2007.07.24 Tuesday
内藤九段
「コレをあげよう」
上司から渡されたのは内藤國雄のサイン。
しかも日本将棋連盟の紙袋入。
どこでもらったのだろうか…。
ワタシは将棋が大の苦手。飛車・角を抜いてもらっても負ける。
その昔「内藤九段将棋」というテレビゲームがあり、同級生は13手で落としていた。小学生に負ける内藤九段って一体…というのが内藤棋士を初めて知ったキッカケかもしれない。
話は変わる。
♪歩のない将棋は負け将棋〜
という曲がある。
「王将」は弱いが最高責任者。皆に守られている。
最強は「飛車」が「金」になった時だろうか。飛車の高速性能はそのままに、「金」の機能を得る。
前衛で戦うのは「歩」
歩は何時も盾になる役ばかり。ガンダムで言えばジム。アンパンマンで言えばカビルンルン。
しかし「歩」なくしては将棋は進まない。歩は縁の下の平社員かパート社員。まさに歩となる従業員がいないと会社は成立しない。王将は責任重大だ。
そんな「歩」にも秘められた力がある。
それは「と金」
弱い歩でも、金の力を得ることができる。
但し「と金」になるには、敵陣に乗り込んで裏返しになって初めて成立する。(「歩」の裏に「と」と書いてある)
歩が敵陣まで生き残るには相応の努力が必要。
いきなり敵陣に置いても「と金」にはなれないルール。前にしか進めないので、取られるのを待つだけの盾。
よく出来ている。将棋は人生に似ている。
「歩」のワタシはせめて「と金」目指したい。
と金すら難しい世の中だが。
対局変われば、本物の金になりたい等と高望みしたり…。