2012.02.07 Tuesday
“はまかぜ”海を渡る
2010年11月まで特急「はまかぜ」で活躍したキハ181系ディーゼルカー。約40年の活躍を終えて廃車後、下関に保管されていた15両がミャンマーへ譲渡されることになった。
海を渡って第2の人生を歩む。スクラップになるより幸せだろう。
JR車両の譲渡は、サハリン、インドネシア、マレーシア、タイなどへの例がある。これは戦時中の日本統治時代に、線路幅を日本のJRと同じ1,067mmで建設されたため、そのまま日本の鉄道車両が使用できるという結果をもたらした。ミャンマーは1,000mm(メーターゲージ)なので少々改造が必要だが。
軍事政権のミャンマーには世界的に経済制裁がある。日本は中立的な立場なので、中古の車両の援助くらいなら・・ということだろうか。
特に客車のような動力を持たない車両は保守が容易なので現地では歓迎されるようだ。日本の「ブルートレイン」がそのままの姿で再就職している国もある。まだまだ使えるそうだ。
ミャンマーでも日本の中古車両が多く活躍している。
キハ181系は複雑な構造の気動車。うまく保守できるのか?という不安もある。
インドネシアなどでは電車の屋根にまで乗車して人々が通勤する風景が見られる。ミャンマーではどんな様子かわからないが、さすがに屋根のラジエターの上には乗れないゾ。
2月2日 神戸新聞より。
海を渡って第2の人生を歩む。スクラップになるより幸せだろう。
JR車両の譲渡は、サハリン、インドネシア、マレーシア、タイなどへの例がある。これは戦時中の日本統治時代に、線路幅を日本のJRと同じ1,067mmで建設されたため、そのまま日本の鉄道車両が使用できるという結果をもたらした。ミャンマーは1,000mm(メーターゲージ)なので少々改造が必要だが。
軍事政権のミャンマーには世界的に経済制裁がある。日本は中立的な立場なので、中古の車両の援助くらいなら・・ということだろうか。
特に客車のような動力を持たない車両は保守が容易なので現地では歓迎されるようだ。日本の「ブルートレイン」がそのままの姿で再就職している国もある。まだまだ使えるそうだ。
ミャンマーでも日本の中古車両が多く活躍している。
キハ181系は複雑な構造の気動車。うまく保守できるのか?という不安もある。
インドネシアなどでは電車の屋根にまで乗車して人々が通勤する風景が見られる。ミャンマーではどんな様子かわからないが、さすがに屋根のラジエターの上には乗れないゾ。
2月2日 神戸新聞より。