2006.08.28 Monday
B-train
会社の帰り、乗換え時間が出来たので歩いていたら、
「スルッとKANSAI Bトレインショーティー」というポスターがあった。関西地区の私鉄電車をミニモデル化したもの。
おなじみの、阪急、京阪、南海などの他、なんと地元の山陽電車があった。
吸い込まれるように、山陽電車姫路駅の案内所に入った。
「ああ、これね。今の色と青い旧色があるよ」
駅員さんがニコニコしながら出してきた。いい大人が好きだね〜という具合に・・。見慣れた3000系という普通車である。2両入900円。
隣の売店には、他社の電車もあった。
Bトレインという玩具?は実物の電車のリアリティーはそのままに、寸詰まりにモデル化したもので、見た目は可愛いが、車輪を取り替えれば立派な鉄道模型になる設計。全国各地の電車が美しい塗装済みで商品化され、近年、子供とマニアに人気の商品。(発売元:バンダイ)
今までオモチャ臭いので敬遠していたが、山陽電車の完成模型などないし、クリーム地に赤・黒のラインが美しいので、思わず買ってしまった。
過去にも関西私鉄が駅限定で発売されたことがあるが、阪急梅田駅では発売当日の朝から行列ができて大騒ぎだったとか。
箱を開けると塗装済のハメコミ組立式。屋根の形やら前面形状などの選択部品はマニアックな内容だが、よく分からない。驚くのは姫路、阪急三宮、東二見、新開地、飾磨といった行先シールまであった。
これを模型ジオラマに置くなら、思い浮かぶのは播州の秋祭り。線路沿いの神社で、「ヨーイヤサー!」と神輿を担ぐ人たちと、それを見物する人でいっぱいの風景を演出するのも楽しそうだ。露天が並び、入江には漁船が停まる。ちょっとガラ悪そうな環境。まさに山陽電車沿線、高砂〜姫路の風物詩だ。
そんなことを思いつつ、夏はもう終わり。まだまだ残暑が厳しい。