2007.01.05 Friday
あいうえお
実家の母が「音でおぼえるおけいこえほん」を娘に与えてくれた。ちょっと早いような気もするが。バーバン(“バーバ”を間違えてこう定着した)知育急ぎすぎか?
ボタンを押したら、50音の文字が発音され、もう1回押したらその文字で始まる単語が発音される。さらに、しりとり機能、クイズ機能もある。
娘はまだ使いこなせないようだが、代わりに試してみる。
まずは「しりとり」から。音声が流れる。
「“うし”のつぎはなあに?」
“し”〜しまうまのボタンを押す。
「ピンポーン!正解〜」
そこでおもむろに間違えてみる。「“そ”〜そらまめ」
「ブブ〜がんばってね!」
応援される。いつまでも間違え続けると、見かねた機械が、
「“ま”を押してね」
今度は「ことばクイズ」
「文字を順番に押してね〜“つみき”」
おもむろに間違えてみる。
「ブブ〜がんばってね!」
しかし3回連続で間違えると、
「テッテテッテテ〜」
強制終了で次の問題になる。見放された。
文字盤に並ぶ字とイラストを見ていると・・・
“る”雨戸を閉ざした家のイラスト。「留守」なんと抽象的な・・。
「“て”てんとうむし」「“み”みのむし」一括して「“む”むし」イラストのコオロギの立場がない。
付属の絵本に、50音で始まる単語とイラストが各種載っている。問題の“る”だが、「留守」「留守番電話」「瑠璃(るり)」
「瑠璃」って・・・。果たして子供に分かるのだろうか;しかも青紫の丸が3個描いてあるだけ・・・。
娘は「ボール!」と言っていた。
この絵本にふさわしい“る”で始まる単語を考えてみた。
累進課税、ルネサンス、流浪・・・どれも難しい。
「ルーレット」なんかどうだ。「留守」「瑠璃」を選んだ編集者はよっぽど悩んだのだろうか。