKさんに頼るが、いい加減自分の力で解決せねばならない。助けてもらっている分、Kさんを信頼している分、しっかり支える必要がある。下の者をアゴで使うのではなく、協力しあえることが良い組織だと思う。

話は変わるが、近所の新宅に男の子が産まれた。上の子も含め、いずれは娘と一緒に学校に上がるので、少子化の昨今に朗報だ。



| Rail&Hand | - | 23:13 | - | - |
+ SELECTED ENTRIES
+ ARCHIVES
+ LINKS
+ PROFILE