2008.06.28 Saturday
続・癒しの一杯
2軒目に鉄道模型のある喫茶店、カフェ・トレーノにI君を案内する。私は二回目の訪問。
運転している先客が1名。
4列車の同時運転が可能らしいが、我々は飲酒運転?になるので、グラスを傾けながら走る列車を眺める。このほうが楽しい。平日は22時まで営業。アルコールもある。
「よろしければ会員登録していただけますか」
勿論年会費は無料だが、運転会員みたいなもの。
帰り際、マスターに地元・神姫バスの1/150ダイキャスト製ミニカーをプレゼントした。
「うわぁ〜早速ジオラマに飾ります!!」
バイトの子が我々を見送る隣で、マスターはいつまでもバスを持って嬉しそうに眺めているのが微笑ましかった。
まさに癒しの一杯。なかなか足を運びにくい場所にある店だが、割とアットホームな穴場。是非ドウゾ。
しかし、話はここから進展する…。
「で、話なんやけど」
「何?改まって」
「奥さんの身長はどのくらい?」
「なんや急に?」
「自分より背が高い人はどんな感じなんかなと思って」
「そういう人と付き合うことになったとでも言いたいんか?」
「まあそんな方向かな」
「そんな大事な話ならはよ言えよ…」
彼は再び中学校教諭を紹介され、先月から逢瀬が始まったらしい。面識はないが高校の後輩らしく、年齢は一つ下だという。
こんな所で電車眺めている場合ぢゃない。
彼は170cm、相手は175らしい。
「相手が気にしてるんかいな?」
「全然」
「だったらええやん;」
「でも、本当に大丈夫かな〜嫌われないかと思って」
「相手が嫌がらずに会ってくれてるから問題ないやんか」
随分長身の女性だ。
(私は低いのが好きだが)ゆえにバレーボール部の顧問らしい。まあ、大きい女性ほどコンプレックスを感じる場合があるので、案外相手の方が自分を気にしていたりして。
「この間は京都の美術館へ一緒に行った」
「だったらよろしいがな。ついでに梅小路も行けばよろしいがな」
「あとは自分次第なんで」
「なおさらハッキリしなさいよ;」
やっぱりそういうことだった。
話によると相手は堅実で彼に何も不足はなさそうなので、こちらから是非とも頭下げてお願いせねば。
鉄は一歩踏み出すのが苦手。私もよく分かっている。
ならば鉄には鉄を。補機(補助機関車)が要る。今、彼は峠に挑む気動車急行「みささ」(意味不明)
まずは応援するしかない。こればかりは本人達次第なので;