2007.01.15 Monday
慶弔のイチキット(エチケット)
勤務先のNさん(30歳・女性)が今月末に結婚する。自分の時に頂いており、当然お祝いする。祝儀袋を求めてデパートに寄る。苦手な毛筆を書いてくれるから有り難い。
久々に結納売り場へ向かう。高砂人形の翁姥がいる。いつもながら達筆な中高年店員の手元に見入る。
「会社で渡される場合はお金の入った袋を祝儀袋の中に入れて、自宅で渡される場合は後ろに袋を挟んでください」へ〜知らなかった。
「祝儀袋の裏側を閉じるとき、折目の下が上に重なるようにしてくださいね。幸せを受けるという意味でこうします。弔事はその逆です」
さらに知らなかった…。
「お若い方も知っておかれれば役に立ちますよ」
なるほど。勉強になった。非常識人間の私は恥をかくことだらけだ。知らぬは一生の恥。あとは相手の家がその事を知っているかどうか?
余談ながら北海道の結婚式に祝儀はなく、当日受付で入場料のように払う会費制だという話を聞いたことがある。
8年程前、埼玉の先輩Mさんの結婚式に招待を受けた時の話。
北海道の先輩が「会費は?」と言うので、受付の人もキョトンとしている。聞けば「北海道は一般的に会費制」とのこと。
「内地(本州)では会費の代わりに祝儀を包むなんて知らなかった!」
と驚いていたが、こちらも初耳で驚いた。所変われば風習も変わる。
その方から餃子に辛子を付けて食べるという話も聞いたが、これは北海道オリジナルではなく、個人だけのような気がする…。