2011.06.04 Saturday
表札
お久しぶりでございます。
仕事に追われ、すっかり更新が滞っていました・・。
今日18:30頃、帰宅すると祖母が立っていた。普段外に出てこないヒトが何事かと思いきや、我が家の門のほうを見ながら、目を細めて言った。
「あの子は面白い子やなぁ。マジック持ってきて自分の家の表札に名前書いたんや」
なんと、娘の字で、門柱の表札のステンレスプレート部分に妻のフルネームが記してあった。しかも拙い漢字で・・。
思わず笑ってしまった。
事の発端は、外に「飛び出し注意」の看板を設置したこと。あの子供型の看板。私物なので、父が油性ペンで名前を書いた。
それを見ていた娘。ペンを貸してくれと言ったらしい。断られると、自宅内に取りに帰り、おもむろに「表札」に名前を書いたのだという。
ちなみに我が家には正式な表札はない。本来表札を設置する部分のステンレスプレートに、テプラで作ったローマ字姓が貼ってあるだけ・・色褪せて久しい。
そんなことは妻はつゆ知らず。
「表に名前書いてあるで」
「ナニよこれ!なんてことするの!」
激怒する妻。
「ちょっときなさい。どうして書いたの?」
娘。
「だって、英語じゃ分からないから」
「あれほどおウチに書いちゃいけないって#$%&☆!」
以降、妻と娘の口論が続く。しかも眠たい息子は機嫌を損ねて、家庭内はちょっとした騒ぎになる・・・。
妻が息子を寝かせに上がった後、ふてくされる娘から話を聞く。
「漢字、上手に書けるようになったな。お父さんの名前は書いてくれんかったんか?」
「だって書く場所ないもん」
「じゃあ、大きい紙をあげるからそこにみんなの名前漢字で書けるか?」
「うん」
「上手に書けたら玄関に飾るから」
「うん」
「その前に、表のマジックで書いた名前、一緒に消そか」
「でも、マジックやから消えへんで」
「ゴシゴシこすって消すんや」
落書き消しスプレーを吹いて、娘にタワシと布を渡して自力で消させる。本人は悪いことをしたと理解しているようだ。
祖父が名前を書いているのを見て、自分も同じことをしたい。
しかも漢字で書けるようになり、それを見せたかった。イタズラというよりも、単純な動機なのではないか。
しかも、母親の名前というあたりがかわいらしい。(いつも父不在の家だということがよくわかる;)
そして、漢字氏名だけでは飽き足らず、皆の顔も描いた。
でも、鉄道模型の車体に「ロゴマーク」でも書かれようものなら黙ってはいないでしょう。ワタシの場合・・・。
天賞堂のC62形蒸気機関車を砂場に持ち出して遊んでいる我が子(しかもトンネルあそび)に遭遇し、後日高熱にうなされたお父さんがいたという話があります。
「パパ、うちも漢字の入ったムサシに置いてあるようなやつ(表札のこと)してよ」
いいかげんテプラは卒業したほうがよさそうだ・・。
私も妻も自分の事には一生懸命だが、こういうところは適当。室内が散らかっても適当。「のめしこき」です。
さて、いよいよ明日はイベント「ままはんどくらふとまーけっと」です。
いつも不在の私は子守に徹する?ので、会場にはいないと思いますが、「ゆずの木」をよろしくお願いいたします。
今年は出世したらしく?伊勢屋本館にブースを構えています。
「Building Japan!」も再販ですよぉ。
仕事に追われ、すっかり更新が滞っていました・・。
今日18:30頃、帰宅すると祖母が立っていた。普段外に出てこないヒトが何事かと思いきや、我が家の門のほうを見ながら、目を細めて言った。
「あの子は面白い子やなぁ。マジック持ってきて自分の家の表札に名前書いたんや」
なんと、娘の字で、門柱の表札のステンレスプレート部分に妻のフルネームが記してあった。しかも拙い漢字で・・。
思わず笑ってしまった。
事の発端は、外に「飛び出し注意」の看板を設置したこと。あの子供型の看板。私物なので、父が油性ペンで名前を書いた。
それを見ていた娘。ペンを貸してくれと言ったらしい。断られると、自宅内に取りに帰り、おもむろに「表札」に名前を書いたのだという。
ちなみに我が家には正式な表札はない。本来表札を設置する部分のステンレスプレートに、テプラで作ったローマ字姓が貼ってあるだけ・・色褪せて久しい。
そんなことは妻はつゆ知らず。
「表に名前書いてあるで」
「ナニよこれ!なんてことするの!」
激怒する妻。
「ちょっときなさい。どうして書いたの?」
娘。
「だって、英語じゃ分からないから」
「あれほどおウチに書いちゃいけないって#$%&☆!」
以降、妻と娘の口論が続く。しかも眠たい息子は機嫌を損ねて、家庭内はちょっとした騒ぎになる・・・。
妻が息子を寝かせに上がった後、ふてくされる娘から話を聞く。
「漢字、上手に書けるようになったな。お父さんの名前は書いてくれんかったんか?」
「だって書く場所ないもん」
「じゃあ、大きい紙をあげるからそこにみんなの名前漢字で書けるか?」
「うん」
「上手に書けたら玄関に飾るから」
「うん」
「その前に、表のマジックで書いた名前、一緒に消そか」
「でも、マジックやから消えへんで」
「ゴシゴシこすって消すんや」
落書き消しスプレーを吹いて、娘にタワシと布を渡して自力で消させる。本人は悪いことをしたと理解しているようだ。
祖父が名前を書いているのを見て、自分も同じことをしたい。
しかも漢字で書けるようになり、それを見せたかった。イタズラというよりも、単純な動機なのではないか。
しかも、母親の名前というあたりがかわいらしい。(いつも父不在の家だということがよくわかる;)
そして、漢字氏名だけでは飽き足らず、皆の顔も描いた。
でも、鉄道模型の車体に「ロゴマーク」でも書かれようものなら黙ってはいないでしょう。ワタシの場合・・・。
天賞堂のC62形蒸気機関車を砂場に持ち出して遊んでいる我が子(しかもトンネルあそび)に遭遇し、後日高熱にうなされたお父さんがいたという話があります。
「パパ、うちも漢字の入ったムサシに置いてあるようなやつ(表札のこと)してよ」
いいかげんテプラは卒業したほうがよさそうだ・・。
私も妻も自分の事には一生懸命だが、こういうところは適当。室内が散らかっても適当。「のめしこき」です。
さて、いよいよ明日はイベント「ままはんどくらふとまーけっと」です。
いつも不在の私は子守に徹する?ので、会場にはいないと思いますが、「ゆずの木」をよろしくお願いいたします。
今年は出世したらしく?伊勢屋本館にブースを構えています。
「Building Japan!」も再販ですよぉ。