2009.09.09 Wednesday
ゲーム脳
妻です。in Niigata。
親戚の家に行く用事があり、保育士である親戚のお嫁さんと話す機会がありました。
母が、息子の「テレビ病」について質問してくれました。
そう。
息子は元々昼寝好きな体質で寝ぐずりも少なかった為、乳児期はいわゆる「手の掛からない子」でした。
その上、大のテレビ好き。
幸か不幸か、テレビがあれば子守に不自由しない性格だったのです。
しかし、そのお嫁さんのくれた答えは、恐ろしいモノでした。
ニ歳まではテレビは見せるべきではない。
よく幼児がテレビに食い入るように見る姿を見て、保護者は「集中力がある」と勘違いするが、とんでもない。
むしろテレビ好きな子は、学校に行って静かな空間で授業を受けると、集中することが出来ずに暴れ出す。
テレビは人とコミュニケーションする能力を阻害する。
その為、他人と何かトラブルを起こすとすぐにキレて、手を上げてしまう。
実際彼女の友人に、10歳までテレビとゲーム漬けにして育てた人があり、授業中暴れるは、暴力をふるうはで、特殊教室に送られる寸前だった、と…。
…っこっわ〜〜...... ( ̄□ ̄;)!!
「目は何処?お鼻は?車はどれ?」
などの質問に、指差しで答えられない息子。
これは一歳半健診で確認される項目で、保健婦さんが追いかけてきたほど。
…これはマズい。
私と姉の育児日誌を見ても、ンなもんとっくにクリアしている。
マズい、マズいよ、HO君。
確かに、光も音もない母親の胎内から生まれ落ちた乳児が、初めて目にする物、耳にする音はどれだけ意味があるだろう…。
それは母の温かいまなざしであるべきで、心地よい語りかけであるべきで…。
テレビから一方的に流れる機械音、光信号のみを聞かされ続け、それが「世界」であると信じてしまった子供は、どんな大人になるのだろう…。
テレビではなく、絵本が言葉を育て、言葉が人と人とのコミュニケーションを作ります。
娘はテレビにあまり感心がなく、一歳までは非常によく泣きました。
絵本は六か月くらいから与え、九か月で話した為、一歳になったら泣いて感情を表現することが激減しました。
一方の息子はテレビ好きのため手が掛かりませんでしたが、一歳九か月の現在、要求を全て「泣き」で表現します。
13キロの巨体でのけぞって泣かれると、けっこう辛い…。
母親も、本人も。
テレビやゲーム漬けのいわゆる「ゲーム脳」を治すには、それまでの倍の時間がかかるとききました。
だから、10歳のその問題児はあと20年かかるけれど、息子はあと二年で済む。
気付いて良かった…。
実家ではリモコンを隠してしまいました。
我が家に帰ったら、テレビの線を抜こう。
人間には、素晴らしい「言語」があるのだから。
親戚の家に行く用事があり、保育士である親戚のお嫁さんと話す機会がありました。
母が、息子の「テレビ病」について質問してくれました。
そう。
息子は元々昼寝好きな体質で寝ぐずりも少なかった為、乳児期はいわゆる「手の掛からない子」でした。
その上、大のテレビ好き。
幸か不幸か、テレビがあれば子守に不自由しない性格だったのです。
しかし、そのお嫁さんのくれた答えは、恐ろしいモノでした。
ニ歳まではテレビは見せるべきではない。
よく幼児がテレビに食い入るように見る姿を見て、保護者は「集中力がある」と勘違いするが、とんでもない。
むしろテレビ好きな子は、学校に行って静かな空間で授業を受けると、集中することが出来ずに暴れ出す。
テレビは人とコミュニケーションする能力を阻害する。
その為、他人と何かトラブルを起こすとすぐにキレて、手を上げてしまう。
実際彼女の友人に、10歳までテレビとゲーム漬けにして育てた人があり、授業中暴れるは、暴力をふるうはで、特殊教室に送られる寸前だった、と…。
…っこっわ〜〜...... ( ̄□ ̄;)!!
「目は何処?お鼻は?車はどれ?」
などの質問に、指差しで答えられない息子。
これは一歳半健診で確認される項目で、保健婦さんが追いかけてきたほど。
…これはマズい。
私と姉の育児日誌を見ても、ンなもんとっくにクリアしている。
マズい、マズいよ、HO君。
確かに、光も音もない母親の胎内から生まれ落ちた乳児が、初めて目にする物、耳にする音はどれだけ意味があるだろう…。
それは母の温かいまなざしであるべきで、心地よい語りかけであるべきで…。
テレビから一方的に流れる機械音、光信号のみを聞かされ続け、それが「世界」であると信じてしまった子供は、どんな大人になるのだろう…。
テレビではなく、絵本が言葉を育て、言葉が人と人とのコミュニケーションを作ります。
娘はテレビにあまり感心がなく、一歳までは非常によく泣きました。
絵本は六か月くらいから与え、九か月で話した為、一歳になったら泣いて感情を表現することが激減しました。
一方の息子はテレビ好きのため手が掛かりませんでしたが、一歳九か月の現在、要求を全て「泣き」で表現します。
13キロの巨体でのけぞって泣かれると、けっこう辛い…。
母親も、本人も。
テレビやゲーム漬けのいわゆる「ゲーム脳」を治すには、それまでの倍の時間がかかるとききました。
だから、10歳のその問題児はあと20年かかるけれど、息子はあと二年で済む。
気付いて良かった…。
実家ではリモコンを隠してしまいました。
我が家に帰ったら、テレビの線を抜こう。
人間には、素晴らしい「言語」があるのだから。