Zakkan　（雑感）

今日から10月。郵政事業が民営化された。
JPというマークらしい。
地方の郵便局が切り捨てられるのと料金値上げの懸念が残る。

郵便局は振込手数料が安いので通販等はありがたい。
但し、仕事では銀行と異なるシステム故に郵便局とは縁が薄い。

封書80円で全国に届く郵便物。
近年はメール便等が台頭しているが、その信頼性の原点は郵便にある。
「♪62円の値打ちしかないよ〜僕のラブレター」
という曲があった。今は封書80円だが、余りにもその値打ちが上がっては困るし、「♪ついにフラレター」（同曲より）等と配達が滞っても困る。

そのうち「旅行貯金」の局印も無くなるかもしれない。古いシステムの名残だから。

「鉄郵」というモノも途絶えて久しい。昔は鉄道の車内で区分わけして郵便物を運んでおり、鉄道郵便局という制度があった。だから地方に届く郵便物は今よりも時間がかかった。幼少の頃、駅で郵便マークの入った、窓の少ない荷物車両を見ると得した気分になった。郵便荷物車だけの編成や、夜行列車の端に連結されている例もあり、雑多な編成が面白かった。

そして今は、パソコンから携帯から、手軽な「メール」が浸透。私も久しく手紙など書いてない。前島密は1円切手の中から、どんな想いで見ているのか。

郵便局に勤める義兄も公務員→団体職員→会社員という肩書きを辿ることになった。