2011.01.18 Tuesday
ゆずの木、走る!!!
妻です。
洋裁を始めて10年余り。
ずっとずっと、願っていたことがあります。
それは、製図の勉強、つまり「型紙を作る勉強がしたい」ということ。
服作りを始めたきっかけは、専業主婦になって、自分の着る服にお金がかけられなくなったから。
買いに行く時間、試着する時間が取れない…従って安い通販の既製品に頼る→長持ちしない上に体にフィットしない。
ボタンつけ一つとっても、小学校の家庭科で習った方法に乗っ取って付けたらなかなか取れないのに、何故通販で買った中国製は二回着ただけで取れるんだろう…。
そんな疑問から、自分で納得いく素材を使って、真面目に、基本通りに作ろう…。
というのが私のモットーになっています。
始めてみたら、これは究極の贅沢でした!!
ベルベットも、ヴァージンウールも、簡単にホームウェアになってしまう!!
サイズ選びにこまることなく、好みの素材が着られる。
数年前からお金をいただくようになったら、買う人にもその贅沢感は伝わったようです。
すると、作れば作るほど、別の問題が出てきました。
「3Lサイズでは小さいんだけど、私に合う服が欲しい。」
「150サイズの子供服が欲しい」
「この子供服と同じデザインを大人のサイズで」
「この服貸してあげるから同じの作って」
と着ている服を脱ぎ捨てられたことは何回もありますf^_^;。
でも服作りは、洋服を紙の上に置いて移したら、同じものが出来るのではないのです。
立体的な人間の体のラインを、緻密な計算の上で平面に直して作られているのです。
型紙が作れないために、以上の事例で何度も涙を飲みました。
思い通りの服を、思い通りのサイズで作りたい!!!
新しい年が始まると同時に、決意しました。
今年は型紙を引く勉強をしよう。
型紙を作る方法には幾通りかあります。
文化式
ドレメ式
…んっ?!
「魔法の定規で思い通りのパターンが引けます!」
「原型製図でなんと二分!!」
「トミー式」??!!
主人が
「トミックス?!」
ってデンシャじゃないよ。。。(〃_ _)σ‖。
怪しい…(-д-;)
と思いましたが、問合せの電話をかけてみると、非常に穏やかな物腰の講師が、丁寧に説明をしてくれました。
地元関西を拠点に、14校の洋裁学校を展開。
文化学院などの老舗に比べると新しい学校らしいが、元々はアパレルの現場から、いかに簡単に原型を作るか、創業者が考案した方法のようです。
課題も簡単。
初歩は三か月の講習期間で終了します。
比べて文化学院は、講習期間一年。
一年で二枚袖のジャケットやコートまで習得。
分厚いテキストが次々届き、課題も
「街で見掛けたファッションをヒントに、正しく製図をしなさい。
製図したものから洋服に仕立てて郵送すること。
ギャザーの分量など正しく記載しなさい。」
...... ( ̄□ ̄;)!!
デザイナーになりたいのか、パタンナーになりたいのか、よくわからん講座だな。
実は私、去年も一年かけてリフォームの資格を取った資格ファンσ(^◇^;)。。。
まつり縫いが雑、縫い線が雑、と酷評を受けながら、今まで裾上げでもらったお金、700円。。。(〃_ _)σ‖
チーン…。
今回も、夢のような実力は身に着かないにせよ……。
もうどうにも止まらんのです。
作りたい、作りたい、そのために、
学びたい。
ゆずの木、走る!!
トミックスならずトミー式に夢を乗せて。
でもまだまだ一年先までパターン作りは無理でしょうから、私に160の子供服とか、4Lサイズの服とか、頼まないでねf^_^;。
お願い!