2010.05.08 Saturday
K君との再会
あのホームベーカリーはエコポイントで買ったのでは…。
「ぜひ一度お会いしたいです」
そんな約束から2ヶ月が過ぎていた。
昨年12月で退職したK君に会う。退職日に見送って以来。
14:30、新長田駅で待ち合わせ。商店街の沖縄専門店街「琉球ワールド」にある沖縄料理の店へ。昼間から泡盛…。
26歳のK君は志を持って転職した。しかも今年2月には父親になった。
但し、新天地の現実は甘くないらしい。愚痴が言える相手もいなく、すでにストレスの限界だという。
元々彼は喋る仕事なので機関銃のごとく話が弾んだ。
K君とは部署が異なり、あまり会話しないままだった。一応彼は後輩になるので彼が在職中に言えなかった不条理や問題を告白したり。しまいには、あの“桃太郎”の例え話も…。
まあ、難しい話はここでは割愛。
ほかに、何故以前の勤務先を選び、そして辞めたか、結婚するまでの馴れ初めから子供の命名に画数をひたすら気にしたとか。在職中、口に出さなかったプライベートまで話してくれた。
最後にお茶でも。ということで同じ新長田にある鉄道模型の喫茶店「カフェ・トレーノ」へ。
鉄道とは無縁のK君もさすがに驚いていたが、やっぱり関心はないので再び話に熱が入る。
カプチーノが「龍馬」顔になっているのが面白い。
土曜夕方の割に店には閑古鳥が鳴いている。マスターに尋ねる。
「今日は模型走らせに来るお客さん誰もいないの?」
「この時世、ポケモンショップにしたほうが流行るかもしれません(笑)」
「そんなに?」
「ウチは元々本業がカフェなので何とかなるでしょうが、常連のお客さんの2割が失業してましてね」
悪い表現だが、この手の趣味人は二極化する傾向にある。何故か中間層が少ない。
「2割ですか…」
K君のトーンが落ちた。
「な、守るべきモノがあるんやし。愚痴が出る間は大丈夫。目指した仕事に就いたK君は幸せや」
「僕は現状に甘んじずガンガン攻めていくタイプですよ」
K君はその調子から少し軽く見えてしまうキャラだが、私にないポジティブさを持っている子だと思う。
帰りの電車でも話は尽きないまま、彼の最寄り西明石駅で別れた。次回は夜にしましょうということで。
気がつけば21時前…。
頑張れよ!漢字は違えど息子と同じ名前のK君。
「ぜひ一度お会いしたいです」
そんな約束から2ヶ月が過ぎていた。
昨年12月で退職したK君に会う。退職日に見送って以来。
14:30、新長田駅で待ち合わせ。商店街の沖縄専門店街「琉球ワールド」にある沖縄料理の店へ。昼間から泡盛…。
26歳のK君は志を持って転職した。しかも今年2月には父親になった。
但し、新天地の現実は甘くないらしい。愚痴が言える相手もいなく、すでにストレスの限界だという。
元々彼は喋る仕事なので機関銃のごとく話が弾んだ。
K君とは部署が異なり、あまり会話しないままだった。一応彼は後輩になるので彼が在職中に言えなかった不条理や問題を告白したり。しまいには、あの“桃太郎”の例え話も…。
まあ、難しい話はここでは割愛。
ほかに、何故以前の勤務先を選び、そして辞めたか、結婚するまでの馴れ初めから子供の命名に画数をひたすら気にしたとか。在職中、口に出さなかったプライベートまで話してくれた。
最後にお茶でも。ということで同じ新長田にある鉄道模型の喫茶店「カフェ・トレーノ」へ。
鉄道とは無縁のK君もさすがに驚いていたが、やっぱり関心はないので再び話に熱が入る。
カプチーノが「龍馬」顔になっているのが面白い。
土曜夕方の割に店には閑古鳥が鳴いている。マスターに尋ねる。
「今日は模型走らせに来るお客さん誰もいないの?」
「この時世、ポケモンショップにしたほうが流行るかもしれません(笑)」
「そんなに?」
「ウチは元々本業がカフェなので何とかなるでしょうが、常連のお客さんの2割が失業してましてね」
悪い表現だが、この手の趣味人は二極化する傾向にある。何故か中間層が少ない。
「2割ですか…」
K君のトーンが落ちた。
「な、守るべきモノがあるんやし。愚痴が出る間は大丈夫。目指した仕事に就いたK君は幸せや」
「僕は現状に甘んじずガンガン攻めていくタイプですよ」
K君はその調子から少し軽く見えてしまうキャラだが、私にないポジティブさを持っている子だと思う。
帰りの電車でも話は尽きないまま、彼の最寄り西明石駅で別れた。次回は夜にしましょうということで。
気がつけば21時前…。
頑張れよ!漢字は違えど息子と同じ名前のK君。